午前1時33分。どういう格好で蓋を押し上げているのかと思ってしまいます。蓋の蝶番に当たる部分に顎があります。大きく開いた部分,つまり向かって右側に頭頂部があります。頭の上で押している感じです。
力を入れて蓋を上げます。側単眼が現れました。
次に顎が見えかけました。
「出たー!」。そんな感じです。
午前1時37分。頭を大きく出しました。すっぽり!
からだをねじるようにして出ようとします。
着地!
午前1時41分。 もう大丈夫。初々しい体色です。
午前1時44分。このページの推移だけで10分余り。
これが誕生物語です。この後は卵殻を食べるのです。それは次回に報告します。