そうなんだ。

外国語で知ったこと。

スチール写真  英語

2018-09-29 21:06:57 | 映画
映画の完成披露試写会に当選したので、有楽町マリオンへ観に行ってきました。
主演俳優らの舞台挨拶に居合わせるのは、初めての体験です。

11月9日公開予定の「体操しようよ」。

司会のお姉さんが初めに客席に向かって言いました。

「皆さんによる撮影のお時間を30秒取らせて頂きますので、それまではどうぞスマホをしまって下さい」

撮影が許されるんですね。
公開番組等を観に行ったこともありますが、すべて撮影は禁止でした。

俳優陣が舞台に登場し、客席は盛り上がります。 気が付くと、私も舞台に向かって手を振っていました。
俳優陣の挨拶やトーク中も、私は30秒で上手く写真が写せるか気になってしかたありません。
とりあえずスマホケースを外して、スマホを身軽にしておきました。
万が一、ケースが閉じたりしてモタモタするといけません。

いよいよ撮影タイム。

司会 「皆さんはもう少しお待ちください。 まずは取材の方のスチール写真からです」

俳優さんたちは司会のお姉さんの指示にしたがって、正面・左右と体の向きを変えてポーズを取ります。
その後、客席後方のテレビカメラに向かって手を振ります。
まだぁ~!?

ようやく、私たちの番になりました。



草刈正雄さん、カッコイイでしょ?
スマホにしては、上手に撮れました。

ところで、スチール写真。
意味的には映画の宣伝・広告用に撮られた場面写真のことですが、スチールとはどんなスペルの英単語なのでしょうか。
とりあえず、広辞苑を引いてみました。
そこに出ていた元になる英単語は 「still」。

「still」(スティル)って、“まだ”っていう意味のですか?

英和辞典の「still」の解説冒頭の語義の展開に
“「静かな・静止した」から(状態があいかわらず)→ (依然として) → 「今もまだ」となった
と書いてあります。

「still」(スティル)・・・まだ・じっとして動かない・静止した

静止した場面写真から、「still photo」という言葉が出来て、日本語のスチール写真になったようです。
発音が (スティル) から (スチール) と微妙な変化を遂げていたので、ピンとこなかったのです。

なるほど。 「still 写真」なのですね。

舞台挨拶の最後に、司会のお姉さんが言いました。

「皆さん、今お撮りになった写真を是非 SNS にアップして下さいね」

なるほど。 そういうことですか。 良い宣伝になります。

この後、映画の上映を楽しみました。

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lol   略語

2018-09-24 10:38:40 | 語学
先日、友人ワンコのスマホのインスタ画面を一緒に覗いていたら
なにやら美味しそうな肉をジュージュー焼いている動画がアップされていました。
ワンコによれば、この人はいつも美味しそうな肉の画像や動画を載せているとのこと。
さっそく、私もフォローさせてもらいました。

ところが、この方は毎日毎日美味しそうな肉をアップするんです。
フォローして4日目、見ているだけで胸やけしてきたので、フォローをはずしました。

インスタを初めて、もうすぐ3カ月。
フォローワー 8 の フォロー中 7。
どちらも知り合いは、3人だけ。

厳選された(?)フォロー中に英語圏の人(私のイメージではカナダ)の“犬・猫”ものがあります。
ハスキー犬と猫の微笑ましい写真がアップされ、それほど動物好きというわけではない私でも、癒されます。
英語圏の人のインスタだけあって、コメントも全部英語です。
生の英語は、きちんとした文法を使っているとはかぎらないので、わからないこともありますが
犬や猫が可愛いということに関するコメントでしょうから、想像はできます。

昨日23日の投稿は、しっぽがフワフワの猫のRosie ちゃんが林の中で木に登っている写真でした。
いくつかのコメントに 「Happy first day of fall.」(秋の初めの日におめでとう もしくは 秋の幸せな初日) とありました。
日本でも昨日は秋分の日でしたが、こんな風な挨拶は素敵だなと思いました。

中には 「Spring in here lol」 というコメントもありました。

まずは、「lol」。
英文のSNS の中でよく見かけます。
日本文の (笑)や (w) と同じ意味で使われます。

「lol」・・・「laughing out loud」(ラッフィング アウト ラウド)・・・大きな笑い声 

このコメントは “ここは春 (笑)” と言っているのでしょうか?
最初は意味がわかりませんでした。

しばらくしてから、
このコメントした人は、南半球に住んでいる人なんではないだろうか? に、思い当たりました。
皆が秋の話題で盛り上がっているのに、自分の住んでいるところは春が始まったよ~。 それで (笑)。

グローバルですな~。

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アーユルヴェーダ  シンガポール4

2018-09-20 16:46:25 | 旅行
「そうなんだ ブログ」のカテゴリーに “ご朱印” を入れてある通り、寺社仏閣に興味があります。
シンガポールでは、イスラム教のモスクとヒンドゥー教の寺院も見学しました。

ヒンドゥー教寺院はリトルインディアにあるスリ・ヴィラマカン寺院を訪ねました。
日本ではヒンズー教について、何一つ知られていないような気がしますが
実は、身近だったのです。
大黒天・毘沙門天・弁財天・吉祥天などは、もともとヒンズー教の神様です。

寺院にいらっしゃった神様を何枚か撮影させて頂きました。





色鮮やかで、手がたくさんあって、表情が怖いです。(何か口にいれてますか?)

ところが
阿修羅や千手観音も、もとはヒンズー教の神様だったそうです。
そう言われてみれば、共通点があります。

お釈迦様もインド辺りの出身ですが、ヒンドゥー教の神様の一人ということになっているようです。

これらは、帰国後に調べて知ったことです。
行く前に知っていれば、神様の像を探す楽しみもあったと少々後悔しています。

さて、もうひとつ興味をもったのは、アーユルヴェーダ。
インド・スリランカに生まれた、5000年の歴史ある健康法で、いわゆる「予防医学」です。

サンスクリット語とされている(アーユルベーダ)の文字をコピーして、グーグル翻訳に貼り付けたら
原文の言語はヒンディー語とでました。 この言葉はヒンディー語に受け継がれてるようです。

「आयुर्वेद」(アーユルヴェーダ)・・・アーユルヴェーダ

「आयुस्」(アーユス)・・・年齢  ヒンディー語
「ஆயுள்」(アーユル)・・・生命  タミル語

ヒンディー語では年齢と訳されますが、同じインドのタミル語では、アーユルは“生命”と訳されます。
これは、生命を取らせて頂きます。

「वेद」(ヴェーダ)・・・ヴェーダ

これは和訳にヴェーダと出てしまうので、本を参考にすると“真理”や“科学” と訳されるようです。
“アーユルヴェーダ”で “生命の真理” “生命の科学”。

インド人街のドンキホーテのようなお店で(ごちゃごちゃしている)、アーユルヴェーダの石鹸をお土産に買ってきました。
そこでは気にならなかった白檀の香りが、日本で嗅ぐと強い強い。
しかし
この香りは瞑想時にも用いられる、気を落ち着ける香りだというので
就寝時に枕元に一つ置いて寝ています。(箱に入れたまま)
気のせいなのか、偶然なのか、よく眠れています。


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マーライオン シンガポール3

2018-09-16 11:59:58 | 旅行
シンガポールの映像でまず使われるのは、マリーナエリアのマーライオンの像です。
シンガポールで開かれた米朝会議のニュース映像でも、必ずこのマーライオンを含む風景が映し出されていました。



シンガポールを訪れた旅行者は必ずこのマーライオンをバックに写真をとります。
ガイドブックには、マーライオンと記念写真を撮るにあたってのアングルが紹介されています。

マーライオンの吐き出す水を、自分の口を大きく開いて直接飲んでいるかのような構図。
マーライオンの吐き出す水を両手でキャッチしてるかのような構図。
マーライオンを手のひらに乗せているかのような構図。

ちなみに私は、マーライオンの吐き出す水を帽子で受け止める構図に挑戦しました。
これが思ったよりも大変でした。
夫に撮影させた写真に対し、何度もダメだしをして、ようやくまぁまぁ納得いく写真が撮れた次第です。
ずいぶん時間がかかってしまいました。

しかし、
このマーライオンは見れば見るほど、不思議な像です。

今日はこの「マーライオン」というネーミングの由来についてお話します。
まずはなぜ、ライオンなのか?

前回シンガポールの公用語は英語・マレー語・中国語・タミル語の4つだと紹介しました。
マレー語はお隣のマレーシアでも話されている言語です。

マレー語でライオンのことを

「singa」(シンガ)・・・ライオン

もともと国名のシンガポールはマレー語で “ライオンの町” の意味だそうです。
それでライオンの像を象徴としているんですね。

「マー」はフランス語だそうです。

「mer」(メる)・・・海

フランス語の発音で平仮名の“る” は、日本語には無い音です。 
ですから、メル といった発音にはなりません。

「マーライオン」は「海のライオン」と訳すことになります。
「海のライオン」だから半分魚なのですね。

このマーライオンの姿はお土産としても大活躍です。
チョコレート・Tシャツの図柄・置物・キーホルダー

老母への土産に、マーライオンのチョコレートとクリスタル風のミニマーライオンの置物(200円くらい)も買いました。
この置物は母のイメージするシンガポールそのものなので、喜んで飾ってくれています。

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ジャラン  シンガポール2

2018-09-13 21:57:28 | 旅行

四日間のシンガポール観光で大活躍したのは、
地下鉄とバスが三日間乗り放題のツーリストパスです。

地下鉄の利用方法は日本と同じなので簡単ですし、ホームドアは完璧です。



車内の非常口表記は四か国語で、英語・中国語・マレー語・タミル語。




バスの利用方法は日本と違います。
同じバス停に異なる行先表示のバスが来るので、乗りたい人は日本でタクシーを拾う時のように
バスに向かって手を上げます。合図をしないと停まってくれません。



バス停名の車内放送もない車中で、降車ボタンを押さなければならないのは少々不安でした。
とは言え、二階建てバスの上階の先頭席は座ってみる価値があります。

今回の「そうなんだ 外国語」は、マレー語の紹介です。 
マレー語はマレー半島周辺地域で話される言葉で、マレーシア語やインドネシア語を含みます。

旅の予約サイトなどで「じゃらん」という名前を聞いたことがおありでしょう。
この「じゃらん」という単語は、マレー語でした。

グーグル翻訳では

「jalan」(じゃらん)・・・道

と訳されます。
シンガポールに暮らし始めた息子によれば、「行く」という意味も持っているようです。

マレー語をひとつ覚えました。





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