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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『ナンだ!?』 9/20 4スタンス理論 ・ 骨盤ってナンだ!?

2007年09月26日 | ナンだ!?
前回に引き続き、4スタン理論の第2弾。
今回は、"スポーツのコツ盛りだくさん"、ということで、それぞれのタイプに合った体の使い方とスポーツのコツを廣戸さんから教わり、南原さんたちがスタジオで実践。

まずは野球のゴロのさばき方。
ゴロをさばく時は、つま先型の人は前足に重心を置き捕球も前足寄り、かかと型の人は後ろ足の股関節に重心を置きボールは後ろ足寄りで捕るのが良いとのこと。
つま先型とかかと型では、ボールを投げる時もグラブとボールを離す位置が違うので、そうやって捕ると円滑な守備が出来るとのことでした。
義田さんとザ・たっちのたくやさんに続き、南原さんもグラブをはめてゴロさばきを実践してみますが、南原さんは、「あいっ!」というかけ声を出して軽快なフィールディングを披露(笑)。
普通にボールを捕るだけではなく、声出しを忘れないところは、さすが元野球部の副キャプテンです(笑)。
で、「こっちだったら(後ろ足寄りでボールを捕ったら)もう、すぐこのまま投げれますね」と、納得顔の南原さんでした。

そして、今回は4スタンス理論のより深~い話へ。
4スタンス理論では、つま先型、かかと型という分け方だけではなく、肩と股関節の使い方によってクロス型とシンクロ型というふうに分けられるとのこと。
左右の肩と股関節を対角で使うのがクロス型(イチロータイプと松井タイプ)で、同じサイドを使うのがシンクロ型(王タイプと長嶋タイプ)とのことでした。
シンクロ型の人は体の前で手を交差させてパンチを出すのが苦手、という廣戸さんの解説を聞き、シンクロ型の義田さんとザ・たっちが手を交差させてパンチを出してみますが、ちょっと変な動きで弱々しいパンチを出す三人。
それを見た南原さんは、「おい、パフィーもビックリだよ」(笑)。
三人がやっていた弱々しいパンチは、確かに、♪カニ食べ行こう~ と思わず歌いたくなるような動きでしたので、南原さんの上手い例えツッこみに思わず笑ってしまいました(笑)。
で、シンクロ型の人は手を真っ直ぐ出すパンチはちゃんと出来て、クロス型の人はその逆とのことでしたので、私もテレビの前で試してみましたが・・・どっちも普通に出来るな~???
前回のテストで、私はかかと型だということはわかりましたが、内側か外側かというのは、肩を回しても差が出ずに結局わからずじまい。
今回やったクロス型とシンクロ型の動きの違いも、テレビの前で実際にやってみましたが私にはその違いがイマイチわかりませんでした。
う~む・・・私の体は、かかと型の内なのか外なのか、シンクロ型とクロス型どっちなんだ?
自分の体が何型なのか、そして、地下鉄をどこから入れるのかを考えると夜も眠れませんが(笑)、それはそれとして。

廣戸さんいわく、サッカーのスローインやヘディングでも、シンクロ型は両足を平行に、クロス型は片足を引いて半身にした方がやりやすい、というふうに違いが出るとのこと。
スタジオでの実践では、廣戸さんの解説どおり、シンクロ型のかずやさんは足を平行にしてヘディングをするとけっこういい感じでしたが、半身の体勢だと首をすくめていかにも初心者っぽい感じ。
それを見ていた南原さんは「マジで~!?どいてみろよ」と言って、御大将自ら出陣(笑)。
クロス型の南原さんは、かずやさんとは逆に、半身だとけっこういい感じでヘディングをしていましたが、足を平行に揃えてヘディングをすると、「なんか子供みたい(by 三奈)」ってな感じでスタジオは大笑い(笑)。
もう一度足を平行にしてヘディングをやってみますが、何故か前歯を出し上目遣いで必死の形相の南原さん(笑)。
たくやさんはそんな南原さんの顔マネ、かずやさんは「顔がスゴイ」、中西さんからは「顔芸ですか?」ってなことを言われ、皆から総ツッこみでスタジオは大笑いでしたが、南原さんは「顔芸じゃないよ、顔芸じゃないよ!必死なんだよ!!」(笑)。
南原さんが必死なのはわかりましたが、何で前歯が出ちゃうんでしょう(笑)。
一生懸命やると面白顔になってしまうのは、やはり芸人のさがなのか、あるいは宿命か(笑)。
いずれにしても、顔芸つき(南原さんは否定していましたが・笑)のヘディングをする南原さんを見ることが出来て良かったです(笑)。

最後は、ボーリングについて。
今までスコアが100にいったことがないという中西さんが自ら立候補して、廣戸さんからコツを習うことに。
スタジオではなくボウリング場で実際にゲームをしながら、あれこれと指導を受ける中西さんと義田さんですが、スペアを取れないヘタレな中西さん(笑)のVTRを見て、画面の右上のワイプの中から南原さんは「運動神経ないからね」とバッサリ(笑)。
でも、その後は、廣戸さんの指導のかいあってかなり上達した中西さんがストライクを取ると「お~、おぉ~!!」とビックリ顔、そして、最終的に123点というスコアを出した中西さんを見て「え~!?スゴイじゃない!」と感心していた南原さんでした。
で、人生初の100超えのスコアを出し、「4スタンス理論恐るべし」と言って廣戸さんとガッチリ握手をしていた中西さんでしたが、そんなVTRを控え室(メイク室?)で見ていた、南原さん、中西さん、栗山さん、三奈ちゃん、義田さんたちは、

栗山 「あれホントに1回(ゲーム)なの?」
中西 「あ、これホント、ガチンコ1回」
栗山 「あ、それはスゴイですね。123はね」
中西 「南原さんが1回しかダメって言うんですもん」
(二人のやり取りを聞かずに一心不乱に本を読んでいる南原さん)
中西 (そんな南原さんに対して)「何してるんすか?」
三奈 「南原さん?」
南原 「(『日本人の身体能力を高める和の所作』『骨盤教室』という2冊の本を重ねて読みながら、わざとらしく)なるほど~」
義田 「ボウリングでも何でもない(笑)」
スタッフ(笑)
三奈 「私たちは今VTRを見てたんですよ~」
南原 「やっぱり骨盤が大事だな~」
中西 「え?もう4スタンスは終わっちゃったんですか?」
南原 「え?4スタンス?なに言ってんだよ、おい!」
スタッフ(笑)
南原 「4スタンスは4スタンスでいいけど」
中西 「はい」
南原 「さらに進んでんだよ、理論は!」
中西 「あっ」
三奈 「え?」
南原 「いろんな理論がいっぱい出てんの」
中西 「立ち止まらない」
南原 「そう、そん中で俺見つけたよ、スポーツに大事なこと」
中西 「はい」
三奈 「今度は何ですか?」
南原 「(エコーを効かせた声で)骨盤だよ」

というやり取り(笑)。
ついさっきまで4スタンス理論で盛り上がっていたのに、いきなり「骨盤だよ」って、何なんでしょう、南原さんのこの変わり身の早さは(笑)。
それに、ものすご~く強引に話を進めていた南原さんではありますが(笑)、とにもかくにも、4スタンス理論に続いて、今度は"骨盤ってナンだ!?"。
スタジオには、南原さん、栗山さん、中西さん、三奈ちゃん、そしてさくらちゃんと義田さん。
あと、卓球の四元奈生美選手とペナルティの二人を加え、ゲストに整体師の寺門琢己さんを迎えて骨盤についてあれこれと。
まずは、さくらちゃんが寺門さんのもとへ行き、寝ながら足を開いたりする骨盤チェックをして45点だったというVTRを見たあと、スタジオでも南原さん、四元選手、ワッキーの三人が骨盤チェク。
足を折り曲げながら寝たり、足を開いて寝たりする骨盤チェックに、南原さんは「あ、あ~!」、四元選手は「これ(足が)折れる!」、ワッキーは「あ、痛い痛い」ってなことを言ってましたが、採点の結果は、?マークで隠されて次回に持ち越し。

来週に続く・・・。



『ナンだ!?』 9/13 4スタンス理論

2007年09月19日 | ナンだ!?
南原 「調子こいてTシャツまで作ってしまいました」
三奈 「南原さん、これは特注ですね」

というやり取りで始まった、4スタンス理論の第2弾。
南原さんは、"かかと・外側・松井秀喜型"と胸に大きく書かれた黒いTシャツにジャージ姿。
ザ・たっち、さくらちゃん、中西さん、そしてこの理論の提唱者の廣戸さんも、それぞれのタイプが書かれた黒いTシャツを着て、みんなでお揃いの特注Tシャツ姿(笑)。
う~む、わざわざTシャツまで作っちゃうあたりに、番組史上空前の大反響っぷりがうかがえます(笑)。
でも、大反響というのもあながち大袈裟ではないようで。
横浜の村田修一選手もVTRで「長嶋茂雄型でした」と言ってましたし、ザ・たっちの二人が「(本屋で4スタンス理論の本が)ものすごい山積みになってる」と言うように、本屋の目立つところに平積みされているのを私も見ましたので、4スタンス理論は世間でもけっこう話題になっているようです。
それから、南原さんが、「これ(4スタンス理論は)、酒飲む席でいい話題になるからね」と言ってましたが、確かに4スタンス理論の話は酒の肴としてもピッタリですから、そういう意味でも反響が大きいのかもしれません(笑)。

まずは、4スタンス理論を取り入れてるという、大学の女子駅伝チームの監督と、少年野球チームの監督の話をVTRで紹介していましたが、それぞれ4スタンスの指導で効果が出ているとのこと。
筋力が付くと筋肉でカバーできるけど、少年野球をやってる中学生は筋力がないぶん体のバランスでボールを投げないといけないから4スタンス理論は効果的、といのうは、言われてみれば確かにそうだな~、という感じで納得の話でした。

そして、スタジオでは、4スタンス理論でどの型に当てはまるのかのテストを今回も実施。
今までこの企画に参加していなくて一人無地のTシャツを着ていた義田さん(笑)がテストを受けていましたが、重心がかかと型の人は体の後ろ側を手で触れながら、つま先型の人は体の前側を手で触れながら前屈するとより深く曲がる、とのこと。
それを聞いてみんなで前屈、南原さんも前屈をしていましたが、かかと型の南原さんは体の後ろからの方がより深く曲がって指の付け根くらいまで地面に着いてました。
で、かかと型の中西さんと南原さんは、

中西 「立位体前屈ってあるじゃないですか、ああいうので、こっち(体の後ろから手を回して前屈しながら)からやったらよかったのに・・・失敗しましたよね」
廣戸 「そうですね」
さくら 「ぜんぜん記録が変わってきますよね」
南原 「記録変わるよ!俺らかかと(型)でどんだけ損したんだよ!!」
スタジオ(笑)
南原 「全部やり直してもらいたいよ」
さくら 「ホントですよね~」

ってなやり取り(笑)。
「どんだけ損したんだよ!」って大きな声で熱弁をふるうほどの話ではないと思いますが(笑)、でも、このやり方で測定すれば、南原さんの言うように記録はかなり変わってきそうです。
ちなみに、私も今回のテストをやってみたらかかと型で前屈の時は後ろからの方が深く曲がりましので、南原さんや中西さんと同じように、体力測定では損をしていたことが分かりました(笑)。
あとは、重心が内側か外側かのテストをやって、義田さんはつま先・外側重心の王貞治型、あるいは、かずやさん言うところの「ザ・たっちタイプです」ということが分かりテストは終了(笑)。

続いては、それぞれのタイプによって、うちわの扇ぎ方にも動きの違いが現れる、ということで、みんなでそろってうちわをパタパタ。
で、中西さんだけちょこちょことうちわを扇いでいるのを見て、南原さんは「なに?小っちゃい時からクーラー派?」(笑)。
中西さんは小っちゃい時からクーラーを使っていたわけではなく(笑)、廣戸さんいわく、かかと型の人は手首を動かさずにうちわを扇ぐとのこと。
それを聞いた南原さんがうちわを扇いでみると、中西さん同様、手首を動かさずにパタパタ。
私もテレビの前で試してみましたが、確かに、手首は固定して肘から先の腕で扇いでました。
う~む、これがかかと型の宿命・・いや、手首の使い方なのか~(笑)。
にしても、重心の違いによってうちわの扇ぎ方、手首の使い方まで違ってくるとは、改めてビッくら仰天の4スタンス理論です(笑)。

あとは、安定した立ち方をみんなで実演したり、それぞれのタイプに合った体の軸(筋力ではなく骨格で自分の体重を支え体を安定させるもの)の作り方について廣戸さんが解説をしていましたが、

南原 「さ、じゃ、このね、それぞれの軸の効果を証明するために、今回、ザ・モルモットがですね・・」
たっち「(重心を少し前に置いた体勢で)ちょっと、ちょっとちょっと」
スタジオ(笑)
南原 「軸が出来てる!」
スタジオ(笑・拍手)
さくら 「すご~い」
南原 「安定してる!(二人の体を押して)動かない、動かない」

というミニコント(笑)がありつつ、ザ・たっちによるお馴染みの比較実験。
二人が水中歩行をして、廣戸さんの指導前と後ではどう変わるのか?という実験をしていましたが、指導を受けたかずやさんは「ぜんぜん進み方が違いますね」と言ってたくやさんに圧勝。
期待に違わずちゃんと効果を出すあたりは、モルモット芸人の面目躍如という感じでした(笑)。

最後はスタジオで、かかと型の南原さんが軸を意識した歩き方の指導を受けつつ、4スタンス理論企画は来週に続く・・・。



『ナンだ!?』 9/6 スポーツ伝説寄席

2007年09月12日 | ナンだ!?
赤い着物を着た南原さんが笑点のテーマ曲にのって登場し、

伊集院「ナンチャン!ナンチャン!」
南原  「(机をポンと叩き)どうも、え~、なんかね」
三奈  「はい」
南原  「ディレクターがこだわって」
三奈  「えぇ」
南原  「これを歌丸さん、必ずやってるからやってくれっていうことで」
三奈  「なるほど」
南原  「「必ず上手(かみて)から台本持って出てきて」っていうのが」
客席(笑)
三奈  「そうですよね(笑)」
伊集院「なんで寄席形式になっちゃったんですかね?最初に僕打ち合わせした時って」
南原  「そうそう」
伊集院「(隣の小沢さんに)寄席形式じゃなかったよね?一週間前に急に「伊集院さんお着物は何色がいいですか?」って言われて、何で着物になってんのかな?みたいな」
南原 (手を叩いて笑う)

ってなやり取りで始まった"スポーツ伝説寄席"。
今回はいつものスタジオではなく、お江戸日本橋亭という小っちゃいながらもちゃんとした寄席から、何故か寄席形式、いや、笑点の大喜利形式にのっとって(笑)の収録。
お客さんは20~30人くらいとかなりこじんまりしていましたが(笑)、お江戸日本橋亭の客席は畳敷きで本格的な寄席の雰囲気がよく出ていて、ここらへんにもディレクターのこだわりが感じられます(笑)。
出演者は、緑の着物のバカリズム、紫の着物の伊集院さん、水色の着物のスピードワゴン小沢さん、そして、芸人じゃないのに中西さんもピンクの着物を着て参戦(笑)。
で、司会の南原さんは赤い着物を着ていましたが、赤い着物を見ると歌丸さんというより山田君っぽい感じもしますが(笑)、それはともかく。

まずは、南原さんがガレッジセールのゴリさんから聞いたというミスター伝説を話していましたが、

ゴリ  「すいません、長嶋さんサインしてください」
長嶋 「なんで?」

ってなやり取りがあったそうで(笑)。
ミスターならさもありなん、という感じでテレビの前で思わず笑ってしまいましたが、その話を聞いて三奈ちゃんも大笑い(笑)。
あと、ミスターから松村君に間違えられたという伊集院さんの話でも、三奈ちゃんは「すみませ~ん」と言いながらも大笑いしていて、相変わらずな長嶋家の人々に、テレビの前でさらに大笑いしてしまいました(笑)。

あとは、南原さんが高松市民文化センターで馬場とブッチャーがキャッチボールをしていたという話をしたり、中西さんがキングカズとカラオケに行ったらトシちゃんがいきなり入ってきて頭を叩かれたという話(笑)を披露したりしつつ、最後は、ゴッドハンド大山倍達総裁の伝説。
有名な牛殺しの話では、南原さんは「でもね、僕、その牛殺しのやつも写真で見たの」「その牛もね、やりたくないって顔してんのよ、目に涙ためてんだけど・・」という、哀しくも切ないエピソードを披露(笑)。
この話はその昔のA.N.N.でも話していて、いかにも南原さんらしい観察眼だな~と思い、今でもよく憶えていますが、牛にしてみれば何で戦わなきゃいけないんだってことですから、牛の黒目がちの目に涙がたまるのも道理です。
そして、大山総裁といえば、『リングの魂』の番組の題字を書いてくれた人でもありますが、今回はその時の様子も流れてました。
もちろん当時の南原さんも出てきましたが、ちょっとふっくら顔で髪が短い南原さんは、かなりのやんちゃ坊主という感じ(笑)。
う~む、13年の月日は人を大人にさせるな~(笑)。
で、"リングの魂"と書いてもらうはずが、間違えて"リンガの魂"と書いてしまう大山総裁、そして、後ろで神妙な顔をしてる南原さん(笑)。
大山総裁はこの時すでに生きる伝説の人でしたから、南原さんが間違いを指摘できないのも無理ありません。
ビール瓶の首を手刀で切り落としたり、片方の眉毛を剃って山篭りをしたり、果ては10円玉を二本の指で折り曲げたり・・・。
あまりにもすごいエピソードあり過ぎ、伝説あり過ぎの空手バカ一代、大山総裁です。
今回は牛殺し以外の大山総裁の伝説を聞くことは出来ませんでしたが、『リン魂』第1回の放送を見れただけでも僥倖でありました(笑)。



『ナンだ!?』 8/30 小兵ってナンだ!?Ⅱ ・ 4スタンス理論~日常生活編~

2007年09月05日 | ナンだ!?
まずは、先週に引き続き4スタン理論の日常生活編。
今回のテーマは、美しい正座。
ザ・たっちとさくらちゃん、そして南原さんが、廣戸さんから4スタンス理論を教わって正座をしていきますが、ザ・たっちの二人は、4スタンス理論を教わる前も後も、あんまり美しい正座ではなかったな~(笑)。
指導を受けたあとは姿勢は良くなっていた二人でしたが、4スタンス理論といえども、もともとの足の短さと足に付いた肉までは、どうすることも出来ないようです(笑)。
さくらちゃんが正座をする所作と姿は、南原さんが「なんか時代劇出来そうだよ」と言うように、かなり様になっていていい感じ。
で、南原さんは4スタンス理論での正座の仕方を教わると、「なんかスーっという感じですね」。
南原さんが正座をする姿はもともと綺麗だったと思いますが、今回指導を受けてさらに所作に磨きがかかったようで。
これから南原さんが落語をやるときは、噺だけではなく、4スタンスな正座をする南原さんの姿にも注目です(笑)。
という感じの、4スタンス理論・日常生活編でしたが、近々"4スタスン理論Ⅱ"が放送されるようで。
楽しみにしたいと思います。


そして、こちらも先週に続き、門田さん、舞の海さん、志村選手をゲストに迎えての"小兵"企画。
通算567本のホームランを打っている門田さんですが、いわく、「これはごく普通に鍛えれば誰でも打てる本数だと思います」。
その話を聞いて、通算ホームラン7本の栗山さんは顔を伏せてガックリ(笑)。
南原さんから「元気出して、元気出して」と言われて背中をさすられ、やっとこさ元気を取り戻した栗山さん(笑)でしたが、「ごく普通に鍛えれば誰でも・・」とあっさり言われたら、栗山さんが落ち込むのも無理ありません(笑)。
南原さんから慰められて気を取り直した栗山さんは、アマの時はホームランバッターでもプロに入ると普通は無理だと思う・・と、再び門田さんに質問。
それに対して門田さんは、「出会った人が、面白い人と出会ったからよ、野村さんと出会うたからよ」。
門田さんは、当時南海の兼任監督だった野村さんのバッティングをひたすら見ていたそうですが、野村監督は右打ちで、門田さんは左打ち。
なので門田さんは、ベンチの鏡に逆さまに映る野村さんのバッティングフォームをひたすらジーッと見てその極意を盗んでいたそうです。
こういう話を聞くと、やはり「誰でも打てる・・」わけではなく、門田さんだから567本のホームランを打てたという感じがします。
で、現役時代の門田さんの打席と、野村さんの打席の映像を反転させて左打ちにし、二人のバッティングフォームを並べて比較していましたが、確かに二人のフォームは似ていて文字通り鏡写し。
う~む、門田さんのバッティングは野村さんから来てたのか~、と、ビックリ&納得でありました(笑)。
それから、野村監督のバットは「僕らと違ってゴッついバット使うんですよ」「重くてもバランスよく作ってるの」だったそうで、門田さんも現役時代は1㎏のバットを使っていたとのこと。
現役時代に門田さんが使っていた本物のバットを手にした南原さんは「えっ!?」と言ってその重さにビックリ顔でしたが、1kgもあるバットを使っていたとは・・・私もテレビの前でビックリでした。
野村監督のバッティグンフォームやバットを参考にしていた門田さんではありますが、ホームランに対する考え方は野村監督とはかなり違っていたようで。
とあるオープン戦で、野村さんが王さんに、「なぁワンちゃん、ホームランっていうのはヒットの延長だろ?」と言う言葉を聞かされても、門田さんは「二人で口裏合わせたでしょ」「ホームランは打とうとする意思があるから打つ(てる)んでしょ」と堂々と言ったとのこと。
そういえば以前、野村監督が現役時代の門田さんについて、ホームラン狙いの大振りばかりするのでもっとコンパクトに打てと言ったら次の打席ではさらに大振り、あきれた野村監督がホームラン打ってこいと言ったら今度はコンパクトなスイングでピッチャー返しをした、というエピソードを話してたことがあったっけ。
この話を聞いたときは、門田さんの天邪鬼っぷりといいますか、頑固っぷりに笑ってしまいましたが、世界のホームラン王にも「打とうとする意思があるから・・」と言っちゃうくらいですから、誰がなんと言おうと我が道を行く、男・門田博光ここにあり、という感じです(笑)。
それから、門田さんが自身のバッティングについて、グリップは体に密着させ位置を変えずに始動して弓のように張りつめ溜まったパワーをスイングで爆発させる、という話もしていて、これも大変興味深く聞いてしまいました。

あとは、舞の海さんと横綱・曙が戦ったVTRを見て、勝った舞の海さん自身の解説があったり、舞の海さんの八双跳びの実演などがありつつ、ゲストの三人から"小兵哲学"について。
志村選手は、小さいことを不利だと思わない。小さくても出来ることはあるし小さいからこそ何が出来るのかを考える。
舞の海さんは、固定観念を持たない。
そして、門田さんは「三人目が言うの、これ、しんどいのよ」と、まずは前置きでひと笑い(笑)。
で、門田さんいわく、「私も高校時代ホームラン3年間打ったこともないのに、プロ入って500本打てました」「今の若い子供さんたちはすぐ結果を出したがる」「自分ですぐ結着をつけてはいかん、判断をしてはいかん」。
高校時代ホームランを打ったことがないという話には、スタジオのお客さんもかなりビックリしてる様子でしたが、私もテレビの前でまたまたビックリ。
う~む、「自分ですぐ結着をつけてはいかん」という言葉は、そんな門田さんが言うだけに、かなり説得力がありました。
門田さんは、あくまでも我が道を行く、♪思い込んだら~試練の道を・・の、南海の星です(笑)。
そして、野球は止まっているボールを打つわけではなく、相手のボールの速さや力を利用するので、それを利用すれば飛距離は出るはずだ、とのことでしたが、

南原 「そこをずっと追い求めて・・」
門田 「うん、そうでないと、(自分が)可愛そうじゃないっていう・・ウッフフフ(自分を指差し)考えがしますよね(笑)、大きい人がホンな全部勝つのか世の中?っていう気がするじゃない」
南原 「いや~・・・カッコいいっすね~!」
門田 「だって、あと1年でチャンチャンコだもん」
南原 (笑)

ってなやり取り(笑)。
前回、そして今回と、還暦間近の門田さんの話は含蓄があって面白かったですし、その信念と頑固さは、南原さんの言うようにカッコよかったです(笑)。



『ナンだ!?』 8/23 小兵ってナンだ!? ・ 4スタンス理論~日常生活編~

2007年08月29日 | ナンだ!?
今回は、元・南海ホークスの門田博光さん、舞の海さん、そして、バスケットボールの志村雄彦選手の三人をゲストに迎え、

南原 「さぁ、今日はね、小兵というふうに言わさしてもらいますけども。プロ野球とかね、プロの世界の人は大きいと思いがちですけども、ご覧ください。すごく親近感のある・・」
スタジオ(笑)
義田 「南原さんのほうが大きいですもんね」

というやり取りで番組はスタート。
義田さんの言うように、ゲスト三人と一緒に並んでいても南原さんの背が一番高くて、確かに見た目はかなり親近感のある小兵選手の三人です(笑)。
ちなみに、門田さんは身長170cm、舞の海さんは169cm、志村選手は160cmとのことでした。

スタジオに、それぞれの競技の大きな選手、ブーマー、曙、姚明(ヤオミン)の等身大パネルを用意してゲスト三人と比べてみたり、舞の海さんが新弟子検査のとき頭にシリコンを入れていた、というお馴染みの話などがありつつ、小兵の三人に素朴な疑問。
身長の低いことを痛感した瞬間がある?という質問には、全員○という答えでしたが、南原さんは「僕、門田さんといえばあれですよ。ブーマーとハイタッチした時に肩が外れた・・心配した~」という、門田さんあるある話を披露(笑)。
門田さんはその時のことを、ジェスチャーつきで「こんな感じ・・」と手を高く上げて話していましたが、話の途中で流れていた当時のVTRでは、ハイタッチではなくブーマーと普通に手を合わせて肩を痛めた門田さんの映像が・・・。
あれ???私もてっきりハイタッチして肩を脱臼したと思ってましたが、う~む、人の記憶はかなりいい加減なです(笑)。
あ、それから、舞の海さんが身長の低さを感じたのは電球の球を替えるときで、志村選手は吊り革につかめないときだそうで(笑)。
二人とも競技とは関係ないところで、身長の低さを痛感してるようです(笑)。

それから、可能なら今からでも身長を伸ばしたい?という質問では、

南原 「門田さん」
門田 「はい」
南原 「やっぱりホームランバッターとしてね」
門田 「はい」
南原 「もう少し身長があったら、もっと(ホームランを)打てたと思いますか?」
門田 「うん、あの、いつも思います。王さん抜いたやろうと(笑)」
南原 「(笑)王さん・・(笑)。デカく出ましたね~!」
門田 「あのね~、やっぱり何か目標もってないとね」
南原 「はい」
門田 「戦えないんですよ。だってあの頃、パ・リーグ、南海、どこにあるの?あの球団?って思われとる時代でしたからね」
南原 「(真面目な顔で)そうですね~」
門田 (笑いながら南原さんの肩を叩く)
南原 「いやいや、僕は大ファンでしたよ。『あぶさん』でくらいしか見られないですから、南海は」

ってなやり取り(笑)。
この後の、小兵はスピードが大事、という話でも南原さんは、「(志村選手と舞の海さんを指して)速い、速い・・・(門田さんを指し)すいません」ってなことを言って、門田さんを三段落ちのオチに(笑)。
これ以外でも、門田さんとなんやかんやといい感じで話してた南原さん。
東尾さん、村田さん、そして今回の門田さんと、野球界のおじさん転がしをさせたら、南原さんの右に出る人はいません(笑)。
で、南原さんから謝られてた門田さん(笑)ですが、いわく、「僕、アキレス腱切るまでは(足)速かったんよ」とのこと。
南原さんはビックリしてる様子でしたが、その話を聞いて大きく頷く栗山さん。
う~む、門田さんが足が速いというイメージは全然ありませんでしたが、そうだったのか!?と私もビックリでした。
ちなみに、門田さんは、まっすぐ走ると負けるけど、ジグザクに走ったりして曲がって走るのは速かったそうです。
あと、志村選手の「50mで7秒切ったことがない」という話にもビックリでしたが、「30mでは負けたことがない」「ボール持ったときと(普通に)走ったときのスピードがあまり変わらない」という話を聞いて、納得でした。
バスケの選手にとって大事なのはコートの中での動きですから、50mで7秒を切れなくてもぜんぜん問題ない、ということなのでしょう。

そして、"小兵テクニック講座・バスケ編"では、志村選手が小兵ならではの、地面すれすれでのドリブルを披露。
さくらちゃんから「(その低いドリブルは)試合で使うんですか?」と聞かれ、実際にさくらちゃんがデイフェンダーになってブロックしようとしますが、その低いドリブルで簡単にさくらちゃんを抜いてゴールを決める志村選手。
続いて義田さんがディフェンダーになりますが、こちらもなすすべなし。
義田さんいわく「ボールが見えない」とのことでしたが、それを聞いた南原さんは、「チェッ!」と舌打ちをして自ら出陣(笑)。
「止めてやる、絶対に」とやる気満々の南原さんでしたが、志村選手のドリブルにあたふた、いや、ドタバタするだけで、あっさり抜かれてました(笑)。
で、「あ~!」「なんかイライラするな」と、かなりムキになっていた南原さんがもう一度志村選手のことを止めようとしますが、今度は下げた手の上をドリブルされてまたまたあっさり抜かれ、「あっ!?」と言って呆然の表情(笑)。
そして、かなり悔しそうな顔をしていた南原さんでありました(笑)。
あとは、志村選手は、相手のディフェンスの高さによってボールの軌道を変える、シュートのタイミングを変える、ということなどを実演していましたが、どれも小兵選手ならではというか、いろいろ工夫されていて興味深く見てしまいました。
それから、ボールハンドリングが大事、ということで志村選手は手のひらだけではなく、親指、人差し指など、指一本でのドリブルも実演。
それを見た南原さんは、「あ~!?すげ~! え~!?すげ~!?テクニシャ~ン!」ってなことを言って、いつものように感心しきりの様子でした(笑)。


続いては、先日放送の"4スタンス理論"企画の続編。
4スタンス理論は、オンエアのあと番組史上最大の大反響だったそうで。
南原さんいわく、「プロ野球界がドヨっとしたらしいよ」「(放送の)次の日、見て、みんな、仙台にあるほうのチームとか、みんなで真似して、みんなどの型か?って」。
う~む、相変わらずプロ野球業界の視聴率が高い番組です(笑)。
で、4スタンス理論の本の増刷も決まったそうですが、確かにこの理論は目から鱗で私も興味津々で見てしまいましたから、反響が大きいのもよくわかります。
今回は、4スタンス理論の提唱者の廣戸聡一さん、さくらちゃん、そしてモルモット芸人としてお馴染みのザ・たっちの二人(笑)とともに、4スタンス理論・日常生活編を実践。
廣戸さんの指導のもと、椅子の座り方についてやっていましたが、廣戸さんいわく、4スタンス理論をもとに座ると体に負担がかからないだけではなく立ち居振る舞いが綺麗になる、とのこと。
それを聞いた南原さんは、たっちの二人に「ひな壇に居ても、ハイハイって行くとき、綺麗にスッと」(笑)。
綺麗にスッと手を挙げるのがひな壇芸人としてプラスになるのかどうかはわかりませんが(笑)、とまれ、指導を受けたあとのたくやさんの座ってる姿勢はかなり良くなっていました。
南原さんも廣戸さんから教わった座り方を実践していましたが、そういえば先日の『Get』で王監督にインタビューしたときの南原さんはとても姿勢が良かったけどあれは4スタンスな座り方を教わったあとだった・・のかな?
真偽のほどはわかりませんが、とにもかくにも、立ち居振る舞いがますます綺麗になっていく南原さんでありました(笑)。
それから、南原さんのような"かかと型"の人は、椅子に寄りかかるときは首の付け根で寄りかかると安定し、たっちの二人のような"つま先型"の人はみぞおちの裏側で寄りかかると安定するそうで。
なので、"かかと型"の人は背もたれの高い椅子が体に合う、とのことでした。
その話を聞いて南原さんは、「(家の)ソファー、(背もたれが)高いのに代えた!」と、ビックリの様子。
う~む、そうか、南原家のソファーは背もたれが高いのか~、と、変なことに感心しつつ、4スタンス理論・日常生活編は終了したのでありました(笑)。



『ナンだ!?』 8/16 最強ドラフト王決定戦 プロ野球歴代全プレイヤー編

2007年08月22日 | ナンだ!?
義田 「さぁ、南原さん」
南原 「はい」
義田 「今日はですね」
南原 「うん」
義田 「わたくしの思いを企画にさせていただきました」
南原 「あらららら」
義田 「はい」
南原 「あれ?」
義田 「プロ野球夢のドラフトでございます」
南原 「あら、イチロー、松井以外にあるんだね~」
スタジオ(笑)
義田 「ありますね~。実はね、栗山さんが現役引退したぐらい、15年ぐらい前に」
南原 「はい」
義田 「「こういうドラフトだと誰選ぶ?」って、ホントにやったことが実はあった・・」
南原 「昔ね」
義田 「昔」
南原 「熱く語っちゃったんですか」
義田 「語りましたね~」
南原 「なるほど~、この飲み屋話をね、わざわざ番組にするなんてね~」

というやり取りで始まった今回の『ナンだ!?』は、南原さんの言うように、野球好きがビール片手に飲み屋で喧々囂々しながら盛り上がってそうな企画です(笑)。
そんな飲み屋話のような夢のドラフトを大真面目にやるのは、監督・福本豊さん、GM・さくらちゃんの"福本カンガルーズ"、監督・東尾さん、GM・三奈ちゃんの"東尾トンビーズ"、そして、監督・栗山さん、GM・磯山さやかさんの"栗山ティーチャーズ"の3チーム。

まずは1位指名、福本さんと東尾さんのチームが王選手、栗山さんが長嶋選手ということで、このへんは順当な感じです。
ただ、三奈ちゃんのいる東尾カンガルーズの1位指名が長嶋さんじゃないのは意外と言えば意外ですが、東尾さんいわく「僕は長嶋さんって書こうとしたら・・」とのことでしたので、GM・三奈ちゃんがパパの指名を嫌がった、といいますか、ちょっと遠慮したようです。
抽選の結果、東尾さんが当たりを引き当てて王選手を獲得。
2位指名は、3チームが揃ってイチロー選手でしたが、ここでコミッショナー南原さんから「(抽選ではなく)野球のゲームで勝負しましょう!」という緊急提案。
前もってちゃんとゲーム機を用意してたようですから、緊急ではなく段取りどおりの提案だと思いますが、そんな細かいツッこみは置いといて(笑)。
3チームの代表が、ニンテンドーWiiの野球ゲームで、ピッチャー南原さんからヒットを打ったらイチロー選手を獲得できることに。
最初に挑戦した福本さんはあっさり三振。
それを見ていた東尾さんは上着を脱いでマジモード(笑)。
真剣な表情でコントローラーを振る東尾さんでしたが、南原さんの投げる球にタイミングが合わず連続で空振り。
空振りした球が150kmだったという球速表示を見た東尾さんは、笑いながらも南原さんに何やら文句を言ったりして、実に楽しそうにWiiに興じてました(笑)。
結局東尾さんは、南原さんの投げる緩急を織り交ぜた投球に翻弄されて空振り三振。
そして、東尾さん以上に真剣な表情だった栗山さんが見事にヒットを打ってイチロー選手を獲得し、いい歳した大人たちのゲーム大会は終了したのでありました(笑)。

この後もいろいろな選手を指名していましたが、福本さんが秋山幸二選手を3位で指名すると、南原さんも我が意を得たりという感じで「僕もそう思ってました」(笑)。
秋山選手は走攻守三拍子そろって、さらに長打力もある選手でしたから、私も「そう思ってました」でした(笑)。
いや、ホントに、3割30本30盗塁出来る選手は、今はなかなかいませんから、秋山選手が上位で指名されるのも納得です。
あと、世界の盗塁王・福本選手の指名がないな~、と思っていたら、栗山さんが5位で指名。
福本カンガルーズのGM・さくらちゃんは、「私たちも福本さんを入れようと(指名しようと)思ってたんですよ」と言ってましたが、福本さんいわく、「まだ(後の指名でも)いけると思った」とのこと。
で、さくらちゃんから「やっぱ、人気者だったじゃないですか」と言われた福本さんは、嬉しそうな表情で大笑い(笑)。
現役時代の福本さんのことを知らないであろうさくらちゃんと、そんなさくらちゃんから「人気者だったじゃないですか」と言われて喜色満面の福本さんは、まるで孫娘とおじいちゃんのようで、微笑ましいやら面白いやらで、思わず大笑いしてしまいました(笑)。

あとは、ピッチャーの指名で江夏投手が競合し、さくらちゃんと磯山さんがWiiの野球ゲーム対決をしていましたが、二人ともヒットを打ってましたので、やはりこの手のゲームは野球経験豊富なおじさんよりも若い娘のほうが上手く出来るみたいです(笑)。
そんなこんな色々あって、全12選手の指名が終了。
番組のHPにそれぞれのチームの指名選手が載っていますので、どんな選手が選ばれたのか詳しい内容については割愛しますが、福本カンガルーズはちょい渋めな感じで、東尾トンビーズは強力打線、栗山ティーチャーズはちょっと小粒な印象でした。
スタジオの30人のお客さんと、特別審査員の南原さん、義田さんによる投票の結果は、福本カンガルーズが24点、東尾トンビーズが44点、栗山ティーチャーズが32点で、東尾トンビーズの優勝。
南原さんから東尾さんに優勝トロフィーが授与され、大団円のうちにプロ野球歴代ドラフト王決定戦が終了したのでありました。



『ナンだ!?』 8/9 甲子園の怪物

2007年08月15日 | ナンだ!?
マリンバ(かな?)で演奏される『栄冠は君に輝く』の曲がかかる中、

南原 「さぁ、今回はいよいよ三奈ちゃん企画ということで」
三奈 「僭越ながら、ハイ」
南原 「(セットを見回して)なんですか?ちょっとこう『三丁目の夕日』みたいな・・」
全員 (笑)
三奈 「夏の日本の風景を」
南原 「いいねぇ~」
三奈 「今回は特別に」

ってなやり取りで始まった今回の『ナンだ!?』。
スタジオのセットは、縁側にすだれ、畳の部屋には茶箪笥に扇風機、ブタの蚊取り線香、南原さんや三奈ちゃんたちが囲んで座っているちゃぶ台の上にはラムネと麦茶・・ってな感じで、南原さん言うところの「三丁目の夕日みたいな」、ザ・昭和の日本のお茶の間を再現。
こんなにベタで完璧なお茶の間はウチにはありませんでしたが、でも、こういう風景をみると何故か懐かしい気分になってくるから不思議です(笑)。
こういう昭和のお茶の間セットを見ただけで、ちょっとノスタルジック&センチメンタルな気分になるくらいですから、昭和オンパレードの『三丁目の夕日』を観たら、タイムスリップして平成に帰ってこられなくなるかも(笑)。
例えるなら、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲』のパパとママみたいな感じ(笑)。
なので映画は観てませんが、な~んか観たくなってきたな~。
続編では首都高が出来る前の日本橋が出てくるようで、う~む、こりや楽しみ・・・。
話がだいぶ逸れてしまいました。失礼しました(笑)。

今回の企画は、連日熱闘中の三奈ちゃん徹底取材、甲子園の怪物と言われた二人の選手の進化と明暗。
東北高校のエースとして共に活躍し、ヤクルトに入団した高井投手と日ハムに入団したダルビッシュ投手。
高井投手は、1年目こそ先発で5勝したものの、2年目以降は活躍できず昨年からは中継ぎ投手になり、今季は投手として崖っぷちのなか開幕を迎えることに。
一方、高井投手の2年後輩のダルビッシュ投手は順風満帆、球界を代表するピッチャーと呼ばれるまでに。
高井投手が2年目以降活躍出来なくなってしまったことについて、栗山さんが「力があるのにいろいろ考えすぎてしまい・・」と言っていましたが、三奈ちゃんのインタビューを聞いていても高井投手はいたって真面目で、確かにそんな感じでした。
ダルビッシュ投手は、"プロの壁を感じたことは?"という質問にも「(プロ野球は)高校野球の延長なんで」とあっさり。
う~む、高井投手にも、ダルビッシュ投手のいい意味での図太さがあれば・・と、ちょっと歯がゆさを感じてしまいましたが、今季は試行錯誤しながらも初セーブをあげたりしていますので、高井投手の今後の活躍に期待したいと思います。


ということで、今回はVTRが長めだったので、南原さんについてはあまり書いていませんが、書きそびれたことがひとつ。
スタジオでのトークの時、ちゃぶ台の上のラムネを普通に飲んでいた南原さんにちょっと笑ってしまいました(笑)。



『ナンだ!?』 7/26 4スタンス理論

2007年08月02日 | ナンだ!?
今回の企画は、4スタンス理論。
ゲストはこの理論の提唱者、フィジカル・スーパーバイザーの廣戸聡一さん。
4スタンス理論とは、立っている時の重心の位置によって人間を4タイプに分類し、それぞれに合った体の使い方を提案するもの、とのこと。
廣戸さんいわく、重心の位置の違いによって体を動かす順番が違い、それがフォームにもあてはまる、とのことでしたが、重心の位置の違いによって体を動かす順番まで変わってくるとは!?
う~む、今回もまたまたビックリのお話です(笑)。
スタジオの南原さんは、前回に続きまたまた藍色の胴着姿。
ただ今回は袴ではなく、柔道着の下のようなもの(藍色)を穿いてました。
南原さんは4スタンス理論について事前に廣戸さんから教わっていたようで、前回の古武術の時と同様、南原さんがスタジオでビックリしてる様子はあまり見ることができず残念でした(笑)。
それから、今回はザ・たっちの弟かずやさんが、胴着姿でいましたが・・・たくやさんとの違いが全然わからん(笑)。

4スタンス理論では、つま先・内側重心のイチロー型、つま先・外側重心の王貞治型、かかと・内側重心の長嶋茂雄型、そして、かかと・外側重心の松井秀喜型と、4つのタイプに分類されるそうで。
ちなみに、南原さんは、かかと・外側に重心がある松井型。
この4スタンス理論は、アスリートだけではなくチェロ奏者の人も取り入れて、より自然体に近づいたとのことでした。
スタジオでは、中西さんや三奈ちゃんなどが、どのタイプなのかのテストをしていましたが、番組のHPにテスト方法などが載っていますので、くわしい内容については割愛します。
で、テストの結果、三奈ちゃん、さくらちゃんはイチロー型。
ザ・たっちは王貞治型で二人とも同じ・・・う~む、さすが双子です(笑)。
それから、中西さんは南原さんと同じく松井型でした。
南原さんや中西さんなど、かかとに重心がある人は、つま先立ちをする時にいったん前に出てから上がるそうで。
スタジオで中西さんがつま先立ちをしようとしますが、廣戸さんから胸の辺りを軽く押さえられると中西さんは身動きとれず、南原さんからは、「かかと型なんだよ!前に出てから上がるんだよ、俺らは」(笑)。
どうやら南原さんも同じ体験をすでにしていたようです(笑)。
同じようにつま先立ちをしていたさくらちゃんは、胸の辺りを押さえられても普通に上がれていましたので、廣戸さんの「初動動作が違うので」という言葉がそのまま実証されていて、テレビの前で感心しきりでした(笑)。
それから、しゃがむ時は、逆に、かかと型の人はそのまましゃがめるけど、つま先型の人は一回お尻を引くため、腰の辺りを押さえられると座れないそうで、これまたスタジオでの実演で実証されていて、重心位置によっての動きの違いがよくわかりました。

続いては、モルモット芸人(笑)のザ・たっちによる実験、"正しい体の使い方をマスターして速く走れるようになるのか?"
まずは、レッスン前に二人で100m対決をしますが、見事なまでに二人は同じ動きでほぼ同時にゴールイン。
そんな二人が走ってるVTRを見て、南原さんは「いいモルモットだね~、これCGじゃないんだよね~」(笑)。
正面から映したVTRを見ると、二人はホントに瓜二つの鏡写しで、違いはジャージの色だけ(笑)。
これはCGで作ろうとしてもなかなか出来るもんじゃありません(笑)。
前回は兄のたくやさんだけが古武術を習って実験をしていましたが、今回は弟のかずやさんが廣戸さんからレッスンを受け、再び100m走対決。
結果は、1秒以上の差をつけてかずやさんがゴールをして、かずやさん自身も「ぜんぜん違~う」とビックリしてる様子。
確かに、レッスン前と後とでは走り方が全然違ってました。
で、最後は、「とにかく今回やってみてわかったのは、『ナンだ!?』は双子に差をつけようとしている」と、かずやさん(笑)。
前回、今回と二人は実験を通じて差がついていますが、たくやさんは階段登りが早く、かずやさんは走るのが速いという、な~んか変な差の付き方をしています(笑)。

その後、スタジオではバッティングについての実演をたくやさんがやっていましたが、これまたレッスン前と後とではかなり変わってました。
南原さんもバッティングの実演をしてましたが、スロー映像はあったものの、こちらはナレーションバックで少ししか流れていず、ちょっと残念。
あと、胴着姿でバッティングをしてる南原さんの姿がちょっと変でした(笑)。

最後は、南原さんと三奈ちゃんが、夜のゴルフ練習場で廣戸さんからレッスンを受けてるVTR。
ここではさすがに南原さんは胴着ではなく、ジーンズにチェックのシャツ姿でした(笑)。
レッスン前の南原さんは、力強いスイングでけっこういい感じで打っていましたが、ボールは右の方へ。
でも、レッスン後は、軽~く打ってる感じなのにナイスショットを連発していた南原さん。
「あれ!?」「え~!?これが俺?」と、戸惑いながらもナイスショットに笑顔&笑顔の南原さんでありました(笑)。


ってな感じの、4スタンス理論企画でしたが、重心の位置によって体の動きが違うという話は目から鱗で、テレビの前で感心しきり、興味津々で見てしまいました(笑)。
今回、南原さんはビックリ顔は少なかったですが(笑)、でも、やはり興味津々という感じで廣戸さんの話を聞いていた南原さん。
前回の古武術では、南原さんは「ダンスが上手くなりました」と言ってたけど、今回の4スタンス理論では南原さんはどうなったんでしょう?(笑)
またまたダンスに生かされるのか、あるいは狂言に生かされるのか、それとも落語に・・・。
これから先の、古武術&4スタンスな南原さんがどんな動きになるのか楽しみです(笑)。



『ナンだ!?』 7/12 古武術ってナンだ!? ~応用編~

2007年07月25日 | ナンだ!?
前回に引き続き、甲野善紀さんをゲストに迎え、南原さんPresentsの古武術企画。今回は応用編。

桑田投手が甲野さんから古武術を習い、取り入れた技の一つが「抜き」という動作とのこと。
「抜き」とは、移動する時に地面を蹴るのではなく、移動するほうの膝を曲げて力を抜く動きのことだそうで。
身体が倒れる感覚で膝を曲げて抜くことで、素早い移動が可能とのことでしたが、以前、桑田投手が折れたバットを避けられたのも、この「抜き」の動作がうまく出来たから、とのことでした。
その時のVTRや、センター前に抜けそうなゴロを桑田投手が捕球しているVTRも流れていましたが、確かに、地面を蹴っているのではなく、桑田投手は膝を抜いて動いてました。
う~む、桑田投手のフィールディングの良さは古武術からきてたのか~、と、VTRを見て改めて感心してしまいました。
桑田投手だけではなく、卓球女子の現・日本王者の平野早矢香選手や、バスケットボール日本代表の浜口典子選手なども、「抜き」の動作を取り入れて、それぞれの競技に生かしているとのことでした。

ということで、スタジオでは、トップアスリートも実践する「抜き」を実演&実践。
スポーツに応用できる古武術の最初は"サッカー編"ですが、コーナー紹介では、サッカーのユニホームを着た南原さんと内村さんが競り合ってる姿のイラストが(笑)。
しかも、内村さんはなぜかサングラスをかけていて、ちょっと笑ってしまいました。
この後の"バスケ編"や"柔道編"などでも、二人のイラストでコーナー紹介をしていましたが、内村さんはすべてサングラス姿(笑)。
"柔道編"では、南原さんはちゃんと黒帯、内村さんは白帯になっていたり、他にもカンフー着姿の内村さんが登場したりと、なかなか手が込んでるな~、と、笑いながらも感心してしまいました(笑)。
・・・話が横道に逸れましたが、それはそれとして。
まずは、サッカーの競り合いで相手のブロックをかわすには?というのを、甲野さん相手に中西さんが実験台になっての実演(笑)。
中西さんは甲野さんと身体を押し合いながらブロックしようとしますが、甲野さんに身体をあっさりとかわされて腰砕けの中西さん。
南原さんから、「ちょっと、こっちから見てるとさ、あまりにも何か不甲斐ないよ。もっとガンガンやってよ」と言われ、背中をポンと叩かれた中西さんがもう一度挑戦しますが、今度も甲野さんに身体をあっさりとかわされてしまい、苦笑いでうつむくしかない元・Jリーガー(笑)。
すると、南原さんは中西さんのジャージの袖を引っ張って顔を思いっきり近付け、

南原 「ちゃんとやれよ!」
中西 「やってますよ」
南原 「オイッ!」
中西 「本気なんですよ」
南原 「ふざけんなよ!お前」

と、南原さんはすっかり鬼コーチ(?)になって、うなだれていた中西さんのことを説教してました(笑)。
中西さんが何故あっさり身体をかわされたのかというと、甲野さんいわく、「一生懸命押してることの方に意識がいってるけれども、もっと深いところでは、自分が倒れないようにすることの優先順位が高い。そこに働きかけてやるようにすると、一生懸命やろう(押そう)としても体の中がそれをさせないんですよ。「危ない」と思うから力を抜く。力を抜いてバランスを取ろうとする」とのことでした。
南原さんも中西さんも感心しきりの顔をしてこの話を聞いていましたが、テレビの前で私も大感心してしまいました(笑)。
言われてみれば当たり前のことですが、言われるまで気付かない、コロンブスの卵的な話です。
ただ、甲野さんがのよう動くには、膝を抜いて素早く移動し、押されている上半身の力を抜き軟体動物のようにくねらせる、とのことでしたので、一朝一夕に出来る技ではない感じです。
その後、中西さんに代わり、国士舘大学の柔道部員、体重100㎏の中村選手が登場しましたが、鬼コーチ南原さんはここでも、中村選手の袖を引っ張って呼び寄せ、「中村君、ちょっと。恥かかせんなよ!国士館魂見せろ」と、顔を思いっきり近付けて中村選手にプレッシャー(笑)。
でも、中村選手も甲野さんにあっさりと体をかわされて呆然。
すると南原さんは、「なかむら~!」と、さらに鬼コーチっぷりを発揮してました(笑)。

続いては"柔道編"、四つんばいの相手をひっくり返すには?
南原さんが「○○返しというのを・・」と説明していましたが、○○の部分が聞き取れませんでした。
四つんばいになった国士舘の柔道部員、体重75㎏の黒川選手をあっさりとひっくり返した甲野さんに、スタジオは騒然。
続いて、体重100㎏の中村選手も簡単にひっくり返されると、さらにスタジオ騒然。さくらちゃんは口ポカン(笑)。
甲野さんいわく、「私の体重を利用してシーソーのように・・」「薄氷を踏むような感じで・・」とのことでしたが・・・。
どういうこと???
頭の中は?マークだらけです(笑)。
どんな原理なのかイラストとナレーションで説明をしていましたが、いわく、膝抜きをし、自分の体重を重りとして働かせる、とのこと・・・。
う~~む、やっぱり全然わかりません(笑)。
今回は応用編だけに、そう簡単にはわからない話、古武術奥深し!な感じ満載でした(笑)。
で、「なん・・なんでですか!?って感じですよ」とビックリしていた中西さんも四つんばいになって畳に這いつくばっていましたが、何やら声にならない声を出しながら簡単にひっくり返され、ただただ笑うしかない中西さんでした(笑)。

続いて、相手の手を素早くつかむには? 組み手争いで襟を素早く取るには? 相手に素早くパンチするには?というのを、甲野さんが実演をしていましたが、これらはすべて、膝を抜いて全身を使うことによって腕が俊敏に動くとのこと。
う~む、なるほど・・とはいかず、これまた頭の中は?マークだらけでしたが、実演を見れば、甲野さんの動きが早いことは一目瞭然でした。
プロボクサーの選手の胸元にあっさりとパンチを入れたり、柔道部員の払う手よりも早く襟を摑んだりと、ここでもやはりスタジオは唖然。
で、南原さんは、ここでもやはり鬼コーチ(笑)。
国士舘の柔道部員中村選手が、甲野さんにあっさり襟を摑まれると、「なかむら~!」と一喝(笑)。
続いて、75㎏の黒川選手も甲野さんにあっさり襟を摑まれると、「もっとすばしっこい奴出てこいや~!」と、今度は鬼コーチではなく、高田総統になってた南原さんでした(笑)。
そんな、甲野さんの素早い動きにスタジオのみんなが唖然騒然とする中、

甲野 「これは掃除はみんなでやれば早いという原理なんです」
南原 「あ、なるほど。掃除みんなでやれば早い・・どういうことなんですか?」

という、ノリツッコミも(笑)。
南原さんじゃなくても、どういうことなんですか?と言いたくなりますが(笑)、「掃除はみんなで・・」というのは、全身を使うということ・・みたいです(笑)。

今回、甲野さんが実演した技は、全身を働かせることが重要とのこと。
で、その感覚を養う効果的な練習方法は、一本足の高下駄を履くことだそうです。
う~む、一本足の高下駄なんて、天狗ぐらいしか履かないと思っていましたが(笑)、甲野さんはその高下駄を履いて軽やかにステップを踏んだり、転んで素早く起き上がったり。
甲野さんいわく、一本足の高下駄でバランスを崩しても踏ん張らずに転んで全身で受身をとることで、「抜き」などの蹴らない動きの練習になるとのことでした。
甲野さんは、転んでは起き上がる動作を何度も繰り返し実演していましたが、そんな甲野さんを見て南原さんは、「先生、芸人が悔しがるような動きを・・」(笑)。
南原さんの言葉に思わず笑ってしまいましたが、でも、コケ芸の天才(笑)内村さんも、コケる時は膝に関節がないように・・云々というようなことを言ってなかったっけか?
これって、今回のテーマになっている「抜き」とかなり近いような・・ということは、内村さんは自然と古武術を取り入れてコケていたのか!?(笑)。
今回、南原さんも「抜き」を習いましたから、古武術ゆずりのコケ芸も身に付けて、いずれ披露してくれる・・かも?(笑)
ちなみに、中西さんやさくらちゃんが一本足の高下駄を体験をしていましたが、普通に歩くことは意外と簡単に出来るみたいです。
南原さんは「これ、なかなか楽しいでしょ?」と、中西さんに言ってましたので、南原さんも事前の稽古で一本足の高下駄を履いていたようですが、その様子は見ることが出来ずに残念でした。

最後は、甲野さんを囲み、古武術を通して伝えたいことについて。
甲野さんいわく、人ごみの中でも短時間で親友を見つけることが出来るように、人間の体の感覚は、もともと同時、並列に働くことが出来るが、それを理論的に解明するのは難しい。科学的という名のもと、本来補助でしかない理論が主役になり、それで逆に不自由になっている、とのこと。
甲野さんにイチロー選手のVTRを見てもらったそうですが、イチロー選手も感覚を優先させた選手だと思ったそうです。
イチロー選手が不振の時にバットを寝かせたのは「結果的に寝たんで、寝かせたんじゃない」という言葉に、甲野さんは「あの人は本当に感覚が良いな」とのことでした。
そして、「自分の中の生きてるって感じやなんか、そういうことをもっと大事にしたほうが、より生きてることが輝くんではないかと思いますね」とのことでした。

う~む、なるほど・・・。
何がなるほどなんだ?とツッこまれると困るのですが(笑)、前回、古武術を始めたきっかけを聞かれ、「人間にとって自然な動きとはなんなのか、自然に生きるっていうのはどういうことなのか身体を通してやりたい」と言っていた甲野さんの言葉の意味は、何となく分かったような気がしました。
そういえば、ブルース・リーは「考えるな、感じるんだ」と言ってたな~、ってなことを思い出したり・・・。
ビックリしたり感心したり、はたまたあれこれ考えたりと、2週にわたっての古武術企画は、興味深い話満載でした。
あ、それから、書きそびれてしまいましたが、お客さんのいないスタジオで甲野さんが実演をしているスーパースローのVTRなども、番組中には流れていたりして、今回の企画にはかなり手間ひまかけている感じでした。
もちろん、番組のスタッフだけではなく、南原さんも興味津々、気合い十分でした(笑)。



『ナンだ!?』 7/5 古武術ってナンだ!?

2007年07月11日 | ナンだ!?
三奈 「さ、南原さん」
南原 「はい」
三奈 「今回の『ナンだ!?』は」
南原 「うん」
三奈 「ちょっと、いつもと違うスタジオの雰囲気じゃないですか」
南原 「そうですね。ま、古武術なんですけども、前もってね」
三奈 「うん」
南原 「僕と、え~、本当は三つ子のたっちがですね」
スタジオ・(笑)
たっち 「違う違う、「ちょっと!ちょっとちょっと!」」
かずや「待ってください」
たくや「双子、双子です」
南原 「あ、双子なんだ」
たくや「双子です。三つ子だったらもっと売れてます」
南原 「あ、そうか」
スタジオ・(笑)
南原 「生活なんか変わりました?」
たくや「やっぱりね~、僕だけやっぱちょっと動きが俊敏になりまして、こうしてるうちにも、ほら (と言って隣のかずやの首元を左手で素早くつかむ)」
かずや「は!?(驚いた表情)」
南原 「ウソだ~(笑)」
たくや「ホントですよ」
さくら「え~!?」
南原 「そんなに変わる?(笑)え~!? でも、僕もね、それ(古武術)習ってから、(隣の三奈ちゃに耳打ちするように小声で)ちょっとダンスが上手くなったんですよ」
スタジオ「え~~!?」

ってなやり取りで始まった今回の『ナンだ!?』は、南原さんPresentsの古武術。
スタジオに畳を敷き、南原さんとザ・たっちの兄(どっち?・笑)のたくやさんは、藍色の胴着と袴姿。
三奈ちゃんは普通の衣装でしたが、中西さん、さくらちゃん、義田さん、そしてかずやさんはジャージ姿でやる気マンマンの様子でした(笑)。
このスタジオ収録の一週間前に、南原さんとたくやさんは、あらかじめ甲野さんから古武術の技をいろいろ教わっていたようで。
南原さんは、四つんばいになってるところを甲野さんに簡単ににひっくり返され、「うわッ!」と言ってビックリ顔(笑)。
あと、寝ているたくやさんを片手で簡単に起き上がらせ、たくやさんと顔を見合わせる南原さんなど、古武術を教わっているVTRが流れていましたが、この時の様子はほんのちょっとしか放送されず、感心しきりでビックリしている南原さんの姿をあまり見ることが出来なくて残念でした(笑)。

今回のゲストは、古武術研究家の甲野善紀さん。
スタジオに甲野さんが登場すると、南原さんは開口一番「一見、古本屋の旦那さんって感じがするでしょ?」(大笑)。
でも、すぐに「失礼しました」と言って、甲野さんに一礼(笑)。
スタジオのお客さんはもちろん、甲野さんも笑っていましたので、南原さんの上手い例えでつかみはオッケー、という感じでした(笑)。
まずは、日常生活で即実践・簡単古武術!、ということで、重い物が軽くなる術を、甲野さんに教わりながら、さっそくスタジオで実演。
最初は寝てる人を楽に起き上がらせる方法。
ザ・たっちの二人は、お馴染みのネタ"幽体離脱"をやったあと(笑)、寝ているたくやさんをかずやさんが起こそうとしますが、あえなく失敗。
すると南原さんは、「さ、じゃ、これを先生は片手で起こします。先生お願いします」と言ってましたが・・・。
「先生お願いします」って、黒澤映画の三船じゃないんですから(笑)。
南原さんは袴姿でしたし、一瞬、時代劇かと思いました(笑)。
今回の南原さんは、いつもの「なるほど」連発で感心しきりの南原さんではなく、甲野先生の一番弟子、いや、アシスタントという感じでした(笑)。
用心棒の三船、いや、古武術の先生の甲野さんは、寝ているたくやさんを軽々と起き上がらせ、さらに、たくやさんの上にかずやさん乗せても起き上がらせて、南原さん言うところの「ダブル幽体離脱だよ」(笑)を易々と実演。
その後、座ってる人を楽に立ち上がらせる方法や、赤ちゃんを楽に抱きかかえる方法などを、甲野さんがそれぞれ解説しながら実演していましたが、すべてに共通しているのは、腕の力だけではなく、背中など体全体の力を使うということ。
う~む、なるほどね~。
体全体の力を使えば、同じ重さのものでも軽く感じるというのは道理です。
詳しい方法などは割愛しますが、大いに納得の、甲野さんの実演&解説でした。
実際にやってみた三奈ちゃんや中西さん、さくらちゃんなども、それぞれにその効果を体感してビックリしてる様子でした。
三奈ちゃんなどは、甲野さんから教わった方法で赤ちゃん(の人形を)抱え、普通に抱えた時とのあまり違いに「あれ?あれ?」と言いながらクルっと一回転(笑)。
南原さんが「回った、回っちゃったよ」とツッこんでいましたが、南原さんも優世君を抱っこするにはこれは役立つ・・あ、でも、優さんはもう抱えるような赤ちゃんではないか。
せっかく習った古武術を実生活で使えずに残念でした(笑)。
それから、座っているたくやさんを立ち上がらせようとして、甲野さんの教え通り後ろからピタっとくっついて手を回すかずやさんでしたが、そんな二人の姿を見て南原さんは、「テディベアが2つある」(大笑)。
"古本屋の旦那さん"に続き、今回二つ目の、上手い例えでありました(笑)。
あと、甲野さんが座っている100㎏の柔道部員を軽々と立ち上がらせていましたが、このときは南原さんも、いつものビックリ顔(笑)。
でも、重い物が軽くなる術の応用編で、甲野さんが片腕で柔道部員を簡単に持ち上げた時は、南原さんはビックリではなく興味津々という顔で見つめてました。
南原さんは、片腕で人を持ち上げる術をいつか使おうと思っているのかな?(笑)
それとも、何かに応用しようと思っているのか、いづれにしても、好奇心旺盛な南原さんここにあり、という感じでした。


続いてはナンバ歩きについて。
南原さんも以前から興味をもって、ラジオのイベントで見えないのに(笑)ナンバ走りをしてましたが、ナンバ歩きはもともと日本人が着物を着崩れさせないために自然に身についたもので、力を効率的に前に伝えることができる歩き方、とのこと。
今回は、ナンバで階段を楽に登れるという話。
甲野さんいわく、階段を一段飛ばしに登ってみればすぐわかる、と、実演を交え解説をしていましたが、言われてみれば確かにその通りです。
階段を一段飛ばしで登ろうとすると、自然と同じ側の手足を同時に出して登る体勢になります。
甲野さんの、「日本人じゃなくても、誰でもやってみれば非常に当たり前のことなの」という話に大いに納得して、テレビの前で大きく頷いてしまいました(笑)。
今までは、ナンバ歩きの方法はわかっていても、何故それが効率的なのかイマイチわからなかったのですが、一段飛ばしの話を聞いて、その理屈がよ~くわかりました。
で、ナンバの効果を確かめるために、東京タワーの階段をザ・たっちの二人が実際に登ってみることに。
たくやさんは事前に古武術を習ってナンバ歩き、かずやさんは普段通りに階段を登りますが、

南原 「便利だね、双子って」
たっち「実験向きです」
南原 (笑)
たくや「事務所からはモルモット芸人っていわれてます」

ってなやり取り。
確かに、ザ・たっちの二人は、このために今回番組に出てると言ってもいいかもしれません(笑)。
スタジオでの実演でも、古武術を習ったたくやさんはいろいろな技を披露して、同じ双子でもこんなに違いがありますよ~、というのをアッピールしてましたし、それを見たかずやさんは「できれば双子にあんまり差をつけないで欲しいんですけど」と言って笑いをとってました(笑)。
東京タワーの階段登りでも、ナンバ歩きを事前に習い一週間練習していたたくやさんは「自信、すごいあります」。
ということで、たくやさんは1分遅れでスタート。
ちなみに、二人が必死で階段を登っている頃、南原さんは展望台から双眼鏡を覗いてご満悦の様子でした(笑)。
結果は、出発から6分過ぎにたくやさんがかずやさんを追い越し、逆に2分の差をつけてたくやさんが先にゴールイン。
二人ともかなり疲れた様子でしたが、たくやさんが12分41秒、かずやさんが14分34秒で、ナンバが効率的な歩き方だということを実証してました。
で、これでロケは終わりかと思いきや、南原さんもいつの間にかジャージに着替えて、一人で階段登りに挑戦。
一段飛ばしでスタスタスタという感じでどんどん階段を登っていく南原さん。
あまりのハイペースにカメラマンも途中でダウンするなか、南原さんは5分16秒でゴールイン。
そんなVTRを見て、スタジオではさくらちゃんが「え~!?」、中西さんは「早っ!?」、三奈ちゃからは「南原さ~ん!?」という声がかかる中、甲野さんは笑顔で、ザ・たっちの二人は呆然とした表情(笑)。

たくや「ちょちょちょ、僕らが引き立てた感じが・・」
南原 (笑)
たくや「やらなくていいじゃないですか、今の!」
南原 「いや、ちょっとやってみたくなったの」

ホントに好奇心旺盛といいますか、興味をもったことは実際にやってみないと気が済まない南原さんです(笑)。
普通、563段もの階段登るなんてことは罰ゲームでやるような企画なのに、それを自分から進んで登っちゃう南原さん(笑)。
これだけでも、今回の企画が南原さんにとって仕事抜きで興味があるということがよくわかります。
南原さんいわく、途中からはしんどくてバテてくるけど、200段くらいまでは何てことない、とのこと。
実際に階段を登ってみた南原さんだけに、その言葉には説得力がありました。
私も駅の階段をナンバで登ってみましたが、確かに楽に登れる感じでした。
ただ、ナンバだと効率的に登れますが自分の体力は元のままですから、長い階段を登れば南原さんの言うようにそれなりに疲れます(笑)。


次回、甲野式古武術・応用編に続く・・・。