鈴木宗男議員が、2014年のウクライナ問題の時、安倍首相がオバマに電話で「日本は制裁に参加しない」と毅然と言い放ち、それを聞いてオバマが電話を切ったというエピソードを披露しています。
安倍さんは、第一次安倍内閣でソフトなイメージで失敗したので、第二次安倍内閣では、「強い安倍」のイメージを宣伝していました。
鈴木議員へのインタビュー
しっかり考えろ!日本の国会議員とメディア ロシアのウクライナ侵攻の真実|鈴木宗男
クリミア併合は2014年3月でした。(クリミアの住民投票の結果、住民がロシア領になることを選択したものです)
直後の日本の対応
日本 - 3月19日、安倍晋三首相は参議院予算委員会において、「ロシアによるクリミア併合はウクライナの主権・領土の一体性を侵害するもの」として非難。G7と連携し追加の制裁を行うと表明[47]。ビザ発給簡素化に向けた協議、投資や宇宙、軍事活動などに関連した締結交渉の開始を凍結するといった制裁措置を発表したが[48][49]、国内からは対応が弱いとの批判もでた[50]。
過去の記事を探してみたら、「電話で支持を表明」という記事の見出しが出てきました。?
2015年になって、安倍首相は年内にプーチンの訪日を実現したいため、いろいろと画策を練っています。
こちらの記事には、ワシントンでの会談のようすが書かれており、安倍首相が独自路線を貫きたい旨に対し、オバマ大統領は無回答で次の議題に進んだようでした。
オバマの電話ガチャンがあったのかどうかは不明です。
まず、オバマとはどういう人物かを復習してみると、
実の親が誰なのかは未だに不明。
育ての母親のスタンリー・アン・ダラムはCIAのスパイだった。
出生地はモロッコである。
パキスタンの諜報機関にいたことがあり、ゲイの恋人がいた。
CIA長官ジョン・ブレナンの指揮下にあった。
結局、大統領といえども、決定権は持たなかったと思われます。
実際にプーチンの訪日が実現したのは、2016年の12月でした。
トランプが11月の選挙に勝って、ワシントンのグローバリストたちが大慌てしている時期でした。
当時の外相が岸田氏で、プーチン訪日前にロシアでプーチンに会っており、またプーチンの飛行機が山口に到着した時に、まだ若くかわいらしい奥さんと一緒にお出迎えしています。
インタビューで鈴木宗男議員は
「もし安倍さんが生きていたら、岸田首相にロシアとウクライナの停戦交渉を主導するようアドバイスできただろう」と言っていますが、ロシアの軍事作戦が開始されたのは2022年2月下旬、安倍さんが亡くなったのは7月上旬、停戦交渉をイギリスのジョンソンがぶち壊したのが3月下旬で、安倍さんが本気を出せば十分にアドバイスする時間はあったと思いませんか。
2022年4月、5月、6月の3ヵ月間、安倍さんは何をしていたのでしょうか。