畔で,羽化後間もないクサキリを見かけました。他のバッタのなかまと同じように,羽化直後は薄い青色を感じる初々しい姿をしています。緑の葉の間で,そのような虫の存在を認めるのは容易なこと。といっても,なかなかお目にはかかれませんが。
長い触角は生き延びる必需道具。
先の尖った頭部はクビキリギスなどと同じ特徴です。
朝露で濡れながら歩いて行きました。
まったく偶然に撮影できました。探そうと思っても見かけるものでなありません。いつもなにかしら関心を持ち続けていると,なにかの出合いがあります。ただその一つに過ぎませんが,思いがけない場面に出くわすとうれしいものです。