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ディズニーランドのイメージダウンになったか?ワニのいた池

2016-06-17 19:57:17 | ビジネス

今週、ディズニーランドに関する話題が2つあった。
一つは、16日営業が始まった「上海ディズニーランド」。
もう一つは、フロリダの「ディズニー・ワールド園内の池に幼児が落ち、ワニに襲われ亡くなった事件 (ニュース動画のため、音声に注意)」だ。

丁度「上海ディズニーランド」の開業と同じ日と、フロリダのディズニー・ワールドでの事故が重なったこともあり、お祝いムード(?)のあった「上海ディズニーランド」よりも、フロリダのディズニー・ワールドのほうが、ニュースとして取り上げられることが多かったように思う。

ディズニー・ワールドのアトラクション施設の映像が使われるため、アトラクション施設で起きた事件という印象があったのだが、どうやら併設されているゴルフ場内での出来事だったようだ。
確かに、フロリダあたりではワニの目撃は多いとは聞くが、まさか施設管理が行き届いているというイメージが強いディズニー・ワールド内で、このような事件が起きたこと自体信じられない方は、多いのではないだろうか?

ディズニー側としては、「ゴルフ場内の池にワニがいた」ということよりも、このような事件によってディズニー・ワールド全体のイメージが、悪くなることを懸念しているのではないだろうか?
なぜなら多くの人にとって、「ディズニー=夢の国」というイメージがあるからだ。
だからこそ、幼児~高齢者までディズニーランドをはじめとする、「夢の国」に行くのだと思う。
「夢の国」であると同時に、「安全」や「安心」ということも、行く人の多くは無意識に期待をしていると思う。
もちろんディズニー側もそのコトを十分理解しているからこそ、様々なアトラクションだけではなく、ゴミ一つ落ちていない園内を作り上げてきたと思うのだ。

そう考えると今回のこの事故は、「あの、ディズニーでそのような事故が起きるのか?!」という驚きと、ディズニーがこれまでに作り上げてきた「夢の国」のイメージを落とす可能性があるのでは?という気がしている。
もちろん、偶発的に起きた事故とはいえディズニー側にも「施設管理責任」ということは、問われる可能性はあるだろう。

果たしてディズニーは、この事故をどのように乗り越えるのだろうか?
複合的な意味での「リスク管理」という視点で、注目する必要があるかもしれない。