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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 6/27

2009年06月28日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎さん。

まずは、

南原 「さぁ、川淵キャプテンです。よろしくお願いします」
川淵 「どうも、よろしくおねがいします」
南原 「ねぇ、白のワイシャツに青のネクタイで、さわやかな感じですけども」
川淵 「いやいや、今日はナンチャンにお会いするんでね」
南原 「(笑)」
川淵 「ピシっとキメてこなくちゃと思って」
南原 「(笑)」
川淵 「背広着てきたんですけど、ナンチャンはどうせろくなものは着てないだろうっていうのは」
南原 「ハッハハハハ」
川淵 「ちゃんとわかってましたけど」
南原 「(笑)すいません、僕、半袖に夏服で(笑)」
川淵 「いえいえいえ(笑)」
南原 「一応、(ジャパンブルーの)青らしい意識はしてきたんですけども」
川淵 「ハッハハハ、いえいえ(笑)」
南原 「えぇ」

というやり取りで番組はスタート(笑)。
南原さんと川淵さんは以前から面識があった・・のかどうかはわかりませんが、川淵さんの先制パンチにちょっとタジタジという感じの南原さん(笑)。
川淵さんを評して、南原さんは「スポーツマンなんですけども、どっか会社の社長とか話してるような(笑)、一代で社を築き上げた人と話してるようなそんな錯覚もしました」と言ってましたが、確かに、川淵さんの話を聞いていると押し出しが強く、叩き上げの社長という感じもしなくはありません(笑)。
ちなみに、川淵さんは72歳とのこと。
う~む、ここ最近、大林監督や木村監督そして川淵さんと、やたら元気な70歳の人と南原さんは何故か縁があるな~、やはり南原さんはおじいちゃん子だな~(南原さんの歳から言うとお父さんの年代ですが・笑)ってなことを思いましたが、それは兎も角として。


W杯の出場を決めた日本代表については、

南原 「川淵会長に訊きたいんですけどもね」
川淵 「えぇ」
南原 「岡田監督が」
川淵 「えぇ」
南原 「(W杯で)ベスト4」
川淵 「うん」
南原 「なんてことを言ってますけどもね」
川淵 「えぇえぇ」
南原 「これはキャプテンからみてどんなふうに思われますか?」
川淵 「いや、それはもうほとんど無理だろとうと思いますけど(笑)」
南原 「アッハハハハハ」
川淵 「ハハハハハ」
南原 「ちょっとちょっと(笑)」
川淵 「ハッハハハ、いや、しかし」
南原 「はい」
川淵 「例えばね」
南原 「はい」
川淵 「いちばん初めに、常識的にどの監督であっても言うのが」
南原 「はい」
川淵 「「予選リーグ突破」って必ず言うんですよ」
南原 「そうですね」
川淵 「で、この前のドイツのワールドカップも予選リーグ突破出来なかったですよね」
南原 「はい、はい」
川淵 「だから、ま、一回だけ2002年の日本での開催の時だけが、ホームの利もあってベスト16に残ったわけですが」
南原 「はい」
川淵 「しかし、そのベスト16、「予選リーグ突破するぞ」と、「それに向かって皆で努力していこう」と言うとね」
南原 「うん」
川淵 「その、努力目標が低すぎるんですよ、僕に言わせれば」
南原 「なるほど」
川淵 「だからその、ベスト4に向かって行くぞということで、ようやく予選リーグ突破ぐらいの努力を皆するぐらいのことでね」
南原 「うん」
川淵 「目標設定が低いとね」
南原 「うん」
川淵 「予選リーグ突破は無理ですよ」
南原 「なるほど」
川淵 「だから岡田監督は、そういうこと言って、例えばベスト8にまで行ったとしますよね」
南原 「はいはい」
川淵 「これは大成功ですよね」
南原 「大成功です」
川淵 「しかし、「岡田監督ベスト4って言ったじゃないか」」
南原 「はいはい」
川淵 「「何をそういう大それたこと言ったんだ」ってね」
南原 「うん」
川淵 「それは批判されるのを覚悟の上で岡田監督言ってるわけでしょ」
南原 「はい、はい」
川淵 「だから僕はね、やっぱり、その、いい目標設定だと思いますよ」

という話をしてました。
確かに、予選突破では目標が低すぎますし、かといって優勝を目指すなんて言っても現実離れし過ぎていますので、川淵さんの言うようにベスト4はちょうどいい目標なのかもしれません。
ただ、先日のオーストラリア戦などを見ていると、まだまだ目標達成への道程は遠いという感じがしましたが・・。
川淵さんいわく、岡田監督は合宿などを通じて時間をかけて選手に話し、今は7、8人の選手が本気でベスト4を目指している感じはする、これが来年のW杯の本番で23人の選手全員が絶対ベスト4勝ち取るんだとなったときにはその可能性が出てくる、とのことでした。
それから、岡崎選手などはその気になってやっていて、ボールを取られた時に必死で追ってる。ロナウドやルーニーなどは必死にボールを追うのを当たり前のようにやっているけど日本のFWでは今までそういう選手は少なかった、Jリーグの試合でFWを観るときは、必死でボールを追ってるかどうかを見て欲しい。
DFの選手では、抜かれるのを恐がらず躊躇せずにボールを取りに行くかどうかを見ると、今までとは変わったなと思える選手がいるかどうかわかるし見ていて面白いと思う。
とのことでした。


あとは、川淵さんが最近出版された『51歳の左遷からすべては始まった』という本についての話・・東京オリンピックに出場したり日本代表監督にもなったりしたあと、強化部長をしていたロス五輪で日本代表が予選で惨敗したのを期に、サラリーマンとして成功したいと思い一生懸命仕事をしていたが51歳の時に子会社への出向を命じられ、ちょうどそのときサッカーのトップリーグの責任者にならないかという話があり・・云々(サッカー話よりこちらの話のほうが長く、「自分の評価は周りがするより2、3割高い」という話など興味深いものもあったのですが、『ワールドビジネスサ○ライト』的(?)な話題でスポーツとはあまり関係なかったので、今回は割愛させていただきます・笑)という話などがありつつ。



来週に続く・・・。


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2009年06月24日 | あれこれ
梅雨晴れのとある公園にて。
気持ちよさそうにうつらうつらとしていた猫を見かけ、思わず写真をパチリ。
う~む、木の上でうたた寝とは、なかなか器用なことをするもんです(笑)。


ところで。
今発売中の『アスキー・ドットPC』8月号に、南原さんのインタビュー記事と写真が載っています。
記事はカラー3ページ(P152~P154)で、南原さんのこれまでのパソコン履歴や、『その日~』の撮影裏話などが書かれています。

『その日~』の話では、胸に差した鉛筆の話は初めて聞くかも?とも思いましたが・・・既出だったら悪しからず、です。
それから、パソコン話では、新し物好きの南原さんらしいエピソード(笑)が紹介されてしまいたが、以前『A.N.N.』で話していた"南原さん家にマックが来た話"は割愛されてました(笑)。
ちなみに、そのときに南原さんが「630だよ」「いっちゃん新しいやつ」「「これからはネタ合わせもマックだよ」と力説していた『A.N.N.』のおこしを、こちらのブログ(長いことほっぽらかしにしたままでスミマセン)に書いていますので、興味のある方はどうぞ。
サイドバーの『UN温故知新』からも行けます。


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『スポーツドリーム』 6/20

2009年06月21日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストはゴールデンイーグルスの田中投手。

今回は恒例の10の質問で野球話をあれこれと。
クライマックスシリーズはこれまでテレビで見てる側だったので今年はその時期まで野球をやりたい、チームの勝ちに結びつく投球をすれば自分の数字(勝星)にもなってくると思うのでどんな内容だろうと勝つということが大事、という話等々、今回はわりと普通の野球話が多かったのでそのへんはバッサリ割愛して(笑)、それ以外のやり取りについて少しだけ。
"正直そろそろマー君は卒業させてもらいたい?"という質問には「いいえ」と答えていた田中投手でしたが、いわく、

田中 「これは全然、親しみこめて呼んでもらってるんで」
南原 「はい」
田中 「僕は全然、ウェルカムって感じです」
南原 「お、今、英語出ましたよ、ウェルカム」
田中 「(笑)」
南原 「はい、これ、前からマー君だったんですか?小っちゃいときとか、何か・・」
田中 「小さいときから呼ばれてたりもしましたし」
南原 「はい」
田中 「ま、でも、やっぱり、高校のときにに斉藤(祐樹)が公の前で言い始めてから定着した感じがしますね」
南原 「あれで、マー君で統一みたいな」
田中 「そうですね、あれからずっと今まで来てますね」
南原 「はい、「いきなり何だよ、マー君」って感じじゃなかったですか?」
田中 「僕はそう思いましたよ」
南原 「ハッハハハハハハ」
田中 「「お互い何て呼び合ってるんですか?」っていうインタビュー一緒に二人で出て」
南原 「はい(笑)」
田中 「向こうが先に「マー君」って言ったんで」
南原 「はい」
田中 「「え!?」っと思って」
南原 「ハッハハハハハ、こいつかましたなと思った(笑)」
田中 「ビックリして」
南原 「ハッハハハ、そんときは何て答えたんですか?」
田中 「僕は「祐ちゃん」って言いました」
南原 「ハツハハハハ」
田中 「はい」
南原 「まぁ、リップサービスもあって」
田中 「はい」

とのことでした(笑)。
ちなみに今は、斉藤投手と連絡を取り合うことは全然ないそうです。
それから、"斉藤祐樹投手、今投げ合えば絶対勝てる?"という質問には、即答で「はい」と答えていた田中投手。
このへんは、プロで3年間やってWBCにも出場している田中投手の自信と自負のようなものを感じさせる受け答えでありました。


あとは、グローブは小さいと投げにくいし握りの癖などを隠すために大きいのを使ってる、という話や、気の抜けた球と気持ちの入った球は違う、という話などがありつつ、最後は、

南原 「田中投手を中心にね、こう若い人たちがどんどん出てきて、今プロ野球が、またもう一回新しくなってきてると思うんですよ、えぇ、是非お体に気をつけて」
田中 「はい」
南原 「気持ちのいいピッチングを」
田中 「はい」
南原 「我々に見せてもらいたいと思います」
田中 「はい」
南原 「えぇ、今回は長い間どうもありがうございました」
田中 「ありがとうございました」

というやり取りで、2週に渡る出張『スポドリ』(笑)は幕を閉じたのでありました。


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紫陽花 その3

2009年06月19日 | あれこれ
遅ればせながら。
内村さん家に無事お子さんが産まれたとのこと、おめでとうございます。
あの(どの?)内村さんがお父さんになり、しかも親バカになるとは!?
う~む、つくづく、しみじみ、めでたい話であります(笑)。



それから・・。
三沢選手の思いもかけない訃報に接し、ただただ呆然。
いまだに信じ難い出来事なのですが・・・。
心より、ご冥福をお祈りいたします。


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『Get Sports』 6/14

2009年06月15日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、『Get』本編には出てました。

去年の全米オープンで、左膝を怪我をしながらもプレーオフを制して優勝したタイガー・ウッズの特集VTRが流れたあと、スタジオに南原さん、栗山さん、中西さん、中山アナ、そしてゲストに羽川豊さんを迎え、

南原 「さぁ、19日金曜日」
中山 「はい」
南原 「いよいよ全米オープンが始まりますけども」
中山 「始まります」
南原 「今回はですね、その解説で」
栗山 「はい」
南原 「羽川豊さんにお越しいただきました。よろしくお願いします」
全員 「よろしくお願いします」

というやり取りとともにG-Talkがスタート。
全米オープン直前、そして羽川さんがゲストということは・・・今回のG-Talkはこの時期恒例の真夜中のゴルフレッスンです(笑)。
初めからドライバー手に持ちすっかりやる気マンマンの(笑)、南原さん、栗山さん、中西さんの3人は、まず、去年の全米オープンで左膝を怪我しながらプレーしていたタイガー・ウッズがどれだけスゴイのかを体験しよう、ということで、スタジオに用意されたバーチャルゴルフコース(大きなスクリーンに映し出されたコースに向かってボールを打つと飛距離や方向がリアルに映し出され、小鳥の鳴き声まで聞こえてくる優れもの・笑)で、早速実践スタート(実践前にCMが入り、CM明けには上着を脱いでいて準備万端の3人。南原さんは左手に白い手袋をはめてさらに準備万端・笑)。
左足を怪我していたタイガー・ウッズと同じような状態・・左足の踵を浮かしてつま先だけを地面に着けた状態で南原さんはボールを打ちますが、打った後くるりと一回転して「(力が)入んないですよ」「力が伝わんないですね」。
ただ、ボールはフェアウェイをキープして167ヤードの飛距離。
中西さんからは「でも上手いですよ」「方向真っ直ぐでしたもん」、栗山さん(羽川さんだったかも)からも「ナイスショットだったですよ、ナンチャン」という声がかかり、タイガーのすごさを体感してテレビを見てる人に伝えるはずが、意外にも上手く打ってしまった南原さんでありました(笑)。

続いて、南原さんと同じように左足の踵を浮かして打った栗山さんのボールは、左の林の中へ。
そして、中西さんが打とうとしますが、

羽川 「じゃ、今度、中西さん」
南原 「この男はやりますよ」
スタジオ(笑)
中西 「やりません(笑)」
南原 「年間50ラウンド行ってますからね」
羽川 「ハッハハハ、そういう方がね」
中西 「僕を陥れるのやめてくださいよ(笑)」
南原 「いやいや、やりますよこの男は」
中西 「(クラブを構えながら)これ・・」
南原 「朝起きたらまずゴルフスイングやる男ですから」
栗山・中山「ハッハハハハ」

というやり取り(笑)。
南原さんの、中西さんはいっつもゴルフばっかりやってるぞ、というツッこみは毎度のことなので(笑)、それに動揺したわけではないと思いますが、中西さんの打ったボールも左の林の中へ。
南原さんは予想外のナイスショットではありましたが(笑)、それでも、左膝を怪我しながらプレーして優勝したタイガー・ウッズのすごさを、実際に打って実感した様子の3人でありました。


その後は、タイガー・ウッズが今年から膝に負担のかからないようなスイングに改造したということを、分解写真やVTRを見ながら羽川さんが解説。
羽川さんいわく、今年のタイガー・ウッズのスイングは、左の足の上に体重を乗せるだけのスイングになった、安定感が増してきた、とのこと。
それを聞いた南原さんからは、「こちらの(スイングの)ほうが親近感がある」「これは我々素人ゴルファー参考になりますねぇ」という発言があり、早速、タイガーと同じスイングをやってみることに。
最初はもう一つという感じでボールを右にひっかけていた南原さんでしたが、羽川さんからアドバイスをもらうと、「なるほどね~」「何か、ゴルフレッスンに来た感じがしていいですね」ってなことを言いって(笑)、3球目にはわりといい感じで249ヤードのドライバーショットを打ってました。
栗山さんは、1球目にナイスショットで279ヤード。
そして、中西さんが打とうとすると、南原さんからは「来たよ、(このあとの言葉よく聞き取れず)・・した男だから」という、カミカミのツッこみ(笑)。
う~む、いくら真夜中とはいえ(この日の出演はVTRだと思いますが)、あまりにも噛み過ぎでないの?お疲れだったの?という感じの南原さんでありました(笑)。
あ、ちなみに、中西さんは南原さんのカミカミツッこみにもめげず(笑)、ナイスショツトでフェアウェイに226ヤード飛ばしてました。


最後は、

南原 「すごく我々に参考になる今年のタイガー」
羽川 「うん」
南原 「いよいよ、ま、ね、タイガーの、今年タイガーが・・バージョンが出ます」
中山 「連覇」
南原 「連覇」
羽川 「連覇」
南原 「是非、見てみて応援したいと思います」
栗山 「はい」
南原 「19日金曜から始まる全米オープン、朝早いですが必ず面白い大会になると思います」
栗山 「はい」

というやり取りで約12分のG-Talkは終了。
最後まで全米オープンの宣伝に抜かりなしという感じのG-Talkではありましたが(笑)、「19日金曜日から・・云々」というところを、南原さんはカンペをガン見しながら喋っていてちょっと笑ってしまいました(笑)。


あ、それから、いつも番組の最後に短く流れるG-Weekで、栗山さんが"日本芝生文化大賞"を受賞した時の映像と栗山さんのコメンが少し流れてました。
ん?芝生文化大賞?そんな賞あったの?と一瞬思いましたが(笑)、栗の木ファームに内外野天然芝の野球場を作ったり、芝生の効用を説いたりしていることが評価されたようで。
長年に渡る地道な活動がちゃんと認められて何よりでありました。おめでとうございました。


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『スポーツドリーム』 6/13

2009年06月14日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、ゴールデンイーグルスの田中将大投手。

シーズン中ということで、今回はスタジオを飛び出した南原さん(笑)が東京ドームへ出張して、田中投手にあれこれと話を聞いてました。
今シーズンの田中投手の成績を振り返ったり、WBCでの経験が自信になって相手を見下ろして投げられる、という話などがありつつ、

南原 「あの僕、あの、ね、新聞か何かで見たんですけど、握り方をね」
田中 「はい」
南原 「(WBCの時に)ダルビっシュ投手からちょっと教わったと」
田中 「はい」
南原 「聞いたんですけども、これ、握り方っていうのはピッチャーにとってすごい大事じゃないですか」
田中 「そうですね、まぁ、変化球とかでもやっぱり個人個人の握り方っていうのもありますし」
南原 「はい」
田中 「あの~自分にとって何が良い、これはちょっと合わないとか色々あるんで」
南原 「試行錯誤しながらずっと」
田中 「はい」
南原 「ちょっとボールがあるんですけど、ラジオで伝わりづらい・・」
田中 「はい」
南原 「私もなるべく伝えますけど、どうゆう握り方を変えたのかっていうの、僕、今回どうしても聞きたかったんですけども」
田中 「はい」
南原 「はい」
田中 「今までは」
南原 「はい」
田中 「ストレート・・でも、こう、投げる前から力んじゃってボールを思いっきりギュッと握っちゃってたんですけど」
南原 「はい」
田中 「でも、その、ダルビっシュさんから言われたのは、もうホントに指先の、「投げる瞬間の指先の感覚を大切にして投げるように」っていうふうに言われて」
南原 「はい」
田中 「ホントにもう、投げる直前まで力入れずにもうホント軽く持つような感じ、もうホント極端に言えばつまんで持ってるような感じ・・」
南原 「え!?ちょっと僕の手を・・(南原さんの声が遠くなる)今まで」
田中 「今までは、こう」
南原 「今までは」
田中 「ギュッとこう握って投げていたんですよ」
南原 「はい」
田中 「でも、もう今はもうホントに投げる瞬間までこんな感じで」
南原 「(また元の声の大きさに戻る)これね、生卵ですよ」
田中 「ハッハハハハ」
南原 「生卵ですね、フワっと」
田中 「あぁもうフワッと、ホント、フワっとですね」

という話も。
そういえば、以前『NANDA!?』にカネやんこと金田正一さんが出たときも同じような話・・「ボールはフワッ握るんや、当たり前やろ」ってな感じのカネやん節(笑)で喋りながら実演し、南原さんを驚かせてたことがあったっけ。
南原さんはそのときのことを憶えてない・・のかどうかはわかりませんが、田中投手の側に行き(?)、実際に手をフワッと握られて感心しきりという感じの南原さんでありました(笑)。
ちなみに、そのフワっとした握り方で投げるとボールを投げる瞬間に押し込む感覚で出来て、低めのストレートもおじぎすることなく強い球を投げられるようになり投球の幅も広がった、ということを田中投手は話していました。


あとは、北京五輪で中継ぎをやり重圧のあるポジションだということを経験したので、自分のチームに戻って先発をするときは中継ぎの人たちを楽に投げさせられるようなゲーム展開を先発が作らないといけないと思うようになったという話や、ピッチングは力を抜いて下半身主導で投げることを意識しているという話。
野村監督からは直接ボヤキを聞かされることはあまりないけど何を話してるのか気になるのでテレビや新聞を見ている。
野村監督の1500勝のときにはウィニングボールを渡したら拝まれた(笑)。
今、肩肘に疲れはないといったらウソになるけどその中でいかに結果を残して頑張れるかだと思う。
という話などがありつつ、

南原 「僕、すごく印象に残ってたのが、WBC終わってよく、まぁ周りのマスコミの人がね「メジャーとかとか行きますか?」って言ったときに、田中投手が「いや、あの、僕は日本の細かい野球が好きなんで」っていうふうに答えたと思うんですけども(笑)」
田中 「(笑)」
南原 「これはどういうあれで・・やっぱ雑な感じしますか」
田中 「雑というか、まぁ(笑)大味というか」
南原 「ああ、大味」
田中 「はい」
南原 「はい」
田中 「まぁそういう(笑)イメージはやっぱありましたね。でも、ホントに選手個々の能力というか」
南原 「はい、はい」
田中 「身体能力の高さはやっぱりズバ抜けてますけど」
南原 「はい」
田中 「はい、でもやっぱり緻密さではやっぱり日本が世界一だと思います」
南原 「あ、もう、間違いなく」
田中 「はい」
南原 「そういう細かい野球好きですか?」
田中 「そうですね、まぁ、ただ能力で打つ投げるの勝負もいいかもしれないですけど」
南原 「うん」
田中 「やっぱり頭を使って」
南原 「うん」
田中 「勝つっていうのが面白いんじゃないのかなと思うんですけど」
南原 「まあ、また野村監督のいるところ(チーム)ですからね」
田中 「はい(笑)」
南原 「細かいですもんね」
田中 「ハッハハハ」
南原 「「(舌打ちして)細かいな~」と思うこと・・」
田中 「ハッハハハハハ」
南原 「「もうちょっと・・もうちょっと任せてくださいよ」とか」
田中 「ハッハハハハハ」
南原 「(笑)それは、それはあんまり思わないですか?」
田中 「いや、まぁまぁまぁまぁまぁ」
南原 「その笑顔がね」
田中 「フッフフフフフフ」
南原 「語ってると思いますけども」

という話や(南原さんの誘導尋問気味の質問も笑ってごまかすあたりは、さすが神の子マー君という感じでした・笑)、ドラマ『R○KIES』を見れるときは見てたという田中投手と、

南原 「あんなヤツら甲子園出てたらたまんないですよね」
田中 「アッハハハハハハハ」
南原 「あんな髪のヤツが来たら、こんな奴らに負けるかっていう(笑)」
田中 「(笑)」
南原 「俺の三年間坊主頭に絶対負けるかって」
田中 「アッハハ」
南原 「ねぇ、あんなのが来たら、まぁまぁまぁねぇ」
田中 「(笑)」
南原 「野球やってる仲間でね」
田中 「はい」

というやり取りがあったりして、真面目な野球話をしつつも和やかに話が盛り上がっていた30分でありました。


来週に続く・・・。


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紫陽花 その2

2009年06月11日 | あれこれ
梅雨らしいハッキリしない天気が続いている今日この頃。
DVDは無事に手に入れ、本編を観る前に、たんぽぽの綿毛さんを片手に持った70歳の新人監督の長~いお喋りなどを楽しんでいますが(笑)、感想は・・ジメジメムシムシしてるのでやってられへん!ということで(無理やりの言い訳・笑)、また後日に。
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『Get Sports』 6/7

2009年06月08日 | Get Sports
最初は、サッカー日本代表・ウズベキスタン戦徹底検証。
先日行われた、W杯アジア地区最終予選VSウズベキスタン戦を振り返るVTRが約3分ほど流れたあと、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーで、スタジオからのG-Talk。
まずは、

南原 「さぁ、見事日本代表が」
中山 「はい」
南原 「4大会連続、前回に続いて」
栗山 「はい」
南原 「世界一番乗りでワールドカップ出場と」
中西 「はい」
南原 「これは良かったですね~」
栗山 「もう良かったし、僕ね、「強いじゃん」って思わしてくれたんですけど」
南原 「ね、喜び方が前みたいに爆発じゃなくて」
栗山 「はい」
南原 「ホッとしたっていう喜び方してるんで、「あ、これは一つ意識が高まったな」っていう感じがしましたよね」
栗山 「先を見据えてくれてるっていうかね」
南原 「はい。どうですか?中西さん」
中西 「まぁ、あの~、ホントに評価すべきところは世界最速で決めたというところですよね」
南原 「うん」
中西 「安定感が出てきましたし」
南原 「うん」
中西 「ま、そのあたり、アジアで勝つ、要するに方法っていうことに関して言うとすごくレベル上がってきてると思います」
南原 「前に比べて、僕は組織的な色が出てきたなと思ったんですけど」
中西 「はい、そうですね」
南原 「はい。ま、いよいよこの日本が、まぁ、ね、岡田さんも言ってました」
中西 「うん」
南原 「チャレンジ出来ます。ベスト4に」
中西 「はい」
南原 「選手もそれぞれ言ってました」
中西 「うん」
南原 「どうでしょうか?中西さん」
中西 「ま、今の状態じゃ、え~、ベスト4は5パーセントぐらいです。確立で言うと」
南原 「5パーセント」

というやり取りでG-Talkはスタート。
サッカーの特集では、南原さんと栗山さんが初めに「良かった」とか「強い」などと持ち上げる前フリをして、中西さんが「全然ダメ」ってな感じの厳しい言葉で落として話を始めるのが恒例になっていますが(笑)、最初、中西さんがそれほど厳しいことを言わないので今回はパターンを変えたきたのかと思いきや、やはりいつも通りの展開でした(笑)。
中西さんいわく、ベスト4に入るためには予選を突破して決勝トーナメントで2勝しなければいけない。決勝トーナメントで戦うのは世界のトップ10クラスのチーム。スペインやオランダ、ドイツ、ブラジル等々の強豪国から2勝するのは至難のわざ。日本はこれまでのW杯(日韓共催以外)で、1分5敗得点3という成績なので、まずは1勝することと点を取ることが大事、とのことでした。
で、得点を取るためには、これまで『Get』でやってきた、アタッキングサード(相手コート側1/3の場所)、縦パス、スイッチ(チーム内で攻撃の意思統一をする)などが重要、という話のあと、ウズベキスタン戦の得点シーンでスイッチが入った場面を、ボードとVTRを使いながら中西さんが解説。
中西さんによると、長谷部選手からからラストパスを出した中村憲剛選手へボールが渡る前に、ゴールを決めた岡崎選手はすでに走り出していてスイッチが入ってる、「これが出来てくると縦パス2本でいちばんシンプルに崩せるんですよ」とのことでしたが、

中西 「ただしですね」
南原 「はい」
中西 「これはアジアでは通用しますけど、これが世界で通用するかっていうと、おそらく通用しません」
南原 「なんだって?」
全員(笑)
栗山 「ダメなんだ」
南原 「スイッチどころじゃない。どうすればいいんですか?」

と、ここでも厳しい発言をする特任理事(笑)。
褒めたと思った直後に「通用しません」ってなことを言われたら、南原さんじゃなくても「なんだって?」と言いたくなりますが(笑)、中西さんいわく、世界のチームは(日本がウズベキスタン戦で得点したときにプレーしていたフィールドの)真ん中の守備はとてつもなく堅い、とのこと。
では日本はどうすればいいかというと・・・。
サイドから攻撃するとき直接ゴール前にボールを入れるのではなく、ニアゾーン(ペナルティエリア内の左右の位置)に横パスを入れそこから攻撃する。
世界ではサイドから攻撃するときクロスボールをゴール前に直接入れて背の高い選手の頭に合わせてゴールを狙うことが多いので、ニアゾーンはけっこうスペースが空いている。
しかも、ニアゾーンはペナルティエリアの中なので、ファールを取られてPKになってしまうことを恐れ相手のディフェンスは体をぶつけにくい。守備のプレッシャーがかかりにくいのでニアゾーンでボールを持った選手は精度の高いパスを出せる。
日本はフィジカルが弱い(ぶつかったとき倒れやすい)と言われているが、ペナルティエリアの中でボールを持てば、フィジカルが弱いというウィークポイントがストロングポイントに変わる。
ニアゾーンへの横パスは、新しい攻撃のスイッチになる。
とのことでした。
中西さんの話を聞きながら、南原さんは「ほほぉ」と相槌を打ったり、わかりやすいように話を復唱したりしていましたが、

南原 「今まではニアゾーンを飛び越えて(ボールは)ここ(ゴール前)まで来てたのが」
中西 「はい」
南原 「じゃなくて、日本人の(笑)フィジカルの弱さ」
中西 「はい」
南原 「実は、これはここでは大きな有利に変わると」
中西 「有利に変わるんですよ」
南原 「へぇ~おもしろいことを考えましたねぇ、こりゃあ」
栗山 「でも、なるほどですよね」
南原 「う~ん、なるほど」

というやり取りも。
南原さんの「おもしろいこと考えましたねぇ、こりゃあ」という言い方が、何か他人事のような気のない言い方で、熱弁をふるっていた中西さんとは対照的でちょっと笑ってしまいましたが、それは兎も角として(笑)。
中西さんによると、ニアゾーンでボールを持つとパスだけではなくシュートという選択肢も出来る。
ペナルティエリアの外だと、相手ディフェンスに体をぶつられらるのでパス精度も落ちるし、ゴールから遠いのでシュートの確率も落ちる、という話をボードを使いながら説明していましたが、

中西 「だから日本が最後ここ(ニアゾーン)で、シュートとラストパスという選択肢を持ちつつ、このポジションに入ってきたら、もう日本のものだと思ってプレー出来るかどうか」
南原 「ここ(ニアゾーン)に入ってくるのは得意ですか?日本は」
中西 「今ここに入ってくることを意図的に出来るようになってきてるんですよ」
南原 「なるほど」
中西 「ただ、ここに入ってきたときに」
南原 「うん」
中西 「慌ててしまうんですよ」
南原 「うん」
中西 「「早くシュートを打たなきゃ」」
南原 「(相手のディフェンスが)寄ってくる、人も来るし」
中西 「はい。じゃなくて、「寄って来い寄って来い」。体ぶつけられたらファールになる、PKになる可能性がある」
南原 「うん」
中西 「しかも人が寄ってきたら他が空く(スペースが出来る)わけですから、ラストパスも出しやすい」
南原 「うん」
中西 「で、そういうメンタリティーと、そういう考え方さえ持てば、僕は絶対点取れると思うんですよ」
南原 「これはおもしろいですね~」
栗山 「うん、なるほどですね。うん」
南原 「っていうか、(中西さんが説明していたボード隠すジェスチャーをしながら)これが海外に流れて大丈夫かな?っていう、チョット今(笑)」
中西 「(中西さんもボードを隠すジェスチャーをしながら)これは、これ以上は」
栗山 「秘策、秘策ですね(笑)」
南原 「これ以上は(笑)」
中西 「ま、これが、僕はある程度の(点を取るための)ひとつの答えだと思ってるんで」
南原 「うん」
栗山 「点取れそうな気がしましたもん」
中西 「はい」
栗山 「哲っちゃん」
中西 「あの、縦パスのスイッチじゃなくて横パスのスイッチっていうことを覚えていただいて、クロスゾーンからニアゾーンに入るボール。で、この中(ペナルティエリアの中)でいかに冷静に対処するか。これが出来ればね、絶対点取れます」
南原 「いや、これはちょっと希望が持ってきましたね」
栗山 「そうですね」
南原 「今、組織的になってきつつありますもんね」
中西 「はい、見ればそういう形になってますからね」
南原 「う~ん」

というやり取りも(笑)。
確かに、今はボーダレスなネット社会(この表現ものすごく陳腐で恥ずかしい・笑)ですから、こんな大事な話・・日本代表が点を取るための秘策(笑)をテレビで話してたらすぐに情報が洩れてしまいそうな感じですが、でも、おもしろくてためになって分かりやすい、中西さんの、ニアゾーンへ横パスをすれば点が取れるぞ話でありました。

あとは、アジア最終予選の残り2試合が重要で、特に世界レベルのオーストラリアとの戦いでニアゾーンの攻略の仕方など一つ答えを出していかないといけない、という話などがありつつ、最後は、

南原 「これは楽しみになってきました」
中西 「はい。『Get Sports』としては、世界で勝てる方法、更に考えていきたいと思います」
南原 「ニアゾーン!」
中西 「はい」
南原 「覚えておきます」

というやり取りで、約13分のG-Talkは終了。
皆さん、"ニアゾーン"という言葉を覚えておいたほうがいいみたいですよ(笑)。


あとは、ソフトバンクの川崎宗則選手の特集。
プロゴルファーの今田竜二選手の特集。
松坂大輔選手の特集。
そして、先日行われた、競泳ジャパンオープン2009の中継録画。
でした。


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『スポーツドリーム』 6/6

2009年06月07日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストはラグビー元・日本代表の松尾雄治さん。

今回は10の質問でラグビー話をあれこれと。
"ラグビーというスポーツは選手も楽しいが監督も楽しい?"という質問に「はい」と答えていた松尾さん(今回はすべての質問に「はい」という答えでした・笑)。
いわく、以前は選手としてやるほうが全然おもしろいと思っていたけど、最近は(成城大学の監督を引き受けた5年前から)監督もおもしろいと思うようになったそうで。
松尾さんの引退試合観に来ていた長嶋さんから言われたことが・・「「引退というのはすごく勇気のいることだし、たぶん雄ちゃんもこれから色んな関係者と会わなくなったときにすごく寂しい気持ちになる。でもね、またそれを乗り越えていくとね、色んな角度でラグビーと携わっていくことが出来るんだよ。違ったかたちでね。評論家としてでもいいし、指導者としてもいい。違ったかたちでラグビーに携わるということが出来る人は素晴らしいことだしね、そういうふうになっていくよ」って言われたのが、ホントに20年経って5年前にね、そういうふうになったわけですよ」・・というふうに、ホントになったとのことでした。


"人間頭で考えるよりまず行動してみることだ?"という質問では、

松尾 「もう、これは絶対そうですね」
南原 「うん」
松尾 「まずね、考えてたんじゃね」
南原 「はい」
松尾 「時間経っちゃってどうしようもないでしょ」
南原 「はい」
松尾 「人間が生きるのにね、一番大切なのは勘ですよ、勘」
南原 「最近、勘がだんだん鈍ってくる・・」
松尾 「うん、だからそれは何故かっていうのは、ペンを持ってもの書くからですよ。何足す何は何だとか」
南原 「うん」
松尾 「何はどうなってるってことをペンで書くから」
南原 「うんうん」
松尾 「その勘が鈍っちゃうんですよ」
南原 「鈍っちゃう」
松尾 「鉛筆持つと勘が鈍る」
南原 「・・なるほど」
松尾 「だから、皆は僕のことを「お前バカだな」と言いますよ」
南原 「うん」
松尾 「だけど」
南原 「はいはい」
松尾 「そうかもしれないけど、僕の頭の中にはそうじゃないんだもん。考えなかったら無理という結論にはならないんですよ」
南原 「あ、なるほど(笑)」
松尾 「うん」
南原 「なるほどなるほど。あ~おもしろいですね」
松尾 「やったんだけどダメだったんだな、というね、ダメだったんだなっていうものにはなるけれども、それは次に生きるでしょ。やんなかったら次に生きないじゃないですか」
南原 「そうですよね、何もない・・」
松尾 「何もやんなかったら」
南原 「はい」
松尾 「次にやりようがないでしょ。何かやったら「あん時失敗したからよぉ」って」
南原 「はい」
松尾 「次に生きるじゃないですか。やってみなきゃわかんないんですよ(笑)」
南原 「なるほど~、おもしろいですね~」

というやり取り。
この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ・・迷わず行けよ、行けばわかるさ!を地で行く松尾さん(笑)。
そんな松尾さんに、南原さんは「なるほど」を連発してましたが(笑)、でも、南原さんも、成功するか失敗するかわからないけどおもしろそうなことをやってみよう精神で落語や狂言をやってると思いますので、意外と似たもの同士の二人かもしれません(南原さんの場合は、勘がすべての松尾さんよりは色々と考えてると思いますが・笑)。


あとは、先週に続き、今回も成城大学ラグビー部の、

松尾 「普通、スポーツ選手っていうのは」
南原 「はい」
松尾 「痛くたって」
南原 「はい」
松尾 「「ウ~~!」とか「イ~タ~!」ぐらいでしょ?」
南原 「はい、はい」
松尾 「ウチのは違うもん」
南原 「はい」
松尾 「「痛い痛い痛い痛い痛い!」」
南原 「アッハハハハハ」
松尾 「「ウワ~!痛い!イ~タタッタッタ~痛い!」って、俺が行くまでずっと言ってるからね、痛いの」
南原 「アッハハハハハ」
松尾 「「お前、そんなに痛いわけないだろ、スポーツ選手が」」
南原 「アッハハハハ」
松尾 「「大丈夫か?」って言ったら「ダメです」って言うしさ」
南原 「アッハハハハハハ」
松尾 「普通、「ダメです」って言わないでしょう」
南原 「ハッハハハハハハ」
松尾 「で、挙句の果てに、「名誉の負傷です」だって」
南原 「アッハハハハハハハハ」
松尾 「名誉かどうかは俺が決めんだ、バカヤロー」
南原 「アッハハハハハハハハ」
松尾 「「お前が決めるっておかしくねぇか?それ」って、何が名誉の負傷?」
南原 「ハッハハハハ」
松尾 「情けなくなっちゃう」
南原 「(笑)でも、そういうのをわかってもらいたい、わかってあげるっていうことが、ひとつの信頼ってことですね」

という、トホホ話も披露(笑)。
ちなみに、松尾さんは成城のラグビー部の監督は無報酬でやっているそうで。
にもかかわらず、選手を自宅に呼んで自費で鍋パーティーを開いているとのこと。
これは、他の大学は合宿生活をして寝起きを共にしているけど、成城のラグビー部は皆家から通ってるので皆で過ごす時間を増やすためにやっているとのことでしたが、う~む、こういうことは出来そうでなかなか出来ないことだな~、と大いに感心。
"監督業もいいがそろそろ仕事をしないと実はかなり苦しい?"という質問や"最近生活を切り詰めてる?"という質問にも元気に「はい」と答え、「今日のギャラも鍋パーティーですね」という話なども明るくしていた松尾さんでしたが、こんな松尾さんのラグビーLOVEな気持ちを、現代っ子が意気に感じて頑張ってくれることを願うばかりです(笑)。


あとは、失敗したときは早く謝る、そうしないとしばらく経つうちに全部自分に都合のいいように考えるようになって謝れなくなっちゃう、選手にも失敗したら早く認めて次にいいプレイを2つすればいと言っている、という含蓄のある話などがありつつ、"いつかは日本代表の監督をやってみたい?"という質問では、

松尾 「そうですね、あの~、やっぱり各スポーツそうですけど」
南原 「はい」
松尾 「みんな外国ナイズされるっていうか」
南原 「うん」
松尾 「まぁ、アメリカとか」
南原 「うん」
松尾 「ラグビーで言うとヨーロッパとか」
南原 「うん」
松尾 「そういうところのマネをするというね」
南原 「うん」
松尾 「そういうことが流行ってますよ」
南原 「うん」
松尾 「だけどやっぱり、僕はその国その国で良いものって必ずあると思うので」
南原 「うん」
松尾 「外国の監督を連れてきて、いくらチームを強くしようと思っても、その(監督の)国のBチームを作るようなもんでね」
南原 「あ~、なるほど」
松尾 「やる監督っていうのは、やっぱりその土壌で生まれ育って、そこでやってきた人達がいちばん合ってるんじゃないかな、と僕は思ってるんですよね」

というやり取り。
松尾さんいわく、素早く走れて細かくつなげる世界のチームの倍走れるようなチーム、点は取られるかもしれないけどトライを取り勝って競り勝つチームをつくりたい、とのことでした。
WBCの侍ジャパンも日本らしい野球の"日本力"で優勝しましたし、サッカーの前日本代表監督のオシムさんも外国人監督だけど似たようにことを(最初は外国のマネから入って基礎を作ることが必要、でもその後は日本に合ったオリジナルなサッカーを)言ってましたし、陸上の為末選手も日本人に合った走り方を追求していますし、松尾さんの考え方はラグビーの日本代表が強くなるための正道のような気がします。


あと、"テレビやラジオに出演して喋るのは好きだ?"という質問にも「はい」と答えていた松尾さんですが(笑)、確かに、昔はテレビなどにもよく出てよく喋ってた印象があるな~(笑)。
今回も情熱的によく喋ってましたし(笑)、またテレビなどに出演して・・現代っ子だらけのラグビー部を熱く指導する監督として、メディアにももっと取り上げて欲しいところであります。


ってな感じで2週にわたり、笑いありちょっと真面目な話ありで、興味深い話満載の『スポーツドリーム』でありました。


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紫陽花

2009年06月04日 | あれこれ
いよいよ明日はDVDの発売日。
約半年前ぶりの、「おかえり」「ただいま」ですが(笑)、この間、現代狂言があったり独演会があったりしましたので、かなり♪お久しぶ~りね~という感じです(笑)。
忘れてる場面なども多々あると思いますので、映画館で観たときとはまた違う新鮮な気分でDVDを観ることが出来そうで、楽しみにしたいと思います。

あ、それから、映画といえば、南原さんは『劔岳 点の記』の宣伝番組に出演するようで。
この映画は、あの木村大作さんの初監督作品・・ん?初監督?ということは、木村さんも70歳の新人監督じゃあ~りませんか!?(笑)
大林監督と木村監督、撮ってる映画のテイストはだいぶ違いますが、映画にかける情熱と、やたら元気な70歳(笑)というところは共通してる二人です(この二人となんやかんやと関わりがある南原さんはおじいちゃん子だな~・笑)。
ちなみに、木村さんは自分の車に『劔岳』のペイントをし、フィルムを持って47都道府県を全国行脚しているようで。
う~む、極寒の冬山でCGなしで撮影したり、フィルムを持って全国行脚をしたり、空手バカ一代ならぬ映画バカ一代という言葉がピッタリの木村さんであります(笑)。
そんな木村さんと、どんなやり取りがあるのか(『よふけ』での『誘拐』の新宿ゲリラ撮影裏話や『復活の日』で外国人と喧嘩した話・・等々おもしろかったな~)楽しみにしたいと思います。


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