Untersee-Boot

あるいは感想記として

2018年03月28日 | あれこれ
              
              


コメント

行ってきました、発芽の会

2018年03月26日 | ウンナンあれこれ
東京育成園で行われた、第三十五回発芽の会へ行ってきました。

              

南原さんは新作の「レンタル友人」を披露。

           

友人をレンタルしたらお父さんが来て・・という新作落語。
妄想話や一人芝居、顔芸など、南原さんらしさの見どころ聴きどころはありつつも、全体的にまだまだ工夫の余地ありかな?という感じ(今回は変なくすぐりもなく、その点は良かったです)。
発芽の会で南原さんの新作落語を聴くたびに思うのですが、(たぷん)ネタおろしがこの会なので、噺の習熟具合がどうしても足りなく感じてしまうのは残念なところです。
狂言のように公演数を重ねれば、それだけネタもこなれてくると思いますが・・なかなかそういう機会がないのがちょっともったいないな~と思ってしまいました。

あ、それから、まくらでは、初めての無添くら寿司話で大笑いでした(笑)。

あと、今日は現代狂言でもお馴染みの大野君と、キャラクターズライブで南原さんと息の合ったコントを繰り広げていた渡辺聖花さんが観にきてました。


コメント

古今狂言会

2018年03月18日 | ウンナンあれこれ
国立能楽堂で行われた、古今狂言会の東京公演へ行ってきました。

           


古典の「口真似」と「六地蔵」は現代狂言の時に観たことがある番組でしたが、何度観てもおもしろいな~。
さらに今回はちょこっと現代的な台詞が足されていて、古典でこんなのありか?とも思いましたが(笑)、この座組ならオッケーということなのでしょう(笑)。
(「六地蔵」で南原さんが地蔵の説明を滔々としたあとの、「昼間忙しいのによくおほえたの」という万蔵さんの台詞はものすごく自然で大笑いしてしまいました・笑)


           

新作「AI」は、新しい物好きの南原さんらしい題材だな~と思っていたら、内容もらしさ全開という感じ。
最新お掃除ロボのAIに対して、「無駄こそ華」「ずるいが人間じゃ」という太郎冠者の台詞には、「和楽の心」に通じるおおらかさといますか、南原さんの変わらぬ人間観を見てとれてとても良かったです。
それから、パンフレットには「太郎冠者とAIの配役は普通は逆と思いますが」と万蔵さんが書いてましたが、いやいや、万蔵さんのお掃除ロボは適役でしょう(笑)。
登場の「茸」の動きも流石でしたし、配役はこっちで正解だったような気がします。


あとは、挨拶での南原さんと万蔵さんのやり取りも息が合っていて大笑い。
大事なところで噛んでしまう南原さんに、間髪を入れずツッこむ万蔵さん(笑)。
狂言の台詞の「こんにった」を説明していると、「気に入った」と小ぼけをいれる南原さんに、万蔵さんは「適当にあしらいましょう」とすげない返し(笑)。
カーテンコールでは一礼したあと南原さんが挨拶をしようと一人前に出たところを、後ろに引き戻す万蔵さん。
ボケ(天然)の南原さんにツッこむ万蔵さんという図式が自然と出来ていて、このへんにも長年の絆を感じました。


あとは、六世万之丞さんの声は、お父さんの万蔵さんにそっくりだな~とか、福岡パッケージさんありがとうございますとか(関係者ではありませんが・笑)、さすが国立能楽堂、着物姿のご婦人が多かったな~とか、色々ありますが、長くなりそうなのでこのへんで。

お客さんの「面白かった」という声を聞きながら家路についた夕暮れ前でした。


あ、それから今日は、現代狂言でお馴染みの、森君が観にきてました。


コメント