幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

進んでいないように見えても確実に目的に近づいています

2020年10月05日 09時26分48秒 | 波動
  2020・10.02 15;36

北アルプスの女王と呼ばれる燕岳に登ってきました。


すばらしいお天気に恵まれ、
「この世の美しいもの」をしっかりと堪能させていただきました。


中房温泉登山口からの道は「北アルプス三大急登」と言われているとも知らず、
長野県の中高生が全校登山で登る、と聞いて安易に構えていましたが、
なんの、なんの、
きつい!きつい!!
去年の槍ヶ岳の方がよほど楽だった気がします。

途中、何度も立ち止まりました。
休憩も、数回も取りました。

コロナで運動不足になっている私です。
予想はしていましたが、足が前に進みません。
息が切れることよりも、足が上がらないことが痛手となります。

そんな中、ずっと自分に言い聞かせていました。

「たとえ亀の歩みでも、一歩ずつ前へ進めば、
 必ず、いつかは目的地に着く。
 この一歩を確実に。
 一歩、この一歩・・・」


「とにかく今日は燕山荘へたどり着けばよいだけのこと。
 時間は充分ある。急ぐ必要はない。
 誰かが決めたコースタイムなど私には関係ないのだから、
 ここでしか味わえない、せっかくの美しい景色と、
 こういう時にしか体験できない「自分」を
 思いきり堪能しよう!!


そう決めて、
息の苦しさや上がらない足の重さ、
時々気弱になる「感情」を、
意識的に感じてみました。

もちろん、絶景に感動することも忘れはしません。  


道中の合戦小屋の秋の名物「ぜんざい」だって頂きましたしね。 


  同、11;47a.m. 見えていて遠い燕山荘


そういえば、前泊のお宿で引いたエンジェルカードにはこう書かれていました。

‶ もしかしたらあなたは現状が、

  全然、進歩していない様に感じているかもしれません。

  でも、安心してください。

  あなたは確実に一歩ずつ目的に近づいています。

  エンジェルたちはいつもあなたを見守り応援しています ”




6;50a.m.から登り始め、正午過ぎ、無事燕山荘に到着。



腿も脹脛もプルプル震え、汗だくです。
苦しかった、辛かった。

けれど、こうして完登すれば
そのすべてを含めて楽しかったと思えます。
充実感、満足感、達成感、
頑張った私の身体さんたちに感謝し、
へこたれなかった自分自身を褒めてあげたくなります。

だから、みんな、しんどくても山に登るのでしょうね。
もちろん、絶景というご褒美があってこそですけれど・・・。




言うまでもありません。
私たちは、みんな、こんな風に人生を歩んでいるのです。

拙著で私は

‶ 人生は川下り。気楽に流れていけばいい ”

とお伝えしています。
本当にそうなんです。
山登りのように苦しまなくていいんです。

でもね、
こういう「大変」そのものが楽しかったり、充実したりすることもあるんです。
それを感じているのは顕在意識の私ではなく「魂さん」。

だから、もしかしたら、今、あなたが苦しいとしたら
それはあなたの魂さんが「急登のぼり」を体験している最中なのかもしれません。
だとすれば、
一歩ずつ、
どんなに歩みが遅くとも、
目の前のことを一つずつ、
心を込めて、クリアーすれば、
必ず目的地に近づいているのです。

そして、時には思いもしない「絶景」に出会えたりするんでしょうね、きっと。









  







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