4月17日(月)。公園のタンポポ広場に出かけました。そこでたのしい出会いがありました。
広場で撮りたかったのはタンポポ。タンポポを主役にした風景写真です。惜しいかな,花の最盛期はとっくに過ぎて,綿毛をすっかり飛ばし終わった花茎がたくさん。それでも花が残っていたのは幸い。
できれば公園を訪れた人を環境に取り込んで写したいなあと思いました。
待っているとちょうど前を人が。
花は地面近くにあります。それで地面にしゃがんでファインダーを覗き込んでいました。そうしたら,わたしが何を写しているのかとふしぎそうに近寄って,声を掛けて来られた方があります。
接写で,周りの環境を取り込んで写していることを伝えると,「おもしろい! どんな写真なのか見せて」とおっしゃいました。撮ってお見せすると,「こんな写真を撮っていると,わくわくした気持ちが止まらないでしょう」とびっくり気味。
「それじゃ,モデルになってそこを歩いてみてください」。そういうと,そのとおりにしてくださいました。写真をお見せすると,「すごい!」のひとこと。
話を聞いていると,そのかたもまた接写を中心にして花を撮影してあちこち行っていらっしゃるとか。
そのときベニシジミが飛来して,すぐ傍の枯れ葉に舞い降りました。そっと近づいてパチリ。「こんなふうに撮るんです」といって,お見せしたのが下写真です。でももっと近づきたかった! なにしろ,チョウの目になったつもりで周りを見渡すのですから。
翌日同じ場所を通ると,きれいに草が刈り取られていました。「ほっ,この昨日はラッキー!」「なぜ,これだけの草丈で刈り取るのかな」「ほかで,もっときれいにしてほしいところがあるのに」。