Untersee-Boot

あるいは感想記として

行ってきました、千秋楽

2014年03月16日 | 現代狂言Ⅷ
国立能楽堂で行われた、現代狂言Ⅷの千秋楽公演へ行ってきました。

              

松坂慶子さんが特別友情出演されていたり、石子こと石井ちゃんの誕生日はコントの中でさらりと触れられていただけだったり(笑)、古典のプレッシャーから解放されたからなのか万蔵さんの挨拶のときの石本君の野次の声が今までより大きかったり(笑)、大いに盛り上がった千秋楽公演。

新作「女王アリとキリギリスとカミキリムシ」は、初日に万蔵さんが言っていたとおり「ナンチャンワールド」というのがピッタリな舞台でした。
全編通して語られる「縁」は南原さんが口にするのを何度も聞いていますし、「すべてを受け入れる素直な心が美しいのです」という台詞は「HUG」と共通しているように思いますし、「目の前のことを懸命にやる、そうすればいつか素敵な縁(えにし)に出会えるかも・・」という言葉は南原さんの真摯な姿勢を表してるな~、などなど色々と感じたことはありましたが、そんな話はいずれまた。

                  

カーテンコールの南原さんの挨拶では、舞台を支えてくれた人たち・・万之丞さん、マネージャーの田村さん、そしてご家族など、亡くなられた方たちへの感謝の言葉がありました。
万蔵さんは、「毎回毎回今回がいちばんと思ってやっていますが、今回の舞台もいちばんでした」
遠野さんは、「女優の仕事を最近あまりやってないので、今回こんな素敵な舞台に・・」と言って涙ぐむ場面もありましたが、南原さんから「情緒不安定じゃないですよ、ピュアなんです」というフォローが入ってました(笑)。
そして、南原さんから「美輪明宏サン・・」と紹介されていた松坂慶子さんもご挨拶(衣装が美輪さまっぽくなってました・笑)。
「ナンチャン」というのを平板に行ってしまった松坂さんに、南原さんは「ナンチャン(ナにアクセント)です」とツッこんだりして、「シャルウィダンス」でのナイスコンビは健在という感じでした(笑)。

恒例のサプライズの途中、南原さんが舞台に戻りバイオリンを弾いていましたが、今回も音が小さくて微妙な演奏(笑)。
石本君から「上手いかどうかわかりずらい」というツッこみが入ってました(笑)。
最後は石井ちゃんが客席に取り残されるお約束がありつつ(笑)、稲葉さんと和田さんの演奏にのり、大きな手拍子と拍手のなか、16時27分、大団円&大団円で幕を閉じた現代狂言Ⅷの千秋楽公演でした。


あ、それから、今日はなかにし礼さんと水卜アナが観に来てました。


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