しばらく前から、三菱自動車のテレビCMを見ていて、気になっていることがある。
それが「10年」というコトバが、テレビCMに登場するコトだ。
「三菱自動車CMライブラリー」
コレまで、クルマのCMは機能性や居住性などの快適さを伝えながら、買い替え需要を喚起させるのが目的だった。
そのため多く見られる演出が「ライフスタイルの変化」による、買い替えだ。
例えば、家族をテーマにしたシチュエーションによって、SUV車やワンボックス車などを提案している。
トヨタのVOXYなどは「父親と息子」というテーマで、テレビCMを展開しつづけている。
最近は、「それは無いでしょう・・・」と、ツッコミたくなるシチュエーションとなっているが・・・
参考:「男旅 300キロドライブ編」。
もちろん、もっとダイレクトに「買い替え」を促す内容のテレビCMは、もっと沢山ある。
それは「○○フェア」と銘打ったテレビCMなどや、「エコカー減税」などを強く謳ったCMだ。
そんなCMが多い中、「10年同じクルマに乗る」というコトを謳っているテレビCMは、特異な印象を与える。
見ている側(=生活者)に対して、強いインパクトを与えているかどうかは、やや疑問な気がしないわけではないが、それでも「オヤ?」と思わせるコトはできているのではないだろうか?
目的としては、「長期間乗っても時代に乗り遅れない(流行に左右されないデザイン性や機能性)」という点をアピールしているのかも知れない。
もしかしたら、「10年乗っても大丈夫」という、丈夫さを訴えているのかも知れない。
ただ、今の経済状況を考えると「そのくらい丁寧にクルマに乗ること」が当たり前になってきているのかも知れない、とも思えるのだ。
というのも、「買い替え」を謳っているトヨタのCMの中に、子ども店長が登場する「年月編」は、「13年前のクルマを買い換える」というシチュエーションとなっている。
それくらい、クルマを買い換えるサイクルが長くなっている、という事実があるのだろう。
それを踏まえた上で、三菱自動車が「10年」という設定をしたCMを展開しているのだとしたら、これから先10年後の生活者のライフスタイルや意識の変化をどのように捉えているのか?
はたまた、EV車へシフトするためのモノなのか?
そんな視点で、CMを見てみても面白いのではないだろうか?
それが「10年」というコトバが、テレビCMに登場するコトだ。
「三菱自動車CMライブラリー」
コレまで、クルマのCMは機能性や居住性などの快適さを伝えながら、買い替え需要を喚起させるのが目的だった。
そのため多く見られる演出が「ライフスタイルの変化」による、買い替えだ。
例えば、家族をテーマにしたシチュエーションによって、SUV車やワンボックス車などを提案している。
トヨタのVOXYなどは「父親と息子」というテーマで、テレビCMを展開しつづけている。
最近は、「それは無いでしょう・・・」と、ツッコミたくなるシチュエーションとなっているが・・・
参考:「男旅 300キロドライブ編」。
もちろん、もっとダイレクトに「買い替え」を促す内容のテレビCMは、もっと沢山ある。
それは「○○フェア」と銘打ったテレビCMなどや、「エコカー減税」などを強く謳ったCMだ。
そんなCMが多い中、「10年同じクルマに乗る」というコトを謳っているテレビCMは、特異な印象を与える。
見ている側(=生活者)に対して、強いインパクトを与えているかどうかは、やや疑問な気がしないわけではないが、それでも「オヤ?」と思わせるコトはできているのではないだろうか?
目的としては、「長期間乗っても時代に乗り遅れない(流行に左右されないデザイン性や機能性)」という点をアピールしているのかも知れない。
もしかしたら、「10年乗っても大丈夫」という、丈夫さを訴えているのかも知れない。
ただ、今の経済状況を考えると「そのくらい丁寧にクルマに乗ること」が当たり前になってきているのかも知れない、とも思えるのだ。
というのも、「買い替え」を謳っているトヨタのCMの中に、子ども店長が登場する「年月編」は、「13年前のクルマを買い換える」というシチュエーションとなっている。
それくらい、クルマを買い換えるサイクルが長くなっている、という事実があるのだろう。
それを踏まえた上で、三菱自動車が「10年」という設定をしたCMを展開しているのだとしたら、これから先10年後の生活者のライフスタイルや意識の変化をどのように捉えているのか?
はたまた、EV車へシフトするためのモノなのか?
そんな視点で、CMを見てみても面白いのではないだろうか?