池の泥上をなにかが動いていきました。小さくて正体がよくわかりません。とっさに思ったのは,もしかするとアメンボかなということ。
それでカメラで覗いてみました。そうしたら,コハンミョウだったのです。
この脚の長さ。そしてスタイルを見ると,いかにもこうした湿地を歩くのにぴったりといったふう。口がすごい! これで獲物でも捕らえていたら文句なしにスゴイ!
なんともスマートな!
小さな小さなハンミョウです。コハンミョウという名にうなずいてしまいました。
泥も環境です。池の淵はまるで陸の干潟。そこを活動の場とするこうした生きものがいるのです。