自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

小さな生きものたちの3月12日

2016-03-13 | 日記

3月12日(土),昼過ぎ。ウォーキングをしているとき,わたしの脇にやって来たのがモンシロチョウ。今春ニ度目の目撃です。1回目はどこにも降りずにさっさと飛び去りました。それで,今回はなんとか撮影したいと思い,行方を目で追いました。

土手や畦の上をゆっくり舞い続けました。花を探しているようでもあり,そうでもなさそうであり,といった感じの飛び方でした。一瞬草に降りたので,急いでそこに行きました。しかし,舞い上がりました。「もう一度降りてほしい」と願っていると,間もなく姿が草に隠れて見えなくなりました。「降りたんだ」。そう思って,慎重に近づいて行くと……。

いました,いました。近寄って行きながら,シャッターを何度か押しました。そうして,おしまいに撮ったのが下の一コマ。枯れ葉にとまって翅を休めているように見えます。

 


写した直後,チョウは舞い上がって行きました。ラッキーなひとときでした。

春を迎え,カラムシの群落では芽生えが始まりました。これはアカタテハの幼虫の大好物。あと一カ月もすれば,葉に産付された卵を観察できるでしょう。

 
歩いていると,伸びたツクシが目に入りました。ずいぶん大きくなっているので,びっくり。


足元の生きものたちは春の訪れを感じとっています。その生きものたちから,今,早春の確かな匂いが届いています。早春の匂いは気持ちを引き締めてくれます。

  


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