日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

思考が停止する暑さ(熱さか?)

2010-07-22 18:21:15 | 徒然
先週、梅雨が明けた途端に酷暑が続いている。
猛暑というより、酷暑というコトバが合っているように思うような暑さだ。
実感としては「暑い」のではなく「熱い」。

今日の名古屋の最高気温が38℃。
お隣の岐阜県・多治見市では39℃を越したようだ。
街中を吹く風も、熱風。
「風があるから涼しい」というコトバではなく、「熱風が、体を焼き付ける」という感じだ。

そんな街中を歩いて感じることは、コンクリートの建物とアスファルトから吹き上がってくる熱風の解消する方法はないものか?というコトだ。
いくら打ち水をしても、アッという間に気化してしまい、打ち水の効果は一瞬で終わってしまう。
となると、継続的な効果を期待するのであれば、やはり壁面緑化や屋上緑化だろうか?
コレまで、建築物に関しては「建蔽率」などが言われてきたが、これからは「建蔽率+緑化率」も基準にして欲しいモノだ。
それで、少しでも夏涼しくなるのであれば、総合的な「ECO都市づくり」というコトになるのではないだろうか?

実際、現在老朽化が激しい築40年以上のマンションやアパートなどは、建替えの時期に来ているはずだ。
ならば、人口が減少しつつある点を考えれば販売戸数を減らしても、居住環境を充実させたほうが、良いのではないだろうか?
それは単に間取りだけの問題ではなく、敷地内から得られる充足感という意味だ。

ニュースを見ていたら、気温が30℃を超すと急に売れるといわれる「かき氷」も、この暑さで売れなかったそうだ。
余りにも暑すぎて、「かき氷」を食べに出かける元気もなかった人が多かったようだ。

このような酷暑の中でも、働かなくてはならない人は多い。
どうか、熱中症にならないように、程ほどに休みながらお仕事をしてください。
仕事は大切なモノですが、体あってのコトですから。