自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

クロヒラタアブの卵(続)

2023-11-18 | 昆虫

アブラムシの群れの中にあった卵のことなのですが,見ると,影も形もなし。孵化の兆候が見当たらなかったので,これはどうも落下した可能性があります。残念!

しかたなく,近くのアキノノゲシの茎で別の卵を探しました。すると,幸いなことに一つ見つかりました。これはどうも近く孵化しそう。中が少し黄色っぽくなっています。さっそく全体像を超接写で撮りました。

長さ1.1mm,直径0.35mm。表面に小さな突起がびっしりと並んでいます。

 

やがて右端の穴を破って幼虫が出てきます。

 

一日経った卵です。底部が凹んできました。

 

さらに一日が経ちました。外観は変わったようには見えません。しかし内部では孵化に向けた準備が確実に進んでいます。

 

撮影できるかどうかわかりませんが,とにかく注意しておくことにします。