前蛹寸前の終齢幼虫の様子を観察していました。それが前蛹に変化するのをじっと見ているだけの時間はないので,とりあえず経過写真を撮っておくことにしました。
それが前蛹になりました。下写真はそれです。上部に帯糸があります。これでからだを保持しています。
1時間後に見ると,蛹になっていました。
これをアップで写しました。透明感が漂っているのは蛹化後間もないからです。
さらに時間をおくと,蛹らしいからだになってきました。
下写真中の個体は外観が小石に似ています。この体色は保護色の意味合いがあるのでしょう。
こういう例で羽化までを見届けられたらよいのですが,なかなかむずかしいことです。