自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カキ,合体花

2024-06-01 | 植物

外見上,ふつうの形質と異なった形態を持っている植物の場合,“変わり種”といっても許されるでしょう。変種とまでいかなくても,一般的なすがたと違っていれば稀で特殊な事例として,このことばを適用してもよさそうに思います。

このカキの雌花もその例の一つです。雌花が二つ合体したすがたをしています。子房が二分されているのでなく,花二つが合体しているのです。これはきわめて稀な例です。わが家のカキの木で見つけました。

 

このまま成長し続けたらおもしろいなあと思っています。一つの実をつくる養分が二分されると考えると,実は小さめになるのかもしれません。

 

さて,結果はどうなるでしょう。とにかく花が落下しないようにと願っています。

 


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