質素な豊かさ

　2020・02・16

お泊りに来てくれた友人がお手製のベーコンをお土産にくれた。

普段はお肉は食卓に上らない我が家。

ビーガンではないけれど
緩やかなビーガン風でいたいと思っているから。

でも、せっかくの手土産だから早速に頂いた。

数ミリの分厚さで一人二切ずつ。
そのまま焼いて胡椒を振っただけ。
そうして
豚さんに感謝しながら「おしいね～～～～～～」


たった二切のベーコンをいかに御馳走に見せるか。
作り置きのお野菜のマリネや
大根おろしと一緒に
どんなふうに演出しようか。

「わぁ～、ごちそうだね」
と言ってもらえたなら
今日の私にハナマルです。

ささやかな豊かさ

これで数か月。
夫のバス停まで
朝夕送り迎えしている。

と言っても一緒に歩いているだけ。
雨の日だって傘をさしてお迎えに行く。







道中で見つけたお花。
川の土手に咲いていました。きれいです！！　かわいい～～～～　　


片道12，3分。
往復25分ほど。
で、朝夕で50分歩くことになる。

マンションに引っ越して
おうちの中ですら歩く必要がなくなったから
健康のためには
本当はウォーキングとかすればよいのだけれど
そして数年間は続けたのだけれど
いつの間にか遠のいて・・・

そこで考えたのがこの方法。
夫婦の会話もできるしね、っていう感じ。

その道中
結構いろんな発見があったりして
ほんの短い時間でも
豊かさを積み重ねられている気がするのです。

あ、もちろん、自己満足に過ぎませんが💦💦💦

何の面倒も見ないし何の責任も持たない

209年年間ベストセラー第一位　「一切なりゆき」樹木希林　

　そういえば昨晩も、長男のことでため息をついていましたけど
　知らんぷりして「ワイン残っていなかった？」と聞いたら
　沈んだ声で「そこに残っているわよ」って。
　私は「ちょっともらいまーす。じゃあ」
　なんて言って、逃げちゃった（笑い）
　自分自身の人生だけでもへたばっているのに、他人の相談に乗るなんて
　わたしにはできるわけないですから。



母親なら娘を助けて当たり前。
むしろ
助けてあげたい。
相談に乗ってあげたい。

フツーはそう思うのが当たり前、と思っていたけれど
こんな考え方でもいいんだな、
って、気が楽になる。


人の気持ちに寄り添いたいとは思う。
優しくありたいし
愛していたいと思う。

でも、相談に乗ったり
何とかしてあげたい、なんて
おこがましいのかもしれない。