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Untersee-Boot

あるいは感想記として

残暑お見舞い申し上げます

2009年08月13日 | 現代狂言Ⅲ
まだまだ暑い日が続いている中、またまた始まった現代狂言の北海道公演。
公演後には皆で美味しそうにビールを飲んだり、移動の途中に美味しそうなラーメンを食べたり、夏の北海道を満喫しているようで何よりであります(笑)。
地図を見るとそれぞれの会場はかなり離れていて、普通だったら4、5県にまたがっての公演という感じですが、これが一県、いや、一道公演というあたり、さすが、デッかいどうの北海道であります(笑)。
5日連続の公演というのは、移動を含めてかなりのハードスケジュールだと思いますので、最後まで無事に終わることを願っています。
あ、そういえば、先週の『Get』の次週予告を見ていたら、南原さんが入江選手のレースを観戦してる様子などが少し流れていましたが、南原さんはニュース&スポーツにも生で出演する・・のかな?
千秋楽は昼公演ですので、スケジュール的にはギリギリセーフで間に合うかも、という感じですが・・う~む、いずれにしても、大変なことに変わりはありませんので、体調管理には十分お気をつけくださいませ、です。



こぼれ話あれこれ

2009年03月02日 | 現代狂言Ⅲ
昨日の『Get』に、ホントに何食わぬ顔で出演していた南原さん(笑)。
『Get』本編でも、何食わぬ顔でWBC話をしてましたし(G-Talkに"LIVE"の文字はありませんでしたので、ここはニュース&スポーツの前に録画したものだったかもしれません)、ホント、お疲れ様&ご苦労様でありました。

現代狂言Ⅲの感想記は、鋭意執筆準備中・・の準備中(笑)ですので、今回は、昨日の『行ってきました』レポで書き逃してしまったことをあれこれと。
あ、でも、夏に北海道で公演があるというような話を聞くと、ネタバレなことは書かないほうがいいのかな?
う~む、去年の10月から今まで待っていたのに、まだ待てってか?(笑)
ならば・・・。
まず、"遙かなる新田文化会館までの道程"と題した写真付き珍道中レポ(笑)を書き、そのあとにちょっとしたネタバレを含む話を書きたいと思いますので、ご了承ください。


千秋楽公演が行われた、太田市新田文化会館。
地図を見てみると、とんでもない場所(と言っては地元の人に失礼ですが)にあるのでどうやって行こうか?と思ったのですが、当日は天気も良かったので、行きは最寄駅(と言うにはかなり遠かったですが・笑)の木崎駅から歩いて会場へ向かうことに。
まずは、JRと東武線を乗り継ぎ、2時間半ほどで太田駅に到着。
そして、こんな電車に乗り

            

太田駅から2駅めの木崎駅に到着。

            

なかなか風情がある駅舎でありました(ちゃんとSuicaが使えるところがエライ・笑)。
で、ここから、新田文化会館までは約4.5km!?
けっこうな距離ではありましたが、ただ、歩いているとこんな風景にも出会うわけで。

            

道の左ではなく、♪右にビ~ル工場~(笑)。
責任品質な男でお馴染みのメーカー名が見えたので、思わず写真を撮ってしまいました(笑)。
他にも色々な工場が点在していたり、こんなのどかな景色広がる中、

            

約1時間で新田文化会館に到着。
う~む、観劇前にいい運動になってしまいました(笑)。

で、千秋楽公演は無事終わり、帰りはタクシーでススイのスイと太田駅まで行こうと思っていたのですが・・・。
タクシーが拾えそうな幹線道路に出てみても、流しのタクシーなんて一台たりとも走ってないじゃあ~りませんか!?
しばらく歩いていても、走って来るのは自家用車ばかりで、タクシーが来る気配は全くもって無し。
歩きながらしばし考え、このままじゃ例え話ではなくホントに日が暮れる、と思い(笑)、急遽方向転換して木崎駅まで歩いて行くことに。
また1時間も歩くのか・・と思うと泣きそうになりましたが(笑)、こんなところで野垂れ死にをするわけにもいかないので(笑)、急いで木崎駅へ。
早足で駅へ向かう途中、「わしゃアレか?競歩の山崎選手か?」というツッこみ台詞が頭に浮かんだりしつつも(笑)、やっとこさ駅にたどり着き(帰りは40分弱で駅に到着、あまりにも早足で歩いたので何年か振りで横っ腹が痛くなってしまいました・笑)、無事に家路に着くことが出来ました。
まさか、こんなサプライズが最後に待っているとは思いも寄りませんでしたが、ご利用・・いや、ご予定は計画的に、というのを身をもって実感してしまいました(笑)。
ちなみに、帰り道では写真を撮ってる余裕なんて無かったので、帰りの道中写真は一枚もありません(笑)。


で、ここからは現代狂言話を。
冒頭の挨拶で南原さんは、「狂言は600年前から・・」という話をいつもしていますが、千秋楽では「650年前から・・」と、何故か50年増し(笑)。
いつの間に50年加算されたんだ?と、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
それから、千秋楽の前日は皆さんかなり飲んでいたようで。
ただ、当たり前ではありますが、舞台でそんな気配は全くなし。
ジョニ男さんなんて、いつも以上に張り切ってましたし(笑)。
野々村さんの声がちょっとかすれていたのが、唯一前日の疲れ(と言うか全国ツアーの疲れ)の名残かな、という感じではありましたが、昨日も書いたとおり、千秋楽らしく大いに盛り上がった舞台でした。
『サードライフ』も逆理不尽(笑)があったりして大笑いの連続だったのですが・・・。
最後の場面。
森君が現実の世界に戻るときに言った、「なんか、すっげー大変だったけど、楽しかったです。ありがとうございました!」という台詞を聞いたとき、私は不覚にもちょっと涙目になってしまいました(笑)。
いや、これは『サードライフ』の中の台詞ではあるのですが、汗だくの顔の森君は、本当に充実感いっぱいという感じの顔をしていましたし、台詞の言い方もものすご~く実感がこもっていたので、現代狂言Ⅲの全国ツアーが終わり千秋楽を迎えることとダブらせてこの台詞を言ったのでは?というふうに感じられ、思わず涙腺が緩んでしまいました(笑)。
う~む、歳をとると涙もろくなっていけません(笑)。

あと、一発ギャグのとき、平子君のことは普通に呼んでたのに、ひろみちお兄さんのことを「ランドセル来い!」と言ってたのが面白かったな~・・等々、細かい千秋楽話は色々とあるのですが、それについてはいづれまた・・なんか同じようなことばかり書いてる気がしますが、悪しからずご了承くださいませませ(笑)。



行ってきました、千秋楽

2009年03月01日 | 現代狂言Ⅲ
太田市新田文化会館で行われた、現代狂言Ⅲの千秋楽へ行ってきました。

            

大いに笑い、大いに盛り上がった千秋楽。
♪は~るばる~・・群馬県まで行った甲斐がありました(笑)。


『佐渡狐』での南原さんは、かなりいい感じだったように思います。
本物の狂言師の方に比べると歩き方がちょっとふわふわしてるかな?と思わなくもありませんでしたが・・そんな細かいところが気にりなり出すくらい、初日に観た時とは全然違う、堂に入ったお奏者っぷりでした。


『東京パンダ』では、ジョニ男さんがかなり飛ばしまくりで、島崎さんと野々村さんが笑いを堪えている場面も(笑)。
初日に観たときには、この『東京パンダ』はどうなることかとも思いましたが、飛ばしまくるジョニ男さんだけではなく、島崎さんと野々村さんのやり取りもいい感じになっており、さすがという感じで大笑いしながら観てしまいました。
あ、それから、ジョニ男さんは『サードライフ』でも、「昇龍拳!」ってなことを言ってみたり(笑)、"酔えば酔うほど眠くなる"酔拳(笑)を披露したり、"絶好調!中畑清"が登場したりと、こちらでも飛ばしまくり(楽士の稲葉さんと和田さんもかなり笑ってました・笑)。
「おじさん好き勝手やりすぎ」「100%ですね」(by森君)のジョニ男さんに、今まで以上に大笑いでした(笑)。


そして、『サードライフ』。
前半部分については今回は割愛して、今日イチの場面について(笑)。
一発ギャグで、ダチョウ倶楽部ふうなやり取り(笑)で理不尽返しをされた南原さんは、群馬の舞・・♪群馬~高崎~桐生~太田市~という地名を並べただけの舞を披露して、「大丈夫、俺は出来る子だ」(笑)。
でもその後は、「ちきしょう、倍返しだ」と言い、理不尽大魔王らしく数々の理不尽を倍返しで(笑)メンバーに突きつけいた南原さん。
このへんのやり取りは演出だったのかな?という感じ(とは言っても、平子君には石原○理子の舞を舞わせたり、井川君には何故か玉置宏さんの舞を舞わせたりしており、どこまで演出だったのかはわかりませんが・笑)でしたが・・・。
そんな理不尽三昧で一発ギャグを要求する南原さんに、井川君から「その前にちょっと見本みせてもらっていいですか?」という、まさかの逆理不尽発言(笑)。
南原さんは手で口をおさえてビックリした様子でしたが、井川君は「千秋楽ナメるなよ」と追い討ち(笑)。
そんな下克上発言(笑)に、最初はちょっとためらっていた南原さんでしたが、すぐに「元気ですか~!元気があれば一発ギャグも(「何でも」だったかも)出来る」とA.猪木ふう挨拶(笑)をして、座長の一発ギャグがスタート。
お馴染み(?・笑)の"人間砲丸投げ"(顔芸と「キーン」という擬音付き・笑)を披露して、客席から笑いを取って一安心していた南原さんでしたが、井川君からは「からの?」、石本君も「これじゃ終わらんよ」と、さらに追い討ち(笑)。
そんな言葉に促され、今度は"水の中ででんでん虫を歌う人"を披露していた南原さん(笑)。
これまたお馴染みのネタではありましたが、♪でれ~ん~でれ~ん~ むる~し~むる~し~・・(これを文字にするのは難しいな~・笑)という歌声を聴いた井川君は、「初めて見た」と言い、やっと南原さんの一発ギャグコーナーは終了(笑)。
座長らしい見本(笑)を見せてくれていましたが、「やるならやるって言ってくれ」とちょい本気な感じで言っていた南原さんでありました(笑)。
ちなみに、カーテンコールの挨拶で万蔵さんから、「千秋楽、楽しかった」「みんなでナンチャンを困らせようと・・」というネタばらし。
それを聞いた南原さんは、「だからみんな楽屋からいなくなったのか」と、やっと納得の様子。
カーテンコールの挨拶まで気が付かないとは、さすが、ウンナンのドッキリにかかる係を長年やってきただけのことはあります(笑)。
あ、それから、その後の理不尽で南原さんは、ピラミッドの上に「でんでん虫が見たい」と、これは理不尽というより思いつきな発言をしてました(笑)(弘道お兄さんがそんな思いつき発言にちゃんと(?・笑)答えていたのは拍手でした・笑)。


カーテンコールの挨拶では、南原さんは、舞台はいろんな人が作る、今回はここ(太田市)の人が作ってくれた、また新しい作品が出来そうです、と言ってましたが、古典のように同じ作品をブラッシュアップしながらやるのも・・という発言も。
う~む、そうか・・と思って帰ってきたら、な、なんと、北海道でも現代狂言をやるとかやらないとか、という話が。
北海道の話はまだよくわかりませんし、ブラッシュアップ・・云々ということについても色々と思うところがあるのですが、これについてはいづれまた書きたいと思います。
ちなみに、ブラッシュアップについては、昨日の夜、2時、3時まで万蔵さんと真面目な芸談義をしながら・・と、南原さんは真面目な顔で言ってましたが、それを後ろで聞いていた島崎さんが、「こいつ何言ってるんだ!?」という感じで目を大きく見開いた顔をしていたのが面白く、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
もひとつちなみに、冒頭の挨拶で南原さんは、「体調は万全ですよ」と言わずもがなのことを敢えて言ってましたが、カーテンコールの挨拶で万蔵さんは「飲みすぎたのは本当です」「それを乗り越えて・・」と、ここでもネタばらしをしてました(笑)。
あ、それから、南原さんは「今日の夜は東京で『Get Sports』に何食わぬ顔して出てますけど」と言ってましたので、若狭→足利→太田→六本木というハードスケジュールをこなしている南原さんのミニミニコントが今晩も見られそうです。
う~む、ホント、お疲れ様であります。

恒例のサプライズ(もう書いちゃっていいのかな?)も大サービスで(席を立つ人は多かったけど、帰る人はほとんど無し)、舞台上に戻った南原さんたちは演奏に合わせて何故か踊っていたりして、最後まで大盛り上がり。
楽士のお二人も、出演者が退場しても最後まで熱のこもった演奏。
稲葉さんは、曲が終わると両手を思いっきり上げてバンザイ、そして和田さんと握手。
客席からは歓声と大きな拍手がおこり、16時45分。大団円で現代狂言Ⅲは幕を閉じたのでありました。


10月から始まった長丁場の全国公演、現代狂言一座のみなさん、本当にお疲れ様でありました。
無事に終わって何よりであります。
面白い舞台を何度も堪能することが出来て感謝多謝。
名残惜しい気持ちもありますが、またの機会を心より楽しみにしたいと思います。


今回は千秋楽のさわりを書いただけで、まだまだ書きたいことはあれやこれやと沢山あったのですが、それについては近日中・・かどうかはわかりませんが(笑)、いづれまた。



♪春よ~・・早咲きのカンザクラとともに

2009年02月18日 | 現代狂言Ⅲ
遅ればせながら。
内村さん家のおめでた話、おめでとうございます。
それにしても、あの(どの?・笑)内村さんがお父さんになると聞いても今いちイメージが湧かないな~(笑)。
あ、でも、親ばかのほうは、甥っ子話を嬉しそうに話していた内村さんのことを考えると、かなり有り得そうな感じです(笑)。
内村さんも南原さんに負けじと我が子を溺愛し、いつか二人の親ばかトーク合戦が聞ける日がくるのを楽しみにしたいと思います(笑)。


話は変わって。
先日の千葉公演のこぼれ話をひとつ。
南原さんが平子君を指名するとき、これまで色々な呼び方をしていましたが、千葉公演ではただ一言、「そこ」(笑)。
平子君は、その後何かおもしろ呼び名をされるのではないかという感じでちょっと待ってるふうでしたが、結局、「そこも見たい」という南原さんの言葉で、平子君は一発ギャグ・・千葉の舞を舞ってました(笑)。
う~む、おもしろ呼び名がパッと出てこなかったあたり、さすがにちょいお疲れだった・・のもしれません。
とは言っても、それ以外はこれまでと変わらず元気そのものという感じの南原さんでしたので、今週末の三重→山梨公演(またもや強行スケジュールだな~)でも、和楽な笑いを、元気に届けてきて欲しいと思います。



行ってきました、千葉公演

2009年02月15日 | 現代狂言Ⅲ
東総文化会館・大ホールで行われた、現代狂言Ⅲの千葉公演へ行ってきました。

4両編成のこんな電車に揺られ、

             

車内ではおにぎりを食べてすっかり旅気分(笑)。

             

乗り換えの待ち時間や駅から歩いた時間も含め、計3時間半かけて着いたのが、この東総文化会館。

             

う~む、けっこうな長旅でありました(笑)。
という感じの千葉公演・・っと、肝心の舞台について何も書いてませんでした(笑)。


千葉公演の客席は、おばちゃん率がかなり高めでしたが(笑)、舞台上の松のカーテンと能舞台を見た親子の
親 「○○ちゃん、いつもと違うでしょ?」
子 「おぉ~~!?」
という会話も聞こえてきたり、カップルや着物姿の女性などもいたりして、文字通り老若男女でほぼ満員。
900人収容出来るホールの最後方の右と左に少し空席がありましたが、9割方はお客さんで埋まってました(2階席は確認できませんでしたが)。

福岡→熊本→千葉という強行スケジュールで、南原さんはお疲れかと思いきや、冒頭の挨拶では1回も噛むことなく流れるようなトーク(笑)。
ちょっと物足りなくも感じてしまいましたが(笑)、"乙女の祈り"ならぬ"内村さんの祈り"がここにきてようやく届いた・・のかもしれません(笑)。

『佐渡狐』の南原さんは、第一声から声が良く出てましたし、全体的にいい感じでやっていたのでわりと安心して観ていたのですが・・・。
最後の最後、退場するときに袴の長~い裾をさばくのにちょっと手間取る場面があり、客席からは笑いが(今回は狂言を初めて観るという人が8割くらいだったので、これも演出と思ったのかも)・・・。
こんなとこで笑いを取るのは南原さんとしては不本意だったと思いますが、観ていた私も残念無念でありました(涙)。

『サードライフ』は、今回もまたまた大笑い&大笑い。
ストーリーは分かってるのに、何度観てもやっぱり面白いな~。
ただ、微妙に演出が変わったところもあったり、南原さんの理不尽に、森君が「それは聞いてない」と本気で困ってる様子の場面も(笑)。
ホントに「聞いてなかった」・・のかどうかは分かりませんが、客席からは森君に「がんばれ~」という声が飛んだりして(笑)、今回も大いに盛り上がっていました。

『サードライフ』は約75分。
その後、カーテンコールと挨拶があり、例のサプライズもあったのですが・・・。
サプライズが始まる前に席を立ち帰る人が続出。
サプライズの途中からはほとんどの人が立ち上がり、帰る人に混じって写メを撮る人まで出る始末。
混乱とまではいきませんでしたが、客席はかなりグダグダな状態に。
16時終了予定のはずが16時50分までやってましたので、急いで家路につきたい気持ちも分からなくはありませんが、写メは有り得ないでしょう!。
そんなグダグダの中、舞台に戻った南原さんが「とりあえず挨拶しようか・・」とメンバーに言って挨拶をしていましたが、右往左往して収拾がつかなくなってるお客さんからはまばらな拍手。
楽士のお二人も最後まで演奏して例のポーズも決めてくれましたが、こちらもまばらな拍手でかなり尻切れトンボな感じで終演を迎えてしまいました。
せっかく舞台も盛り上がり、観終わったお客さんの「おもしろかった~」という声がそこここから聞こえてきただけに、カーテンコールでのマナー違反とグダグダだけが唯一残念な出来事でありました。

と、何やかんやありましたが、公演自体は盛り上がり大いに笑った千葉公演でした。


あ、それから、エネルギーのブログによると、今回の公演ではオーノ君が袴姿で後見をやっていたようで。
う~む、全然気が付きませんでした(笑)。
何を観てたんだ?という感じですが、席がちょい左だったので、橋掛に座って笑ったりリズムに乗ったりしている南原さんを観てました(オーノ君が後見をやったのは『佐渡狐』だと思いますが。それとも『東京パンダ』かな?)。
ちなみに、オーノ君は、カーテンコールで南原さんから「オーノ・・何ンだっけ?」と言われてました(笑)。

あ、それから、もうひとつ。
これは舞台とは関係ありませんが、東総会館の最寄り駅の旭駅、Suicaが使えないってどういうこと!?
駅について駅員さんから説明され、ビックら仰天しながら現金払い。
帰りも切符を買って電車に乗りましたが、危うく帰ってこれなくなるとこでした(笑)。
いや、Suicaがあると大抵のことは間に合うので(電車内で食べたおにぎりもお茶もSuicaで購入)、現金をあまり持ち歩かないことがあるのですが、今回は余分にお金を持ってて良かった~(笑)。
無事に4時間かけて(旭駅の電車の本数が少なかったので帰りは待ち時間が大幅増)家にたどり着くことが出来て、めでたしめでたしでありました(笑)。



福寿草

2009年02月06日 | 現代狂言Ⅲ
今日から現代狂言の地方公演がスタートしたようで。
地元ネタなども織り込みながら東京公演とはまた違った舞台になるのではないかと思いますが、観に行かれる方はサードライフの住人となって存分に楽しんで来てください。
う~む、観に行かれる方が、う~まら~やし~(笑)。
ちなみに私は、関東近県の公演にあと2回ほど行く予定。
2週間おきに、東に北に狂言鑑賞の小旅行(どちらもチト遠くて一日がかりになりそう・笑)に行ってまいります(笑)。

で、これから毎週末は地方での公演ということになりますが、ということは、南原さんの『Get』出演はしばらくはない・・のかな?
『Get』への出演はなくても、地方へ行ったついでにプロ野球のキャンプ地取材をすることもあるのかも??ってなことを勝手に想像したりしていますが、とにもかくにも、舞台はもちろん移動も大変な全国行脚ですので、体に気をつけて千秋楽を無事に迎えて欲しいと思います。

あ、それから今回は、現代狂言の地方公演が始まったということで、福寿・・ではなく、寿福延長を願って(笑)福寿草の写真を。
ちなみに、福寿草の花言葉は「永久の幸福」「幸福を招く」「祝福」・・と色々あるようですが、めでたいことは間違いなさそうです(笑)。



また、行ってきました

2009年02月01日 | 現代狂言Ⅲ
            

あうるすぽっとで行われた、『現代狂言Ⅲ』冬公演の東京の楽日へ行ってきました。
いや~今回も大笑い&大笑い。
楽日らしく大いに盛り上がり、公演時間も大幅に延長(笑)。
『サードライフ』は72,3分(南原さんによると昨日は71分だったとのこと)、カーテンコールも含めると、約2時間45分の公演でした。


初日とは違い、今回は冒頭に座長の挨拶が約5分ほどありました(その後エネルギーが引き継いで見所などを説明)。
が、しかし、南原さんは短い挨拶の間に3回ぐらい思いっきり噛んでました(笑)。
「いや、噛もうとして噛んだんです」と開き直り発言(笑)をして笑いを取っていた南原さんでしたが、どうやら今回も内村さんの祈りは届かなかったようです(笑)(この日内村さんが観に来ていたかどうかはわかりませんが)。

『佐渡狐』での南原さんは、初日に観たときよりも余裕がある感じ。
これは私自身が余裕を持って・・心配しながら観ていた初日とは違い、ちょい安心して観ることが出来たのでそう感じたのかもしれませんが(笑)、とにもかくにも、この日も無事に大役をこなしてました(笑)。

『東京パンダ』は、初日よりもだいぶ面白くなって・・・いや、初日に観たときは、正直、これで大丈夫かな?という感じで終わってしまったのですが、3日間でかなり進化していたように思います。

『サードライフ』は、楽日らしくアドリブ(?)も多々あったり、疲れが見えるジョニ男さんに南原さんがツッこんだり(笑)、南原さんは台詞を噛んでそれを笑いに変えていたり(笑)、前述したとおり大いに盛り上がっていました。

カーテンコールもかなり時間をかけて大サービス。
大盛況のうちに幕が閉じた東京公演の楽日でありました。


ジョニ男さんに限らず、他の出演者にもちょい疲れが見えるかな~というところもあったりしましたが、これから全国行脚(笑)が始まり各都市で心待ちにしている方が大勢いると思いますので、各公演が成功して、メンバー一同怪我なく無事に千秋楽が迎えられることを祈るばかりです。
とりあえずは、4日連続の東京公演お疲れ様でした。



あ、それから、ロビーにはたくさんの花が届いていましたが、初日にもあった内村さん、マツケンさん、立川志の輔さん、小堺さん、勝野雅奈恵さん、金子貴俊さん、吉沢悠さん等々に加え、今日は谷村新司さんからの花もありました。
それにしても、

            

何で小堺さんの花は鉢植えなんでしょう(笑)
これって浅井企画の伝統なのかな?(笑)
ちなみに小堺さんは、エネルギー、イワイガワ、出演者一同宛てにそれぞれ別の花、いや、鉢植え(笑)を出しており、律儀な人だな~と感心してしまいました(笑)。

あと、今日は、坂上とし恵さん親子(カテコでの野々村さんによるとご両親も来ていたそうです)、そして、彦摩呂さん、嶋大輔さんの『東京パンダ』秋公演コンビが観に来てました。



行ってきました

2009年01月29日 | 現代狂言Ⅲ
池袋のあうるすぽっとで行われた、『現代狂言Ⅲ』の冬公演の初日へ行ってきました。
詳しい感想などは全公演が終わってから書きたいと思いますが、秋公演とはキャストも変わり、演出もあれやこれやと変わっていましたので、また新しい舞台という感じでした。

恒例の挨拶は、ちょっとした大役(笑)をまかされた二人がやっていましたが、いわく「座長は古典狂言でいっぱいいっぱいだから」とのことでした(すぐに「そんなことないでしょ」というツッコミがちゃんと入ってました・笑)。

その、ちょっと心配していた(笑)『佐渡狐』の南原さんは、最初はちょっと硬いかな?というふうにも見えましたが、途中からだんだんいい感じになってきたように思います。
ちょいネタバレというほどではないネタバレ話としては・・・南原さんはおでこ丸出しで古典に挑戦してました(笑)。

『サードライフ』は、何度見てもやっぱり面白~い!
今回も大笑い&大笑いでした。
ただ、南原さんが、けっこう台詞を噛んでましたが(笑)(途中からは大丈夫でしたが特に最初のほう)。
『佐渡狐』ではまったく噛んでなかったと思ったら、こっちで噛むとは(笑)。
あ、あと、得意のチャチャチャでも音を外していてビックリ(笑)。
う~む、南原さんが、まさか社交ダンス初心者のようなミスをするとは!?
このへんは初日らしいというか、『佐渡狐』を無事やり終えて一安心してしまったのかもしれません(笑)。
演出は、時事ネタや例の汽車の場面等々、秋公演とはいろいろ変わっていましたが、そのへんは観てのお楽しみということで。
それから、もうひとつ秋公演とは違ったことがあり、ちょっとビックリしましたが、これも観に行ったときのお楽しみにしておいてください(笑)。

あ、それから、今日の舞台は、大林素子さんや、中島史恵さん、坂上としえさん親子、赤信号の小宮さん、東MAXさんが観に来てました。



『こんにちは いっと6けん』

2009年01月17日 | 現代狂言Ⅲ
この番組は関東ローカルだったようですが(番組名からしてローカルっぽいな・笑)、意外にも(笑)内容が充実しており、ご覧になれない方がいるというのははなはだ残念なので、おこしなどをあれこれと。

まずは、番組冒頭に石井麻由子アナから「(11時)33分頃からは"東京いま人"。今日はこちらです。コントと狂言を組み合わせて新しい笑いの世界を生み出そうという舞台。これに取り組んでいるのはウッチャンナンチャンでお馴染みのこの方です」と紹介され、「今日(こんにち)のゲストでござる」と狂言の発声で挨拶をして、言い終わったあと恥ずかしそうに笑っていた南原さん(笑)。
短い挨拶でしたが、とりあえずつかみはオッケーという感じでした(笑)。


番組冒頭での予告通り、11時33分過ぎに、

石井 「続いては、"東京いま人"です」
(2007年のトークライブで笑いながら喋っている内村さんと南原さんの映像)
石井 「ウッチャンナンチャンでお馴染みの南原清隆さん。現代に生きた笑いを届けようとユニークな舞台に挑戦しています」
(稽古場で正座をして狂言の台詞の練習をしている様子や、稽古場の能舞台で『サードライフ』の演出をしてる様子、チャチャチャのステップの練習をしている南原さんの映像)
石井 「古典の狂言と現代の笑いを組み合わせた現代狂言。新しい笑いの世界を作りたいと挑む南原さんにたっぷりと笑いの魅力を伺います」
(スタジオの一人がけのソファにそれぞれ座っている南原さん(ジーンズに水色のパーカー、グレーの上着)と石井アナ)
石井 「さ、スタジオには南原清隆さんです。よろしくお願いしま~す」
南原 「お願いします」

というやり取りで、南原さんが出演するコーナーがスタート。
現代狂言は今年で3年目で2週間後に初日を控えている、という石井アナからの説明に、南原さんは「日々面白くすべくやってますけども」「新しい試みなんで毎日毎日発見しながらやってます」という話などをしつつ、南原さんが石井アナに現代狂言とは何かを解説。
何回見ても笑える古典の狂言と即興性の笑いのコントを融合したらどうなるんだろう、ということで現代狂言を始め、現代人が出てきて現代語で喋るけど所作や発声の仕方は古典の狂言を使ってるという解説のあと、南原さんが今の笑い方と狂言の笑い方の違いを実演。
「っあっ!っあっ!っあっ!っあっ!」と、南原さんがゆっくり狂言ふうに笑ってみせると、石井アナは「何かおかしくなります(笑)」「何かおかしい(笑)」。
南原さんはもういち度狂言の笑いを実演して、「意味もなくおかしくなるでしょ」「これがね、不思議と狂言の魅力なんですよ」「これやると、気分が沈んでるときにもこれやると僕も気分上がってくるんですよね」と話をしたりして石井アナから笑いを取り、場を和ませてました(笑)。



続いて、これまでの現代狂言をVTRで紹介。
まずは2006年の『連句』。
東方朔が橋掛からスキップ(?・笑)しながら登場する場面や、天野君と二人で「萌え~」と言ってる場面、ウド君が「たちの悪い業者に引っかかっちゃいましてねぇ、壁は傷だらけタイルはボコボコで、でね、私文句言ったんですよ・・」と言ってる場面などを約1分、南原さんがVTRを見て説明をしながらけっこう長めに紹介されてました。
ちなみにウド君の、たちの悪い業者に引っかかった話は、南原さんいわく「これ実際にあった話なんですけどね」とのことでした(笑)。

続いて2007年の『TANE~種~』。
ピンクのカーデガンを肩からかけた万蔵さんが森君にツッこんでる場面や、橋掛を前転しながら登場するひろみちお兄さん、そのひろみちお兄さんに摺り足を教える世阿弥・南原さんの場面など、こちらも南原さんの説明つきで約1分紹介。

スタジオに映像が戻ってきて、南原さんの後ろのモニターに『TANE~種~』で万蔵さんと二人でと踊っている南原さんの映像が流れる中、狂言で抑揚を習ってるという話も。
「このあたりのものでござる」を抑揚をつけて実演した南原さんは、

南原 「抑揚を勉強すると、僕、噛み癖があったんですけど、噛み癖が若干治ってきました」
石井 「あ、いいんですね」
南原 「いいんですよ」
石井 「私もやったほうがいいかも」
南原 「えぇ、ぜひNHKの方もやってください」

という、お馴染みの南原理論を披露してました(笑)。
そして、現代狂言を見た人の反応・・所作が気持ちがいい、衣擦れの音が良かった、癒されたという声もあった。東京はストーリー性、大阪は肉体的なもの、福岡は音楽的なもので笑いがくる、という話などがありつつ、『サードライフ』のストーリーを軽く南原さんが説明。
去年の秋公演の『サードライフ』の様子も45秒ほどVTRで紹介されていましたが、サルヒコ・南原さんが「舞対決だ、舞で人を幸せにしたら20ハピをあげよう」と言ってる場面や、キャップを斜めに被った万蔵さんたちが「♪か~ぶ~き~、よう、♪か~ぶ~き」と歌いながら踊ってる場面などが流れてました(笑)。
秋公演のVTRが終わり、南原さんの「古典って不思議なんで、きちんとルール守っとくと色んなものを取り入れやすいんですよ」「形さえしっかりあれば後は自由にやってもいいんですよ」という話のあと、

石井 「さぁではですね、実際に稽古場を取材させていただきましたので」
南原 「あ、そうですか~」
石井 「その様子もご覧いただきたいと思います」
(稽古場の能舞台上で、めいめいに練習している南原さん(紺色のトレーニングウェア、上は紺と灰色)、石本君、エネルギーの二人、イワイガワの二人、大野泰広さんらサードライフメンバー。それぞれジャージやトレーナーなどを着ているけど足元はみんな白い足袋・笑)
石井 「これ一昨日の」
南原 「そうですね」
石井 「様子だということですね」
(能舞台で二ツ森亨さんからチャチャチャの腰の使い方を教わり、両手を肩の辺りまで上げながら正面を向いてその場でステップを踏んでいるサードライフのメンバー)
石井 「え!?これ、現代狂言に見えないんですけど、これは何をされているんですか?(笑)」
南原 「これはですね、えぇ、チャチャチャの基本ステップをやってます(笑)」
石井 「(笑)」
南原 「えぇ」
石井 「社交ダンス」
南原 「社交ダンスも、えぇ、チャチャチャを入れてるんですよ」
(亨先生から指導を受けながら、能舞台でチャチャチャのステップをしながら円を描いて回っているサードライフのメンバー)
石井 「ははぁ~」
南原 「能舞台でチャチャチャを踊るっということなので」
石井 「えぇ、ちゃんと先生に指導してもらって」
(真剣な顔でチャチャチャのステップをしている南原さんのアップ)
南原 「はい、私も真剣にやってますけども」
石井 「はぁ~(笑)」
(「そうそうそう」と言いながら平子君にチャチャチャのステップを教えている南原さん)
石井 「皆さん真剣ですね」
(「ホォ~ウ!」と言って右手を上げてるジョニ男さんの映像、そして、石本君を先頭に縦一列になって前の人の肩に手をかけ「シュッシュッ」と言いながらゆっくり進んでいるサードライフのメンバー)
石井 「こちらは何でしょうか?」
南原 「これは、えぇ、今回、汽車をみんなで入れてやるってことなんですけども」
石井 「はぁあ~~」
南原 「汽車の動きがね、じゃどうゆうふうにやっていいのかっていうのが、ま、毎回こうやって肉体表現をしながら考えながらやってるんですけども」
石井 「う~んうん」
(能舞台にいるメンバーに、舞台の外から「やってる方は子供になってるんだけど・・・」と言い悩んでいる様子の南原さん、隣には藍色の着物にグレーの袴姿の万蔵さん)
南原 「これ、どうやれば」
石井 「ねぇ」
(今度は舞台に上がり行列に加わり汽車の動きを実際にやってみる南原さん、その後井川君に何やら話をして自分は列から離れる。メンバーはまた汽車の動きをやってみる)
南原 「お客さんに・・ま、セットも舞台もないので」
石井 「えぇえぇえぇ」
南原 「自分たちがセットなり、えぇ、舞台になりということなんで」
石井 「はぁ~」
南原 「小道具大道具に」
石井 「試行錯誤を繰り返してらっしゃるんですね」
(左手を口元にやり難しそうな顔で舞台を見ている南原さん)
石井 「あ、悩んでますね」
南原 「はい、お手本がないんでじゃどうしたらいいのかなっていうのが」
石井 「はぁはぁはぁ」
(難しそうな顔をしている南原さんに何か話をしている万蔵さん)
南原 「ま、こういうとき頼りになるのが、こう、万蔵先生ですね」
石井 「万蔵先生」
南原 「もう40年やってますから」
石井 「はぁ~あ、あ、」
(万蔵さんが舞台上で汽車の動きを指導。足を回すことによって汽車の動きの表現し、それを実際にやってみるサードライフメンバー)
南原 「このね、この方意外とね」
石井 「えぇ」
南原 「一発ギャグの名手なんですよ」
石井 「意外とですか(笑)」
南原 「えぇ、肉体を使うギャグがね、狂言師の方はすぐ出来るんですよ」
石井 「出来るんですか!?」
南原 「「こういうのギャグにしたらどうですか?」「あ、こういう動きがある」とか」
石井 「へぇ~~!?ははぁ~」
(万蔵さんの指導で汽車の動きをするサードライフのメンバーを、舞台の外から柱に手をかけて笑いながら見ている南原さん)
石井 「笑顔が見られますねぇ」
南原 「そうですね」
(稽古場の能舞台でインタビューに答える万蔵さん)
  万蔵 「お互いに挑戦ですね、大チャレンジ。うん。手探りで始まったんだけども、だんだん3年目になってくると、「あ、ここまでやっていいか」「いいぞ」っていうふうに、崩すことにホントにあの~ためらいつつも感じながら、やってる・・のが、外すことが出来るのが非常にうれしいですね」
(カメラ目線の万蔵さん)
  万蔵 「ナンチャン、万蔵です」(と言って右手を軽く上げる)
南原 「アッハハハハ」
  万蔵 「えぇ~毎日お稽古お疲れ様です」
(画面左下のワイプの中でお辞儀をする南原さん)
  万蔵 「あまり真面目に考えずに」
南原 「(笑)」
  万蔵 「ナンチャンは素晴らしい才能をお持ちですから」
南原 「いえ(笑)」
  万蔵 「えぇ~少し僕が目立つように控えて、控えて(笑)」
南原 「アッハハハハハ」
  万蔵 「演技をしてくれればありがたいんですけれども(笑)。そこのところ是非よろしくお願いいたします(笑)」
南原 「僕が目立つように(笑)」
  万蔵 「では」(と言って左手を上げる)
(映像がスタジオに切り替わる)
石井 「如何ですか、こんなメッセージをいただいたんですよ~」
南原 「そうですねぇ」
石井 「えぇ」
南原 「でも今日もね、7時から稽古なんですよ」
石井 「あ、今晩また」
南原 「今晩も」
石井 「はぁ~~~、ねぇ」
南原 「えぇ、でも、やっぱちゃんと万蔵先生かたちを持ってるんで」
石井 「えぇ」
南原 「かたちを持ってる人が崩すのが面白いんですよ」
石井 「あ、」
南原 「で、僕らみたいなかたちが無いのがかたちに入れるのがまた面白いんですよ」
石井 「(笑)はぁ~~」
南原 「かたちに入れると個性がはみ出てくるんで」
石井 「そうですねぇ」
南原 「この両方が入るのがね、魅力的かなと思うんですけど」
石井 「色んなボーダーラインがあるとかね」
南原 「はい」
石井 「せめぎ合いが面白いんでしょうね」
南原 「はい」

ってな話をしてました(笑)。
冬公演では、やはり秋公演とは違う演出もあるようで。
う~む、こりゃ楽しみ。
そして、南原さんに自分が目立つようにお願いしていた万蔵さんの弾けっぷりも楽しみです(笑)。
それから、演出をしている南原さんの姿を見る機会はなかなか無かったので(ちゃんと演出してたんですね・笑。いや、疑っていたわけではありませんが・笑)、稽古場の取材VTRはかなり新鮮で、演出をしながら笑ったり難しい顔をしている南原さんの様子を興味深く見てしまいました。



その後、万蔵さんは「(600年続いている狂言を)それを遺伝で持ってる方ですから」という南原さんの話(それを言うなら遺伝ではなく遺伝子だと思いますが・笑)や「もともと考え方がかたちにこだわらずに心を伝えていこうっていう人なんで」という話があったり、他の出演者の若手芸人たちはアドリブをバンバン入れて一発ギャグをボンボンいれて笑いを取りにいこうとしてる、という話もあったりしつつ、

石井 「あの、相方の内村さん、どんなふうに・・」
南原 「毎回こう観に来て」
石井 「あ、そうですか」
南原 「くれてますよ、えぇ」
石井 「はぁ~~」
南原 「はい、それでまぁ、ひときわ拍手して帰るらしいですけども」
石井 「(笑)」
南原 「ま、感想っていうのはなかなかね、お互い恥ずかしくて言えないんですけども」
石井 「あ、照れくさいもんですかねぇ」
南原 「はい」

というやり取りも(笑)。
さすがに、内村さんは客席から相方が噛まないように祈ってる、とは話していませんでした(笑)。



そして、現代狂言は古典の型を取り入れてるという話になり、キノコの歩き方を南原さんがまたまた実演。
あと、キャイ~ンのポーズについての話・・・「古典でやるとすごく納得がいくんですよ」「人のギャグやるのあんまり好きじゃないんですけども(笑)」と言いつつキャイ~ンのポーズを実演し、「一歩進んで下がるんですよ これ狂言で言うと半足下がるっていうことで形が一緒なんですよね」というお馴染み話(笑)を石井アナに話してました。
さらに、狂言のかたちを練習して重心を下げるのがわかるようになりゴルフのスコアが伸びた、という話をし、「これが、クラブを持つと、そのまんま・・」と言いながら、クラブを持つマネをしながらゴルフのスイングをする南原さん。
ゴルフのスイングをしたあと、何故か南原さんの声が聞き取りにくくなりましたが、南原さんは、

南原 「で、私スポーツも好きなんで」
石井 「えぇ」
南原 「これ、誰かわかります?」
石井 「はい」
南原 「これをあてて」(と言いながら重心を少し落として左バッターボックスでバットを構えるジェスチャー)
石井 「あ、南原さん」
南原 「バットを持つと・・」
石井 「ちょっと今マイクが落ちてしまいました。大変大変」
南原 「あぁあぁ」(あわてる様子もなく自分でマイクを付け直す)
石井 「(笑)」
南原 「えぇ、これ」
石井 「すいません、ちょっと雑音が入ってしまったかもしれません」
南原 「このバットを・・こう、こうなるでしょ」(と言って何ごともなかったようにまたバットを構えるジェスチャー)
石井 「はい」
南原 「で、これで、バットを持つと」
石井 「えぇ」
南原 「誰に見えますか?」
石井 「だ、誰でしょう?ごめんなさい、わかりません(笑)」
南原 「イチローに見えませんか?(笑)」
石井 「あ、あ、ごめんなさい!イチローでしたね。すいません、私が鈍かった(笑)」
南原 「とんでもないです、とんでもないです(笑)」
石井 「すいません!」
南原 「いいですいいです、こういうトーク大事です。大好きです」
石井 「ハッハハハハハハ」

ってな感じで、話に夢中でマイクが落ちたのにも自分では全然気づいていませんでした(笑)。
それにしても、マイクが落ちたことを指摘されても全く慌てた様子を見せないとは・・・。
こんなハプニングは朝飯前、これくらいじゃ全く動じないぞという感じのハプニング王・南原さんでありました(笑)。
あと、南原さんはイチローのマネを一生懸命してるのに石井アナには全くわかってもらえていませんでしたが(笑)、こういうことは他でもよくありそうで、夢中になって喋っていた南原さんを見て大笑いしてしまいました(笑)。

あとは、重心の落とし方などがわかり、スポーツの人とも「あ、そうそうそう」「拇指球に体重が移動してます」というような話をするようになったという話。
狂言に挑戦するきっかけ・・何で日本の笑いはボケとツッこみがあるのか、何で二人でやるのかということを疑問に思っていたが、野村万之丞さんと出会い600年前から太郎冠者次郎冠者でボケとツッこみがあったことがわかった。落語も上下振り分けて二つでひとつの笑いを取るし、これがひとつの型なんだと自信を持った、という話。
そして、古典芸能部に所属していたという話などがありつつ、

石井 「そして、今回は現代狂言だけではなくて、古典の・・」
南原 「はい、そうなんですよ~」
石井 「ものに挑戦されていると」
南原 「はい、万蔵先生が「古典やりなさい」って言われたんで」
石井 「あ、もう命令のように(笑)」
南原 「そうですね(笑)、はい」
石井 「そうですか~」
南原 「今回これがちょっと大変なんですけども」
石井 「いや~、そのお稽古の様子、ちょっとご覧いただきましょう」
南原 「はい」
(稽古場で正座をして向き合って座っている万蔵さんと南原さん)
  万蔵 「あぁ~あぁ、これは難しいことを賭けろくにした」
(続いて同じように)
  南原 「あぁ~あぁ、これは難しいことを賭けろくにした」
(さらに)
  万蔵 「狐は、あるまいな」
  南原 「狐は、あるまいな」
(という稽古の映像が続くなか)
石井 「いや、これは難しそうですね」
南原 「これね、微妙なニュアンスを細かくチェックしてもらってるんですけども」
石井 「はぁ~」
南原 「語尾の上げ下げとか」
石井 「えぇ」
南原 「ただこれやるとね、あの、大声出すんで」
石井 「えぇ」
南原 「お腹が空くんですよね」
石井 「あ、ものすごくエネルギーを消耗してるんですね」
南原 「だからね、痩せるんですよ(笑)」
(スタジオに映像が戻る)
石井 「(笑)そうですか!?」
南原 「はい、20代と同じようにバクバク食べますよ
石井 「えぇ!?それでもこのスリムな体を保っていられるということは、それだけバァと声出して」
南原 「エネルギーを使ってるんでしょうね」
石井 「ねぇ~~」
南原 「えぇ、普段はお昼はお蕎麦なんですけどもカツ丼完食ですから」
石井 「もう、ガツガツと」
南原 「それぐらいエネルギー使ってるんですよ」
石井 「はぁ~~~」

という話も。
今回挑戦する『佐渡狐』は大丈夫かな?と、ちょっと心配していたのですが、万蔵さんと差し向かいで稽古をしている南原さんを見てみると、意外と大丈夫そうでした(笑)。



あとは、狂言は五分間ジーッと我慢すればわかるようになる、というお馴染みの話(笑)があり、

石井 「狂言に挑戦されてみて」
南原 「はい」
石井 「ご自身の芸に何かこう変わったことってありまか?」
南原 「そうですね、ま、(照れたような顔で)表に出てる(笑)・・出てるかわかんないですけど、自分の中では変わってますね」
石井 「はぁはぁ」
南原 「やっぱり、一つ一つのことをしっかりやると、それまではどっちかって言うと、ま、キャラクターというほうに行ってるんですけども、キャラクターじゃなくて、その人物に成りきった時とかっていうので、こう、幅が広がってるなと思いますけども」
石井 「はぁ~」
南原 「まぁ、それは自分の中の問題ですから」
石井 「そうですか。あの、南原さんは社交ダンスにも挑戦されたりとか」
南原 「はい」
石井 「もう、司会業ですとかスポーツにも造詣が深くて、色んな分野挑戦されてますけども」
南原 「はい」
石井 「何かこう、軸となるようなものが」
南原 「はい」
石井 「今回こう見えてきたようなことがありますか?」
南原 「そうですね、あの、色んなこと学んだこととかが」
石井 「はい」
南原 「この舞台では、こうすべてそこに注げるっていう感じはしていますね」
石井 「へぇ~~」
南原 「だからこう、えぇ、チャチャチャも入れたりとかですね」
石井 「えぇ」
南原 「前回はタンゴで踊ったりとか」
石井 「(笑)必ず社交ダンスが」
南原 「そうですね、僕ダンスが好きなんで」
石井 「入ってくるんですね(笑)」
南原 「はい」
石井 「あの、ご家庭の中でも何かこう、いろいろ練習されたりしてるんですか?」
南原 「えぇ、あの、一人のときに」
石井 「えぇ」
南原 「廊下でコソっと摺り足やってます」
石井 「(笑)一人のときなんですか?(笑)」
南原 「一人のときに(笑)」
石井 「ご家族の前で見せないんですか?」
南原 「何かちょっと恥ずかしいんですね」
石井 「(笑)」
南原 「ゆっくり摺り足やってます」
石井 「(笑)そうなんですか(笑)」
南原 「これ摺り足やるとね、お腹の中の脂肪が燃えてね」
石井 「えぇ」
南原 「ちょっとお腹の中が痩せてきますよ」
石井 「えぇ!?内臓脂肪が?」
南原 「内臓脂肪とかが」
石井 「燃えてくるんですね!?」
南原 「はい」
石井 「あぁいいですねぇ」
南原 「えぇ」
石井 「あと、身長も伸びたというお話が」
南原 「あ、身長がね、4ミリ伸びました」
石井 「4ミリですけども貴重ですよね」
南原 「そうですね、ま、伸びたというか元々姿勢が悪かったのが姿勢が良くなって」
石井 「へぇ~~」
南原 「4ミリ伸びたっていうか」
石井 「へぇ~~」
南原 「うれしいです。40過ぎて4ミリ伸びた男」
石井 「アッハハ、そうですよね~」
南原 「はい」

という話もしてました。
「それは自分の中の問題ですから」とサラリと言っていた南原さん、そして、身長が4ミリ伸びた南原さんが、今後どういうふうに芸の幅が広がったところを見せてくれるのか楽しみにしたいと思います(笑)。

あと、今回の舞台は市民参加型で、今日もワークショップで下は18歳から上は70いくつの方まで練習をしていて一緒の舞台にあがる、という話があり、最後は池袋での現代狂言の告知をして番組は終了。
20分強の南原さん&現代狂言の特集でありました。


現代狂言の初日まで2週間を切っても、今いち狂言モードにならずどうしようかと思っていたのですが、この番組で稽古場の様子を見たり南原さんの話を聞いていたら、現金なもので俄然盛り上がってきました(笑)。
♪もういくつ寝ると~サードライフ~・・ってな感じで、初日が来るのを楽しみにしたいと思います(笑)。



2009年01月15日 | 現代狂言Ⅲ
相変わらず寒~い日が続いていますが、早咲きの梅の花がポツリポツリと咲いてるのを見かけたりもしますので、冬来たりなば春遠からじ・・・。
いや、そう考えなきゃ寒くてやってられへん、という感じの今日この頃です(笑)。

ところで。
まだまだ先だと思っていた『現代狂言Ⅲ』の冬公演の初日が、2週間後にせまっているじゃあ~りませんか。
う~む、そろそろ映画モードから狂言モードに頭を切り替えねば(笑)。
今回は南原さんが『佐渡狐』にも出演するようで、ちょっと心配になったりもしますが(笑)、とにもかくにも、冬公演が秋公演からどんなふうに変わってどれくらい進化しているのか楽しみにしたいと思います。