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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『スポーツドリーム』 5/30

2009年05月31日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、ラグビー元日本代表の松尾雄治さん。

松尾さんといえば、新日鉄釜石で日本選手権7連覇。
少し前まで1月15日の成人の日に日本選手権を見るのが恒例、いや、ラグビー&晴れ着姿が風物詩という感じでしたので、松尾さんの勇姿もよく憶えていますが・・今は成人の日っていつだっけ?
日本選手権も成人の日開催ではなくなってしまいましたし、う~む、昭和は遠くになりにけり、であります(笑)。
・・そんな昭和話は置いといて(笑)。


松尾さんは、「運動しかやるな、勉強は一切するな」というお父さんに育てられ、小学5年生からラグビーを始めたそうで。
家に遊びに来た友達がラグビーボールを見て、「丸いの(ボール)ないの?」と言ったときには、お父さんから、

松尾 「「お前らなに言ってんだ、このボールこそ君たちの気持ちがね、このボールに入るんだ」って言うわけよ。その、「丸いボールなんていうのはね、投げたらそっちいきっぱなしだ」と」
南原 「(笑)」
松尾 「「このボールはどこ行くかわからないし」」
南原 「そうですよね」
松尾 「「一人じゃ遊べないようになってるんだ」って言ったんだな」
南原 「一人じゃ遊べない、なるほど」
松尾 「壁にぶつけても返ってこないでしょ」
南原 「ホントですよ」
松尾 「変な形してて」
南原 「はい、楕円形の」
松尾 「だから「皆で遊ぶためにね、このボールは出来てるんだ」って言われて」
南原 「あ、なるほど」
松尾 「えぇ、すごくね、うちの親父はね、全然勉強してないんですけど」
南原 「うん」
松尾 「哲学者なんですよ」
南原 「それはでも真理ですね、ひとつの」
松尾 「そうですよねぇ」
南原 「一人じゃ遊べないように出来てる」

と言われたとのこと。
で、続けて、

松尾 「だからラグビーから得たものっていうのはホントにね、格好いいこと言うようだけど、自分では、一人では何も出来ないってことなんですよ。だから皆で何かしよう」
南原 「はい、はい」
松尾 「ね」
南原 「はい」
松尾 「それで、その中でやっぱり僕も、座右の銘で、最近ね」
南原 「はい」
松尾 「なったんだけども」
南原 「はい、はい」
松尾 「個性尊重というね」
南原 「おぉ」
松尾 「一人一人ほら、顔も全然違うじゃないですか」
南原 「違いますよ」
松尾 「俺、こんな変な顔してるし」
南原 「いやいや」
松尾 「ね」
南原 「体格も違うしね」
松尾 「全部違うんですよ」
南原 「はいはい」
松尾 「その違う人たちと」
南原 「はい」
松尾 「どう生きていくかっていうことが大切じゃないですか」
南原 「それ世の中の縮図みたいなものですよね」
松尾 「そういうことですよ、それがラグビーなんですよ」
南原 「なるほど~、良いこと・・」
松尾 「終わっちゃったじゃないですか」
南原 「いや、まだまだです(笑)」
松尾 「ハッハハハ」
南原 「まだまだです(笑)、終わってないですよ(笑)」

というやり取り(笑)。
この手の話は喋りなれてるという感じの松尾さんと南原さんの上手い相槌で、番組開始早々話がいい感じにまとまってしまいましたが、もちろんこれで終わりではなく(笑)、続いては、今、松尾さんが監督をやっている成城大学ラグビー部の話に。
松尾さんは幼稚園から高校の途中まで成城(松尾さんいわく成城は「その当時はどこも行くようなところがない方とか、どうしようもなくてどこも受け入れられない子たちが行ってたことが多いんですよ」とのことでした(笑))だったので、成城大学の監督に就任したとのことでしたが、

南原 「いや、僕ね、すごく今気になってるのがね」
松尾 「はい」
南原 「あぁいう数々の、ねぇ」
松尾 「うん」
南原 「輝かしい賞とかもらった方が、今、成城大学のラグビー部の監督・・」
松尾 「えぇ、そうなんですよ」
南原 「2004年から始めて」
松尾 「もう6年目ですね」
南原 「で、これがね、ちょっと面白い(笑)、就任当時は」
松尾 「うん」
南原 「廃部寸前だったんですか?(笑)」
松尾 「いや、ホントに19人しかいないでね、部員が」
南原 「えぇ、えぇ」
松尾 「女子のマネージャーがいるんですよ」
南原 「えぇ」
松尾 「それが9人もいてね(笑)」
南原 「え?」
松尾 「男19人に女9人っていうね」
南原 「(笑)」
松尾 「何かちょっとね」
南原 「(笑)」
松尾 「変なラグビー部だったんですよね(笑)」
南原 「で、しかも、僕、強いのかな?と思ったら、そん時そうでもなかったんですか」
松尾 「弱いに決まってるじゃないですか」
南原 「(笑)」
松尾 「19人って、他の大学は100人以上いるんですから」

(中略)

松尾 「最初行ったときなんか、もう挨拶も何もないんですよ」
南原 「え?」
松尾 「ホントに」
南原 「ちょっと待ってください、え?若い人たちは、松尾雄治さんのプレーは見たことない」
松尾 「知りません知りません、全然知らない。僕も引退して25年ですから」
南原 「僕らはもう、テレビを通じて見てましたけども。あ、ということは、もう、「あ、また新しい監督が代わって来たんだ」」
松尾 「そうそうそうそう、そんな感じです」
南原 「えぇ、「な、何だ、この人」」
松尾 「そういうこと」
南原 「「OBらしいよ」つって」
松尾 「えぇ」
南原 「「元、何か日本代表」「あ、そう」」
松尾 「うん」
南原 「「面倒くさい人が来ちゃったんじゃないの?」って」
松尾 「ハッハハハハハハ、そういう感じです(笑)」
南原 「「俺らは楽しんでやろうと思ってるのに」」
松尾 「いやいや、ホントそういう感じなんですよ」
南原 「それ見て、パッと見てどうだったんですか、現代っ子たちは」
松尾 「現代っ子・・だから、まず挨拶からですよ、ホントに。「オェ、オェーっす」なんて(笑)」
南原 「アッハハハハハハハ」
松尾 「「何だそれ?」みたいなね」
南原 「「エェ、エェーっす」」
松尾 「ちょっと・・」
南原 「「チョリーっす」みたいな(笑)」
松尾 「だけどさ、そう(笑)、そうなんですよ」
南原 「(笑)」
松尾 「そこでね、やっぱり今の・・我々難しいんですよ、彼らにね、入ってくのが」
南原 「「チョリーっす」とか、「ウィーっす」「ウィーっす」って(笑)」
松尾 「まず初めに穴の開いたジーパン買いに行ってね」
南原 「あ(笑)」
松尾 「何しろ穴の開いたジーパンじゃないと何か彼らとね、共通の精神になれないような気がするんだよね」
南原 「あ、松尾さんがそこに下りていって合わせたんですか」
松尾 「そうなのそうなの」
南原 「いや、「テメーら!お前、挨拶ぐらいしろよ!」って言わなかったんですか?」
松尾 「最初ちょっと言ったけど(笑)」
南原 「はい」
松尾 「いや、「挨拶しようよ」って」
南原 「「挨拶しようよ」」
松尾 「「挨拶しよう」」
南原 「はい」
松尾 「「挨拶の練習しよう」って言って」
南原 「はい」
松尾 「それでだんだん出来るようになったんです」
南原 「あ、だんだん声出すようになったんですか」
松尾 「だんだん声だすようになって」

という感じだったそうで(笑)。
そして、

松尾 「高校時代」
南原 「はい」
松尾 「花園ラグビー場で、ね」
南原 「はい」
松尾 「行こうとか」
南原 「はい」
松尾 「その、いろんなところで」
南原 「目標がね」
松尾 「決勝戦に行こうとか」
南原 「はい」
松尾 「そんなことを考えたことがあるヤツは一人もいないわけですよ」
南原 「アッハハハハ」
松尾 「何しろ(笑)、ね、ラグビー部で走ってったたら、だんだん女子のテニス部に寄ってくみたいな」
南原 「アッハハハハハハハ」
松尾 「そういうラグビー部を経験したヤツばっかりだから」
南原 「(笑)」
松尾 「何て教育していいかわかんないし」
南原 「はい(笑)」
松尾 「彼らに」
南原 「接点が・・」
松尾 「もうちょっとそのラグビーの楽しさ」
南原 「なるほど」
松尾 「今度は、逆に言うと勝つ楽しさ」
南原 「なるほど」
松尾 「また、泣く感動」
南原 「はい」
松尾 「そういうことがないんですよ、全く、彼らにはね」
南原 「はい、はい」
松尾 「「へぇ~、負けちゃった」みたいなね」
南原 「はい」
松尾 「やっぱりそれはさ、勝っても負けてもつまんねぇじゃねぇかって」
南原 「なるほど」

というエピソードや、

松尾 「試合の前に」
南原 「はい」
松尾 「準備することもないんですよ。明日こそ俺は頑張るぞって思うようなのはないんですよ」
南原 「(笑)」
松尾 「もう、すぐにもう練習終わったらすぐ飛んで帰っちゃうようなヤツがね(笑)」
南原 「(笑)、「チーっす、お疲れっす」(笑)」
松尾 「ゆっくり来て飛んで帰るんだよね」
南原 「アッハハハハハ、それでスポーツとは、それは適当にやると適当の楽しさとか悔しさとかないと」
松尾 「うん」
南原 「ホントに一生懸命やって」
松尾 「そうなんですよ」
南原 「ホントに悔しいとか」
松尾 「はい」
南原 「ホントに楽しいってことを」
松尾 「はい」
南原 「現代っ子たちにわからせようと」
松尾 「そうなんですよ」
南原 「だんだんだんだん変わってきてます?」
松尾 「だんだんくるんですよ、やっぱりね」
南原 「何か、チームを強くするためにグラウンド近くに引っ越して、月に1回自宅で鍋パーティーを開いている・・」
松尾 「パーティーっていうわけじゃないんですけども」
南原 「はい」
松尾 「ご飯を皆で一緒に食べようということでね」
南原 「はい」
松尾 「鍋をたくさん作って」
南原 「はい」
松尾 「最初のうちは、もうね、もう全然ダメだったんで」
南原 「はい」
松尾 「ホントに週に2回とか、多いとき週に3回とか」
南原 「はい、「来い」と」
松尾 「まったくダメなんですよね」
南原 「はい(笑)」
松尾 「もう、入ってくるときから靴はこんがらがっちゃってグチャグチャだし」
南原 「アッハハハハハ」
松尾 「人ん家の玄関なんだと思ってんだ!みたいなね」
南原 「アッハハハハハ」
松尾 「もう何しろダメなわけ」
南原 「ハッハハハ、自由奔放なんですね(笑)」
松尾 「それで、食べるときだって、何もね」
南原 「はい」
松尾 「食べさせてあげるから俺にお礼を言えとか言ってるわけじゃないんですよ」
南原 「はい、はい、はい」
松尾 「普通のことでしょ、「いただきます」って言うのと、「ごちそうさま」とか」
南原 「はい、はい、ハッハハハ」
松尾 「そういうのでもうイライライライラしちゃって」
南原 「ハッハハハ」
松尾 「ところが、だんだんだんだんそれがね」
南原 「変わってくる」
松尾 「変わってくるんですよ」

という話も披露(笑)。
あの松尾さんが・・あの日本選手権7連覇の松尾雄治が、松尾さんのことを何も知らない現代っ子相手に悪戦苦闘してる、という話は、まるで映画みたいだな~(笑)。
南原さんも、「松尾さん今面白い戦いしてますね~」「松尾VS現代っ子」「この結末が是非見たいんですけども」「いや~、今、(松尾さんの)現状がまた面白いですねぇ。何か目に浮かんでくるようですね。何かそういう昔ね、高校で悪い高校のところを良くなったっていうドラマがありましたけども、これはこれで新しいドラマかなと僕はすごく興味深く聞きました」と言ってましたが、確かに、今の松尾さんは大学生版平成の『スクール・ウォーズ』を体当たりでやっているという感じです(笑)。
情熱的に話をしていた松尾さんは泣き虫先生ではなさそうですが(笑)、この先、松尾さん指導のもと成城大学ラグビー部がどうなっていくのか楽しみです(『Get』あたりで長期取材をしてくれないかなぁ・笑)。
ちなみに、最初は、「オェーっす」と言ってた選手たちも、こんなプレーは誰も見てないだろうというプレーに対し絶対見逃さず「お前、よくあそこで戻っててタックルしたな」というふうに松尾さんが声をかけていくと、返事も「ウェー」から「はい」に変わっていったとのこと。
そして、明治大学の4軍か5軍と試合をしてボロ負けしたけど一生懸命タックルに行くようになったり、去年は部員が30人に増えて7年ぶりに入れ替え戦にも出場したとのことですので、松尾さんの指導で現代っ子たちも確実に変わっていっているようです。


あとは、ずっと9番のスクラムハーフをやっていて日本代表にまでなったのに、大学3年のときに10番のスタンドオフにポジション変更。でも、それで明治大学が日本一になり、10番のスタンドオフでまた日本代表になった、という話もしてましたが、

松尾 「だから僕はね、そこでね、ホントに学んだことはね」
南原 「うんうん」
松尾 「だから物事・・理屈を先に考えると」
南原 「うん」
松尾 「絶対出来ないっていう結論になるわけじゃないですか」
南原 「そうですね」
松尾 「日本の代表選手がポジション変わって違うポジション行って」
南原 「うん」
松尾 「またここで日本代表選手になるなんて思わないわけですよ」
南原 「そうですよ、僕らで言ったらボケとツッコミが変われってことですよ」
松尾 「アッハハハハ」
南原 「明日からツッコミになれとか」
松尾 「まあまあ、そうですよね」
南原 「(笑)」
松尾 「アウアウなっちゃうでしょ?」
南原 「はいはいはい」
松尾 「やっぱそういうことですよ。だから、でもね、やっぱそこが出来ないって自分で考えるような人間か、そうじゃないかなんですよ」
南原 「なるほど」
松尾 「そこが」
南原 「うん」
松尾 「うん・・に、気が付いちゃったんだな。やってみなきゃわかんないじゃねぇか、やろうぜ!」
南原 「そうですよね、やってみたらそこで新しい自分に出会えるかもわかんないですもんね」
松尾 「そうなんです」

というやり取りも(笑)。
今回も、松尾さんの話をお笑いに例えて、聞いてる人に噛み砕いてわかりやすく伝えていた南原さんでありました(笑)。


来週に続く・・・。



2009年05月28日 | あれこれ
独演会の感想記は、鋭意執筆準備中・・の準備中(笑)ですので、今回はこんな写真を。

              

新緑の緑が目に眩しい公園で、人待ち顔でチョコンと座っていたネコでありました。



『スポーツドリーム』 5/23

2009年05月24日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストは棒高跳びの澤野選手。

今回は、恒例の10の質問で棒高跳び話をあれこれと。
オリンピックは何回出ても感動する、アテネでは競技場に足を踏み入れたとき観客が盛り上がっているのを肌身で感じて感動して涙が出そうになった。
北京では決勝に残れなかったがそのとき持ってる力を全部出し切れたから後悔はなかったが、終わった瞬間にもう一回やってやろうという気持ちを奮い起こさせてくれた。
棒高跳びは、ポールの硬さや助走のスピードや距離、バーの位置など(棒を挿すところから前後に80センチまで変えられるそうです)決めなければいけないことが色々あるので頭を使うスポーツだ。
・・という話などがありつつ、"1つの高さで跳べるのは3回までだが、ホントはもっと跳びたい?"という質問も。
澤野選手いわく、「一本でも多くその競技場のその雰囲気の中で跳んでいたい」とのことでしたが、

南原 「あれ、でも、体どこがだんだん疲れていくんですか?」
澤野 「全身疲れてきますね」
南原 「はい」
澤野 「やっぱり全力で走りますし」
南原 「はぁ~~」
澤野 「ただ踏み切ったあとはもう、腕も使いますし、体も腹筋も全部使いますし」
南原 「はい」
澤野 「試合が終わった次の日っていうのは、もう全身筋肉痛ですね。手のひらも筋肉痛ですね」
南原 「えぇ~!?手のひらまで!?」
澤野 「はい。なので次の日の朝とか、コップを持ったりペンを持ったりするのがけっこう辛かったりします」
南原 「でも、それが快感なんでしょ?」
澤野 「はい」
南原 「アッハハハハハハ」
澤野 「ハッハハハハハハ」
南原 「「いや~、俺使っちゃった、筋肉痛~」みたいな」
澤野 「「手のひら筋肉痛だ、やべ~これ」って思いながら(笑)」
南原 「嬉しいんでしょ?(笑)「ウ~っ」つって、「来てる来てる、俺まだいける」みたいな感じで」
澤野 「(笑)」

というやり取り(笑)。
筋肉痛になってちょっと嬉しいというのは何となくわかりますが(笑)、手のひらまで筋肉痛になるとはビッくら仰天。
普通に生活していてはなかなか体験できない、棒高跳び選手ならではの"棒高跳びあるある"でありました(笑)


それから、棒高跳び選手はみんなファミリーで、ライバルだけどお互い風や踏み切りの位置を見あったりして試合をしてる、という話もしてましたが、そういえば、室伏選手も「ハンマー投げの選手はみんなファミリーで・・」という話をしてたような記憶がありますし、日本で大会があったときには室伏選手が外国人選手を食事に誘ったりしてたっけ。
敵ではなく、共に競い合うライバルでありファミリー、というのはちょっといい話・・出川哲っちゃんふうに言うと「ヒヒ話」という感じです(笑)。
ちなみに、澤野選手は試合中はサングラスをして相手に自分の調子がばれたりしないようにしているそうで(サングラスをかけてるもう一つの理由は目が疲れないようにしているからだそうです。目の疲労は溜まりやすく大きいとのことでした)。
このへんは、ファミリーといえどもシビアな世界であります(笑)。


"海外遠征に行くときはいつも一人だ?"という質問には、「はい」と答えていた澤野選手。
で、

澤野 「いっつも一人ですね」
南原 「一人」
澤野 「はい。一人でポール担いで」
南原 「はい(笑)」
澤野 「リュックしょって」 
南原 「はい」
澤野 「スーツケース持って」
南原 「はい」
澤野 「空港ウロウロしてますね」
南原 「で、ホテル入るのも棒高跳び・・入るわけですね」
澤野 「入りますね」
南原 「チェックインも」
澤野 「チェックインも全部」
南原 「あぁ」
澤野 「一番困るのは自動ドアとか」
南原 「ハッハハハハ」
澤野 「開かないんですよね」
南原 「ハハハハハハ、開かない?(笑)」
澤野 「だから誰かが来て開けてくれるの待ってるっていう」
南原 「そんな悩みがあるんだ!?」
澤野 「ハッハハハハ」
南原 「じゃ、棒高跳び後ろにして入るしかないですよね、だって」
澤野 「そうすると」
南原 「はい」
澤野 「あの、後ろが長いじゃないですか」
南原 「はい」
澤野 「あの、開いても入ってく間に、棒が挟まれてしまうんですね」
南原 「「面倒くさい・・」」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「「面倒くさい客があらわれたな、何だこの人たちは」っていう」
澤野 「はい(笑)」
南原 「あ、それはファミリーになりますよね」
澤野 「はい(笑)」
南原 「同じ、共通の悩みがあるわけですもんね」
澤野 「はい」
南原 「へぇ、なるほど」

という話も(笑)。
棒高跳びの棒を持ってホテルに入れずウロウロしてる姿は、なんかコントみたいだな~(笑)。
横にしたらつっかかって入れないし、縦にすると自動ドアが閉まっちゃう・・・チャップリンあたりがそんなコントをやっててもおかしくない感じですが(笑)、とにもかくにも、世間の人は知らない苦労を棒高跳び選手はしてるということがよくわかるエピソードでありました(笑)。


あとは、

南原 「僕、澤野選手をね、先週からずっと見てるんですけども、社交ダンスやったらいけますよ」
澤野 「社交ダンス」
南原 「いけます」
澤野 「ホントですか」
南原 「はい」
澤野 「やったことないんですけども」
南原 「その背の高さと」
澤野 「はい」
南原 「その体を・・社交ダンスも体をすっごく自分がどうなってるっていうのを、すごく考えながらやるんで」
澤野 「あぁ~」
南原 「いけますねぇ~」
澤野 「いけますか」
南原 「今からだったら」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「日本王者くらいにはなれるんじゃないですかね」
澤野 「ハッハハハ、そうですか(笑)」
南原 「はい」
澤野 「社交ダンス部で」
南原 「社交ダンス部で」
澤野 「(笑)」
南原 「これ、そんな背が高くて顔が小っちゃいから、逸材だな~とずっと思ってるんですけどね」
澤野 「ハッハハハハハ」
南原 「(笑)」

というやり取りがあったり(笑)、棒高跳び選手にとって6メートルは夢であり一つの大きな目標という話や、コーチやトレーナーなど色々な人に支えられているし応援してくれるお客さんがたくさんいるので棒高跳びは孤独な競技ではないという話もしてました。
それから、助走は前に進むためではなく高く跳ぶために走る、ただ前に進んでるだけだと(跳んだとき)前に行ってしまうので水平方向のエネルギーを垂直方向に変えてあげる助走をする・・という話もしていて興味深く聞いてしまいましたが、これについては時間がなかったせいかあまり深い話を聞けずちょい残念。
深く掘り下げれば助走だけで1時間ぐらいの番組が出来そうですが(笑)、それはまたの機会に期待したいと思います(そんな機会があるのか?・笑)。


澤野選手は、冷静な喋り&ストロベリーボイス(笑)でFMのDJでもやったら似合いそうな感じでしたが(笑)、そんな喋りで語られる世間にはあまり知られていない棒高跳び話を、南原さん同様興味津々で聞いてしまった30分でありました。



行ってきました、独演会

2009年05月21日 | ウンナンあれこれ
              

紀尾井小ホールで行われた、『第一回 南原清隆独演会』へ行ってきました。
パンフレットの"第一回"という文字を見て、「第二回、第三回とやる気なのか?」と、ちょいビックリしましたが(笑)、南原さん自身もビックリしていたようで(笑)。
マクラでは、「第一回が最終回じゃなくて良かった」ってなことを言ってました(笑)。

その、記念すべき(笑)第一回独演会の南原さんの演目は、『竹の水仙』と『死神』。
どちらも聴くのは2回目ですが、前回聴いたときよりもどちらも良くなって・・『竹の水仙』は約1年前の『大銀座~』以来なので正直うろ覚えなのですが(笑)、細かいギャグなどはだいぶ整理されて聴きやすくなっていたように思います。
『死神』は最初に聴いてからまだ1週間も経ってないので、こちらはさすがにちゃんと覚えてます(笑)。
三平堂のときは笑いが多く全体的に軽い感じでしたが、今回は笑いを交えつつも死神の恐さもよく出てる噺に。
聴かせるとこは聴かせていましたし、聴き終わったあとの印象は三平堂のときとはかなり違うものになってました。
これは、お客さんの違いや照明の演出が加わったことなどもあると思いますが、それに加えて、この一週間でこなれてきた・・だいぶ練習をしたことを伺わせる口演だったからかな、と感じました。
あ、そういえば、三平堂で大笑いした喉から手が出るくらい千両が欲しい場面(笑)。
三平堂では前を向いたままやっていたのですが、今回は横を向いてちゃんと喉から手が出ていて、こへんも練習の成果、いや、ちょいとした修正が加わってました(笑)。

本題の噺以外のことでは、日曜の8時半に知らない番号から電話がかかってきて誰だと思ったら内村さんだった話に大笑い(笑)。
わざわざ電話をしてくるなんてよっぽどのことがあったんじゃないかと思い、一瞬のうちに身重の内村さんの奥さんのことに思いを巡らせ「よしわかった、俺が・・」と車の手配まで考える南原さん(笑)と、そっけなく「松っちゃん結婚だって」と言って電話を切る内村さん(大笑)。
栗山さんとの打撃実践の前に、コンビでまさかこんなやり取りがあったとは!?『Get』を見ていても全然気が付きませんでした(笑)。
ちなみに、そんな人騒がせな内村さん(笑)からはちゃんと花が届いてました。

              

それから、客席には、石本君と大野君の現代狂言コンビ、それからウクレレえいじさんの姿も。
あと、開演前のロビーで、マセキのラップ社長(現・会長)が、「南原さんがモニターに映ってた・・云々」ってなことを言いながら(何の話?・笑)歩いてるのを見かけました(笑)。
ちなみに、髪は『ダーク・ナイト』のジョーカーというほどは伸びていませんでした(笑)。


詳しい感想などは、また後日に(予定は未定・笑)。



『Get Sports』 5/17

2009年05月20日 | Get Sports
まずは、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手の特集。
今年行われた第2回WBCで4番も打った稲葉選手の打撃理論について、栗山さんがインタビューして話を聞いていましたが、稲葉選手いわく、バッティングで大切なのは「ボールのラインにバットを入れてあげる」「それがいちばん芯に当たりやすい、ヒットになりやすいバット軌道だと思うんですよね」。
アッパースイングやダウンスイングだとボールとバットが当たるポイントが一点になってしまうのに対し、稲葉選手のようにボールのライン上にバットを入れるバッティングならバットがボールに当たるポイントが増えて、ボールの芯に当たる確立が増える、とのこと。
稲葉選手は、真っ直ぐは横振りでボールの軌道にバット合わせる。フォークやカーブのように縦に変化するボールはバットも縦に振る、上から来る(変化してくる)ボールを上から(縦に)バットで叩くと、自然とバットがボールの軌道に入りボールも自然と上がる、とのことでした。
2006年の日本シリーズ、VS中日戦の第3戦では、ボール気味の低いカーブをその縦振りで見事ホームラン。
この時のバッティングで稲葉選手は、自分のバッティングは間違っていないと感じたそうです。
そんな稲葉選手のバッティング理論について、元・日ハムヘッドコーチだった白井一幸さんに、栗山さんが話を聞いてしましたが、いわく、「ダウンスイングを、インパクトゾーンに最短距離じゃなくて、ボールが下りてくる軌道に最短距離にバットを一回下ろしましょうと、そこの最短距離に一回バットが下りたらそこからは軌道どおり(バットを)振っていきましょうと」。
ちなみに、稲葉選手が日本シリーズでホームランを打ったときは真っ直ぐを待っていたそうで。
にもかかわらずカーブをホームラン出来たのは、縦振りのバット軌道だとどれだけポイントが前でもバットが届くので、縦振りはストリート狙いで変化球が来ても打ちやすい、ボールのラインにバット軌道が入っている限り変化球でタイミングを外されても幅広いポイントでボールを打つことが出来るからだそうです。
あと、イチロー選手がネクストバッターズサークルで、稲葉選手の縦振りと同じようなゴルフスイングの素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」とのことでした。


スタジオのG-Talkは、上着を脱いでワイシャツ姿の南原さんと中西さん、バットを手に持ち青色のジャージを着て体育の先生のような格好をしている(笑)栗山さん、そして、いつも通りのスーツ姿の中山アナといういつものメンバーで、

栗山 「さぁナンチャン」
南原 「はい」
栗山 「稲葉選手の理論いかがですか」
南原 「いや~、ちょっと革命的な理論ですよね」
中山 「うん」
栗山 「(何度もうなずく)」
南原 「僕も、ま、学生時代教わってますけども、全く、まぁ言うなれば逆のことを教わってました」
栗山 「(バットを)上から」
南原 「上から、最短距離で叩けと」
栗山 「ですよね。哲っちゃんいかがですか」
中西 「これちょっと革命的なことじゃないですか」
栗山 「でも何となく理解は・・」
中西 「わかりますよ」
栗山 「そうですね、じゃあ体でお二人に」
中西 「はい」
南原 「これ出来るかどうかってことですよね」
栗山 「はい」
中西 「うん」
栗山 「じゃあ二人にやってもらいたいと思いますけども」

というやり取りとともに、挨拶もそこそこにさっそく実践コーナーがスタート(笑)。
栗山先生指導の下、まずは南原さんがスタジオに用意されたバッターボックスに入り、昔教わったバッティング・・いわゆるダウンスイングでトスバッティング。
トスされたカラーボール力強く打ち返す南原さんを見て、スタジオからは、

栗山 「あぁ~」
中西 「上手いっすね」
栗山 「上手いですよね。(バットを)最短距離に」
中西 「野球部、さすが、さすが野球部(笑)」

という感嘆の声(笑)。
いや、南原さんのバッティングは、お世辞ではなくホントにさすが野球部(副キャプテン・笑)なナイスバッティングでした(笑)。
で、今度は、稲葉選手がやっている縦振りの実践をしますが、

栗山 「たぶん低めに(ワンバウンドでトスする)ボールが自然に来ますんで」
南原 「これね~、いや、自分の感覚と違う打ち方ですもんね。ちょっと!待って待って待ってください(と言って画面には映ってないボールを投げてる人を手で制し、バットを上から下に振る素振りをする)こうですね」
栗山 「そうですね、そうですね」
南原 「ゴルフの感じで」
栗山 「はい」
中西 「ホント、ゴルフっぽいですよね」
栗山 「スイングがね」
(初球、低めの球をナイスバッティングでいい当たりの南原さん)
南原 「あっ!!」
中西 「おっ」
中山 「お~~、ホームラン」
栗山 「いいですよね」
南原 「当たる」
栗山 「ですよね」
(2球目はファールチップ気味)
栗山 「いい、綺麗(なバッティングフォーム)ですよね。たぶん横からの映像見ても」
(3球目は空振り)
南原 「あっ、今のはもうクソボールですけども」
中西 「ハッハハハ」
栗山 「でも(ボールを)拾えそうでしょ」
南原 「あの、(栗山さんのほうを見て手を横に振りながら)全然なんか、えぇ」
栗山 「はい、拾えそうですよね」
南原 「はい、拾えそうです」
(今度はライナー性のいい当たり)
中山 「おぉ~~」
栗山 「どうですか?ナンチャン」
南原 「(打ち終わったバットを手の中でスッと滑らせ、カメラ目線になり自分でもちょっとビックリという顔をしたあと)かい・・かいかんした、イヤイヤ(笑いながら口を手で押さえる)」
スタジオ (笑)
南原 「何かね、今までは、僕はあのボールを振らないボールが、これ振れるかな?っていう(もう一度バットを構えて)え?」
栗山 「拾えますね、もうちょっと低めへ、ボール気味でも大丈夫だと思いますよ」
(今度は空振り)
栗山 「拾えそうですよね」
南原 「拾えそう拾えそうです」
(次の球はナイスバッティング)
中山 「すごい低いですよね」
栗山 「あぁいうところですよね」
南原 「えぇ~~!?」
栗山 「ボール気味ですよね、あぁやって変化球って落ちてくるんですよね」
中山 「はい」
(ファールチップ気味の当たり)
南原 「あ、これ、でも当たる。絶対こんな(低い)ボールだったら」
栗山 「はい」
南原 「もう無理ですよ」
栗山 「そうですよね」
南原 「今までは。狙おうと思わない」
(ちょっと芯を外した感じの当たり)
南原 「あ、軽く行けるこれ」
(今度はいい当たり)
栗山 「ほら」
中西 「おぉ~~」
中山 「今のいいですよ」
南原 「ナイスショット!!」
中山 「アッハハハ」
栗山 「でも、ナンチャン、バット・・ボールの軌道に入るイメージありますよね」
南原 「あと、当たった瞬間が、フワっと、スーっと入るんですよ」
栗山 「あ」
南原 「軽い」
栗山 「なるほど」
南原 「こう、なんか必死じゃないんですよ」
栗山 「はい」
南原 「なんかスーっとこう入る感じです」
栗山 「ですからコンタクト率が、要するにバットヘッドって下におろした方がヘッドの重みがそのまま使えるじゃないですか、軽くても」
南原 「たぶんそうだと、(力を入れた感じで今までのスイングをしながら)これだったらわりにね、「ウシャ」っていう感じが」
栗山 「はい」
南原 「「ウッシャー!」が、「フ~ン」(と言って力を抜いて縦振りの素振り)」
栗山 「ですよね」
南原 「だからゴルフの気持ち良さです」
栗山 「あぁ~」
南原 「スポーンと当たる」
栗山 「じゃ、ちょっと哲ちゃんも」
中西 「はい」
(中西さんにバットを渡し栗山さんと中山アナのところへ戻る南原さん)
栗山 「ナンチャン感じていただけました?今、すごい(バッティングフォーム)綺麗です」
中山 「(南原さんの顔を見て)だって目がキラキラしちゃって(笑)」
南原 「これ良い」
中山 「ハッハハハハ」
南原 「(ネクタイを直しながら)これストレス解消にいいですよ」
中山 「ハッハハハハ」
栗山 「気持ち良いですよね」
南原 「気持ち良い」

ってな感じで、すっかり縦振りに魅了されていた南原さんでありました(笑)。
それにしても、「かいかんした」というのは何だったんでしょう?(笑)
「開眼した」のか、それとも「快感でした」と言いたかったのか、真偽のほどはわかりませんが(笑)、これだけ夢中になっている南原さんをみていると、この先会う人みんなに縦振りの効能を説いてそうな感じです(笑)。
「カーブの投げ方の話はもういいです」と泰造君に言われていた南原さんですが(笑)、今度は「縦振りの話はもういいです」ってなことを言われないように・・いや、言われるぐらい縦振りの話を熱く語ってこの理論を世間に広めていって欲しいと思います(芸能界に縦振りを広めてどうなるんだ?というツッこみは置いといて・笑)。


南原さんに続いて、今度は中西さんがトスバッティングをやりますが・・・。
打ち方がちょっと変・・いや、ハッキリ言ってかなり下手(笑)。
サッカーはプロでも、野球に関しては初心者という感じの中西さんでありました(笑)。
でも、稲葉選手の縦振り・・ゴルフスイングのようなバッティングに切り替えるとナイスバッティングでいい当たり。
う~む、さすが、以前ゴルフのスタジオ実践の時に南原さんから「週に3回も4回もゴルフに行って・・」とツッこまれていただけのことはあります(笑)


その後は、"バッティング理論のウソ!?"と題したフリップを用意して、
・ バットはボールに最短距離で出せ!
・ 頭を動かすな!
・ 体を開くな!腰を回せ!
という3つの理論をそれぞれ検証。
南原さんは「常識です、これは常識」ってことを言って、わかりやすい前フリ(笑)をしてましたが、栗山さんいわく、「バットはボールの軌道に対して最短距離かもわかんないですね(これについてはVTRやスタジオの実践で散々やってたのになぜ断言しない?・笑)」。バッティングの構えに入るときは頭は自然に前後に動くので、上下に頭を動かさず目線がぶれないということかも、そして、腰は自然と回る、とのことでした。
途中、これまでの野球の練習でよくやりがちなバッティング練習・・バットを構えた南原さんの1メートルくらい前に栗山さんが立って、

栗山 「ちょっと僕の前でゆっくりスイングしてもらいます?」
南原 「・・(笑)、惨劇が起こるかもわかりませんよ」
中西・中山 「(笑)」
栗山 「ゆっくりですよ、ゆっくり」

ということもやっていましたが、惨劇は起こりませんでした(笑)。
この素振りでは、栗山さんの体に当たらないように、南原さんは腕をたたんで窮屈そうにバットを振っていましたが、この日やっていた縦振りに切り替えるとスムーズなバットスイング。
で、栗山さんは「全然振れるでしょ?」、南原さんは「下にやる(振る)と全然余裕ですよ」と言ってましたが・・・。
インコースを打つためのスイングの練習(だと思います)と、縦振りでボールの軌道にバットを入れる練習を比べるのは、ちょっと論点がズレてる感じも・・という疑問も湧きましたが、それはとりあえず置いといて。


あとは、縦振りにすっかり心を奪われた南原さん(笑)の、

南原 「いや、これバッティングセンター変わりますよ、みんなワンバウンドして(くる低い球を縦振り)やりますよ」
中山・中西 「ハッハハハハ」

という話や、

南原 「これはねぇ、大きなこと言っちゃうと、またWBC3連覇ですよ」
中西 「ハッハハハハ」
南原 「日本人がこれ(縦振り)をやりだしたら、もう」

という話(笑)。
そして、

南原 「栗さんは、それ、現役時代やってたんですか?」
栗山 「いや、いや~~これもし知ってたら」
南原 「はい」
栗山 「僕ももうちょっと打てたかなって(笑)」
中西・中山 「ハッハハハハハ」

という話などもありつつ、最後は、

南原 「まだまだ、じゃ、これから『Get Sports』では色々な理論のウソを」
栗山 「はい」
南原 「暴いていきましょう」
栗山 「ぜひ!よろしくお願いします」
南原 「栗さん!おねがいします(と言いながら縦振りの素振りのジェスチャー)」
中西 「お願いします」
南原 「これが・・」
栗山 「ちょっと目から鱗・・」
南原 「いや、全然違いますよ」
栗山 「はい」

というやり取りで、約10分間のG-Talkは終了。
今回の縦振り理論は、確かに目から鱗が2、3枚落ちるような話で、南原さんが夢中になるのもよくわかります(笑)。
ボールをワンポイントで捕らえるより、ボールの軌道にバットを入れたほうがバットの芯にボールが当たる確率が高くなるというのも納得の理屈でしたし、これからは街のバッティングセンターでも、南原さんの言うようにみんな縦振りをしてるかもしれません(笑)。
あ、それから、栗山さんのインタビューVTRの中で、イチロー選手がゴルフスイングのような素振りをしていることについて、稲葉選手は「あれはね、どういう意識でやってるか僕はちょっとわからないですけども、ま、一緒ですよね」と言ってましたが、ヤクルトの青木選手がゲストの時の少し前の『スポドリ』で、

青木 「ネクスト(バッターズサークル)でイチローさん、こうやって(バットを)下からゴルフスイングみたいなスイング・・」
南原 「はいはいはい」
青木 「あれって」
南原 「はい」
青木 「「何を意識してるんですか?」っていうのは一コだけ聞きましたね、バッティングは」
南原 「なん、なんだったんですか?イチローさん」
青木 「イチローさんは、あれは要するに、内側からバットを出したいらしいんです」
南原 「はいはい」
青木 「内側から出すのって」
南原 「はい」
青木 「いちばん内側から出るやり方っていうのは下から振る、それか、上から振るなんです」
南原 「・・へぇ~~~」
青木 「真上から振るか、真下から振るか、どっちかが内から出るんですよね、だからそれやってるんだっていう」
南原 「そのための」
青木 「はい」
南原 「意識付け」
青木 「意識付け、たぶん「それでやってるんだろうな」とは思ってて」
南原 「はいはいはいはい、答え合わせが」
青木 「そうなんですよね、はいはい」
南原 「なるほど」

という話をしてました。
イチロー選手や青木選手の言う「内側からバットを・・云々」という話と、稲葉選手の縦振りの理論がどうつながるのか、あるいは、つながらないのか是非とも聞いてみたかったですが、今回のG-Talkではその話は聞けずちょい残念でした。


あとは、先日行われた日豪対抗の大会で、200m背泳ぎで世界新記録を出した入江陵介選手の特集。

日本代表のFW岡崎慎司選手の特集。

全英リコー女子オープンの特集。
でした。



『スポーツドリーム』 5/16

2009年05月17日 | スポーツドリーム
今回のゲストは、棒高跳びの澤野大地選手。

まずは、

南原 「さぁ、えぇ、澤野選手です。よろしくお願いします」
澤野 「よろしくお願いします」
南原 「えぇ~何かね、身長はどれくらいあるんですか?」
澤野 「身長は183です」
南原 「183」
澤野 「はい」
南原 「183あるんですけども、顔が小さいですよね」
澤野 「よく言われますね(笑)、はい」
南原 「ねぇ、ビックリした。何かすごい顔が小さくて、何・・小鹿みたいな」
澤野 「ハッハハハハ、小鹿(笑)」
南原 「ハッハハハ、何かイメージがね、もっと何かゴッツい感じがするんですけども陸上の選手っていうことで、えぇ」

というやり取りで番組はスタート(笑)。
男性のアスリートに対して「小鹿みたい」という例えは褒め言葉なのか?という疑問も湧きますが、それはさて置き(笑)。

あまり馴染みのない棒高跳びについて、興味津々という感じで話を聞いていた南原さん。
澤野選手いわく、
棒高跳びのポールには規定がない、物干し竿でも竹でも長さ100メートルのポールでもいい。ポールを運ぶときは国内では宅配便を使ったり(断られることも多いそうです・笑)車に載せて自分で運んだりしてる、空港にも担いで行きチェックインをする(いきなり行くと断られるので事前に連絡をするそうです・笑)。
とのこと。
う~む、どれもこれもビッくら仰天の話です(笑)。
いや、棒高跳び選手にとっては当たり前のあるある話かもしれませんが(笑)、棒高跳び素人の私は、南原さんと同じように興味津々で澤野選手の話を聞いてしまいました(笑)。
あと、棒高跳びのポールを持って走るときは、ホウキを手のひらに立てたときに倒れる方向に向かって走るような感じで走り、ポールが倒れる勢いを使って自分が加速していく、という話も面白く、棒高跳び基礎知識をひとつ勉強してしまいました(この先棒高跳びをすることはないと思いますが・笑)。
あとは、棒高跳びは踏み切りのあとは体操の鉄棒や吊り輪の動きと似ているという話(そういえば以前ブブカが吊り輪の練習をしてたのをテレビ見たことがありました)や、助走はリズムが大事という話などがありつつ、

南原 「前、俳優の松山ケ○イチ君に話聞いたことがあるんですけど、彼も棒高跳びをなんかやってて」
澤野 「はい」
南原 「その、越えた瞬間がね」
澤野 「はい」
南原 「バーを越えた瞬間が、空を跳んでるような感じがしてすごい気持ちがいいんだと」
澤野 「もう、ホントに言葉では表せないぐらい、と~ても気持ちいいですね」
南原 「あ、もう超えた瞬間ですか、気持ちいいのは」
澤野 「あの~ちょうど人間の体が上に上がって落ちる、その、重力がゼロになるところ、フワッて感じるところがすごく気持ちいいですね」
南原 「その瞬間が」
澤野 「はい」
南原 「もう時間にしたら何秒か、もうわずかな時間ですけども、すごく長く感じるんですか?」
澤野 「ホントに長く感じますね。それが特に自分の、あの~、理想通りの動きが出来て」
南原 「はい」
澤野 「また、その架かってるバーを大きく越えてったとき」
南原 「はい、はい」
澤野 「余裕で越えてったときというのは、もう最高に気持ちいいですね」
南原 「あ、全然余裕で超えて」
澤野 「はい」
南原 「あれ、見ててね、僕ら見ててね、余裕で超えてるときあるじゃないですか」
澤野 「はい」
南原 「「なん・・もったいない!」」
澤野 「ハッハハハハ」
南原 「「もっとバーを上げときゃよかったのに」っていうのが」
澤野 「そうですよね」
南原 「見てる僕らは思うんですけども(笑)」
澤野 「はい、もったいないですよね」
南原 「(笑)」
澤野 「(笑)」
南原 「「何だよ、それもっと上げとけよ!」とか」
澤野 「そうなんですよ、一コ前の高さはすごく超えたのに」
南原 「はい」
澤野 「10センチ上がっただけで全然跳べなくなっちゃったりとか」
南原 「それ、やっぱり、何・・無意識にプレッシャーかかってるんですかね?」
澤野 「無意識に何かそのバーの高さっていうものを意識してしまってるんでしょうね」
南原 「意識してしまうと」
澤野 「はい」
南原 「なかなか難しいものですか」
澤野 「それが棒高跳びのいちばん難しいところだと僕は思ってます」
南原 「はい、はい」
澤野 「目の前に超えなきゃいけないバーがあって」
南原 「はい」
澤野 「記録が表示されていて、自分もその記録に挑む気持ちでいて、お客さんもその記録を跳ぶんだっていう視線で見られるんで」
南原 「これ、今、考えたら、あ、そうですか。棒高跳びって今からこの人は「5メーターいくつ跳びますよ」ってことでやるわけですよね」
澤野 「はい」
南原 「それね、ま、これ例えはどうかわかんないですけど、僕らお笑いでね」
澤野 「はい」
南原 「「今からこのギャグ言いますよ」」
澤野 「ハッハハハハハハ」
南原 「「必ず笑ってください」って、めちゃプレッシャーですよ」
澤野 「(笑)そうですね(笑)」
南原 「まさにハードルを下げる感じで」
澤野 「はい(笑)、ハッハハ」
南原 「ハードルを最初っからみんなに表示してね」
澤野 「はい」
南原 「「俺、やる男ですよ」ってやる」
澤野 「アッハハハハ」
南原 「それはキツいですよ!」
澤野 「(笑)」
南原 「ねぇ~!」
澤野 「そうですね(笑)」

という話も(笑)。
棒高跳びとお笑いに共通点なんてないと思っていましたが、南原さんの例え話を聞いて目から鱗(笑)、そして、実感のこもった例えに大いに納得でありました(笑)。


その後は、南原さんも澤野選手も第一子の長男で同じ、という話で、

南原 「だいたいアスリートは次男とかね、第二子が多いんですよ」
澤野 「多いですね、はい」
南原 「いちばん長男でっていうのは、珍しいなと思って」

というやり取り(南原さんの、アスリートは次男が多い理論はあながち間違ってないようです・笑)などがありつつ・・。
あ、書き忘れたことがひとつ。
澤野選手のリクエスト曲がかかっているときに、アナウンサーから「JR山手線は4時過ぎに東京駅で起きた人身事故のため内回り外回りとも運転を見合わせています」という速報が入っていましたが・・・ん?この速報が流れていたのは5時半前、ということは、昨日のしん平さんのマクラでの話は、ネタではなくホントの話だったのか!?(笑)
う~む、てっきりネタかと思ってました。失礼しました(笑)。


来週に続く・・・。



行ってきました

2009年05月16日 | ウンナンあれこれ
            

ねぎし三平堂で行われた、『第113回三平堂落語会』へ行ってきました。
4時半ごろ現地に着くと、すでに30人ほどの行列が出来ていてちょいビビりましたが(笑)、無事に南原さんの落語を聴くことが出来ました。
それほど広くない三平堂には、落語通らしきおじさんやら、おじいさんおばあさんから若いカップルまで、文字通り老若男女でぎっしり満員。
正確にはわかりませんでしたが、たぶん100人くらいは入っていたと思います。
前座さんの落語が終わったあと「お膝送りを・・」と言われ、皆で座布団をつめて更にギューギュー状態に(笑)。
おかげであまり身動きもとれず、小さな座布団に2時間半近く座っていたらお尻が少し痛くなってしまいましたが(笑)、高座と客席がものすごく近いということもあって、普通の寄席以上に親近感のある落語会という感じでした。


南原さんは、『死神』を約45分(マクラを含め)口演してました。
う~む、まさか『死神』とは!?
意表をつかれる演目だったので、最初はちょっとビッくらこきましたが(笑)、南原さんらしい『死神』だったように思います。
この噺は来週の独演会でもやる・・かもしれませんので、細かい噺の内容などは割愛して、マクラの部分のレポを少しだけ。

18時18分。
お馴染みの野球拳の出囃子とともに、グレーの着物(もしかしたらちょっと青みがかった色だったかも。間近で見ていたにもかかわらず照明の加減で正確な色はちょっとわかりませんでした)、羽織は無しで南原さんが登場。
いつもの若草色の着物じゃないのか?と最初は思いましたが、噺を聴いていくうちに納得の着物の色でした。
大きな拍手とともに登場した南原さんは、「え~南原でございます」「(南原さんの前に登場した)しん平さんに「名人」って言われてビックリしました」というご挨拶。
そして、「普段はウッチャンナンチャンで・・」という自己紹介(笑)をしたあと、学生時代は落研に入っていて"朝起亭はなぢ"という高座名だったという略歴紹介(笑)。
ファンにはお馴染みのはなぢ師匠ですが(笑)、今日来ていたお客さんは初めて聞く人が多かったようで、この高座名話でけっこう大きな笑いをとってました。
その後、「こういうところに上がるのが夢でした」という、三平堂へのヨイショ・・もとい、気遣いをはさみ(笑)、「笑いの神が降りてくるときがある」という話に。
ここで降りちゃいけないというところで笑いの神がおりてくるときがある、芸人仲間からも「あ、降りてきた」と言われる。
僕は何でも一生懸命やる、社交ダンスも・・という話をすると、客席からは「あ~」という声。
すると南原さんは、すかさず「今やりませんよ」「(ここは)せまいですから」と言って笑いをとってました(笑)。
で、スポーツ番組もやってるという話になり(ここでも客席からは「あ~」という声、ただ、社交ダンスよりはちょっと小さかったかも・笑)、ニューヨークメッツが日本に来たときに始球式をやってくれと言われた、という話に。
「始球式」と「笑いの神」というキーワードだけで、このあと何を話すのか大体想像がつき笑ってしまいましたが(笑)、案の定、あの話でした(笑)。
始球式では、リッキー・ヘンダーソンと対戦することに・・という話をすると、2列めくらいに座っていたおじさんが、「あ~」とかなり大きな声で相槌(笑)。
それを聞いて、

南原 「知ってます?」
客   「盗塁王」
南原 「あとでアドレス教えてもらっていいですか?」

というやり取り(笑)。
南原さんがこのおじさんにあとでホントにアドレスを聞いてメル友になった・・かどうかは、とりあえず置いといて(笑)。
3ヶ月前から始球式のために練習をして、当時監督だった東尾さんや松井稼頭央選手などがいる西武球場で、いよいよ迎えた本番当日。
「本当の勝負をしたい」と言っていた南原さんの言葉に答え、最初は笑っていたリッキー・ヘンダーソンも、南原さんがマウンドに上がると目つきが変わり男と男の勝負に。
南原さんが振りかぶりキャッチャーミットめがけて思いっきり投げ込んだところ・・・。
南原 「その時です、笑いの神が降りてきました」(笑)。
リッキー・ヘンダーソンの足に見事ボールをぶつけた南原さん、両軍の選手や監督が騒然とするなか、南原さんは土下座(笑)。
次の日の新聞には"ナンチャン死球式"という活字躍り、芸人仲間からは「また降りた」と言われ・・・という約6分のマクラから、本題の『死神』に。
唐突、といいますか、あまりにも自然に本題の噺をし出したので、ちょっとキョトンとしてお客さんに、南原さんは「もう入りました」と言ってひと笑いをとったあと、本当に本題の『死神』を口演してました(笑)。

南原さんの『死神』は、けっこうベタなくすぐり(笑)や細かいくすぐりなどが入っていたり、一見怖そうに感じないけど実は怖い死神など、随所に南原さんらしい工夫をして口演をしてました。
それから、この噺はオチが演者さんによって色々変わり、それが見所のひとつだと思いますが、こちらも工夫されたものになってました。
あまりにもベタなくすぐりは如何なものか・・と私には感じられるところが何箇所かありましたが、お客さんのウケはかなりよかったように思います(客層が良かったのかも・笑)。
あと、途中、ちょっと言い淀んだり、ちょっと噺がダレてるかな?と感じられる場面もありましたが、このへんは初演(かな?)ですので、回数を重ねていけばさらに良くなっていくのではないかと思います。
・・・南原さんの落語についてはどーしてもハードルが高くして聴いてしまい、あれこれと思うところが多く色々と書いてしまいましたが、妄言多謝。
面白くなかったのかと聞かれれば、そんなことは全然ありませんでしたので、悪しからずご了承くださいませ。
あ、それから、個人的に大笑いしたギャグ(というかジェスチャーかな?)・・その昔のコントでやっていたモノマネ(?)ギャグをアレンジして使っていた場面があったのですが、それが何かを書いてしまうとネタバレになってしまいますので残念無念ながら自粛します(笑)。


19時03分、大きな拍手の中、南原さんが退場。
約45分の南原さんの『死神』でありました。


南原さん以外の出演者の話も少しだけ。
パンフレットでは、

            

という出演者の予定でしたが、仲入りのあと、柳家三三さんが登場して約18分ほど落語(途中まででしたが・笑)口演してました。
ちなみに、演目は・・落語の知識がないので分かりません、悪しからず。
家を追い出された半ちゃんが、早とちりのおじさんの家に女の子と二人で行ったら早とちりされて・・という噺です。
何で、三三さんが登場したのかというと、南原さんに『死神』を教えたのが三三さんで、南原さんの落語を聴きに来たら「どうせだったら」ということで出演することになったそうで(笑)。
仲入りの時に話をしていたおじさん(たぶん落語家さんだと思いますが、まったく名前がわかりません、すいません・笑)が、「本人も着物を持って・・」と言ってましたが、三三さんいわく、朝日名人会の帰りだから着物を持っていた、とのことでした。
三三さんは、マクラで「南原さんに稽古をつけたというより、『死神』はこういう噺ですよというのを教えただけ」「私は『死神』をあんなに面白く出来ないですよ」といふうに、謙遜して南原さんを持ち上げて話をしてました。
あ、それから、マクラでは、ちょっと前に話題になった草○さんについての話・・「家宅捜査をしたら薬よりも悪いものが出てきた、アナログテレビが見つかった」という話をしていて、大笑いしてしまいました(笑)。


それから、林家しん平さんといえば、目高組(映画『セーラー服と機関銃』)のヒコじゃあ~りませんか!?
う~む、『粗忽長屋』も面白かったですし、お元気そうで何よりでありました(笑)。
ちなみに、しん平さんは、映画監督もやっているそうで、今度、浅草を舞台にした怪獣映画(笑)を撮り8月の円朝祭りで上映されるとのことでした。
あと、しん平さんは、お客さんから「東京駅で人身事故が起きたので落語会待っていてくれ」という電話が入ったので待ってました、というウソかホントか分からない話をマクラでしてましたが(笑)、約10分遅れの17時40分に開演したことについての上手い説明にちょっと感心してしまいました(笑)。


終演は、20時15分。
約2時間35分の落語会でありました。


最後に、こぼれ話をひとつ。
行列を作って並んでいるとき、落語通らしきおじさん(かつて落研だったようです・笑)が落語をあまり知らない同行者に話をしている声が聞こえたきたのですが、南原さんの落語について「かなり上手いですよ」「アマチュアではトップクラス」ってなことを言ってました(笑)。



小金井公園 その2

2009年05月14日 | あれこれ
・・・先週からの続き。

『その日~』に出てくるSLを見物をしたあと、小金井公園内にある"江戸東京たてもの園"という所に行って来ました。

園内は、こんな居酒屋や、

            

こんな、花屋&文房具店など、

                

移築・復元したレトロな建物が並んでいて、気分はすっかり昭和初期(笑)。
思わず銀座でブラジルコーヒーを飲みたくなってしまいました(笑)。
そんな中、神社仏閣を思わせるような銭湯もありましたが、

            

ん?この銭湯どっかで見たことあるな~??
と、しばし考えること30秒、頼りない記憶の糸を手繰り寄せてやっと思い出しました(笑)。
これ、『千と千尋~』に出てくる銭湯のモデルになった建物じゃあ~りませんか!?
映画のメイキング映像などでこの建物を見たことはあったのですが、まさか、こんなところにあったとは!?
お釈迦様でも気が付くめぇ(知ってる人はとっくに知っていたと思いますが・笑)であります。
ちなみに、中はこんな感じ。

            

天井は高く、でも、男湯と女湯を分ける仕切りは意外と低かった(笑)昔ながらの銭湯でありました。

あと、2・26事件の現場になった(!?)高橋是清邸もありました。

            

こちらは、ふすまで仕切られた日本間が何部屋もある、いかにも昔の豪邸という感じ・・わかりやすく言うと『犬神家の一族』に出てくるようなお屋敷でありました(笑)。

他にも、こんなレジが置いてある醤油屋が再現されていたり

            

大正時代に建てられ有名建築家の家・・レトロモダン、あるいは和洋折衷という感じの雰囲気のある家があったり、

            

(小さいけど洒落た感じのダイニング)

                

(何故か畳敷きの電話室・笑)

            

時間も忘れてレトロな建物めぐりを堪能してしまいました(ほとんどの家の中に靴を脱いであがれるので、一軒一軒見てるとけっこう時間がかかりますが、それがまた面白さ倍増ポイントになってます・笑)。

最初は、わざわざ観覧料(400円)を取って見せるほどの施設なのかいな?と思っていたのですが、あに図らんや、意外にも面白スポットだった"江戸東京たてもの園"でタイムスリップ気分を味わいながら(笑)半日過ごしてしまった、雨のGW最終日でありました。



『スポーツドリーム』 5/9

2009年05月10日 | スポーツドリーム
前回に引き続き、ゲストは大竹奈美さん。

今回は、恒例の10の質問でサッカー話などをあれこれと。
"サッカーの試合を観ていると今でもつい大きな声が出る?"という質問には、「はい」と答えていた大竹さん。
応援をしているので、「得点を入れられそうになった時とかは必ず「「絶対入らない、絶対入らない、絶対入らない」って(笑)、そういうお祈り(笑)」をしているという大竹さんに、南原さんは「小学生か(笑)」「祈りというか、何か呪いみたいな感じ」「謎の呪い女」というツッこみ(笑)。
確かに、祈りと呪いは紙一重という感じですので、言いえて妙な南原さんのツッこみにチョット笑ってしまいました(笑)。
その後は、WBCの侍ジャパンを観て感動しすぎて泣いてしまった、あの緊張感の中で打ったイチロー選手は格好良い、という話などがありつつ、"料理にはちょっと自信がある?"という質問も。
大竹さんいわく、「ホントはすごく自信がある」とのことでしたが、男の人に1回も作ったことがない、彼氏いない歴は8年目に突入・・という話になり(笑)、"正直結婚の予定は当分ない?"という質問では、

南原 「まぁね、(彼氏いない歴)8年ですからね~」
大竹 「しょうがない・・」
南原 「彼氏は欲しいんですよね?」
大竹 「彼氏とかは・・」
南原 「結婚もしたいんですよね?」
大竹 「はい、したいと思います」
南原 「どういう家庭を築きたいんですか?」
大竹 「あの、楽しくて」
南原 「うん」
大竹 「やっぱり、こう、お互い思いやりがある」
南原 「うん」
大竹 「何かそういう家庭がいいです」
南原 「・・・はぁ~~(深いため息)」
大竹 「えぇ?(笑)ハッハハハ」
南原 「いやいや、間違いじゃないんだけど」
大竹 「合ってますか?」
南原 「合ってます合ってます合ってます合ってます。あ、自分のアピールポイント言いましょう。もしかしたら、ここの今聞いてるリスナーの方が」
大竹 「はい」
南原 「こういう出会いってあるかもわかんない、「あ、こないだ僕ラジオ聞いてたんですよ」ってあるかもわかんない」
大竹 「アッハハハ」
南原 「一応、言っときましょう、どういうタイプが好きだって、ま、今度(次)のね、"結婚するなら当然アスリートだ?"というのも(質問にも)かかってるかもわかんないですけど」
大竹 「はい」
南原 「(結婚するなら当然アスリートだ?という質問には)「う~ん、はい」って言って(答えて)ますけども」
大竹 「はい、え?好きな男性のタイプですか?」
南原 「タイプ」
大竹 「男性のタイプは、え~と、一緒にいて楽しい人」
南原 「うんうん」
大竹 「思いやりのある人」
南原 「うん」
大竹 「一本筋が通ってる人」
南原 「・・(舌打ちする音)」
大竹 「アッハハハハ」
南原 「なるほ・・ルックスとかそういうのはどうですか」
大竹 「ルックスは」
南原 「はい」
大竹 「え~、でも、そんな、今の三つがあったら」
南原 「はい」
大竹 「たぶん雰囲気とか・・」
南原 「雰囲気」
大竹 「出てくじゃないですか」
南原 「うんうん」
大竹 「たがら、そういうすごい顔が整ってるとかじゃなくて」
南原 「うん」
大竹 「雰囲気重視かもしれないです」
南原 「え、すいません、そろそろスポーツの話を・・」
大竹 「そうですね、はい、ごめんなさい」
南原 「結婚相談所みたいになって」
大竹 「ホントでした(笑)」
南原 「「また来たこの人」って感じですね、アッハハハハ」
大竹 「ハッハハ」
大竹 「どんだけ悩んでるんだみたいな(笑)」
南原 「アッハハハハハハハハ」
大竹 「大して悩んでないです」
南原 「アッハハハハハハハハ」
大竹 「ハハハハハハ」
南原 「今、ディレクターが初めて「そろそろスポーツの話してください」」
大竹 「ホント、私も忘れちゃって自分の立場とかも(笑)」
南原 「いえいえ、ここに、だってここに(質問が)書いてあるんだもんねぇ」
大竹 「ホントですよね」
南原 「そうですよ」

というやり取り(笑)。
理想の家庭を語る大竹さんの話を聞いて、深いため息をついていた南原さん(笑)。
あのため息には、現実の結婚生活はそんなもんじゃないぞ、という南原さんの心の声がこもっていたような気もしましたが(笑)、それを口にしないあたりがさすが大人の対応(笑)。
ただ、世話焼きおじさんになって(笑)大竹さんに好きな男性のタイプを聞いたときには舌打ちをしていましたので、このへんはまだまだ大人になりきれない南原さんでありました(笑)。


あとは、ここ最近恒例になっている道具へのこだわりの話・・足の甲を亀裂骨折をしたので足型に200万円くらいかかる前1/3で折り目がつくようなスパイクを履いていた、という話などがありつつ、これからの夢と目標についての話も。
大竹さんいわく、一つは幸せな結婚、もう一つは、女子サッカーを一人で多くの方に知ってもらいたいので女子の競技人口を増やしていけるような活動をこれからも続けて生きたいと思っています。
そんな大竹さんの話を聞いて、南原さんは「僕もたま~にフットサルやるんですけども、一緒に女子と入ってもやったりとかしますもんね」という話をしてましたが・・・。
ん?フットサルをたまにやるって??
そういう話はとんと聞きませんが(笑)、もしかして、何年か前に話していたタっキーたち『義経』のメンバーでやったフットサルのことを言ってる・・のかな?
う~む、だとしたら、ホントにかなり「たま~に」な話です(笑)。
で、最後は、

南原 「それ(女子サッカーを)を、じゃあね、普及するためにも」
大竹 「はい」
南原 「はい、持ち前の明るさで」
大竹 「アッハハハハハ」
南原 「はい、また良き伴侶が、恵まれますように」
大竹 「アッハハ、はい(笑)」
南原 「祈っておりますので」
大竹 「はい、ありがとうございます」
南原 「えぇ、またこれからも、頑張ってください」
大竹 「はい、ありがとうございます」
南原 「どうもありがとうございました」
大竹 「ありがとうございました」

という、ちょっと社交辞令的なトーク(笑)で番組はエンディングを迎えたのでありました。



小金井公園

2009年05月07日 | あれこれ
GWの最終日、そぼ降る雨のなか都立小金井公園に行ってきました。
何故、小金井公園かといえば、『その日~』に出てきたSLが展示されてるという話を小耳に挟んだので、ちょいとした物見遊山で"貴婦人"ことC-57(南原さんの受け売り・笑)を見てきました。


            

こんな雨の日にSL見物に来るような物好きは、私ぐらいのものだったようで(笑)。
せっかくのこいのぼりも、見る人もおらず雨に濡れてダラリと垂れ下がっていて(SLの後ろに小さく写ってます・笑)ちょい寂しい感じも。
ただ、誰もいないのをいいことに、「しゅっぴゃつしんこ~う!」のC-57を前から横から後ろからジッくりと見物することが出来ましたので、私にとっては恵みの雨でありました(笑)。


これは車輪のアップ。

            

C-57ですから、動輪の数は皆さんもよくご存知のように3つです(笑)。
ちなみに、動輪の前に付いてる管のようなものは、坂道などで車輪の摩擦を大きくするために砂を出す装置・・だと思います(笑)。


そして、こちらは運転席のそばについている石炭をくべるところ。

               

その昔写真で見たことはあったけど、ホントにてんとう虫みたいな形をしてるんだな~と、ちょい感動(笑)。
う~む、実際に間近で見てみると、SLはやっぱりいいな~。
動かなくてもちょっと興奮してしまいます(笑)。
優さん&南原さんがSLに夢中になるのもわかるようかな気がしました(笑)。

ってな感じで、『その日~』の映画のことはすっかり忘れて(笑)、ただのSL好きになってしまった一日でありました。


あ、それから、小金井公園のそばに八幡神社があったので、ぶらり立ち寄ってみました。

            

で、神社の中にある鳥居をふと見上げてみると、

                

あの人の名前が!?(笑)
どうゆう由来で八幡神社の境内で猿田彦が祀られることになったのかはよくわかりませんが、『その日~』に出てきたSLのすぐそばにこんな神社があるということに、ちょい不思議な縁を感じてしまいました。


それからもう一つ。
SL見学をしたあと、小金井公園内にある"江戸東京たてもの園"というところにも行ってきたのですが、ここが意外にも面白くフォトジェニックなレトロな建物満載(笑)の場所でした。
ということで、次回は"あのアニメの中に出てくる銭湯のモデルはここにあったのか!?"と題した記事をUP出来ればと思っています(笑)。