自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

またアゲハ,孵化

2017-09-06 | アゲハ(ナミアゲハ)

孵化を間近にしたアゲハの卵を採取。持ち帰って孵化を撮影することに。

卵の孵化時を迎えました。この場面を撮影するには,辛抱強く観察を続けなくてはなりません。「せっかくのチャンスを見逃した!」なんて苦い経験は何度もしてきました。

小さな穴が開き始めると,どんどん穴を大きくなります。穴が大きくなると,休むことなくそのまま出て来ます。

 

出始めると,すっかり出てしまうまで休むことはありません。

 

透明感のある胸脚が葉の表面に突き立っています。

 

腹脚が着きました。これで誕生!

 

しばらくして別の卵が孵化。

 

どの幼虫も似通った動きをします。 

 

出終わると,ほんのひとときじっとしています。「やれやれ」といった様子が読みとれます。 

 

あとは,第一食として卵殻を食べるのです。この行動も同じ。1mmの世界のふしぎが広がります。