ずっと前にこのタイトルで記事を書いたことがあります。したがって,今回は写真版として記事アップをします。
秋。我が家に庭にて。コニシキソウが生えていて,雌花の子房が膨らんでいます。見ると,アリとアブラムシがいました。アリは雄花・雌花の付け根から滲み出す蜜を求めて訪れたのです。さらにうれしいことに,アブラムシからも蜜が得られます。
雄花の長さは0.5mm。この先にある花粉がアリの頭部や脚に付着して,別の花に運ばれます(下写真)。コニシキソウは自家受粉もしますが,アリの助けで他家受粉もします。他家受粉は多様な遺伝子を残すのに好都合なのです。
写真で雌雄の花が写っています。
雄花に脚をのせています。
雄花の蜜を探しているのでしょうか。
役目を終えた雄花にいるアブラムシ。そこにアリがやって来ました。
左側のアリがアブラムシから蜜を受け取っています。
アブラムシに関心を示しています。
そうして,近づいて行きました。
足元の自然をこんなふうに見ていくと,知らないことがいっぱい。