ノードストリームパイプラインは、第1と第2があるが、それぞれ2本のパイプからなり、破壊されているのは3本で、残りの1本は使用できる状態にあるが、米英によりドイツの使用は妨害されている。
また、ロシアからウクライナへの天然ガスの輸送は行われており、ドイツはそこから購入することが可能なはずであるが、それは許されず、アメリカの高額な天然ガスしか購入できない。そのため、1000社以上の企業が破産している。
すべては、ドイツの脱工業化のためである。
脱工業化は、1980年代にイギリスで行われ、現在ドイツや日本で進んでいる。
リチャードは、キッシンジャーについて話していた時、彼をバヴェリアの大統領だと言及した。
ドイツは、未だに米軍による占領が終わっていない。法律はあるが、政治は米国に主導されている。
(ブログ主は、米国の政治はバイエルンの貴族に主導されていると思っている、その貴族には英国の王室も含まれている)
戦後、捕虜になったドイツ人の中で、ドイツ国内にいた米国捕虜は多数が殺されており、ソビエトの捕虜はシベリアに送られたが、無事に帰還している。
(ブログ主は、日本の占領時代については、鬼塚英昭氏の『海の門 別府劇場哀愁編』 を読んだあと、とても苦々しい気持ちになった)
リチャード A ヴェルナー教授は、数年前に、実際にプーチンにインタビューをしている。プーチンはKGB時代ベルリンに駐在し、ドイツ語が堪能であるのでインタビューはドイツ語で行われたと話している。
また、タッカーとも会って話したことがあると言っている。
プーチンの中国観が興味深い。
中国は歴史的に中国の領土であるとみなされた以上の領土拡大はしない、隣国とは共存を望んでいる国である。
購買力では中国は米国を追い抜いて世界一になっている。
(この分析は、Toreや在米中国人のLeiさんの分析とは異なっている)