ホトケノザの群落で,ウリキンウワバの幼虫を見かけました。ホトケノザはどうもカビが生えているようで,群落全体が白っぽくなっています。そのうちの一本の茎の先端付近にちょこんと取り付いて葉を食していました。
初冬,卵はあちこちで見られたのですが,無事に成長してきた個体はずいぶん少ない気がします。
よく観察していくと,ほかにも昆虫が見つかりました。アシナガヤドリバエのなかまです。葉に付着している餌を舐めていました。ハエは,場所を選ばずいろんなところに現れます。そのたくましさは見事なものです。
ガガンボがとまっていました。どうやらミカドガガンボのようです。 長すぎる脚を巧みに引っ掛け,上手にぶら下がっていました。何をしていたのでしょう。
3種の昆虫をタイミングよく写せました。ほかにヒメヒラタアブも吸蜜に訪れていましたが,とても敏感で,パッと逃げられてしまいました。