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Untersee-Boot

あるいは感想記として

夏空

2008年07月31日 | あれこれ
青空の下、虫取り網を持った子供が公園を走り回っていたりして、夏休み&夏真っ盛りという感じの今日この頃。
♪暑中お見舞い申し上げ~ます~・・です(笑)。

ところで、ついこの間『YEBISU亭』と『大銀座~』が終わったと思ったら、来週からはオリンピック、ではなく、『お蝶~』が始まるじゃあ~りませんか(笑)。
もう少し余韻に浸ってあれやこれやと反芻する時間(笑)が欲しいな~とも思いますが、生の舞台を色々と観られるのは喜ばしいことですので、これは贅沢な悩み(笑)。
北千住で南原さんがどんなミラクルっぷりを見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。
あ、それから、南原さんは一本歯の高下駄を履いたダンスが終わったら、今度はすぐに北京入りする・・のかな?
そうじゃないと、鈴木選手のゲンになれませんし、平泳ぎ(200m)の歴史的瞬間にも遭遇することが出来ませんし・・う~む、恵比寿に銀座に北千住、そして北京へとホントにご苦労さまっす、そして、お体大切にしてください、であります。


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『スポーツドリーム』 7/26

2008年07月27日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、サッカー元日本代表の城彰ニさん。

北京五輪がもうすぐ始まるということで、サッカー・オリンピック日本代表の話や、日本が一次リーグで戦う相手のことなどについてあれこれと。

今のオリンピック代表の選手は、城さんがオリンピック代表だった頃に比べると、「はるかに個人のレベルっていうのは上がってます」とのこと。
テクニックや個人の能力が非常に優れていてミスが少ない、とのことでしたが、城さんいわく「問題はチームワークですね・・」。
え!?チームワークに問題って、それがいちばん大事なような気が・・大丈夫かな~・・・。
と思っていたら、今回のオリンピック代表にはオーバーエイジの選手が入らないからそれで逆にチームがまとまるのでは、という話も城さんはしていましたので、大丈夫かも(笑)。
ちょっと心配ではありますが(笑)、日本代表の選手には北京で暑さに負けず頑張って欲しいと思います。
それから、注目の選手は?という話題では、

城   「急成長を見せてるのは、ディフェンダーの5番、永友選手ですね」
南原 「あ、僕もチェックしてますね」
城   「チェックしてますか」
南原 「はい、チェックしてますね」

というやり取り。
あと、南原さんは「(永友選手は)メチャメチャ走るらしいですね」ということもサラリと言ってましたが・・う~む、南原さんはいつの間にかサッカーにも詳しくなってるな~(笑)。
『Get』経由中西さん仕込みかな?という感じもしますが(笑)、とにもかくにも、スポーツ記者・南原さんには、北京で歴史的な瞬間を目撃してきて欲しいと思います(南原さんがサッカー観戦をするのかどうかは分かりませんが)。

それから、日本と一次リーグで同じ組になった、アメリカ、ナイジェリア、オランダについては、城さんいわく「これはね、死のグループですよ」。
特にオランダは、「非常に厳しい」「奇跡が起きなければ勝てないくらい(日本と)差はあります」とのことでしたので、そう簡単に一次リーグ突破というわけにはいかなそうですが、何とか決勝トーナメントに駒を進めてくれるだろう、と楽観的に考えておくことにします(笑)。


今回は北京五輪のサッカー話づくしでしたが、

南原 「いや、面白かったですね~」
城   「いや」
南原 「色々な見方が変わってきて」
城   「はい」
南原 「けっこう喋り、良いですね」
城   「そうですか!?」
南原 「はい」
城   「いやいやいや、そんなことは無いんですけどね」
南原 「はい」
城   「日々勉強中ですね」

と南原さんが言うように、城さんの喋りはサッカー素人の私にもよくわかる面白いものでした。
南原さんの質問にも的確によどみなく答えていましたし、とてもお勉強になってしまった30分でありました(笑)。


来週に続く・・・。


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YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~  '08,7/19

2008年07月26日 | ウンナンあれこれ
恵比寿ザ・ガーデンルームで行なわれた、『YEBISU亭』に行ってきました。
客席にはかなり年配のおばあさん(たい平さんファン?・笑)もいたりして、老若男女で満員。
私の席は、前から2列めのちょい左で、南原さんの表情もよく見える、かなり砂っかぶりな席でした(笑)。


午後5時4分開演。
落語用の高座とパイプ椅子2つが置いてある舞台に、たい平さんと南原さんが登場。
二人ともジーンズ姿で、たい平さんは水色の半そでシャツに青いネクタイ、南原さんは白いポロシャツでかなりラフな格好でした。
南原さんが『いいとも』のタモさんふうのジェスチャーで客席からの拍手を納めたあと(笑)、挨拶もそこそこに、いきなり「ショートコントやります」と宣言(笑)。
ん?何だ何だ?と思う間もなく、「ナンチャンと」「たいちゃんと・・」「「と」ってまだ続くの?」というお約束(?・笑)のやり取りがありつつ、ショートコントがスタート。
まずは、『クセについて考える』。
タイトルを聞いたときはどんなコントだったかイマイチ分からなかったのですが、たい平さんの「たっ!」とか「ぷ~」という変な返事を聞いて、「あ、そうそう、これだこれだ」とウンナンの二人がやってたコントを思い出しました。
で、ナンチャンたいちゃんの妙に息が合ったやり取りを見て、思わず笑ってしまいました(笑)。
続いては、『ミニスカート』。
このネタはテンポ良く続いていくショートコントなので、即席でやって出来るのかな~?と思っていたら・・・案の定、かなりグダクダ(笑)。
途中、南原さんがたい平さんのことを「おい、内村!」と言い間違いをして「ついクセで・・」と言い訳をしたり(笑)、たい平さんも南原さんのことを「おい、内村」と言い間違ったりして、結局、最後までやり終えることなくグダグダのなか終了(笑)。
たい平さんは、「『(笑って)いいとも』でやってた"コント講座"を見て勉強した」と言ってましたが、『ミニスカート』のテンポと間を習得するには、さすがに一朝一夕では無理だったようです(笑)。

そんなドタバタのショートコント(笑)が終わったあと、南原さんとたい平さんが改めて客席に挨拶。
たい平さんは"20回記念"のことを「YEBISU亭は20周年で・・」と何度か言い間違い(笑)。
そして、南原さんからは「(20回)スペシャルって3回あるんですよね」というツッこみがあったりしつつ、南原さんの落語との出会いについての話に。
高校時代は落研で持ちネタは7つほどあり"朝起亭はなぢ"という名前だったという話や、老人ホームに慰問に行ったという話など、毎度お馴染みの話でひと笑い(笑)。
さらに、刑務所にも慰問に行ったけど護送車で迎えに来られて信号待ちの時に指を指されて恥ずかしかった、という、これまたお馴染みの話で笑いを取ってた南原さん(笑)。
このへんの話はもはや古典といっていいくらい何度も聞いていて、オチは分かってるのですが・・やはり笑ってしまいます(笑)。
で、今回は、高松刑務所はレベルが高いので窃盗かぐらいじゃ入れない、刑務所のドアは何個もあり入るたびにカギをかける、体に色んな絵柄の人がいる、模範囚の人から記念のカルピスを盃みたいに貰った、先輩が商店街を歩いていたら声をかけられ「あ、出所されたんですか?」というやり取りがあった、という話などもしていて、フルバージョンの刑務所慰問話をたっぷり聞いて、さらに笑ってしまいました(笑)。
その後、たい平さんから、ウンナンのコント『遠距離恋愛』が好きで南原さんの横歩きの足の運びを家で練習をした、という話があり、南原さんが横歩きの動きを実演することに。
南原さんが「待ってるから・・」と言いながら素早いカニ歩き(という表現でいいのかな?(笑)、電車が動いてるのを再現してるところです)をしている姿を、最初は舞台上で見ていたたい平さんでしたが、「僕も見ていいですか?」と言うと舞台から降り、今度は客席から楽しそうに見ていたたい平さん(笑)。
舞台下のたい平さんからは「足の運びが若い時のようじゃありませんね・・」というツッこみが入ってましたが・・・アラフォー世代であれだけの動きが出来る芸人さんはそうは居ないと思いますし、それなりのキレはあったと思います(笑)。


オープニングのショートコント&挨拶は約15分で終了。
舞台上が暗転して出囃子が流れる中。
5時20分、たい平さんが約3分で早着替え(笑)をして、エメラルドグリーンの着物とベージュの袴姿で登場し、『紙屑屋』を約17分口演。
マクラでは旅話・・大阪にも行ったけど吉本は儲かってるだけに楽屋は個室で32インチのTVが置いてあった。でも、テレビの脚に鎖がついていた、という話などで客席から笑いをとり、つかみはオッケーという感じ(笑)。
あと、最近の弟子話・・「秘密警察から電話です」というので何んだと思ったら"清水建設"から電話だった。電池が切れたので「単三買ってきてくれる?」と言ったら「コーラでいいですか?」と答えた、という話もしていましたが・・・この話、どっかで聞いたことあるな~。
う~む、これって定番のマクラネタ・・なのかな?
真偽のほどはよくわかりませんが、ベタな話ながらついつい笑ってしまいました(笑)。
本題の『紙屑屋』でも、ベタなネタや『笑点』ネタで笑いを取ったり、浪曲のマネや花火の音マネをして多芸なところを見せたり、さすが、平成19年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(パンフレットより・笑)という感じでした(笑)。


続いて、
5時37分、野球拳の出囃子にのって、薄い青色の着物姿の南原さんが羽織りなしで登場。
この日南原さんが着ていた着物は、2006年の大銀座~の時に着てたのと同じ・・かな?(大銀座~では羽織りを着てましたが)
う~む、記憶が定かではないのでハッキリしたことはわかりませんが、ちょい渋めの着物でした。
まずは、YEBISU亭は初めてで、初めてだと色々な失敗がある、『いいとも』で初めてハワイに行ったときは内村さんも南原さんも革靴を履いて行った、という失敗話。
そして、荷物の中からヅラが出てきて税関で止められ、「ジェニー!ジェニー!」と通訳の人を呼ばれたという話をしてましたが、通訳の女の人の名前が、去年の末廣亭の時の"ジェニファー"から微妙に変わってました(笑)。
で、「俺、ヤザワの英語でわかってるから」と豪語する出川哲っちゃんとハワイに行ったときは、飛行機の中で「コーヒーorティー?」と訊かれた哲っちゃんは「I'm ブラック」、税関では「I'm ナイトシーン」と答え「ジェニー!ジェニー!」と通訳の女の人を呼ばれるハメに(笑)。
それから、パプアニューギニアの酋長夫婦が初めて日本に来た時は、泊まることになってる西新宿のホテルを見た酋長パパが「あんなところ登りたくない~!」(笑)。
さらに、外が見えるエレベーターに乗った時は、地面が落ちてると勘違い(この話を聞いて客席はちょっと感心してました・笑)。
動物園では酋長のママが鳩を捕まえ、サル山ではパパが、

パパ 「ウバウワホホホホ」
サル 「ウッキキキャキキ」

というやり取り。
何を言ってるのかと思ったら、

パパ 「パプアから来た」
サル 「ごくろうさん」

南原さんは「考えられないですよ!」と言ってましたが、確かに、パプアの酋長恐るべし、です(笑)。
そして、ウド君の家に泊まったパパさん、朝早く起きて「お前、まだ寝てろ」とウド君に言い、何をするのかと思ったら、家の中で火をおこしていたというエピソードも披露してました(笑)。
この話を聞いて、モーリス・J・南原さん(だっけ?・笑)が世界を股に駆けて活躍してる姿・・オーストラリアでは芋虫を食べ、アフリカでは驚異的な視力検査をし、バヌアツでは間近で噴火してる火山にビビリながらも「1、2、3、4、5・・・」と火口で数を数えて肝試しをしていたことなど、体を張った南原さんの勇姿をあれやこれやと思い出してしまいました(笑)。
で、そんな初めて話のあと、「初めて江戸に来た人は・・」という話になり、本題の『仔猫』が始まりますが、どんな噺なのかは割愛します。

私が南原さんの『仔猫』を聴くのは3回目ですが、これまで何回もやってる噺だけに、綺麗なような汚いような話の場面(笑)など、聴かせるとこは聴かせ、番頭さんとおなべのやり取りなどでは大いに笑いを取っていて、さすがにやり慣れてるな~という感じでした。
今回、私がいちばん印象に残ったのは、最後のおなべの独白の場面。
三味線の音に乗せて身の上を切々と語る表情からは、おなべの悲哀を感じられて良かったです。
全体的な出来は・・やり慣れてる噺なので以前聴いたときよりも細かいくすぐりなどが入っていて余裕も感じられましたが、それが逆にちょっと雑な印象にも・・。
末廣亭で聴いたときは程よい緊張が感じられ、それがこの噺の世界観を創るのに良い作用として働いていたように思いますが、今回は余裕があったぶん、噺全体に深みが感じられないものとなってしまったように思いました。
もっとも、これは、私が南原さんの『仔猫』を3回も聴いてるから思うことかもしれませんが。
あと、この噺をどういうふうに捉えるのか、ということもあると思いますし・・・う~む、落語奥深しっ!という感じです(笑)。
それから、初めて聴いたときよりも2回目、2回目よりも3回目と、欲張りなファンとしてはさらに良いものを期待して、ハードルをどんどん上げて聴いてしまうということもありますので、あれこれ好き勝手なとを書いてしまってしまいましたが、そのへんは悪しからず、です。
マクラを含めて約38分の『仔猫』が終わると舞台上は暗転し、大きな拍手の中、南原さんは退場。


暗転した舞台上には机や椅子が運び込まれ、この後のトークコーナー"今夜踊ろう"のための準備が進んでいましたが、会場にはサッポロのCMが流れていて、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
で、ラジオブースふうの3本のマイクがついた机とパイプ椅子が用意された舞台に、まあくまさこさん、洋服に着替えたたい平さん、着物姿のままの南原さんが登場し、あれやこれやとトークが始まったのですが、まあくさんの心のこもってない司会進行っぷりに大笑い(笑)。
南原さんは落語以外にもいろいろとやってる、という話では、「皆さんよくご存知ですよね・・なんでしたっけ?」と、かなりいい加減な進行(笑)。
で、南原さんの社交ダンスはプロ級で、「何クラスっていうんですか?」というまあくさんからの質問に、南原さんが「3年2組くらいです」と小ボケをかましてるにもかかわらず、軽~く受け流すまあくさん(笑)。
あと、たい平さんが先代の小さん師匠の落語に心を打たれて落語を始めたという話にも、「感動しまして・・」と、まったく感動してないのがまる分かりの相槌(笑)。
心ない司会進行について南原さんとたい平さんからツッこまれても、まあくさんは動じる気配を見せることもなく我が道を突き進んでいて、あそこまでいい加減だと逆に気持ち良いな~ってなことを思いながら、思わず笑ってしまいました(笑)。

トークでは、南原さんがやる落語について、「与太郎が出てくるような噺が良いのでは・・」「(大ネタより)軽いネタでこそ南原さんの良さが出ると思うので滑稽噺を・・」ということをたい平さんが言ってましたが、確かにそうかもしれないな~と思ったり思わなかったり(笑)。
いや、南原さんには古典をきっちりやって尚且つ面白く聴かせて欲しい、という気持ちもありますし、滑稽噺を自由にやるというのも、それはそれでありかな~と思ったり・・う~む、なかなか難しいところです(私が悩む必要もないのですが・笑)。
それから、ゴルゴさんに似てるたい平さん・・南原さんいわく「人に優しいゴルゴ松本って感じ」(笑)が、山手線で子供から「ゴルゴだ!」と言われ、しょうがないので"命"をやった、という話や、南原さんが親から「イケメンの狩野(英孝)に似てると言われてショックだった」という話もしてましたが、う~む、どちらも似てるっちゃあ似てるかもしれません(笑)。
で、南原さんは"古典芸能部"だったという話から、たい平さんの武蔵美・落研時代の話へ。
武蔵美にデザインなどの勉強をしてきるのはずなのに落研があることについて、たい平さんいわく「何で軸がぶれるのか」(笑)。
と言いつつ、たい平さんは廃部寸前の落研に入り2日目には副部長、そして15人を勧誘してきて武蔵美・落研の隆盛期をつくったそうで。
それを聞いた南原さんは、「何?そのネズミ講」(笑)。
確かに、どこぞでエビを養殖したふりをして一儲けしようとしてた詐欺師もビックリの、たい平さんの勧誘力です(笑)。

その後、南原さんから「狂言は論理的でロジックな芸です、例えば・・」という話があり、南原さんによる狂言講座に。
南原さんは草履を脱ぎ、橋掛から登場して名乗りまでの一連の動作を実演。
「このあたりのものでござる」という名乗りの前に半足だして半足もどる動作をすると、最初はお客さんがひき、その後舞台にひきつけられる、「狂言は押し引きだ」という、南原さんの実演つき解説に、客席からは「お~」と感心の声(笑)。
そんなお客さんの反応を見た南原さんは、「みのもんたさんの番組みたい」と言ってましたが、南原さんは「お嬢さん」とは言ってませんでしたので、そのへんがみのさんとは違うところでした(笑)。
で、たい平さんも狂言の所作をやってみますが・・・まあくさんから「上手く出来たらビールあげましょう」と言われて、「チンパンジーじゃないんだから」と反論していたたい平さんでしたが、かなりのへっぴり腰(笑)。
南原さんからは「リハビリか!」「アシモ君みたい」とツッこまれ、ここでは多芸なところを見せることは出来なかったたい平さんでした(笑)。
その後南原さんは、頭の重みで前に出る(歩く)、狂言の所作を上手く見せるコツは「足先を流線型に」という解説&実演もしていましたが、頭が動かないように・・という話から、サッポロの缶ビールを頭に乗せて歩いてみるハメに(笑)。
たい平さんから「先生、出来るんですか?」(この時はすっかり狂言の先生になってた南原さん・笑)と言われ、南原さんは「だってサッポロだもん」と言いながら缶ビールを頭に乗せて歩いてみますが・・・。
2、3メートルは頭上の缶ビールを落とすことなく歩き、途中で落ちそうになったビールをナイスキャッチしてた南原さん。
責任品質な男としては、サッポロの缶ビールを地面に落とすわけにはいきませんから、結果オーライ(?・笑)でありました(笑)。
あ、それから、サッポロビールの話題では、「サッポロさんお世話になってます」「ウチは全部サッポロですから」と話す南原さんに、客席からは拍手。
う~む、南原さんのCMはけっこう浸透してるんだな~(笑)。
狂言講座は、まあくさんの「皆さんも是非・・」という思いっきり上っ面の締めの言葉(笑)と、たい平さんの「どこでやるの?」というもっともなツッこみ、南原さんの「腸腰筋が刺激されてお通じが良くなります」という、みのさんの番組のような話(笑)で終了。

あとは、色んなコツを聞くのが大好きな南原さん(笑)が、たい平さんに「落語をやるコツを教えてください」と質問。
たい平さんいわく、平面的ではなく立体的に話をもっていくと目の前に3Dの世界が広がる、とのことでした。
そして、サイン色紙・・たい平さんが寄席文字で"笑"の文字とプチトマトの絵を書き、南原さんとたい平さんのサインが入った色紙をお客さんにプレゼンとすることに。
器用にプチトマトの絵を描いていたたい平さんに、南原さんは「このへんがお年寄りの心をくすぐる」「営業行ってる感じが・・」というツッこみを入れてましたが、たい平さんはこの日の落語などを聴いていても器用な人だな~という感じでした。
寄席文字について南原さんは興味があったようで、楽屋のネタ帳に喬太郎さんが寄席文字で演目を書いていたのを見て、「(1、2センチの)こんな細いとこに書いてた」とビックリの様子。
たい平さんも寄席文字を書けるという話を聞き、この日の打ち合わせが終わった4時半頃から楽屋では寄席文字教室が開かれていたそうで。
教わり好きの南原さんならさもありなん、という感じでちょっと笑ってしまいましたが、ホント、好奇心旺盛な人です(笑)。
で、「7月は英語で何でしたっけ?」「Julyです」「今日は何日でしたっけ?」「19日です」「じゃJ列の19番の人に色紙をプレゼントしましょう」という、打ち合わせどおりのやり取りがあり(笑)、色紙とヱビスビールをお客さんにプレゼント。
南原さんは頭にヱビスビール、たい平さんは色紙を頭に乗せて二人ともそろりそろりと歩きながら、前に出てきたお客さんにプレゼントをしようとしますが、まあくさんから「もう、そろそろいいんじゃないですか?」と、容赦ないツッこみ(笑)。
いい歳した大人二人のボケに付き合う気などさらさらない、まあくさんでした(笑)。

最後は、明日の予定(byまあく・笑)と、今後の二人の予定についての告知などがありましたが、南原さんは『お蝶~』の初日を「8月5日から・・」と思いっきり言い間違い(最後まで訂正は無し・笑)。
そして、会場についても「あそこです・・」とモゴモゴとしていた南原さんでしたが、たい平さんから「北千住で・・」「いいな~、綺麗な人と共演できて」というフォローが入り、事なきを得たのでありました(笑)。
そんなこんなで、トークコーナー"今夜踊ろう"は、約25分で終了。


15分の休憩を挟み。
6時56分、薄紫(青だったかも)の羽織りと着物に着替えたたい平さんが登場し、『青菜』を約40分口演。
「季節を感じるのはスタバだけ」と力説するたい平さんの、スタバあるあるネタ(笑)があったり、氷を口に入れる演技でここでも多芸なところを披露したり、ベタなネタや『笑点』ネタを挟んで笑いを取ったりと、明るく元気な林家伝統のサービス精神(パンフレットより・笑)を見せてくれたたい平さんでありました(笑)。
いや、ホントに、たい平さんの落語は、笑いやすいようにサービス満点という感じで、最初から最後まで笑いながら聴いてしまいました。


7時37分、口演し終えたたい平さんが退場すると、会場が真っ暗に。
ラテンふう(?)の音楽がかかるなか、ピンスポに照らされた南原さんが上手側に登場し、着物の裾を両手が軽くつまんでお姫様ふうに可愛らしく一礼(笑)。
続いて、下手側にピンスポに照らされたたい平さんが登場し、後ろ足を交差させてお姫様を前にしたときにするようなお辞儀で深々と一礼(笑)をして、『YEBISU亭20回記念シリーズ第二弾』は終了。
ものすご~くあっさりとした終わり方でしたが、逆にそれが粋な感じで、後味の良い終演でした。

午後5時に始まり、2時間半以上の長丁場の舞台でしたが、トークあり、落語あり、そして思いがけずのコントあり(笑)と、蒸し暑い真夏の夜に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
たい平さん、南原さん、共にお疲れ様でした、であります。


以上、『YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~』のレポ(のようなもの)と感想記でありました。
記憶違いで間違ってる箇所があるかもしれませんが、そのへんはご容赦を。
長々と書いてしまいましたが、最後までご静聴ありがとうございました(笑)。


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夕刊に南原さん

2008年07月24日 | ウンナンあれこれ
今日(7月24日)の朝日新聞の夕刊第5面、"be-evening"というページに、南原さんの記事が写真付きで載ってます。
写真は、一本歯の高下駄を履いておどけたポーズをとってる南原さん(笑)が、約6段ぶちぬきでかなり大き目に載ってます。
記事には、正しく立つ・・云々という、わりとお馴染みの話(笑)などが書かれています。
あ、それから、『お蝶~』で一本歯の下駄でダンスをする・・という話を聞いたとき、これは『ナンだ!?』でお世話になった甲野さんの影響では?と思っていたのですが、やはりそうだったようです(笑)。
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向日葵

2008年07月22日 | あれこれ
          

相変わらず暑~い日が続いていますが、今日は暦の上では"大暑"だそうで。
う~む、"暑"に"大"が付くぐらいですから、こりゃ暑いはずです(笑)。

『YEBISU亭』の感想記はただいま鋭意執筆準備中。
今週中にはUP出来れば、と思っていますが・・・オオカミ少年になってしまったら悪しからず、です(笑)。

ところで、今日7月22日は内村さんの誕生日じゃあ~りませんか。
44歳の誕生日、おめでとうございます。
健康に気をつけてこれからも頑張ってください。


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行ってきました、大銀座

2008年07月21日 | ウンナンあれこれ
先行でも一般発売でもチケットが獲れなかったのですが、南原さんファンの方からチケットを譲っていただき、今年も『大銀座~』で南原さんの落語を聴くことが出来ました。
お陰さまで最後の『大銀座~』へ参加することが出来て、嬉しい限りです。
時事通信ホールで少しだけお話をする機会があり、お礼を申し上げることが出来ましたが、改めて、ありがとうございました。
それから、チケットについて色々とお手間のかかかることをしていただいたS様にも感謝多謝。ありがとうございました。
そして、先日の『YEBISU亭』と今回の『大銀座~』で、南原さんファンの方と少しお話をすることが出来ましたが、このブログについて嬉しいお話をしていただき、これまた嬉しい限りです。ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


最後の『大銀座~』で南原さんが披露した落語は『竹の水仙』。
マクラでは、歌舞伎の"見え"のプチウンチクを披露して客席をちょっと感心させたり(笑)、でも、こういうウンチクは嫁さんや内村さんに話しても全然興味がなくて聞いてくれないという話で客席から笑いをとったり(笑)、ワッタリさん、いや、渡さんの「自分・・」というお馴染みの話(笑)があったりと、いつもの南原さんの面白話という感じで話してました(笑)。
本題の『竹の水仙』は、予告どおりの(笑)のりつっこみがあったり、G.馬場ふうの人が出てきたり、細かいギャグをちりばめたりしてかなり自由にやっていた感じでした。
あ、でも、「ぼ、ぼ、僕は、おにぎりが好きなんだな~」とは言ってませんでしたが(笑)。
いや、この噺は『裸の大将』的な設定の部分もあるので、もしかしたらアレンジして甚五郎がそんなキャラになってるのでは?なんてことを勝手に想像したりもしていたのですが、さすがにそれはありませんでした(笑)。
とまれ、約30分の口演お疲れ様でした、であります。


詳しい感想などは、また後日に。
・・・と言いつつ、予定は未定ですのであまり期待せずにいてください(笑)。


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『スポーツドリーム』 7/19

2008年07月20日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストはクルム伊達公子選手。

まずは、

南原 「南原清隆のニッポン放送トヨタスポーツドリーム、今日のゲストは現役テニスプレイヤー、復帰後三ヶ月のクルム伊達公子選手です。今週もよろしくお願いします」
伊達 「よろしくお願いします」
南原 「いいですね、復帰後三ヶ月」
伊達 「三ヶ月(笑)ハッハハハハ」
南原 「何か産まれたてみたいな感じ(笑)」
伊達 「ハッハハハハハ」
南原 「いいですね~」
伊達 「はい、ちょっとこの響き、ハッハハハ」
南原 「この響き、気に入ってもらえました?」
伊達 「はい(笑)、復帰後三ヶ月(笑)」
南原 「何か新人な感じがして」
伊達 「新人な感じですね(笑)」
南原 「ねぇ」
伊達 「はい」
南原 「さ、今週は、一問一答形式」
伊達 「はい」
南原 「全ての質問に「はい」か「いいえ」で」
伊達 「ヘッヘヘヘヘヘ」
南原 「答えてもらいます」
伊達 「はい」
南原 「ノーコメント無回答は原則無しです」
伊達 「無し?(笑)」
南原 「無しです」
伊達 「原則ですね?」
南原 「アッハハハハハハハ」
伊達 「ハッハハハハ」
南原 「ここらへんがね~」
伊達 「ハッハハハ」
南原 「ここらへんが海外でやってきた人間ですよ」
伊達 「ハッハハハ」
南原 「「原則でしょ?じゃあこれはありね」っていうんじゃなくて、無しです」
伊達 「ハッハハハ」
南原 「無しです」
伊達 「はい(笑)」

という感じで、伊達選手の明るい笑い声が響くなか、今回も和やかに番組はスタート。
"テニスを始める年齢は早ければ早いほどいい?"という質問には「はい」と答えていた伊達選手。
ただ、小さい頃はテニスや、サッカー、水泳、体操など、バランス感覚を養うために色々なスポーツをやったほうが良いとのこと。
そして、伊達選手の

伊達 「テニスやるには5、6歳ぐらいまでが、いちばん良い年齢かなと」
南原 「あ、そうですか」
伊達 「はい」
南原 「それまでに一回覚えておくと」
伊達 「ちょっともう、ホントにボール遊びみたいな感覚で」
南原 「はい」
伊達 「テニスコートに行って、お母さんから離れてコートの中に一人で入れる・・」
南原 「あぁ」
伊達 「ところから、まず少しずつやってれば」
南原 「そうか~~」
伊達 「うん、充分だと思います。幼稚園もそうじゃないですか、まずはお母さんから離れて」
南原 「そうですそうです」
伊達 「友達の輪」
南原 「はいはい」
伊達 「幼稚園の輪に入ることから、成長していくわけですから」
南原 「そうですそうです」

という話を、真剣に聞いていた南原さん(笑)。
「そうか~~」と言ってた南原さんは、インタビュアーというよりもお父さんモードという感じ(笑)。
優さんのことを考えながら話を聞いてる感じが伝わってきて、微笑ましく思いながらもちょっと笑ってしまいました(笑)。
もしかしたら、これから優さんはバランス感覚を養うために色々なスポーツをやることになる・・かもしれません(笑)。

あと、11月の全日本選手権を当面の目標にしているという話などもしていましたが、伊達選手いわく、「(試合に)勝つとか(自分の)ランキングを上げることも、もちろん楽しんでやってますけど、それと同時にやっぱり、その、日本の選手が、世界に通用する選手が早く出て欲しいっていう気持ちもあるので、だからこそ日本人が沢山いるトーナメントに今も出てるので、自分がこう、もう一度グランドスラムとかオリンピックっていうことは、なんかこうあんまりぴんと来ないっていうところがありますね」とのこと。
そして、伊達選手と試合をした若い選手は、沢山のお客さんの前で試合をしてすることによって緊張したり色んなプレッシャーを感じたりして「それもすごく良い経験になってると思う」という話も。
う~む、伊達選手がこうやって若手選手に発破をかけて、「活きの良い若手選手、出てこいや~っ!!」(by 高田総統)と言ってくれてるわけですから(実際には言ってませんが、プロレスに例えるとニュアンス的にそうだということで・笑)、それに応える選手が出てきてくれることを期待したいと思います。

あとは、昔は簡単に勝てる時には簡単に勝ちたいと思っていたけど、今は悪い状況が起きてもこういう時に何が出来るかな?と考えてるのが楽しい、「(一度引退して)外からテニスっていうものを見ることによって、改めてテニスの本当の意味での面白さっていうことを知ることが出来たから、そういう苦しい場面になっても、外から見ても楽しかったし、また自分が内側にいる中でもそれをなんか楽しめる余裕、心の余裕っていうのが生まれたところが大きいのかなと思います」という話もしていましたが、こういう話を聞いてると、今の伊達選手は本当にテニスを楽しんでいるんだな~という感じで、"今の私の人生は充実してる?"という質問に「はい」と答えていたのも大いに納得でした。


恒例の夢色紙には、"テニスがもっとポピュラーに"と書いていた伊達選手。
伊達選手いわく、欧米ではテニスは確立されたスポーツだけど日本ではまだまだなので、テニスをやるスポーツとしてはもちろん見るスポーツとしても確立していかなければいけない。「そのためにも自分がコートに立って、今出来ることっていうのが、この私の新たな挑戦なのかなと思ってます」とのこと。
伊達選手は今回、日本の今のテニスコートが世界基準ではない砂入り人工芝になっているのでそれを変えていきたいという話もしてましたし、"テニス難民"と呼ばれるテニスをしたくてもコートがなくて出来ない人がいるという環境も変えていきたいという話もしてましたが、こうやって体を張りながらテニス界全体のことを考えて行動をしている伊達選手はまさににプロ、いや、真のプロ魂をもった人という感じで大いに敬服、そして大感心してしまいました。
伊達選手の今後の活躍に期待したいと思います。
・・と、ここまで書いていたら、今日の宮崎の試合で伊達選手が復帰後2勝目を飾ったというニュースが!!
本当におめでとうございます、であります。


という感じで、和やかムードのなか、二週にわたって興味深いテニス話満載の『スポーツドリーム』でありました。


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行ってきました

2008年07月19日 | ウンナンあれこれ
          

恵比寿ザ・ガーデンルームで行われた、『YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~』へ行ってきました。
南原さんは何を口演するのかな?と思っていたら・・・な、なんと、『仔猫』でした(笑)。
いや、てっきり『竹の水仙』か、以前披露したという新作の『お受験』をやるのかと思っていたのでちょっと肩透かしを食らった感じでしたが、でも、考えてみれば『仔猫』は怪談噺でもありますので、この季節にはピッタリかもしれません。
詳しい感想などは後日書きたいと思いますが、マクラは末広亭の時とほぼ同じ、新たに『ウリナリ』でパプアニューギニアの夫婦が日本に来た時の話がなどが加わっていました。
本題の『仔猫』は、さすがにやりなれてるという感じで、番頭さんがおなべに暇を出すのが言い出せなくてキセルに見立てた扇子を震えながら口や鼻に運ぶ場面などではかなり笑いを取っていましたし、おなべが独白する場面ではしんみり聴かせ、切ない表情も良かったと思います。

たい平さんは、落語を二席。
最初の演目は・・一度聴いたことがあるのですが、落語の知識がなくてタイトルがわかりません(と思っていたら、いつもお世話になってるA様のサイトに『紙屑屋』との情報が。教えていただきありがとうございます)。
二席目は、『青菜』。
こちらも季節ものという感じで、今の季節にはピッタリ。
「鞍馬から牛若丸が出でまして、そのナをクロウ判官」「ヨシツネにしておきな」という台詞が妙に耳に残ってしまいました(笑)。
たい平さんは、南原さんがトーク中でも言っていたように器用といいますか、多芸で浪曲のダミ声のマネから花火の音マネまでこなし、落語でも客席を大笑いさせていて、さすがという感じでした。


落語以外では、舞台が始まってすぐに、南原さんとたい平さんがショートコント・・ウンナンのネタ『癖について考える』と『ミニスカート』を、二人でやってました(笑)。
『癖~』のほうはけっこういい感じでしたが、『ミニスカート』は・・・。
南原さんがたい平さんのことを「おい、内村」と言い間違いをしたり、何故かたい平さんも南原さんのことを「おい、内村」と言い間違いをしたりして、かなりグダグダ(笑)。
3時半からリハーサルをして二人で練習をしていたとのことでしたが、このコントはテンポと間が命という感じのネタですので、さすがに一朝一夕でやるには無理があったようです。

あと、落語の合間には"今夜踊ろう"というコーナーがあり、南原さん、たい平さん、まったく心が無い司会進行の(笑)まあくまさこさんの三人であれこれとトークもしてました。
ここでは、南原さんの狂言実演・・橋掛から登場して名乗りまでの一連の動作と狂言ウンチクで客席を感心させたり(笑)、色紙プレゼンとがあったり、あと、『お蝶~』の告知もしていましたが、南原さんは「8月5日から・・」と初日の日付けを言い間違ってました(笑)。
う~む、いくら忙しいとはいえ、初日の日を間違えるって・・大丈夫かな~(笑)。
あ、それから、南原さんはこの日の楽屋で、たい平さんから寄席文字の書き方を習っていたそうです。
教わり好きの南原さんならさもありなん、という感じでちょっと笑ってしまいましたが(笑)、いつか南原さんの寄席文字が見られる日がくるかも?です(笑)。

それから、ロビーには『Get』と『サッポロビール』から南原さん宛に花が届いてました。
          


という感じの、『YEBISU亭』でありました。
詳しい感想&レポなどは、また後日に。


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猫三匹

2008年07月17日 | あれこれ
とある公園にて。
真ん中のネコの目が、♪ヒットエンドラ~ン・・でお馴染みの女性芸人に似ててちょっと怖いな~ってなことを思いつつ(笑)、写真をパチリ。
三猫三様の表情をしていた、三匹のネコでありました。

ところで、もうすぐ『YEBISU亭』ということで、『竹の水仙』がどんな噺なのか(『YEBISU亭』でもこの噺をやるのかどうかはわかりませんが)ちょいとした予習がてら、古典落語大辞典・・的なものを読んでみましたが・・・。
う~む、この噺なら登場人物のやり取りを膨らませたりして、のりつっこみもやり易いかも?という感じでした(笑)。
のりつっこみが落語としてありなのかどうかは、落語素人の私にはよく分かりませんが・・・とまれ、南原さんがどんな落語を披露してくれるのか楽しみにしたいと思います。


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『スポーツドリーム』 7/12

2008年07月13日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、テニスのクルム伊達公子選手。

今年の4月に12年ぶりに現役復帰をした伊達選手ですが、

南原 「干支で言うとひと回りしてるんですよ」
伊達 「はい、すみません(笑)」
南原・伊達 「ハッハハハハハハハ」

というやり取りがあったりして、番組は和やかにスタート(笑)。
まずは、トーナメントで優勝しても「嬉しい反面ちょっと恥ずかしいような複雑な気持ちでしたね(笑)」という話や、「新入りなんだけど自分は年上みたいな(笑)」という、現役復帰してからの嬉し恥ずかしのエピソード(笑)や、旦那さんからは「復帰すれば?復帰すれば?復帰すれば?」と出会った頃からずっと言われていた、という話など、現役復帰話をあれこれと。
そして、

伊達 「日本人選手がなかなか、こうトップにいるっていう選手が少ない中で、まず私が、その、過去にナンバー4(世界ランク4位)まで行けて」
南原 「はい」
伊達 「今、テニスが変わってきて、どうして私が出来たことが今のみんなには出来ないのかな?っていうことは、ひとつすごく自分の中で疑問にはなってきてたんですね」
南原 「これ、逆にひとつ質問させていただくと、その」
伊達 「はい」
南原 「4(フォー)まで上がるっていうか、世界で戦うには何が必要なんですかね?」

というやり取りも。
伊達さんいわく、世界で戦うにはハングリーさや勝負への執着心、そして運などがうまく組み合わさって初めて上位へ行ける。
そして、バランスが大切・・テクニックやフィジカルなども必要だが一番大きいのはメンタル、とのこと。
コートの中でのメンタル面が大事なのはもちろん、他の部分・・ツアーを回る時は荷物は全て自分で持ち飛行機のチケットなども自分で獲らなくてはいけないので、超過料金を取られそうになっても「あたしたち遊びじゃないんだ!」というふうにカウンターで喧嘩をしたりと、色んな面でのメンタルが大事とのことでした。
で、

伊達 「今、でも、なんか良い子が多いですね」
南原 「あぁ、総じてね」
伊達 「個性的な子が少・・それはどこのスポーツも」
南原 「そうですね」
伊達 「同じかなと思うんですけど」
南原 「はいはい」
伊達 「スピーチしても、綺麗に答える子がすごく多いなっていうのは私すごく感じるんですよね」
南原 「はい」
伊達 「だからちょっと面白みは欠けるかなっていう、何か」
南原 「そうですね」
伊達 「個性的な選手がもうちょっといてもいいんじゃないかな」
南原 「外国人なんか個性だらけですもんね」
伊達 「そうですね」
南原 「自己主張も強いし」
伊達 「う~ん」
南原 「練習相手もどんどん自分で入っていっちゃうんでしょ?」
伊達 「そうですね~」
南原 「えぇ」
伊達 「こないだとかも、何かこうちょっと雨が降り始めたときに練習をしてたんですけど」
南原 「はい」
伊達 「若い選手が時間よりも早く来たんですね」
南原 「はい」
伊達 「で、雨が降り始めてるから(若い選手は)早く入りたかったんですよ」
南原 「はいはいはい」
伊達 「それで私が、あの~、(若い選手が)入ってきそうだなっていう、でも、選手はやっぱり二人で練習、オープンコートでやるほうが良いので」
南原 「はい」
伊達 「で、入りそうになったから「何時から練習コート取ってるの?」って、ちょっと意地悪だっかなと思うんですけど(笑)」
南原 「(笑)はいはい」
伊達 「「何時から取ってんの?」って言ったら、「あと10分後です」って言うから、そしたらもう一人の子が「一人でやりたいですか?」って、あの、四人(で練習する)よりも二人で(練習を)やりたいですか?って言ったから」
南原 「はいはいはい」
伊達 「「うん、もちろん二人でやりたいよ」って言って、雨降って、もうそれ以上降るともう(練習)出来なくなっちゃうんで」
南原 「はいはいはい、早めにね」
伊達 「はい、(若い選手はコートに)入りたいんですけど、でも時間ではなかったから、入れてあげなかったんですけど」
南原 「アハハハハハハ、ハッハハハハ」
伊達 「(笑)だけど世界で揉まれていくためには」
南原 「うん」
伊達 「そういう時には、ある程度、「あ、雨が降ってきたんで時間変更したんです」とかっていうことを、ある意味頭を使っていかないと、世界では勝っていけないくらいやっぱタフなんですよ世界の・・」
南原 「自己主張していかないと」
伊達 「自己主張もしなきゃいけないし、ずる賢くもならなきゃいけないし」
南原 「うんうんうん」
伊達 「じゃ10時半からしか(コートを)取ってないからって言ったら、もう自分の練習出来なくなるわけですから」
南原 「なるほど」
伊達 「そのへんはやっぱもっと揉まれていかないと」
南原 「うん」
伊達 「素直すぎる」
南原 「はい」
伊達 「っていうところは有り過ぎるのかなって」
南原 「伊達さんの場合はもう世界基準が分かってるんですよね、世界の選手だったらこんなふうになってるから」
伊達 「そうですね、もう当たり前のようにウソついちゃいますからね、外国の選手だったら、「あ、もう取ってるよ」って言って」
南原 「はい」
伊達 「で、堂々と入ってきますから」
南原 「そん時、最初どうだったんですか?「何この人?」と思ったんですか?」
伊達 「いや、もうそれはもう、もちろんそんなことばっかりでしたよ」
南原 「「じゃあたしもこんなことに負けられない!」」
伊達 「はい、そうです。だから私も自己主張もやっぱりどんどんどんどんするように・・ならざるを得なかった!(自己主張)しないともう、それはもう存在すら認めてもらえないので」
南原 「そうですか、でも、その貴重な経験がやっぱりね、それがやっぱり大事なんじゃないですか?それを伝えていくっていうのが」
伊達 「そうですね」
南原 「はい」
伊達 「だからチャンスがあればそれは、「意地悪じゃなかったんだよ」って言いたいなと思うんですけど(笑)」
南原 「ハッハハハ、いや、わかりますわかります」
伊達 「あれだけだと、ただの意地悪なお姉さ・・おばさんになっちゃって(笑)、ハハハ」
南原 「ハッハハハハ、いや、そんなことないですよ」
伊達 「(笑)」
南原 「世界基準ですからね、えぇ」

という話も。
強くなければ生きていけない・・と言っていたのはF.マーロウですが、私立探偵だけではなく、テニス選手も強くなければ生きていけないのか(笑)。
いや、ホントに、実際に世界で戦ってきた伊達選手の話だけに、「自己主張もしなきゃいけないし、ずる賢くもならなきゃいけないし」という言葉はとても重みのあるもので、大いに納得でした。
たまに『Get』で放送している"修造チャレンジ"でも、テニスだけではなく、自分をいかにアッピールして自己主張していくか、ということを松岡さんは子供たちに教えていますが、松岡さんも世界で戦ってきた人なので、テニスプレイヤーとして成功するにはプレイ以外ののことも大事だということがよく分かっているからそういう訓練を子供たちにしているのでしょう。
それから、「良い子が多いですね」「スピーチにしても綺麗に答える子がすごく多い」という話も、妙に納得。
伊達選手が12年ぶりに現役復帰して活躍するのは素晴らしいことだと思いますが、「伊達選手が復帰?私がもう一度引退させてあげるわ」ぐらいのことを言っちゃう若手選手がいても・・これだとちょっとプロレス的になってしまいますが(笑)、いや、でも、それくらい活きの良い選手が出てきてくれれば、日本のテニス界の未来も明るいと思いますし、伊達選手が現役復帰した甲斐もあるように思います。


来週に続く・・・。

あ、書き忘れてしまいましたが、8月2日にニッポン放送のイマジンスタジオで番組の公開イベントがあるようです。
ゲストに有森裕子さんを迎えての収録とのことでした。
お蝶~初日4日前にご苦労さまっす、であります(笑)。


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