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Untersee-Boot

あるいは感想記として

猫2021

2021年07月22日 | あれこれ
        

今日、7月22日は内村さんの誕生日じゃあ~りませんか。
57回目の誕生日、おめでとうございます。
これからも、健康に気をつけて頑張ってください。



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花とみつばち

2021年07月04日 | あれこれ
          

雨の日が続く今日この頃。
鬱陶しい季節ではありますが、梅雨の晴れ間に撮った♪花とみつばち♪(あるいは「土曜日の実験室」)の写真を載せたりしつつ(笑)。
先月行った落語会の話を少し。





6月4日は、かめありリリオホールで行われた特撰東西落語競演会の夜の部へ。

      

この、文珍師匠と喬太郎師匠の二人会は、2018年から毎年足を運んでいたのですが、去年はコロナの影響で中止。
今年は何とか開催されて、とりあえずめでたしでした。



開口一番は林家木はちさん。
木久扇師匠の11番目の弟子なのに"はち"なのは木久扇師匠が80歳の時の弟子だから・・という木はちさんのプチ情報などがあり(笑)、本編は「子ほめ」。
熱演の高座でした。





この日は最初に登場の文珍師匠。 
二年ぶりに・・という挨拶などありつつ、マクラではワクチンや最近話題のアニメ、尾身さんの話などに爆笑爆笑また爆笑。
この大爆笑のマクラを聞けただけでも来た甲斐があったという感じでした(笑)。
その後は、"会社へは来るなと上司行けと妻"というサラリーマン川柳から、小噺に。
5~6分の長めの小噺だったので、最初は「あれ?文珍師匠は新作をやるのかな?」と思ったのですが、そうではなく面白小噺でした(オチ、めちゃくちゃ笑った・笑)。
本編は「軒付け」という噺だそう。
「珍しい噺を」「義太夫の・・」ということで、文珍師匠が義太夫を唸ったりしてました(笑)。
普段はあまり聴けない上方の噺を聴けて僥倖。
♪テンツクテンテン♪という、三味線の口真似がず~と耳に残った「軒付け」でした(笑)。



仲入りの後。
林家あずみさんが登場。
「文珍師匠が終わり幕が上がって喬太郎師匠が出てくると思ったら大間違いです。そんなに甘くありません」という言葉で会場を笑わせた後、三味線(こちらは本物)や端唄をはさみながら、京都の実家に帰省した話などを披露。
京都の陽気な家族の話に大笑いした、あずみさんの三味線漫談でした。



そして。
20時07分に登場の、喬太郎師匠。
本来なら文珍師匠がトリをとるのが当然だけど、お忙しい方で今日中に関西に帰らないといけない。もう楽屋にはいらっしゃいません。とい挨拶があり。
あずみさんの話を受け、京都の話に。
喬太郎師匠は前日に京都で扇辰師匠と落語会があったそうで。
京都の夜に食べたお馴染みペヤングの話などありつつ(笑)、今朝、帰ってきたという話題に。
新幹線で東京駅に着き、どうやって亀有に来ようかとガラケーで調べたそうですが・・・。
「(亀有駅)は常磐線快速は止まらない」「地下鉄千代田線??」「何線なのかわからない」と愚痴る喬太郎師匠に大笑い(笑)。
いや、ホントに、このホールには何度も来てますが、私もいまだに何線で亀有に来てるのかよくわかってません(笑)。
喬太郎師匠いわく、ドコモは西日暮里から来させようとするけど、情報を駆使して北千住経由で来たそうで。
「亀有、東京都区内だもんね」と、無邪気に喜んでいる喬太郎師匠に、また大笑いでした。
ちなみに、西日暮里で乗り換えると、JRの常磐線各駅停車ではなく地下鉄千代田線に乗ったことになってしまうので、JRの切符は一旦清算。別料金がかかってまうことに。
北千住経由で常磐線に乗れば、"東京都区内行き"のJRの乗車券で亀有まで来れるので、喬太郎師匠は「東京都区内だもんね」と喜んでいた・・のだと思います(笑)(Suicaだとあまり考えずに改札を通れてしまうので、このへんがよくわからなくなるところ)。

その後は、楽屋のお弁当の話や、ソーシャルディスタンスをとったりとらなかったりの当日の客席の話(7~8割の入りでお客さん同士も隣りあわせだったりそうでなかったり、確かに微妙なソーシャルディスタンスでした・笑)、この頃話題になっていたアミメニシキヘビの話でも大爆笑。
このへんのマクラだけで、もうお腹一杯でした(笑)。
そんなこんなの話のあと、「後世に残したい日本語がある」という話や、"間男は7両2分と値が決まり"という小噺をはさみ、本編の「紙入れ」に。

喬太郎師匠の「紙入れ」は初めてでしたが、おかみさんは色っぽいし艶っぽいし、そして何より悪女だし(笑)。
仕草も含め、喬太郎師匠演じる悪~いおかみさんは最高!(笑)
もちろん、面白くて大笑いでしたし、何度でも聴きたくなる喬太郎師版の「紙入れ」でした。




終演は20時46分。
久しぶりの落語会でしたが、大いに笑って本当に行って良かったな~としみじみ。
最高の夜でした。




帰りにはお馴染みのこんな写真も撮りつつ。

      


亀有駅からは、JR常磐線なのに「成城学園前行き」の電車に乗車。
う~む、ホントに何線なのかよくわかりません(笑)。
JR常磐線→地下鉄千代田線→小田急線が直通でつながっているので、こういうことになっているのですが(関東圏以外の方は全然ピンとこないかもしれません。悪しからず)、それはそれとして。
先ほどまでの文珍師や喬太郎師の落語を思い出し、思わずニヤニヤしてしまうのを必死に抑えながら家路についたのでした(笑)。






6月30日には、またまたかめありリリオホールへ。

      

何か、間違い探しのようになってますが(右側のバスがない、地面が雨で濡れてない・笑)、それは兎も角。



今回は、白鳥師、彦いち師、白酒師が出演する、落語三銃師の旗揚げ公演の夜の部。

      

18時30分
定刻に登場した、白鳥師、彦いち師、白酒師は声を揃えて「僕たち落語三銃師です」とご挨拶(笑)。
白酒師が「ついさっき思いついたとは思えない」と言ってましたが、確かに、息の合った三銃師だということはよくわかりました。
三人のトークは、彦いち師匠が進行という感じで、昼公演の話や、落語三銃師が出来たいきさつなどをあれこれと。
この会はもともとコロナで仕事が無くなった時に、白鳥師が何とかしないと、と思い出来たそうで。
最初は三人で地方も回ろう・・と話していたそうですが、また仕事が増え始めたら、白鳥師は「東京だけでいっか」と言ってるそうで(笑)。
白鳥師のお金目的で始まった会だとバラされていましたが、彦いち師匠いわく「会員の皆さんは(いつの間にか会員になってた・笑)「志の高い会へ行ったとSNSに書いてください」とのことでしたので、そうすることにします(笑)。
その後は、白鳥師は芸歴35年だけど初めての気づきがあったという話(手ぬぐいを懐に入れてるの知らなかったそう・笑)などで、彦いち師や白酒師にさんざんツッこまれる白鳥師。
すると「気心のふれてる仲なんだから」と言って、さらにツッこまれる白鳥師(笑)。
和気藹々という感じの三人のやり取りに、客席は大笑いでした。
その後は、今回は白酒師の提案で噺の中に、白鳥師、彦いち師、白酒師がそれぞれ登場するという縛りがある、という話などがあり。
最後はまた「僕たち落語三銃師です」という挨拶をして、オープニングトークは終了。





18時45分
改めて、彦いち師が登場。
マクラでは、若かりし日の白鳥師のエピソードや、先日緊急事態宣言が出たときに「寄席は生活の維持に必要」ということで営業継続してたけど、楽屋では「え!?ホントに?」という反応だったという話(笑)などなど、彦いち師匠が寄席などで見聞きした"残したいシリーズ"のエピソードを披露。
確かに、こんな面白エピソードは皆に伝えて残していかなければなりません(笑)。
その後、紙切りの正楽師匠と学校寄席へ行ったときの話から、本編の「つばさ」へ。
正楽師匠の話から「つばさ」という流れは、以前も聴いたことがありましたが、何度聴いても大爆笑。
鉄板の面白さです。
白鳥師も白酒もちゃんと登場して、大笑いのうちに彦いち師匠の出番は終了。
あっという間の35分でした。



仲入りのあと。


      


19時30分過ぎに白酒師匠が登場。
マクラでは、「(オープニングのトークでは)俺がいるから二人はどんどんボケろ」と白鳥師から言われたけど、「気心がふれた・・」なんて言ってる白鳥師ではそんなこと出来ないという話(笑)などがあり。
本編は「死神」。
白酒師の「死神」は以前にも一度聴いたことがありますが、今回も大爆笑。
あんなに世話好きで血色のいい死神は他にはいないな(笑)。
そして、こんなに怖くなくて面白い「死神」も他に類をみないと思います。
同じ噺でも演者によってこんなに変わるなんて、落語奥深しという感じです(笑)。
あ、それから、彦いち師匠は「あじゃらかもくれん・・」の呪文の中に登場。
白鳥師は・・・どこで出てきたかな??
爆笑し過ぎて忘れてしまいましたが(笑)、とまれ、大笑いの「死神」で、こちらもあっという間の30分強の白酒師の高座でした。





20時過ぎ、トリの白鳥師が♪白鳥の湖♪の出囃子にのって登場。
白鳥師はマクラもそこそこに、ピーチ君こと白酒師が主人公、先輩として彦いち師が登場する「牡丹灯籠・お札はがし」ふうの大笑いの怪談噺を披露(笑)。
白鳥師ならではの座布団芸などもあり、かなり独特の高座。
上手いとか下手とかそういうことでは計れない白鳥師の落語でありました(笑)。
 



20時44分、第一回落語三銃師の会は無事に終了。
終始爆笑。何も考えずに大笑いできる最高の時間でした。
こんな志の高い会の旗揚げ公演に立ち会えて僥倖(笑)。
これからの三銃師の活躍を、楽しみにしたいと思います。


      



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