自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

イモムシの受難

2014-05-01 | マンサク

葉の裏にいたイモムシのその後を見ようと,たまたま確認に行くと,びっくり! ハチが近くの枝にいて,すぐ脇に肉片が付いていたのです。もちろん,あの幼虫の色をしていました。

「ははーん,イモムシがハチにやられたな」と思い,ハチがいなくなってから観察しました。 

 
肉片は一部が残されているだけ。葉を調べても,幼虫はいません。やはり被害に遭ったようなのです。


ハチは巣作りをしながら,自分の幼虫のために餌をハンティングしてきます。見ていると,肉団子を抱えて巣に帰ってきます。つまり,ここマンサクの木はハチの餌場になったわけです。

ハチは,葉の裏を調べて幼虫を見つけたのでしょう。見つけた後は,もう簡単なものです。被害者になった幼虫には気の毒ですが,自然の摂理というものはそういうものだと諦めるほかありません。

わたしはこの幼虫の正体を見届けたいと思っていたのですが,それは叶いませんでした。 

 


最新の画像もっと見る