夕方のこと。むらの名アマチュアカメラマンであるヨッさんから電話がありました。「庭のミカンの木にハチが巣を作っていて,横にアゲハの幼虫がいるで。撮ってないか」と。
さっそく行って撮ったのが下写真。コアシナガバチとアゲハの幼虫です。ハチはほとんど動きません。なにをしているのでしょう。部屋に頭を突っ込んだままのハチもいます。一方,幼虫は数日動かないままだそうです。
巣は蓋部分が白。二色から成っています。先端の方は上向きに部屋が並んでします。これは大型の印だとか。大きい巣で、部屋が500あるものがあるそうです。びっくり、びっくり。
今度は虫の目レンズで覗きました。これは迫力十分。向こうにミカンの実がいくつか生っています。
縦方向でも撮っておきました。ただ,曇り空なので色が今一つ。貴重な情報に感謝し,「晴れた日に出直します」と伝えて帰ってきました。
翌朝、晴れ。善は急げ、です。もちろん撮り直しに出かけました。白い雲が青空に浮かんだ、いかにも秋らしい風景が広がります。アゲハの幼虫はどこかに移動して見当たりませんでした。ハチたちはじっとしているわけでなく微妙に動いていました。
さて、いつまでこの状態が続くのでしょう。