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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『Get Sports』 9/26

2010年09月29日 | Get Sports
ニュース&スポーツには出ていなかった南原さんですが、『Get』本編には先週の予告どおり"カラダの教科書"というコーナーにVTRで出演してました。

まずは、南原さんと大島麻衣さんの、

大島 「栄光に彩られ、眩いばかりの輝きを放つアスリートたち。でも、その裏には想像を絶する血のにじむような厳しいトレーニングがあります」
南原 「2010年、我々Get Sportsは、そんな一流アスリートのトレーニングをとことんマニアックに掘り下げます。題して」
南原・大島「カラダの教科書」

というやり取りで、新企画はスタート。
このコーナーでは、一流のアスリートたちが日々取り組む過酷なトレーニングを、雑誌『Tarzan』とコラボして徹底解明し、私たちでも出来る丸秘トレーニングを紹介するそうで。
ナレーションの佐藤政道さんいわく「これを見れば今日からあなたも変われる」・・みたいですよ(笑)。


白い壁にグレーのカッペットが敷かれたスタジオ・・NHKのテレビ体操的なスタジオ(笑)で、黒いTシャツに赤いハーフのトレーニングパンツに黒い靴といういでたちの南原さんと、ピンクのTシャツにレギンスふう(?)の黒いパンツ、白とピンクの靴を履いた大島さんが、

南原 「さ、というわけで、今日から始まりました"カラダの教科書"ですけども」
大島 「はい」
南原 「大島麻衣ちゃんとともに、私たちでもトライ出来る」
大島 「うん」
南原 「一流アスリートのトレーニングを」
大島 「はい」
南原 「紹介していこうと思っているんですが、まぁ、ああいう体とか憧れるじゃないですか」
大島 「やっぱ6パックはいいですね」
南原 「6パック?」
大島 「6パック(腹筋のあたりを押さえる)」
南原 「あ、これ6パックって言うんですか」
大島 「腹筋(笑)」
南原 「あぁ6パック」
大島 「6パックに割れてる」
南原 「パキパキに」
大島 「パキパキの人はね」
南原 「でも女性でもあぁいうふうになる、いいですもんね」
大島 「カッコいいですね、(腹筋の)線が入ってたりすると」
南原 「えぇ」
大島 「うん」
南原 「麻衣ちゃんは何かスポーツやってたんですか?」
大島 「私は中学校3年間、ずっとバレーボールに」
南原 「おぉ」
大島 「白熱してました」
南原 「白熱してましたか(笑)、ポジションとか何かあったんですか?」
大島 「ポジション、セッターやってました」
南原 「あ」
大島 「ライトセッターだったんでアタックも打つセッターです」
南原 「あ、ちょっと打って・・どんな感じだったんですか」
大島 「シュッ(と言いながらスパイクを打つジェスチャー)」
南原 「今なんかバスケットボールみたいな(笑)」
(スタジオ・笑)
大島 「(笑)あの、フェイントをよくやってたんですよ」
南原 「あ、フェイント」
大島 「そう、ハハハハ」
南原 「あぁ。え~今夜はそんな麻衣ちゃんにはピッタリなアスリートがトレーニングを紹介してくれます」
大島 「お」
南原 「記念すべき第1回目は、全日本男子バレーボール」
大島 「今日の見出しはこちらです。(投げ込まれたバレーボールを受け取り軽くスパイクを打つ)130kmのスパイクはこうして生まれる」

という、台本どおりのようなそうでないようなやり取り(笑)をしたあと、今日実践するトレーニングをVTRで紹介。
今回やるのは、北京五輪にチーム最年少で出場した全日本男子バレーの清水邦広選手もやっている、全日本のバレーボールチームのトレーニング。
VTRの中には、以前『スポドリ』にも出演した、南原さんと同郷同学年の植田監督の話なども出てきましたが、全日本男子のバレーボールチームは、スピードを生かした日本のバレースタイルの確立、専属の栄養士が選手の体作りをサポートする食事管理、そして、世界と戦うためのフィジカル強化、という3つの改革をしたとのこと。
フィジカル強化では1つのキーワードとして、「オールアウトっていう言葉がありますけども、常に自分の限界を超えていくんだということです」という話をしていた植田監督。
オールアウトとは、「すべてを出し切る」「疲労困憊する」という意味だそうですが、そのために全日本男子バレーチームでは、トレーニングをするときに二人一組でペアを組み、自分の限界が来たときにもう一人が手助けをすることで限界以上の負荷をかけることが出来るトレーニングをしているとのことでした。
南原さんもそんなオールアウトで疲労困憊するようなトレーニングをするのか?と思いきや、もちろんそんなことはなく(笑)、今回スタジオでやるのは"横移動プッシュアップ"。
簡単に言うと、普通の腕立て伏せをしたあとに手と足を使い横に移動してまた腕立て伏せ、それを繰り返して行うというもの。
詳しくは、9月30日発売の『Trazan』に分解写真付きで掲載されるのではないかと思いますので、そちらをご覧ください(笑)。
全日本男子バレーの大石博暁トレーナーいわく、この"横移動プッシュアップ"は、腹筋にしっかり力を入れてないと姿勢が崩れてしまうし、横移動のときに片手片足で体を支えるため通常の腕立て伏せよりも効果的、とのことでした。
で、いよいよ、南原さんと大島さんがスタジオで実践。
スポーツトレーナーの坂詰真二さんも加わり、まずは南原さんから横移動プッシュアップに挑戦しますが、

南原 「じゃあ、麻衣ちゃん行こうか」
(スタジオ・笑)
大島 「私行きます?行っちゃいます?」
南原 「(笑)」
大島 「ちょっと南原さん、先にやってくださいよ」
南原 「じゃあ、やってみましょうか(笑)」
坂詰 「そうですね、あの・・」
南原 「45歳、やらさせてもらいます」
大島 「ハハハハ」
(スタジオ・笑)

と、軽~く小ボケをかます南原さん(笑)。
ボケたがりの45歳に、大島さんもちょいうろたえ気味という感じでした(笑)。
腕立ての構えに入った南原さんは、最初は「えぇ?」と言って初めてやる横移動プッシュアップに戸惑っている様子でしたが、けっこういい感じで横に移動しながら腕立て伏せを実践。
南原さんが難なくやってる様子を見て、坂詰さんは「これ大変な動きですよ」。
腕立てと横移動を繰り返し、往復で計8回した南原さんは、

大島 「どうですか?けっこうスムーズにやってる感じに見えますけど」
南原 (立ち上がり荒い息を吐く)
大島 「キツイですか?」
南原 「(荒い息をしながら)途中からじんわり汗出てきますね」
大島 「ハハハハハ」
南原 「いや、さっきよりちょっとボク硬くなってきた気がします(と言いながら胸のあたりを軽く叩く)」
(スタジオ・笑)
大島 「早いですね結果」
南原 「めっちゃ早いよ」
大島 「現れるの」
南原 「めっちゃパンプアップしてきましたよ」
大島 「すご~い」
南原 「もちろんここらへん(腕)もきてるんですけど」
大島 「うん」
南原 「ちょっとここらあたりも効いてるような(自分のお腹と背中を触る)」
大島 「あ、腹筋と背筋」
南原 「きますよこれ」
大島 「へぇ~」

と、効果てきめんだということをアッピール(笑)。
いや、でも、南原さんの息が上がってる姿を見ると本当にキツイということがよくわかりますし、私もテレビの前で少しやって見ましたが、地味な動きながらも確かにこれは効きそうな感じでした(私は息が上がる前にやめてしまいましたが・笑)。


続いては、大島さんが膝をついて横移動プッシュアップに挑戦。

坂詰 「大島さんはじゃあ、両手両膝を一回着いていただけまして」
南原 「これ、女性はバストアップにもなるんですか?」
坂詰 「そうですね」
大島 「あ、うそ」
坂詰 「バストアップの場合逆に少し手を広げて、肩幅よりももうちょっと手を広げて」
大島 (床に着いた手を広げるて構える)
坂詰 「1.5倍くらい」
南原 「思いっきり広げてるじゃねぇかよ」
(スタジオ・笑)
大島 「バストアップしたい!」
南原 「どんだけバストアップしたいんだよ(笑)」

というやり取りがあったり、

大島 「これ、ここに効く、ここ(と言って腕の付け根のあたりを触る)ここってバストアップにいいやつじゃないですか?」
坂詰 「そうですね、大胸筋という」
大島 「大胸筋ってやつですよね」
坂詰 「はい、胸の筋肉です」
南原 「いつもより余計にやります」
大島 「ハハハハ」

と、海老一染太郎師匠が出てきたり(笑)。
そして、

南原 「どうですか?」
大島 「これ効いてる効いてる」
南原 「ハハハハ」
大島 「バストアップした」
南原 「(笑)早いな」
大島 (笑)

と、南原さんと同じく大島さんも効果てきめんだったり(笑)。
和やかな雰囲気のなか、横移動プッシュアップのトレーニングを終え、第1回目のカラダの教科書は約12分で終了。
番組で紹介したトレーニングは、雑誌『Tarzan』でも9月30日号から連載がスタートするそうです。


今回から始まった"カラダの教科書"。
アイドルを起用したり、このコーナーのGet Sportsのロゴがピンク色になっていたり、テレ朝の良心の『Get』からすると少し軟派な気がしないでもありませんが(笑)、内容は『Get』らしいものでしたので、ギリギリセーフでオッケー・・ということにしておきます(笑)。
それから、ちょっと時間が短いな~という感じでしたが、色々なトレーニングを毎週(?)1つづつ紹介していくようで、しばらくは黒いTシャツを着た南原さんが地味なトレーニングをしてる姿が見られそうです(笑)。
ちなみに、次回もバレーボールから、お腹周りに聞く丸秘トレーニングを紹介するようです(どちらかというと、今回のトレーニングよりもこっちのほうが興味があるな~・笑)。


あとは、
セリエA、チェゼーナVSナポリの試合の中継。
でした。


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2010年09月21日 | あれこれ
ここ最近ようやく秋らしくなったと思ったら、今日はまた気温が上がり、いまだ残暑は継続中という感じ。
う~む、今年の夏は暑かった・・と早く過去形で語りたい今日この頃です(笑)。
あ、それから、空に綺麗なお月さまが輝いているので、ちょっと調べてみたら、明日が中秋の名月だそうで。
月見バーガーは終わってしまいましたが、月見の本番は明日みたいですよ(笑)。


ところで。
2週連続でニュース&スポーツにも『Get』本編にも出ていなかった南原さん。
ただ、今週の『Get』の次週予告にちょこっとだけ出てました。
次回の『Get』では、南原さんの新企画"カラダの教科書"というコーナーがスタートするようで。
黒いナイキのTシャツを着た南原さんが床に横になり、宙に浮かした足を曲げ伸ばししながら苦悶の表情を浮かべ「あぁ~!くぅ~!」と声を上げている映像が10秒ほど流れてました(笑)。
たぶん、体幹かインナーマッスルを鍛える運動をしていたのだと思いますが、南原さんが体を張った企画をやるみたいですので(でも見た目はかなり地味・笑)、楽しみにしたいと思います。


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『Get Sports』 9/5

2010年09月08日 | Get Sports
久しぶりにニュース&スポーツへ出ていた南原さん。
『Get』本編は3週連続出演してますが、ニュース&スポーツと両方となると・・・6月の20日以来約2ヶ月半ぶりか!?
う~む、本当に、そして本当に♪お久しぶりね~♪であります(笑)。


『Get』本編は、サッカー日本代表について、こちらも久しぶりにスタジオからのG-Talk。
ただ、"LIVE"の文字はありませんでしたので、ニュース&スポーツの前に録画したものだったのかもしれません。
まず、先日行われたパラグアイ戦についてダイジェストで振り返るVTRや、日本代表監督に就任したザッケローニ監督のインタビューVTRなどが流れたあと、

南原 「ってことで、日本の未来を新たに託すことになった、アルベルト・ザッケローニ監督」
栗山 「そうです」
中山 「ザッケローニ監督です」
南原 「ワールドカップに向けてね、期待が高まる一方で、いったいどんな人柄なのか」
栗山 「はい」
南原 「どんな監督なのか、やっぱちょっとファッションにはイタリア人らしくね」
栗山 「(笑)」
南原 「ちょっとお洒落だなっていう感じはわかりましたけども」
栗山 「そうですね(笑)どんな人なのかね」
南原 「えぇ、で、また火曜日に」
栗山 「はい」
南原 「ガテマラ戦があります」
中山 「はい」
栗山 「そうですね」
南原 「また展望について深く掘り下げていきます」
中山 「はい」
栗山 「はい」

というやり取りでG-Talkはスタート。
この日のスタジオは、南原さん、栗山さん、中西さんに中山アナといういつものメンバーと、前サッカー協会技術委員長の小野剛さん。
小野さんも6月以来約2ヶ月半ぶりの出演ということで、お久しぶりラッシュの『Get』でありましたが(笑)、それはそれとして。
まずは、スタジオにボードを用意してザッケローニ監督の人柄や経歴などを紹介していましたが、小野さんいわく、「上から目線で「日本のサッカーはこうだ」っていうこういう人が来たらちょっとやだなと思ってたんですけど、あの、非常にね、もう見るからに温厚なね、一人一人の良さをこう引き出してく、それでチームを作っていくタイプの監督じゃないかっていうふうに言ってるんで、これはいい人来てくれたなと思ってます」。
中西さんは、ザッケローニ監督はセリエAの就任一年目の'98~'99シーズンにACミランを優勝させて以降10年間優勝しておらず、ここ(日本代表監督)で何か大きな結果を遂げないと世界の市場では生きていけないと思っていると思うので、失敗できない挑戦。
ザッケローニ監督はACミランの監督に就任する前に、そんなに強くないウディネーゼを3位までもっていったことが評価されているので、世界的に見たときに強くない日本の監督をすることは合っているのではないか。
とのことでした。


その後は、

南原 「さて今回はやっぱり日本中巻き込んでね、「早く監督決めてくれ」と」
中西 「ハハハハ」
南原 「「どうなってるんだ」と、もう決まってないのはもう日本と北朝鮮しかないよぐらいな」
栗山 「ハハハハ」
中山 「そうでしたよね」
南原 「どうなってるんだ、このサッカー界はどうなってるのか、ちょっとこれをこう」
中山 「こちらですね」
南原 「見てみたいんですけども」

ということで、代表監督が決まるまでの経緯を、こちらもボードを使って紹介。
中山アナがボード読みながら説明をしていましたが、監督を決めるために初めは「パーティー、国際会議などで第三者から情報を収集」「気になる監督は、食事をして探る」という話を聞き、

南原 「いいですね、このパーティーとか」
全員 (笑)
栗山 「パーティーなんですか?」
南原 「顔出して、どんどんどんどん」
小野 「いろんな国際会議とかカンファレンスとかに出てましたんでね」
栗山 「はい」
小野 「そういうときに終わってパーティーとか、で、本人と会ったり、あるいはいろんな人から情報を得たりとか」
南原 「なるほど」
栗山 「やりたいかな?みたいな感じで」
南原 「うん」
小野 「興味あるかな?とかね」
栗山 「あ、そういうことなんですか(笑)」
小野 「どういう人なんだ?とかね」
南原 「そして食事をして探る」
栗山 「ハハハハハ」
南原 「ちょっとこれ恋愛関係に似てますよこういうところは」
中山 「ハハハハハ」
南原 「同じなんですね」
栗山 「普通ですね(笑)、普通な感じなんですね」

というやり取りも(笑)。
確かに、パーティー→食事という流れは、恋愛に似てますが(笑)、監督を選ぶまでにはその後もさまざまなハードルがあるそうで。
来日してもらいサッカー事情や文化を見てもらったり、家や保険、母国との往復チケットはどうするのかなどの細かい契約があったり、中にはまがい物の監督の売込みがあったり。
あと、名将と呼ばれる監督は、クラブの監督のほうが年俸も上だしこれまで築き上げてきたものを一気に失いかねないので、代表監督ににはなかなかなりたがらないそうで。
恋愛と同じく、監督選びもなかなか一筋縄ではいかないみたいです(笑)。
小野さんいわく、監督選びは365日の仕事で、いくつか(の選択肢を)持っておかないとなかなかタイミングが合わない、とのことでした。
最後は、

南原 「まぁ、縁があってね、このザッケローニ監督になったわけですから」
栗山 「はい」
南原 「ま、今は我々応援しましょう」
栗山 「はい、そうですね」
南原 「はい」

というやり取りで、ザッケローニ監督話は終了。
「縁があって・・」というのが、いかにも南原さんらしいまとめの言葉だな~、という感じでありました(笑)。


続いては、パラグアイ戦について、ゴールを決めた香川選手の話などVTRを使ったりしながらあれこれと。
普通のサッカー話をしていましたので内容については大幅に割愛させていただきますが(笑)、小野さんいわく、全体的に堂々と戦ってた。(W杯で)ベスト16まで行きようやく世界の土俵に一歩踏みあがったいうのが、ピッチに立ってた選手もそうでない選手も日本サッカーとしてのDNAになり堂々と戦える、そんなスタートになってくれたのではないか。
中西さんは、選手たちの意識は確実に上がっている。W杯で戦ってあれで満足するのではなくもっと上に行きたいという気持ちがあり、そのためには日々どれだけ精進するかが大事かということを選手は口々に言っている。その緊張感がよくわかった。
とのことでした。


あとは、今後の日本代表のスケジュールや、昨日行われたグアテマラ戦についての話・・中南米のチームとの試合は距離の(地理的な)問題もありなかなかマッチメークできないが、独特の粘っこいサッカーに対応できるようにしておきたいのですごく楽しみで重要な試合、という小野さんの話や、この試合をGetの公式アカウントで中西さんがツイッター解説するということで、

南原 「出た、言い訳無しのツイッター」
中西 「はい、打っちゃったら終わりですから(笑)」

という話などがありつつ、G-Talkは終了。
全体的に真面目なサッカー話をしつつも、いつものように和やかムードのなか行われた約19分のG-Talkでありました。

今回は、新たなスタートを切った日本代表についての話をしていましたが、その前に岡田ジャパンの総括はしなくてもいいのか?という疑問も。
W杯ではベスト16まで行きましたが、それまでのやり方を開幕直前に変えたりして、これまで積み上げてきたものはまるでなかったことのような戦い方をしていた岡田ジャパン。
公式戦、特にW杯では結果がすべてとはいえ、過程を大事にして検証していくということをせず、結果オーライで良い成績を残せたからといって喜んでいると、いずれ痛い目に会うんじゃ・・・と、老婆心ながら4年後が心配です(笑)。


あとは、シンクロの特集。
インカレ水泳の中継録画。
でした。


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『Get Sports』 8/29

2010年09月03日 | Get Sports
ニュース&スポーツへの出演はなかった南原さんですが、先週の予告通り『Get』本編にはVTRで出演してました。

『Get』本編の最初は、南原さんが取材したパンパシ水泳の特集。
まずは、チェックの半袖シャツにダメージジーンズ&眼鏡姿で肩からバックを提げた南原さんの、「さぁロサンゼルスに着きました。えぇ日本と比べて湿気が少なくて過ごしやすそうですが、プールでは熱い戦いがあると思います。それでは行ってまいりたいと思います」という空港での簡単な前フリVTR(笑)や、客席から「頑張れ頑張れぇ!」と声援を送ってる南原さんの映像。
北島選手の表彰式を見ながら、「指定席に帰ってきたねぇ」と感慨深げな南原さん。
そして、ミックスゾーンで笑顔のハギトモ選手と握手をしている様子や、平井コーチと笑顔で何か話していたり、背泳ぎの古賀選手にぱちゃぽマイクを片手にインタビューをしている様子などが数秒流れたあと(ナレーションバックで声は聞こえませんでした。どんなやり取りがあったのか聞きたいのに、いつもながらもったいないVTRの使い方をするな~・笑)、オレンジ色の夕日を正面から浴び観客席のいちばん上からプールを見下ろすドラマチックな南原さんの映像(笑)とともに、"南原清隆が見たパンパシ水泳カリフォルニア・北島康介・入江陵介"がスタート。


まず、ホテルの一室で

北島 「失礼しま~す」(と言ってドアを開けて入ってくる)
南原 「お疲れっす。終わったばっかりでお疲れのところすいません」
北島 「お疲れ様です」
南原 「ありがとうございました」(と言いながら北島選手と両手で握手。北島選手も両手で握手)
南原 「ハッハハ、お疲れ・・(笑)」
北島 「わざわざ遠いところまで」
南原 「いえいえいえ、今回何か起こると思って来てよかったです」

というふうに、異国の地で久しぶりに再会した二人がいつものように礼儀正しくご挨拶(笑)。
4月のパンパシ水泳選考会以来、4ヶ月ぶりのごたいめ~んでありました(笑)。
そんな和やかな雰囲気の再会劇(笑)のあとは、今大会から新たなスタートを切った北島選手の泳ぎの変化や今の心境などを、南原さんのインタビューやVTRを交えて紹介。
北島選手はこれまで、キックで長い距離を進みストローク(手の掻き)を少なくする泳ぎで記録を更新してきましたが、パンパシ水泳ではストロークを多くする泳ぎに変更。
これは、1年前にアメリカを拠点に再スタートしたさい師事した、デイブ・サロコーチの指導によるものだそうで。
サロコーチいわく「(北島選手は)上半身をもう少し強くしたら彼の出したいタイムが出せると思います」。
2001年から9年にわたって北島選手の取材を続け歴史的瞬間に立ち会ってきた南原さんも(伝書鳩役になってる南原さんや、アテネ五輪でカウボウイハットをかぶりガッツポーズをしてる南原さん、あと、2008年のジャパンオープンで北島選手が世界新記録を出したときに、記者席で立ち上がり拍手をしながら「おぉ~!おぉ~!すご~い」と言ってる南原さんの姿など9年間の軌跡がダイジェストで流れてました・笑)、パンパシ水泳の100m平泳ぎ予選で今季世界最高タイムを出した北島選手の泳ぎを記者席で見ながら、「ストローク多かったでしょう?今までと違うね」「新しい泳ぎをしてるなぁ」と、北島選手の変化に気付いた様子。
で、ミックスゾーンでぱちゃぽマイクを片手に北島選手にそのことを聞く南原さんでしたが、

南原 「ストローク数が増えた中、また新しい泳ぎで記録を出したんですけども」
北島 「もう、そういうのはあんまり意識してないです。あの、もっともっと新しい変化だったり、新しいものを見つけていくことが出来るレースだったと思うんで」

とのこと。
ホテルのインタビューでは、

南原 「新しい道っていうのはやっぱり、楽しいもんですか?新鮮なんですかね」
北島 「そうですね、まぁでも、そうじゃなかったら続けてなかったと思うし、うん、だからすごい新鮮だし、あの、やってて楽しいし、うん」
南原 「自分で「あ、これ大丈夫かな?間違ってないかな?」と思うことはなかったですか?」
北島 「う~ん・・」
南原 「怖さもあると思うんですよ」
北島 「ま、それでも自分が考えて」
南原 「うん」
北島 「やって」
南原 「うん」
北島 「もうそうやってすべて自分で受け入れて、あの、結果もすべて自分で受け入れて、ね、そういうふうに選んできたんで、特に怖さはなかったです、はい」

と話していた北島選手。
北島選手は、"この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ・・"を実践し、さらに、結果がよくても悪くても「すべて受け入れる」ということもさらりと言明。
北島選手のその覚悟と潔さに、話を聞きながら感心また感心でありました(笑)。


その後は、200メートル平泳ぎ決勝で、こちらも今季世界最高記録でゴールした北島選手を見て、「うぉぁ~~!うぉ~8秒台!」と手を叩きながら興奮している南原さんの様子や(2分8秒台だとすごいってわかるのがすごいな~・笑)、北島選手の表彰式を観客席から真面目な顔で見ている南原さんの姿などがありつつ、ホテルでのインタビューでは、

南原 「また、こっち(勝負の世界に)帰ってきてみてどうだったんですかね?」
北島 「今こうして自分が戻ってきて、自分の新しい場所を、ま、この大会で取り戻せたと思うし、やはりこうやって結果を残してもう一回前を向けるとすごい楽しいし、うん、すごい水泳に、そこが水泳の魅力だと思うし、うん、ね、嬉しいことがあるからやっぱり辞められないしそれは、うん、変わらないですね」

という話も。
そういえば以前、パンパシ水泳の選考会のあとのインタビューで北島選手は、「(苦しいことが多く)喜びはちょっとなんですよ」と話していたことがあったっけ。
ただ、「(勝負の世界の)緊張感は嫌いじゃないんです」とも話していましたので、北島選手にとってこのパンパシ水泳は、勝負の世界で自分の新しい場所を取り戻して新たなスタートを切る、絶好の舞台になったということなのでしょう。



続いては、北島選手とは対照的に苦戦続きだった入江選手を南原さんが取材。
100m背泳ぎの決勝前には、夕日に照らされる観客席で、襟元と袖口がチェックのポロシャツを着た南原さんが「これで金メダル獲る獲らない大きいよ」。
決勝のレースが始まると、「あぁ~入江君がんばれ!」「あっあっよし!よし、よし、あぁ、あぁ~」と声援を送っていた南原さんでしたが、4位という結果に口をあんぐりと大きく開け呆然の様子。
翌々日行われた200m背泳ぎ決勝は、記者席からグレーのスーツ姿で観戦していた南原さん。
「さぁ何とか何とか、こっから追いついて」「いや~もう行け行け」と声援を送るも、結果は3位。
ゴールした直後、南原さんは「あぁ~~」と言いながら左手を頬にもって行き、頬杖をつきながら落胆の表情。
その姿は往年の欽ちゃんを髣髴とさせちょっと笑ってしまいましたが(笑)、そんな南原さんのおもしろリアクション話は兎も角として。
今度は入江選手にホテルでインタビュー。
入江選手いわく、今大会はどの種目もふがいない結果で悔しい思いで一杯。
隣を泳いでいたロクテ選手が最初の50メートルで思っていたより遅く、50メートル以降急にスピードを上げたのでついていけなくなってしまった。
まわりに振り回されたレースをしてしまったかな、とのことでした。
それから、

南原 「いちばん印象に残ってる(入江選手の)レースが実は最後のチャレンジレースでして」
入江 「フフフフ、僕もですよ(笑)」

というやり取りも。
大会最終日のいちばん最後に行われた、4×100mメドレーリレーの代表メンバーに入れなかった選手たちが出場する、タイムトライアルのチャレンジレース。
このレースに、日本のBチームとして出場した入江選手。
観客席で見守る南原さんは、「行け、入江君行け、1位で帰ってこい、1位で帰ってこい、1位で帰ってこい」「よし!1位で帰ってきた」と大きな声で声援。
レースの結果を見て南原さんは何度もうなずきながら拍手。
そして、レースを終え観客席に手を振る入江選手を見て、客席から立ち上がり手を振る南原さん。
チャレンジレースでは100メートル背泳ぎの銀メダルに相当する好タイムで泳いだ入江選手は、「もう一度最後に輝きたいという気持ちもあったので」「ここに懸けるしかないと思ってたので」とのことでした。

それから、入江選手と南原さんの間では、

南原 「久しぶりに国際舞台で見た北島選手はどうだったんですか?」
入江 「やっぱ強いですね、もう(笑)。強いなっていうかもう通り越してるっていうか」
南原 「はい」
入江 「キングの名にふさわしいなって」
南原 「(笑)」
入江 「ハハハ、皆言ってましたもん、「ほんとキングだわ」とかって(笑)。ほんと頼りがいになる」
南原 「うん」
入江 「頼っちゃダメなんですけど、ハハハハ」

という話も。
で、この話を南原さんが北島選手にすると、

南原 「まわりの若い選手が、「いや~、北島選手やっぱキングだわ、違うわ」っていうふうに」
北島 「(笑)」
南原 「(笑)言ってるんですけども」
北島 「ま、「自分と違うんだ」って思わないことのほうがいいと思うんですよね」
南原 「うん」
北島 「そういう若手の選手が、「北島さんはやっぱちげーな」って思ってる時点で」
南原 「うん」
北島 「もう自分とは違うってことをやっぱ認めてるし、僕は最初からそうじゃなかったし、僕も」
南原 「うん」
北島 「うん、そりゃ国内でも何度もミスするし、国際大会でもミスするし、で、そういう失敗を次にじゃあどう生かしていくかってことを考えたほうが、「俺とは違うんだ」って思うよりも、ま、その先をね、考えてあげたほうが選手として成長できるのかなぁと僕は思うし」

とのこと。
う~む、入江選手が真のエースと呼ばれるようになるためには、結果云々ではなく、メンタル的に大人の階段をあと一段、いや、二段くらい昇らなければいけないのかもしれません。


そして最後は、北島選手と南原さんの、

南原 「北京のときと変わらないようなタイムが出てきて、ま、頂点・・となるのはひとつロンドンオリンピックがあると思うんですけども」
北島 (頷く)
南原 「それは見えてきたんですかね、頂上が」
北島 「う~ん、みんながみんな「ロンドンロンドン」言うけど別にあんまり今ロンドンにそんなに魅力を感じてないんですよね」
南原 「ほぉ~、ほぉ、何に魅力を感じてるんですか?」
北島 「今です」
南原 「今に?」
北島 「水泳を楽しむこと」
南原 「うん」
北島 「と、まぁ、ほんとに前向きに水泳に取り組めてること」
南原 「うん」
北島 「うん、今はそれだけでいいかなぁと思うし」
南原 (頷く)
北島 「そりゃあもちろん延長線上にロンドンオリンピックはあるし、オリンピックというのはやはり魅力的な大会だし、そこで結果を残すということはほんとに素晴らしいことだと思うので」
南原 「うん」
北島 「それに向かってやるのは自然なことだけど、でも、今はそんなに「ロンドンロンドン」僕には今必要ないかなと」
南原 「今が楽しいように」
北島 「はい」
南原 「努力するだけですか」
北島 「はい」
南原 「じゃあ今を楽しんでもらって」
北島 「はい」
南原 「そして見てる人、今度は世界の人にね」
北島 「はい」
南原 「楽しくするような泳ぎを期待してます」
北島 「ありがとうございます、がんばります、はい」
南原 「今は疲れを取ってください」
北島 「ハハハハハ」
南原 「ハハハ、どうもありがとうございました(笑)」
北島 「ありがとうございました」
(お互いにお辞儀をする)
(インタビューが終わり、北島選手が椅子から立ち上がりながら)
北島 「ま、世界記録はなかったですけどもね(笑)」
南原 「アッハハハハ、いやいやいやいや、それは、楽しみはとっといて」
北島 「(笑)」

というやり取りで、約18分の南原さんのパンパシ水泳特集は終了。
最後はオフショット的なやり取りで思わずニンマリしてしまいましたが、そういえば2008年に北島選手が世界記録を出した直後に南原さんがインタビューをしたときに、「南原さん来られてる時に記録が出せて良かったです」ってなことを北島選手がいたずらっ子っぽく話してたことがあったっけ(笑)。
北島選手の「世界記録はなかったですけどもね」という言葉は、南原さんが歴史的瞬間に立ち会う男だというのを、北島選手も少なからず意識していたのかな?という感じではありましたが、お楽しみはロンドンまで(その前に来年は上海で世界水泳もありますし)お預けということで、歴史的瞬間に立ち会う男の物語の続きを楽しみにしたいと思います(笑)。
あ、もちろん、歴史的瞬間を作る北島選手の今後の活躍も楽しみです(笑)。


あとは、2人だけの高校の野球部の特集。
2010年全英シニアオープンゴルフの特集。
サッカー日本代表・香川真司選手の特集。
でした。


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