恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
父母の恩を知り孝養を尽くすべき
先の続き・・・
たとえ親が「烏は白い」というふうに、
黒いものを指して白いと言われたとしても、
「ああ、白いですねえ」と、子は受けるべきなのです。
無茶苦茶を言っている親を子が受け容れた時、
親は必ず反省してくださいます。
親に背くから親子の喧嘩が起きるのです。
両親は神様だと思わさせていただいたら、
間違いないと思います。
「ああ、そうですか」と、受け容れた時、
親は改めてくれますから、
親の値打ちを上げるのも下げるのも子供の言葉、
想念、行為、生き方の中にあります。
親に喜んでいただくように生きた時、
「親バカ」という昔からある言葉のように
もう自分のことのように親は喜んでくれます。