自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

レモンの収穫

2019-11-27 | 日記

11月27日(水)。しごとは休み。

毎年今頃になると,レモンの収穫の話題に触れます。それだけ我が家ではレモンを大切に育て,レモンからの贈り物である果実をこよなく愛しています。生り年はたくさん生るのでたくさんの方にプレゼントします。生らない年もなんとか,すこしでもお分けできないかとあれこれ思案します。昨年はさっぱりダメで,困りました。

今年はたくさん生っています。いわゆる"生り年"にあたります。ありがたい限りです。

 

近寄ってみます。

 

木の内側です。

 

レモンの木は若木も入れて,三本あります。どの木も,今年は果実が付いています。うれしい限りです。

今日の収穫数は一本の木で200個。霜が降りると,生ったままの果実は水分が減っていきます。幸い,まだ霜は一度も降りていません。これから収獲を急ぐことになります。

 

 


スッポンタケと昆虫(3)

2019-11-27 | 生物

しばらくそこで観察を続けていると,大きめのハエが近くにやって来てフユイチゴの葉にとまりました。明らかに臭いに引き付けられて訪れた様子。わたしが動いてもそこから去ろうとはしません。

 

 

 イエバエなのでしょうか,クロバエなのでしょうか。

 

近づいてみました。懸命に摂食中。こちらに気が付いていない模様。 

 

イエバエかニクバエが現れました。 

 

時間をおいてから見てみると,やっぱり同じハエのなかまが。同一個体なのかどうかは不明です。 

 

複数のハエがいて,こんなふうにくっきりと写せました。ネット情報を見ていくと,ハエが群れている場面がありました。よほど強烈な臭いを放っているのでしょう。ハエがいる環境であれば,そういう場面を見かけることはそうむずかしくなさそうです。

 

せっかくなので,次回は接写写真をご紹介します。 

 


"魚露目"でパチリ (9) ~ハバビロカマキリ(続々)~

2019-11-26 | 昆虫

しばらく経ってから見ると,空には雲が! 

雲の浮かぶ秋空を背景にして撮ると,雰囲気がまったく違ってきます。わたしはこの方が季節感が感じられて好きです。

 

うんとレンズに接近。カマキリはなにを思ってるのでしょうか。

 

ちょっと頭をひねり気味。

 

鎌を上げました。

 

前脚の先はレンズの縁に引っ掛かっています。 

 

カメラに乗り移って来そうな勢いです。 

 

 

なんだか凛々しく見えます。

 


今頃,カマキリの初齢幼虫が

2019-11-26 | 昆虫

寒くなるにつれ,昆虫たちが次々と姿を消していきます。

朝,ダイコンを採りに畑に行ったときのこと。ブロッコリーに被せたネットの上に,小さな小さなカマキリの幼虫が一匹。カマキリはもう姿を消す頃なのに,こんなに小さな幼虫がまだいただなんて。驚いて,家からカメラを持ち出して撮ったのが下写真です。なかなか元気そう。

 

一匹いるということは,同じ卵鞘から生まれたカマキリが近くにいるかもしれないということです。そんなふうに思いつつ探してみましたが,それは見つかりませんでした。今頃に孵化して,これから成長するなんて,ちょっと信じられない話。

自然はじつに多様。そこがおもしろい! 

 


スッポンタケと昆虫(2)

2019-11-26 | 生物

翌日行ってみると,スッポンタケに変化が起こっていました。

 

傘の部分が崩れかけ,根元の方に大きめの穴が一つ。やはり一日で大変化するようです。

 

情報で得たとおり,昆虫がいました。お馴染みのツマグロキンバエが一匹です。嗅覚が相当によさそうです。近接撮影をしましたが,出来は証拠写真程度です。

 

撮影中に別の小さなハエが現れました。あまりにも小さいのでピントをしっかり合わせることができませんでした。これも証拠程度です。

 

 

スッポンタケの臭いは大したことはありません。

 


"魚露目"でパチリ (8) ~ハバビロカマキリ(続)~

2019-11-25 | 昆虫

また,ブロック塀でハラビロカマキリと出合いました。この日はばっちりと晴れ渡っていました。

 

レンズに関心がありそうな。

 

ぐっとこちらを見ています。

 

なんだか覗き込んでいるみたい。胸も腹も頭に隠されてしまいました。 

 

姿勢を正して,堂々としています。

 

やっぱり晴れていたら,写真の風景がくっきりします。

 

 


スッポンタケと昆虫(1)

2019-11-25 | 生物

H公園にて。

山裾でスッポンタケを一本見かけました。草に隠れていたので,見つけたのはラッキーでした。じつはスッポンタケを見たのは初めてです。キノコについてはまったくの素人なので,気になるときは本で調べるほかありません。

このスッポンタケについては写真では存在を知っていたものの,この日見てパッと名前が浮かんで来るほど記憶があったわけではありません。本を出して調べている中で,確かにスッポンタケであること,そしてその特徴がたいへんユニークであることが実感として伝わってきたという次第です。

一連のその流れを辿ってみます。

昆虫の姿を求めて山麓の草の中を歩いているとき,ノイチゴの大きめの葉の間から白っぽいものが見えました。こういうときは「何だろうか」と思い,確かめる習慣がついています。それで,とりあえず傍によって確認。これが発見に結び付きました。

 

このキノコの特異性は臭気を放ってハエ類を招き,胞子を付着させて分布域を広げること,また伸びてから一日でドロッととろけたように崩れてゆくことにあるらしいのです。

それでわたしは,それらが事実か確かめてみることにしました。

まず臭いを確かめました。鼻を近づけると,確かにほんのりと臭いました。しかし,情報から得たような“臭気”というほどのものではありません。これをハエのなかまが遠くで感じとるとすれば,まことにすごいとしか思えません。

あとは翌日を待つことに。

 


"魚露目"でパチリ (7) ~キアシナガバチ~

2019-11-24 | ハチ

キアシナガバチが地面を歩いていました。なんだか弱っているみたい。寒くなって来たので,からだが動かないようです。間もなくいのちを終えると思われます。

 

脚を上げて,こすり合わせました。

 

そのあと,翅を広げ気味にして歩いて行きました。もう飛ぶ力は残っていないのでしょう。

 

もうすぐ昆虫たちに冬が訪れます。  

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(68)~ヤマトフキバッタ~

2019-11-24 | 昆虫

仕事場にて。

11月16日のこと。犬走りにフキバッタがいました。ここでフキバッタに合えるとは思ってもいませんでした。後脚腿節の下側がピンクなので,ヤマトフキバッタと思われます。

 

それでしっかり画像記録をしておくことに。

 

翅は退化して短くなっています。跳ぶことができても,飛ぶことはできません。気温は低め。動きは鈍く,撮影は容易。 

 

そのうちにピョーンと跳んで草地へ。腹部がずいぶん反り返っています。糞をした直後です。 

 

それにしても,うれしい出合いでした。 

 


"魚露目"でパチリ (6) ~モンキチョウ~

2019-11-23 | モンキチョウ

更地に黄色いチョウが舞い降りて休むのを目撃。キタキチョウかなと思いながら確認。キタキチョウでなくモンキチョウと判明。近づいて行くと,さっと舞い上がりました。

そうして,近くの地面に舞い降りました。急いで"魚露目"を持って来て撮影開始。すると,パッと舞い上がりました。

追って行くと,また地面に降りました。今度は近づきながら撮影。これがそのコマです。

 

もっと近寄ろうとしたら,舞い上がりました。残念! というわけで,今生きているモンキチョウを画像記録することができました。