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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『NANDA!?』 6/30 一番打者

2005年07月01日 | NANDA!?
ゲストは、世界の盗塁王、福本豊さんと、元西武で、現四国アイランドリーグ代表の石毛宏典さん。
まずは、一番打者プロファイルということで、
ロッテの西岡選手、横浜の石井選手、そして栗山さんの三人が書いた、一番打者に関する質問の答えを、
南原さんが当てるという、ちょっとしたクイズ。
そのうちの一つ、「流れを作る」という答えに対して、南原さんは、
「詩的に言ってますよね、ポエム的に? もっと言うと解説者的に?・・」と、
栗山さんの答えだと完全に見抜き、
「え?それどういう意味?って、相手に聞かそうとしてる」と、たたみかけ、最後は、
「「これはですねナンチャン」っていう手が浮かんできました」と、栗山さんがよくやる、手のジェスチャーまでして、とどめを刺してました(大笑)。もちろん正解。
ホントに、よく見てるな~。

世界の福本の盗塁学というとで、福本さんが、いろいろ話をしてくれましたが、
おしゃべりは面白いし、話は奥深いしと、ダブルでおもしろかったっす。
「(点差が)3点以上あったら走らない、オモロないから」というのは、さすがに世界の盗塁王。
そういえば、前回来た時も、「三盗は好きじゃない、簡単すぎるから」と、言ってたっけ。
う~む、こんなこと、福本さんじゃなきゃ言えません。
そして、ピッチャーのけん制についての話は、すごすぎて・・・。
ピッチャーの背中から「走りなさい」って出るんです、と、まずは軽く笑わしたあと、
「マル秘やで、これ」と言って、話してくれた内容には、びっくらこいてしまいました(笑)。
いわく、「ピッチャーは、けん制の時とホームに投げる時は、違いがハッキリ出るんです。背中の表情が固くなる。背中がやわらかいと、けん制しやすいが、固いと、けん制は無理。ホームへ投げる時は、固くして形をきめてクイックで投げる」
え゛~~!?
そんな、微妙な違いがわかるの?
南原さんや、栗山さん以上に感心して、テレビの前でのけぞってしまいました(笑)。
同じものを見ても、素人には見えないものが、超一流のプロには見えるんですね。
久々に、野球の奥深さというか、超一流の凄さを堪能してしまいました。

あっ、それから、実家が香川県営球場の近くの南原さん。
地元の人から、石毛さんは「(四国独立リーグの)始球式をいつさせるんだ?」と、言われたそうです。
香川県営球場で、始球式をする南原さんの姿が、近いうちに見られるかも!?(笑)

『日本語チャンピオン決定戦 '05』

2005年07月01日 | クイズ!日本語王
最近の日本語ブームに便乗しての企画ですな(笑)。
でも、別にいいっす。おもしろければ。
それにしても、何で南原さんしかテストの結果を発表しなかったんでしょう。
内村さんは、笑えないほど点数が良かったのか、それとも、笑えないほど悪かったのか(笑)。
二人とも発表してると時間が掛かるからってことなのかな。
二人の点数がわかれば、それについてあれこれと、トークも盛り上がったと思いますが、
それが聞けずに、ちょいと残念。
テストはもちろん、私もやってみました。
結果は66点・・・う~ん、何ンとも中途半端(笑)。
「いかにも、あってそうだから逆にバツだな」とか、
日本語能力とは関係ないところで答えたりもしてました。
ただ、それで、ナプキンをナフキンと答えたら見事に間違い。
南原さん言うところの「ナフキン世代」になってしまいました(笑)。
今回、爆笑は一人の時は使わない、など、へー・・もとい、へえ、と感心することもあったのですが、
気になったことがひとつ。
「いまだに」の正解は「未だに」と、なってましたが、呉智英さんの『言葉の常備薬』という本によると、
「多くの国語辞典では、「未だに」を見出し語としているが、「新明解国語辞典」では、「今だに」とも書くと注記している。しかしを、「併し」とも「然し」とも書くのと同じ。語原上も「今だに」は間違いではなく、「大言海」や「日本国語大辞典」でも、「今」説を紹介している。本来むしろ、「今だに」の方が正しく、といって「未だに」も間違っていない」
とのことでした。
私の手元に、「新解さん」こと「新明解国語辞典」があったので、実際に引いてみると、
確かに、「今だに」とも書く、と、書いてありました。
どーでもいい、プチウンチクでした(笑)。