アメリカ合衆国最高裁判所に提出されていた選挙不正に関する4州の訴訟が、2月19日の裁判所での会合で、すべて却下されました。
この結果に対し、クラレンス・トーマス陪席判事は、ペンシルベニア州が選挙の前にルールを変更したという不正を裁判で審査すべきであると、拒絶に関して異議を提出しています。
“These cases provide us with an ideal opportunity to address just what authority nonlegislative officials have to set election rules, and to do so well before the next election cycle. The refusal to do so is inexplicable.”
(これらのケースは、合法的ではない役人が選挙規則を決定するどのような権威があるのかを、次の選挙のはるか以前に議論する理想的な機会を提供するものである。それを却下することは、不可解である。)
その翌日、ナンシー・ペロシの娘を含むマスコミは、トーマス判事の夫人のチャリティが不正をしていないか調査するよう呼びかけました。
そして、米国の黒人月間でアマゾンプライムで配布される予定だったクラレンス・トーマス陪席判事のドキュメンタリーの配布が中止になりました。
このように、グローバリストは、気に入らない行為に対してその人のすべてを否定するキャンセルカルチャーにより、コントロールしようとしています。
2月19日の結果には、アリート判事とゴーサッチ判事も異議を唱えました。
選挙の不正に関する裁判は、州レベルのものが残っています。
また、ドミニオン社が弁護士に対して起こした裁判があり、トランプ大統領はフロリダのオフィスから選挙不正と闘うと声明を出していました。
バイデンの大統領令に関しては、テキサスの裁判所が、違法移民を送還する前に100日間の猶予を与えるという規則を、違憲であると判定しました。
1月に、この大統領令を14日間差し止めることが決定しましたが、今回、この差し止めが無期限で有効になる決定がなされました。
バイデンがトランプ大統領の政策を変更する大統領令を出しても、州レベルで実施することが不可能になるように差し止めできることがわかり、安心しました。