自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キタキチョウ,孵化へ(4)

2024-05-01 | 昆虫

4月26日(金),夜。

生まれるときの兆候は,口元の動きが激しくなること。とにかく盛んに口を動かします。

 

そうするうちに殻の一部が食いちぎられ,破れます。

 

ゆっくりした動きなのですが,30分もするともうここまで来ています。観察には油断が大敵です。

 

頭を出してからの動きの速さは個体によって異なります。頭部を出したまましばらくじっとしている個体もあれば,すみやかに出始める個体もあります。写真の個体は後者の例です。ですから,ピント合わせをさっさとしながらシャッターを切らなくてはなりません。

 

すくなくとも口元と目をシャープにとらえなくては,画像としては今一つです。深度の浅い被写体で本記事程度の画像が得られればまずはよし,でしょうか。

 


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