そうなんだ。

外国語で知ったこと。

しだれ桜   英語

2016-03-29 21:12:16 | 語学
今日は青空が広がり、暖かく、お花見日和でした。
駒込駅近くの六義園では、しだれ桜が満開とのこと。
タイミング良くパートも休みだったので、行ってきました。

徳川5代将軍綱吉の時代。
老中・柳沢吉保が綱吉から中屋敷として拝領した地に造った庭園です。 
六義園の名は吉保がつけました。
明治維新後は岩崎弥太郎の別邸となり、その後、昭和時代に東京都へ寄贈されました。

広い日本庭園は、造られた池やら山やらを1時間くらいかけて回ります。
私は途中にある茶屋で抹茶セット510円を頂いたこともあり
2時間近くも景色を楽しんだようです。

柳沢吉保にしろ、岩崎弥太郎にしろ
個人でこんな広い庭園を所有していたとは驚きです。
現在であれば、固定資産税の支払いで破産するでしょう。

お目当てのしだれ桜は満開で見事でした。
どうだ! とばかりに咲き誇る姿に感動しました。

私は英語の勉強とブログネタを得るために
常々、日本語パンフレットと英語パンフレットを貰います。
今回も両方頂きました。

しだれ桜は英語パンフレットによると

「weeping cherry tree」(ウィーピング チェリー ツリー)・・・しだれ桜

しかし、ウィーピングの意味は“垂れ下がる” ではありません。

「weep」(ウィープ)・・・《涙を流して》泣く ・ 悲しむ ・嘆く

なるほど・・・。
言われてみれば、しだれ桜の姿は美しいけれど悲しげです。
どうやら、英単語は日本語よりも一歩踏み込んだネーミングのようです。

直訳すると、“嘆き桜” でしょうか?  それとも“涙桜”?

ちなみに、しだれ柳は

「weeping willow」(ウィーピング ウィロウ)・・・しだれ柳

しだれ柳は、いかにも悲しげです。

なるほどね。

 


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倹約家   英語

2016-03-25 21:23:39 | 語学
ナビダイヤルをご存知ですか?
0570から始まり、何秒ごとかにいくらか課金される電話システムです。

パソコンのウィルス対策として、トレンドマイクロ社の商品を使っています。
契約更新を済ませ、操作で分からない点があったので
電話による問い合わせをしました。

最初に出た自動音声で、ナビダイヤルであること
40秒ごとに10円かかることの案内がありました。

不服ではありましたが、背に腹は代えられません。
オペレーターに教えてもらうことにしました。

ところが
オペレーターのお姉さんの話し方と対応がゆっくりなのです。
電話料金が気になってしかたありません。
しかも
パソコンを指示に従って操作しても、上手くいきません。
とうとうお姉さんが言いました。

オ 「お調べしますので、このままお待ちいただけますか」

ここで堪忍袋の緒が切れました(?)

私 「待っている間も40秒毎に10円かかるんですよね」

するとお姉さんが、あっさり言いました。

オ 「それでは、こちらからおかけ直し致します」

皮肉・嫌味は言ってみるものです。
しかし
それが出来るなら、なぜ待てと言ったのでしょう。
おそらく
オペレーターの方は、ユーザーが40秒ごとに10円払っているという
意識が全く無いのだと思います。

こんなことなら、最初に
「電話代が気になるので、てきぱきお願いします」
と言えばよかったと後悔しきりでした。

前回のブログのタイトルは “せっかち”でした。
私は自分のことを “せっかち” だと言いましたが
もうひとつ付け加えます。

せっかちでケチのようです。

せっかちでケチの人に、ナビダイヤルは適さないのです。

ケチと言っても、ケチには二種類あります。
ネガティブな意味で金払いが悪い。
ポジティブな意味で倹約家。

ポジティブな意味の英単語を取り上げます。

「frugal person」(フルーガル パーソン)・・・倹約家・節約家

言いなおします。

せっかちで倹約家の人に、ナビダイヤルは適さないのです。

ともあれ
ナビダイヤルで待たされそうになったら、
かけ直してもらいましょう。



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せっかち   漢字

2016-03-22 17:35:17 | クリーニング店
私が受付パートをするクリーニング店でのことです。

急いでいる風の男性が来店しました。
店内に他の客はいません。
受付カウンターから離れていた私に呼びかけます。

男 「ベスト。 ベストの引きとり」

私はカウンターに出て、「いらっしゃいませ」
引きとり伝票を受け取り、男性のベストを探しに奥に入ります。
男性がなにか言っています。

男 「混んでるんだね」

主語がないので何が混んでいるのかわかりません。
男性のベストを手にカウンターに戻ります。

私 「道が混んでいるんですか?」

男性があきれた顔します。

男 「この店だよ。この店」

・・・誰もいませんよ?

男性が言うには
昨日引き取りに来たら、店が混んでいたので帰ったそうです。
そして、今、再び取りに来たとのこと。

私 「それは御手間をおかけしました」

男性は満足気に帰って行きました。

他に客がいたとしても、待って5分くらいなのですよ。
しかし、少しも待てない“せっかち”な客がいます。
「散歩することしか用事がない」 と、
常々嘆いている人にかぎって、待てないのです。

せっかちを漢字で書くと 「急勝」(せくかち) なんです。
急(いそぐ)、と書いて、(せく)と読みます。

「急ぐ」(せく)・・・心がはやる・あせる・いそぐ
“気がせく” や “心がせく”

「勝ち」(がち)・・・しばしば~である
“くもりがち” や “遠慮がち”

「せっかち」・・・先を急いで、心が落ち着かないさま

せく + かち でせっかちなんですね。

実は、私も “せっかち” なのでした。
“せっかち” が “せっかち” を笑うって感じ・・・。


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ポンコツ   英語

2016-03-19 23:11:11 | 英会話教室
私が通う英会話教室で使用するテキストより。

仮定法の例文です。
私のつたない和訳で失礼いたします。

ケリーの両親は、娘がすでに20万マイル以上走行した
中古車を買った時、クレージーだと思った。
両親は娘に忠告した。 
もしそんな車を買ったら多くの問題をかかえるよ。

ケリーは両親のアドバイスに従わなかった。
そして従わなかったことを悔やんだ。
彼女が2カ月前にその車を買って以来、すでに7回も
修理屋さんに持っていかざるを得なかった。

ケリーは両親のアドバイスを聞けばよかったと思う。
If she had listened to them, she never would have bought such a “lemon”!

最後の英文の訳に挑戦して下さい。

あんな “レモン” を決して買わなかっただろう!

レモン?

話しの流れでいえば、車のことでしょうけれど・・・。

我らがイケメン米国人教師によれば
アメリカではポンコツ車のことを

“レモン” 

というそうです。
あのフルーツのレモンと同じ綴りで同じ発音です。

念の為、英和辞典を調べました。

「lemon」(レモン)・・・レモン・ 《米》欠陥車・ 《英》ばか者

アメリカでは、ポンコツ車のことを
イギリスでは、ばか者のことを
“レモン”と言うようです。

なぜ果物のレモンがこのような使い方をされるのか
米国人教師も知らないそうです。

おたんこナス
イモ姉ちゃん

の、たぐいなのでしょうかね?

とりあえず グローバル社会においては
“レモンちゃん” という呼び名はお断りしたほうがよさそうです。


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バディ   英語

2016-03-16 15:00:27 | 英会話教室
若い頃に一度だけ、スキューバー・ダイビングをしたことがあります。
ハワイでダイビングのオプショナルツアーに参加しました。
私には向かなかったようで、その後はやっていません。
視力が悪い事と耳抜きが上手く出来ない事。
鼻から息が出来ない恐怖心が原因だと思います。

ダイビングをする時は一人では潜りません。
“バディ” と呼ばれるパートナーと一緒です。

今までバディという言葉はスキューバーダイビング専用
だと思っていました。
ところが、アメリカでは日常使われる言葉だそうです。

私が通う英会話教室のイケメン米国人教師が
バディについて説明してくれました。

彼のつたない和訳によれば、
「おにいさん」
兄弟以外の男性に呼びかける際に使うそうです。

米 「Hey,buddy!」(ヘイ バディ)・・・やぁ、おにいさん

ニュアンスはわかりますが、日本語にすると少々変です。
一般の人はこの日本語は使わないでしょう。

喧嘩腰でいう時のフレーズには迫力がありました。

米 「Hey buddy! What are you doing? 」(ヘイ バディ! ワラユ ドゥイン?)
    ・・・・おい、にいさん! なにやってんだ!

友達という意味でも日常使うそうです。

米 「He is my buddy.」・・・彼は私の友人です。

この場合のバディは仲間・友人になります。

最後の英和辞典を引いておきます。

「buddy」(バディ)・・・《主に米口語》(男の)仲間・相棒・親友
                (男性への呼びかけ)おい君・あんた

ちなみに、呼びかけで
「Hey, guy!」(ヘイ、ガイ)
とは言わないのか聞いたところ、言わないと言っていました。


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