ハゴロモはカメムシとかセミとかのなかまです。ハゴロモの成虫はたまに見ることがありますが,幼虫となると小さいのでほとんど気がつきません。見た目が真っ白なハゴロモの幼虫がイチゴの葉にいました。あとで調べると,どうやらオオシラホシハゴロモのようです。
腹部の先にもじゃもじゃっとした毛の塊を付けています。なんともふしぎなすがた。
毛は腹端から束になって生えているといった感じです。ときどきぴょーんと跳んで移動します。遠ければ50cmぐらい跳びます。体長が10mmもないのにたいした跳躍力です。ざっと体長の50倍を軽々と跳ぶのですから,まったく驚きです。
写真に収めたことがないのでがんばって記録しました。
真正面からも。
地面に移動。ぐっと近づいて撮りました。
じつにふしぎなすがたの昆虫がいるものです。
毛の役割って何なのでしょう。これによって外敵の目をかく乱するつもりでしょうか。からだをより大きく見せる作戦でしょうか。