綾瀬市内を流れる2級河川蓼川(たてかわ)、上流部は厚木基地内を流れています。
蓼川の下流域では、住宅地が何度も洪水被害を受けています。
大量に流れ込む雨水を調査したら、大雨の時厚木基地内から大量に河川に流れ込んでいます。
蓼川流域では、綾瀬スポーツ公園などでは河川に負担がかからないように、調整池を設置して、流れを調整していますが、厚木基地は滑走路などに溜まった雨水を直接蓼川に流しています。
20年程度前から、厚木基地内に調整池の設置を求めて来ました。
数年目には調整池が完成したとの報告が有り、ほっとしたら、調整池に接続する配管が出来ていないので、雨水を集めることが出来ないことが判明しました。
右岸側は設計段階です。左岸側は数年前に調整池が完成して、調整池までの配管工事が残っていました。
国の昨年の説明では、1つ目の調整池に接続する排水施設は3期に分かれて工事が行われ、1期目の1部が平成30年9月に完成しており、残りが平成30年12月末、2期目は31年3月末、3期目は32年3月末の完成予定でした。
6日の基地対策特別委員会の報告では、11月にこの排水設備工事で、地中の電気ケーブル等が発見されたので、9月に完成した部分を除く、他は全て32年3月末の完成予定との説明が有りました。