そうなんだ。

外国語で知ったこと。

フレー   英語

2013-10-30 13:00:00 | 語学
フレ~、フレ~、わ・た・し。
頑張れ、頑張れ、わたし。 頑張れ、頑張れ、わたし。

“頑張れ”は日本語ですが、 “フレー” は何?

英字新聞のエッセイの冒頭が

「Hurray!  The 2020 Olympics are coming to Tokyo!」

で始まり、出だしの単語 「Hurray」 の読み方が解らなかったので
電子辞書にて発音を聴きました。

「hurray」(フレー)・・・万歳

(フレー)と発音するのですね。

えっ? 一行目に書いた応援の “フレー” って、この英語なの?
紙の辞書には、例文も出ています。

「Hurray for the Queen!」(フレー フォー ザ クイーン)・・・女王万歳!

いや~、でも、日本で使う(フレー)の意味は、“ばんざい” とは
少々違いますよ。
それでは、広辞苑を見ましょう。

フレー[hurray]・・・「ばんざい」「愉快」など、歓喜・賛成の意を表す発声。
            我が国では「奮え!」の意味に用いて、スポーツの応援に
            叫ぶ。

そうですよ。 「奮え」ですよ。 その意味なら、しっくりきます。
応援団の人達のエールが

「ふぅるぇ~、ふぅるぇ~」

って聴こえるのは、「奮え」 と言っていたからなのかもしれません。 
カタカナで書くから、紛らわしいですけれど、
一行目の「フレー」は、英語の “万歳! わたし!” ではなく、
日本語の “奮え! わたし!” です。
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混血   英語

2013-10-28 13:00:00 | 語学

すべてのハーフの人達、とはいかないのでしょうけれど、
お顔の作り・スタイル等、羨ましいかぎりです。
最もあやかりたいのは、苦労せずにバイリンガルという点です。

敬称略させていただきます。
滝川クリステル → 美人でフランス語もペラペラ
トリンドル玲奈 → 可愛くてドイツ語もペラペラ

そして先週、 バラエティー番組『しゃべくり007』に出演した
長谷川潤 → 美人モデルで英語もペラペラ

彼女は中国系アメリカ人と結婚して、現在ハワイ在住だそうです。
彼女は最近産んだ赤ちゃんに日本語で話しかけ、 中国系の旦那は
赤ちゃんに中国語で話しかけ、夫婦間の会話は英語だそうです。
この赤ちゃんは、自然に3カ国語を身に付けるのでしょう。

いいなぁ~。

英字新聞『Asahi Weekly』のに、“変な英語修理します” 
というアメリカ人のコラムがあります。
その英文中に 

“私がとても困惑させられたのは、初めて来日した時に、混血に見える人が、「I'm half.」と私に言ったことです。 彼が何を言おうとしてるのか、全然わかりませんでした。” 
《つたない和訳にて失礼致します》

この回のタイトルは 『彼はニューハーフなんです』で、“ニューハーフ”
の単語は、英語の圏の人々に通じないという内容。
そのハーフつながりのこの箇所に、興味を持ちました。

念の為、(ハーフ)をカタカナ新語辞典で引いてみます。
案の定、“混血” の意味で使うのは和製用法となっていました。

そうなんだ・・・。

文章は次の様に続きます。

“彼は 「I'm half Japanese and French.」
 のように、言うべきだった” 《同上》

なるほど。

“ハーフ” は、一般的に通じる外来語です。 
我々にとって、具体的に“どこ人”とのハーフかは次の段階の興味です。
その上、本来の日本語 “混血” という言い方は、失礼だと感じる人も
いて、英単語 (ハーフ)を使ってますから、当然英語圏で通じないとは
思っていません。
コラム中の “混血” にあたる表現は

「mixed race」(ミックスド レイス)・・・混血

になっていました。 

「race」(レイス)・・・民族・人種

たしか、長谷川潤も番組中に 「ハーフ」 という和製語を使っていました。
いくら日本在住とはいえ、英語ペラペラの人が使っているのを聞いたら、
私達、通じないとは思いもしませんよね。






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グラマー   英語

2013-10-25 13:00:00 | 語学
医大を目指す近所の男子浪人生と、路上での挨拶ついでに
二言三言、言葉を交わしていて思い出しました。

私が、ピチピチの大学生だった頃の話。
新入生が受ける、大学校内で行われた健康診断時の事です。
身長・体重から心電図検査まで、関連医科大学の学生が白衣を着て
行っていました。

今から思うと、我が大学が医大にお願いしていたのか、
医大が医学生の練習の場として、我が大学にお願いしていたのか
定かではありません。

我が大学も圧倒的に男子が多い状態でしたが、実習医大生も
男子が多かったのを覚えています。

ご存知でしょうか・・・。
心電図検査では、ベッドに仰向けに寝て、身に着けていたローブの前を
肌蹴て、心臓辺りの肌の数か所に、吸盤のようなものを装着します。
メガネをかけた男子医学生二人が、真面目な顔をして、私の心臓辺りに
装着し始めました。

自慢ではございませんが、わたくし相当グラマーでした。

日本でグラマーというと、胸の豊かさだけを指しますが
英語では違います。 しかし、上の一文は日本語的意味で使っています。

「glamour」(グラマー)・・・《うっとりさせる》魅力・魔力・性的魅力

検査が終わると、吸盤を外し終わったあとのベタベタした部分を
医学生がぎこちない手つきで、タオルで拭き取り始めました。
先ほどと同様に無表情 プラス 無言にて・・・。。
これには、10代後半の私としては、恥ずかしく思いましたが
医療は神聖なもので、“恥ずかしがる方がどうかしている” と
自分に言い聞かせ、じっとしていました。

しかし、その場は納得したものの、学食で友人達に会うなり

私 「医者の卵とはいえ、見知らぬ男子に胸を拭かれるのは嫌だよね!」

と言うと、友人たちは皆、驚いた顔をしました。
そして、それは違う意味の呆れ顔だったのです。

女 「信じられな~い。 よく男子に胸見せたね」

・・・どういうこと?

部屋を覗き覗きして、女子医学生が検査医となっている部屋を
探し当て、受けたとのこと。
さらに、友人男子らが言うには、

男 「自分で拭かされたぞ」

男 「俺はベタベタのまま、追い出された」

私の胸を拭いている時に、秀才顔の下に別顔を隠していたのか?  
はたまた、患者様に喜ばれる(?)丁寧な処置がモットーだったのか?

今となっては不明ですが、前者であろう場合、
猛勉強をしている医学生へ、それほど勉強していない女子大学生
からの御褒美だったということで・・・。
現在は自分の中で、折り合いが付いています。

近所の彼も医大生になったら、こういう研修するのかな。








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ツェーの音   ドイツ語

2013-10-21 13:00:00 | 日記
我が家の若いもんの洋間6畳弱では、床面積の2/3をヤマハの
グランドピアノが占めています。 寝具を敷くには、鍵盤の下辺りに
足元を潜り込ませる感じになります。

大きなピアノをどのように、この部屋に入れるのか疑問でした。
窓は半窓ですから候補からは外れ、残るは77センチ幅のドアのみです。
どうやったって、無理でしょ・・・。

な~んだ。 そうなんだ。

グランドピアノは脚の部分が外れるんです。 脚を外して胴体を立てれば、
ドアから入れられます。 部屋の中に運び込んでから組み立てるのです。
単純なことなのに、それまで脚の無いピアノを想像できませんでした。

長時間弾くからなのか、力が強いからなのか、弦が切れるので
年一度の調律はかかせません。
今回は前もって、依頼人から

「上から2番目のツェーの弦が切れてるって言っておいて」

と調律師さんへの伝言を頼まれました。
ツェーの音。 クラッシック音楽をたしなむ人が使う、元はイタリア語の
“ド” の音のことで、 英語で “シー” ドイツ語読みで “ツェー”。

「C」(ツェー)

そこまで音楽に造詣が深くない私は、 わざわざドイツ語を使ったことが
ありませんでしたが、調律師さんにはそのまま伝えました。

私 「上から2番目のツェーの弦が切れてます」
調 「わかりました。 弦を持って行きます」

この “ツェー” というドイツ語をさらり(?)と使ったことで、 
芝居を演じきったような、 うれし恥ずかしの不思議な気持ちに
なったんです。
どんな役をこなしたかと言うと、
・・・クラシック音楽に深く関わっている。 もしくは、 関わっていた。

ふふふ・・・。 ちょっとセレブな感じじゃありません?

これからは、“ド” と言えば済むところを、“ツェー”って
言っちゃいますよ~。



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レコメン   英語

2013-10-18 13:00:00 | クリーニング店
暑いですね。 寒いですね。 風が強いですね。 降りましたね。

天気の話題は、会話の基本中の基本と言ってもよいでしょう。
台風明けの昨日は、クリーニング店での受付仕事中も、何度となく

「昨日の台風で大きな被害を受けた所は、お気の毒でしたよね」

と、入れ替わりで来店するお客さんと同じ話を繰り返していました。
そんな中、アラウンド60の婦人が、台風の朝6時半に出勤の御主人
を歩いて駅まで送って行った際の、ひどい雨風について話だしました。
住所から察するに、駅まで2・3分の距離ではありません。

台風の中、何故わざわざ徒歩で従ったのか不思議です。

運転できない奥さんは、駅で御主人が履きかえた長靴とレインコート
を持ち帰るために、暴風の中、徒歩でついて行ったそうです。

エラい・・・。
エラ過ぎる・・・。

そう言えば、この異常に暑かった夏にも同じ感想を持った一コマが
この奥さんに対してありました。

奥 「この暑い中、夫がゴルフに行っているんだけど、帰って来るまで
   心配で心配で・・・」

偶然にも同日、我が連れ合いも遊びでゴルフに行っていたのですが、

私 「この暑いのに、バッカじゃないの? 一度倒れろ!」

と送り出していたからです。 もちろん私の場合、言葉同様に
夫の体調は、それほど心配していませんでした。
具合が悪くなりそうなら、休憩するだろうし中止するだろうし・・・。

この奥さんはご主人より年上で、私は夫より6歳下です。
互いの夫の年齢は大差ないでしょう。
もしこの辺りの夫婦間の年齢差が関係しているのなら・・・。

我が息子には、年上の奥さんを薦めます!!!

「recommend」(レコメンド)・・・薦める

そういえば、旅行会社OL時代に

「レコメンを用意する」

という使い方をしていました。 これは海外査証(ビザ)を申請する際に
必要な英文書類の一つです。
この期に及んで調べてみると、正式には(レコメンデーション レター)で
和訳は“推薦状” でした。

それで、レコメンね・・・。
当時は言葉に対する興味が薄かったようです。










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