4月26日(金),夜。
生まれるときの兆候は,口元の動きが激しくなること。とにかく盛んに口を動かします。
そうするうちに殻の一部が食いちぎられ,破れます。
ゆっくりした動きなのですが,30分もするともうここまで来ています。観察には油断が大敵です。
頭を出してからの動きの速さは個体によって異なります。頭部を出したまましばらくじっとしている個体もあれば,すみやかに出始める個体もあります。写真の個体は後者の例です。ですから,ピント合わせをさっさとしながらシャッターを切らなくてはなりません。
すくなくとも口元と目をシャープにとらえなくては,画像としては今一つです。深度の浅い被写体で本記事程度の画像が得られればまずはよし,でしょうか。