50年以上文庫化されなかった本。
出版社側は単行本が売れなかったのが理由だとしている。
小説の中に、気になる部分があった。
フリーメーソンが、自由党を支持して、保守政権を倒そうとしている。
米国がコロンビアに作ったバナナプランテーションで、賃金の代わりに売店で販売しているハムの商品券を支払いに使用した。
バナナを米国へ運ぶ船が、米国からコロンビアへ空で戻ることを防ぐ目的。
現金での支払いを求めてストを起こした労働者3000人以上をコロンビア軍が銃殺し、海に捨てた。
その後、自由党を率いた大佐の存在や、バナナプランテーションの存在を否定し、教科書でもそれらが架空の物語であると記述する、心理戦が行われてた。
以上のことが、小説の中で語られている。
これと同様のことは、実際に世界中で行われている。
日本でも明治維新以降、同様のことが行われ続けている。
つい5年前のパンデミックも心理戦であったことを、「本当に」気が付いている人は少ない。
未だにスパイクタンパクと騒いでいる。
検出のからくりなぞは、いくらでも操作できる。