今回のゲストは、元・阪神の掛布雅之さん。
まずは、
南原 「さ、掛布さんです。よろしくお願いします!」
掛布 「よろしくお願いします!」
南原 「いや~掛布さんとはね、えぇ、お久し振りなんですけども」
掛布 「久し振りですね、ホントに」
というやり取りで番組は始まりましたが、ん?南原さんと掛布さんが番組で共演してたことってあったかな?
球場などで顔を合わせたことがあるのか、それとも、2人が一緒に番組に出てたのを私が忘れてるだけなのか・・・う~む、ちょっと気になるとこですが、それはとりあえず置いといて。
掛布さんは、今シーズン好調の阪神の話・・1番バッターの赤星選手がフォアボールが多くて出塁率が高く、それが勝利に結びついている、という話などをしていましたが、「1番のね、赤星がですね・・」という喋り方が、モノマネの松村くんそっくり(笑)。
いや、こちらが本家なのですが、声だけ聞いてるとマネをしている松村君の顔が思い浮かんでしまい、掛布さんは真面目な話をしていたのにちょっと笑ってしまいました(笑)。
そんな松村君、ではなく掛布さんの、生え抜き選手のつらさ・・生え抜きの中心選手でやってるとチームの悪いところを全部背負わなければいけないプレッシャーがあるという話や、練習は好きじゃないけど「常に十割打ちたいという準備はして打席に立たないと、ファンの方に失礼かな、と」という話などもありつつ、現役時代バッターボックスでやっていた独特の動作についての話も。
掛布さんいわく、「ああやってね、バットを前に、こうかかげたほうがですね、ピッチャーと右肩の角度が分かりやすいんですよ」「こうやって構えると・・」とのことでしたが・・・。
ラジオじゃわかりずらいな~(笑)。
掛布さんは、自分の右肩(?)をパンパンと叩きながら、何故ああいう動作をしていたのか熱弁をふるっていて、南原さんもそれを感心しながら興味津々という感じで聞いていましたが、ラジオだとイマイチ伝わりずらい掛布さんの野球教室でした(笑)。
掛布さんと南原さんよるバッティング講座はテレビでも是非見てみたいですが、掛布さんがテレ朝に出ることはないと思いますので、実現は難しそうでちょい残念です。
そして、掛布さんといえば、江川投手との名勝負。
南原さんは「これ僕がね、中学校の時に、やっぱりこう熱中して観てたんですよ」ということで、ここでも興味津々で話を聞いてました。
江川さんとの初対決の時、掛布さんはカーブをホームランしたとのことでしたが、
掛布 「やっぱり、5万人のファンの方が、彼(江川)が投げるストレートを掛布がどうやって打つんだ?と」
南原 「はい」
掛布 「だから、ま、これ、彼と僕だけしか分からないかもしれませんけど」
南原 「はい、はい」
掛布 「「初球カーブ投げるよ」みたいの分かるんですよ」
南原 「へっ!?」
掛布 「野村監督だったら怒られますね、「それ打て」って言うと思いますけど」
南原 「はい、ちょっと待ってください。それはもう、ある意味、その、試合云々もありますけども、二人の勝負の世界・・」
掛布 「えぇ、で、巨人のデータとして掛布は初球のカーブは手を出さないっていうデータがあるんです。僕、あまんり、その初球のカーブ、よっぽと甘いボールは打ちに行くんですけど」
南原 「はいはい」
掛布 「それを凡打するとすごいもったいないと思ってしまうんですよね」
南原 「はいはいはい」
掛布 「だから比較的見送る確率が高いというデータが出ててカーブ、それ僕も分かってたんですけど」
南原 「はい」
掛布 「その初球をホームランするのか凡打するのかで、一球で勝負終わったら」
南原 「はい」
掛布 「五万人のファンの方に申し訳ないな、っていう気持ちがあるじゃないですか」
南原 「え゛~!?あ、そうですか」
掛布 「えぇ」
南原 「せっかく観に来てもらってるから」
掛布 「それをね、マウンドの、たぶん江川も感じてたと思うんですよ」
南原 「じゃ、もう二人は、ここは、もうお客さんは期待してるし」
掛布 「えぇ、えぇ」
南原 「なるべく・・」
掛布 「ちょと間を作りながらですね」
南原 「ハッハハハハハハ、良いですね~(笑)」
掛布 「で、やっぱね、こうやって振りかぶる時にね、目がね「行くよ」みたいな、全体的に雰囲気ですよ」
南原 「分かるんですか?」
掛布 「分かるんですよ」
南原 「「次、ストレート行くよ」」
掛布 「「行くよ」そうそうそうそう(笑)」
南原 「はい」
掛布 「だから」
南原 「そしたら掛布さんも「よし」」
掛布 「「よし」と、で、打てるか打てないかで決まりです」
南原 「いや~!!シビれますね~!」
掛布 「だから、すごい、その、彼との勝負っていうのは勝負するまではすごくイヤなんですよ」
南原 「はい」
掛布 「でも、打席に立つと気持ち良いですね」
南原 「あ、そうですか」
掛布 「はい」
南原 「いや~~!」
掛布 「えぇ」
南原 「それは~・・いや~、もう、シビれますね」
掛布 「だからそういうピッチャーだったから、いまだに、やっぱり彼(江川)っていうのは伝説としてですね」
南原 「う~ん」
掛布 「もう伝説になりつつありますけども」
南原 「はい」
掛布 「記憶に残るピッチャーですよね」
南原 「そうですね」
掛布 「とてつもなくインパクトがありましたよ」
南原 「でも、それは、好敵手の掛布雅之がいたから!この、お互いがこう記憶に残る」
掛布 「あぁ、そうかもしれませんね。しかも阪神と巨人ですからね」
南原 「そうです」
掛布 「えぇ」
南原 「いや~、素晴らしいお話ありがとうございます」
掛布 「何をおっしゃいます」
南原 「興奮してます」
掛布 「いやいや」
南原 「えぇ、いや、掛布さん」
掛布 「はい」
南原 「今日はもうホントに何かね、目の前によぎってきましたよ、興奮が」
という話を聞き、すっかり野球少年に戻っていた南原さんでした(笑)。
南原さんが言っていた「目の前によぎって・・」というのは「目の前に蘇る」のいい間違いだと思いますが(笑)、そんな言い間違いをするくらい、掛布さんの話を聞いて興奮していたということなのでしょう。
それにしても、南原さんは聞き上手&ノセ上手だな~(笑)。
「好敵手の掛布雅之がいたから!」なんてことを当たり前のように力説するあたりは、さすが、その昔青年団で鍛えられただけのことはあります(笑)。
そんな南原さんに触発されたのか、
掛布 「まあ、でも、今こうやって話してても、僕も現役のとき思い出したけど、ホントに膝が震えるぐらいのね」
南原 「はい」
掛布 「背中がゾクゾクするような緊張感を持って打席に入っていくんですよ。ホント震えるような感じ」
南原 「ハッハハハハハ」
掛布 「ホントに」
南原 「もう、何か分からないですけど、武士が切腹をするような感じで」
掛布 「そうホントそう、ホントに!」
南原 「負けたら何か、ここで」
掛布 「えぇ、「どうしよう」と思いながら、左足の軸足から(バッターボックスに)入っていくんですね。そうすると」
南原 「はい」
掛布 「まぁ、ここでは震えが止まっていってですね、何かフア~!っと、こう何か自分の内なる力みたいなものが」
南原 「へぇ~~~!!」
掛布 「ぐわ~っと、こう感じてくるんですよね」
という話もしていて、掛布さんはすっかり上機嫌(笑)。
そして、南原さんも「うわ~、素晴らしいですね~」ってな感じで、さらに大興奮で大満足という様子でした(笑)。
エンディングでも、「いや~、スゴかった~!このね、やっぱり僕らが若い時に学生の時に観ていたプロ野球、良かったですね。今のプロ野球も素晴らしいと思いますけども、いや、やっぱり僕らが観ていたプロ野球は熱がありました!その熱がですね、今のプロ野球にまで波及してもらうように切に願っております」と、興奮冷めやらぬという感じの南原さんの話があったりして、あれやこれやと野球談義に花が咲いていた30分でありました。
来週に続く・・・。
まずは、
南原 「さ、掛布さんです。よろしくお願いします!」
掛布 「よろしくお願いします!」
南原 「いや~掛布さんとはね、えぇ、お久し振りなんですけども」
掛布 「久し振りですね、ホントに」
というやり取りで番組は始まりましたが、ん?南原さんと掛布さんが番組で共演してたことってあったかな?
球場などで顔を合わせたことがあるのか、それとも、2人が一緒に番組に出てたのを私が忘れてるだけなのか・・・う~む、ちょっと気になるとこですが、それはとりあえず置いといて。
掛布さんは、今シーズン好調の阪神の話・・1番バッターの赤星選手がフォアボールが多くて出塁率が高く、それが勝利に結びついている、という話などをしていましたが、「1番のね、赤星がですね・・」という喋り方が、モノマネの松村くんそっくり(笑)。
いや、こちらが本家なのですが、声だけ聞いてるとマネをしている松村君の顔が思い浮かんでしまい、掛布さんは真面目な話をしていたのにちょっと笑ってしまいました(笑)。
そんな松村君、ではなく掛布さんの、生え抜き選手のつらさ・・生え抜きの中心選手でやってるとチームの悪いところを全部背負わなければいけないプレッシャーがあるという話や、練習は好きじゃないけど「常に十割打ちたいという準備はして打席に立たないと、ファンの方に失礼かな、と」という話などもありつつ、現役時代バッターボックスでやっていた独特の動作についての話も。
掛布さんいわく、「ああやってね、バットを前に、こうかかげたほうがですね、ピッチャーと右肩の角度が分かりやすいんですよ」「こうやって構えると・・」とのことでしたが・・・。
ラジオじゃわかりずらいな~(笑)。
掛布さんは、自分の右肩(?)をパンパンと叩きながら、何故ああいう動作をしていたのか熱弁をふるっていて、南原さんもそれを感心しながら興味津々という感じで聞いていましたが、ラジオだとイマイチ伝わりずらい掛布さんの野球教室でした(笑)。
掛布さんと南原さんよるバッティング講座はテレビでも是非見てみたいですが、掛布さんがテレ朝に出ることはないと思いますので、実現は難しそうでちょい残念です。
そして、掛布さんといえば、江川投手との名勝負。
南原さんは「これ僕がね、中学校の時に、やっぱりこう熱中して観てたんですよ」ということで、ここでも興味津々で話を聞いてました。
江川さんとの初対決の時、掛布さんはカーブをホームランしたとのことでしたが、
掛布 「やっぱり、5万人のファンの方が、彼(江川)が投げるストレートを掛布がどうやって打つんだ?と」
南原 「はい」
掛布 「だから、ま、これ、彼と僕だけしか分からないかもしれませんけど」
南原 「はい、はい」
掛布 「「初球カーブ投げるよ」みたいの分かるんですよ」
南原 「へっ!?」
掛布 「野村監督だったら怒られますね、「それ打て」って言うと思いますけど」
南原 「はい、ちょっと待ってください。それはもう、ある意味、その、試合云々もありますけども、二人の勝負の世界・・」
掛布 「えぇ、で、巨人のデータとして掛布は初球のカーブは手を出さないっていうデータがあるんです。僕、あまんり、その初球のカーブ、よっぽと甘いボールは打ちに行くんですけど」
南原 「はいはい」
掛布 「それを凡打するとすごいもったいないと思ってしまうんですよね」
南原 「はいはいはい」
掛布 「だから比較的見送る確率が高いというデータが出ててカーブ、それ僕も分かってたんですけど」
南原 「はい」
掛布 「その初球をホームランするのか凡打するのかで、一球で勝負終わったら」
南原 「はい」
掛布 「五万人のファンの方に申し訳ないな、っていう気持ちがあるじゃないですか」
南原 「え゛~!?あ、そうですか」
掛布 「えぇ」
南原 「せっかく観に来てもらってるから」
掛布 「それをね、マウンドの、たぶん江川も感じてたと思うんですよ」
南原 「じゃ、もう二人は、ここは、もうお客さんは期待してるし」
掛布 「えぇ、えぇ」
南原 「なるべく・・」
掛布 「ちょと間を作りながらですね」
南原 「ハッハハハハハハ、良いですね~(笑)」
掛布 「で、やっぱね、こうやって振りかぶる時にね、目がね「行くよ」みたいな、全体的に雰囲気ですよ」
南原 「分かるんですか?」
掛布 「分かるんですよ」
南原 「「次、ストレート行くよ」」
掛布 「「行くよ」そうそうそうそう(笑)」
南原 「はい」
掛布 「だから」
南原 「そしたら掛布さんも「よし」」
掛布 「「よし」と、で、打てるか打てないかで決まりです」
南原 「いや~!!シビれますね~!」
掛布 「だから、すごい、その、彼との勝負っていうのは勝負するまではすごくイヤなんですよ」
南原 「はい」
掛布 「でも、打席に立つと気持ち良いですね」
南原 「あ、そうですか」
掛布 「はい」
南原 「いや~~!」
掛布 「えぇ」
南原 「それは~・・いや~、もう、シビれますね」
掛布 「だからそういうピッチャーだったから、いまだに、やっぱり彼(江川)っていうのは伝説としてですね」
南原 「う~ん」
掛布 「もう伝説になりつつありますけども」
南原 「はい」
掛布 「記憶に残るピッチャーですよね」
南原 「そうですね」
掛布 「とてつもなくインパクトがありましたよ」
南原 「でも、それは、好敵手の掛布雅之がいたから!この、お互いがこう記憶に残る」
掛布 「あぁ、そうかもしれませんね。しかも阪神と巨人ですからね」
南原 「そうです」
掛布 「えぇ」
南原 「いや~、素晴らしいお話ありがとうございます」
掛布 「何をおっしゃいます」
南原 「興奮してます」
掛布 「いやいや」
南原 「えぇ、いや、掛布さん」
掛布 「はい」
南原 「今日はもうホントに何かね、目の前によぎってきましたよ、興奮が」
という話を聞き、すっかり野球少年に戻っていた南原さんでした(笑)。
南原さんが言っていた「目の前によぎって・・」というのは「目の前に蘇る」のいい間違いだと思いますが(笑)、そんな言い間違いをするくらい、掛布さんの話を聞いて興奮していたということなのでしょう。
それにしても、南原さんは聞き上手&ノセ上手だな~(笑)。
「好敵手の掛布雅之がいたから!」なんてことを当たり前のように力説するあたりは、さすが、その昔青年団で鍛えられただけのことはあります(笑)。
そんな南原さんに触発されたのか、
掛布 「まあ、でも、今こうやって話してても、僕も現役のとき思い出したけど、ホントに膝が震えるぐらいのね」
南原 「はい」
掛布 「背中がゾクゾクするような緊張感を持って打席に入っていくんですよ。ホント震えるような感じ」
南原 「ハッハハハハハ」
掛布 「ホントに」
南原 「もう、何か分からないですけど、武士が切腹をするような感じで」
掛布 「そうホントそう、ホントに!」
南原 「負けたら何か、ここで」
掛布 「えぇ、「どうしよう」と思いながら、左足の軸足から(バッターボックスに)入っていくんですね。そうすると」
南原 「はい」
掛布 「まぁ、ここでは震えが止まっていってですね、何かフア~!っと、こう何か自分の内なる力みたいなものが」
南原 「へぇ~~~!!」
掛布 「ぐわ~っと、こう感じてくるんですよね」
という話もしていて、掛布さんはすっかり上機嫌(笑)。
そして、南原さんも「うわ~、素晴らしいですね~」ってな感じで、さらに大興奮で大満足という様子でした(笑)。
エンディングでも、「いや~、スゴかった~!このね、やっぱり僕らが若い時に学生の時に観ていたプロ野球、良かったですね。今のプロ野球も素晴らしいと思いますけども、いや、やっぱり僕らが観ていたプロ野球は熱がありました!その熱がですね、今のプロ野球にまで波及してもらうように切に願っております」と、興奮冷めやらぬという感じの南原さんの話があったりして、あれやこれやと野球談義に花が咲いていた30分でありました。
来週に続く・・・。