ケバエかミズバエのなかまと思われるハエがレモンの葉をよく訪れます。いったいなにを狙っているのでしょう。
そこにはクモが潜んでいます。クモは,そこが格好の狩場と心得ているのです。クモにはタイミングよく,ケバエにはタイミング悪く,このとおりの結果になりました。
クモはなんとか獲物を巣の奥に運ぼうとします。しかし,わたしが見ている間はなにか引っ掛かっているようでそれ以上入っていきませんでした。
「よいしょ,よいしょ」という感じのがんばりです。わたしの動きを認めたら,さっさと奥に退散しました。しばらくじっと見ていると,警戒しながらも出てきました。
生きものたちの世界は「食べる」「食べられる」関係でいっぱい。自然の摂理は厳かなばかり。