実は、昨日「乳がん」についてのセミナーがあり、チョッと出かけていた。
そのセミナーのお話の中で、気になったことがあった。
それが、本日の「医療の地域格差と医師不足」というコトだ。
この春、早期乳がんの手術をした。
私の場合、「乳がん検診~手術」までの時間というのは、比較的短かった。
間に年末・年始があったり、検査結果を聞くのに、検査から2週間程度の時間を要したという点はあったのだが、それでも私が受けた検査の数(一般的な「乳がん検診」~乳がんの確定・告知~手術のための検査~手術まで、計5回の検査を受けた)を考えれば、本当に早かったのではないか?と、思っている。
しかし多くの患者さんたちは、私より少ない検査回数で、私よりも長い時間を要して手術を受けているようだ。
確かに、「乳腺外科」という診療科目を持っている総合病院は、全国的にはまだまだ少ない。
専門医の数が多くないだけではなく、「乳腺外科」が必要とする検査機器が高額で、広いスペースを必要とする為だろう。
そのため「乳がん検診」と言っても、マンモグラフィー車などを中心に行っている自治体は数多いようだ。
結果、「乳がん検診」を自治体指定の病院で受けても、その後「要精密検査」となった場合は、検診を受けた病院よりも、規模が大きく、設備が整っている病院へ転院しなくてはならない。
それでも、「確定検査」となる「マンモトーム生検(バコラを含む)」を受けるために、「がん治療中核病院」へと再度転院をし、やっと治療方針が決められ、手術(手術前治療を含む)にこぎつけるというコトになってしまう。
この間、3ヶ月以上の時間を要する場合もあるという。
その間の患者の不安やストレスは、想像以上のものだと思う。
いわゆる「患者の検診の不利益」が発生し、それが今後社会問題になっていくというコトも考えられるという。
実際、私が実家のある鳥取で検査を受け、手術をするコトになった場合、相当の時間とお金と労力をかけ、不安やストレスを抱えながら検査に通い、治療しなくてはならなかった可能性が高い。
「医療格差」と言っても、単なる医師不足だけの問題ではないのでは?
「医師がいないから、閉院に追い込まれる」という現実は、確かに大きな問題だ。
それを解決するコトが最優先だが、「がん」だけではなく「生活習慣病」予防策として「検診施設の充実」も、同時に考える必要があるのではないだろうか?
そのセミナーのお話の中で、気になったことがあった。
それが、本日の「医療の地域格差と医師不足」というコトだ。
この春、早期乳がんの手術をした。
私の場合、「乳がん検診~手術」までの時間というのは、比較的短かった。
間に年末・年始があったり、検査結果を聞くのに、検査から2週間程度の時間を要したという点はあったのだが、それでも私が受けた検査の数(一般的な「乳がん検診」~乳がんの確定・告知~手術のための検査~手術まで、計5回の検査を受けた)を考えれば、本当に早かったのではないか?と、思っている。
しかし多くの患者さんたちは、私より少ない検査回数で、私よりも長い時間を要して手術を受けているようだ。
確かに、「乳腺外科」という診療科目を持っている総合病院は、全国的にはまだまだ少ない。
専門医の数が多くないだけではなく、「乳腺外科」が必要とする検査機器が高額で、広いスペースを必要とする為だろう。
そのため「乳がん検診」と言っても、マンモグラフィー車などを中心に行っている自治体は数多いようだ。
結果、「乳がん検診」を自治体指定の病院で受けても、その後「要精密検査」となった場合は、検診を受けた病院よりも、規模が大きく、設備が整っている病院へ転院しなくてはならない。
それでも、「確定検査」となる「マンモトーム生検(バコラを含む)」を受けるために、「がん治療中核病院」へと再度転院をし、やっと治療方針が決められ、手術(手術前治療を含む)にこぎつけるというコトになってしまう。
この間、3ヶ月以上の時間を要する場合もあるという。
その間の患者の不安やストレスは、想像以上のものだと思う。
いわゆる「患者の検診の不利益」が発生し、それが今後社会問題になっていくというコトも考えられるという。
実際、私が実家のある鳥取で検査を受け、手術をするコトになった場合、相当の時間とお金と労力をかけ、不安やストレスを抱えながら検査に通い、治療しなくてはならなかった可能性が高い。
「医療格差」と言っても、単なる医師不足だけの問題ではないのでは?
「医師がいないから、閉院に追い込まれる」という現実は、確かに大きな問題だ。
それを解決するコトが最優先だが、「がん」だけではなく「生活習慣病」予防策として「検診施設の充実」も、同時に考える必要があるのではないだろうか?