幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

道具の住所

2015年07月21日 13時29分22秒 | 暮らし
 夫と二人だけの暮らしなのに
よく、物のありかで口論になる。

口論とまではいかずとも、イラッとしたりする。



 で、食器棚や、冷蔵庫の中の収納物に住所を付けることにした。

家には冷蔵庫、食器戸棚二本、パンドリーが一ヶ所が向かって左から順番に一列に並んでいる。

冷蔵庫は観音開き、野菜室が真ん中で、冷凍庫が一番下なのだが
たとえば冷蔵庫の中の浜納豆の入った入れ物を出してほしい時、あるいは戻してほしい時、次のように言う。

「冷蔵庫、上、一丁目2番地手前」

上は「冷蔵室」、一丁目は一番上の段、2番地は右から2番目、
手前は前と後ろの前ということで、
冷蔵室は奥行きがあるので前後で違うものを入れているときに使う。


だから、逆に後ろから出してほしい(もどしてほしい)時は

「冷蔵庫、上、一丁目2番地奥」

となる。



 左側の食器棚の下の開き戸の二段目の棚の右から三番目にある物なら

「左食器棚、下2丁目3番地」

となる。

 言う方も短くて済むし
頼まれる方もスムーズに探せる。

 単に

「食器棚の中の白い、各皿を出して・・・・・」

と、頼んでいた時に比べると
断然イライラが減り、口論もなくなった。






 もちろん、的確に指示するためには
自分自身が何がどこにあるかを把握していなければならない。

それは、すなわち家の中の物を把握しているということであり
何がどこに
どれくらいあるかを全て知っているということになる。


 こんな風に整理し、把握するようになると
食品なら腐らしたり、重ね買いしたりすることが減って経済的でもあるし
探し物に時間を取られ、ストレスをためることも減ってくる。


 逆に、住所の言えないものが増えてきたときには
整理のしどき、ということがわかる。




 いつもすっきり暮らしていると、気持ちも軽くなり
人生さえも変化するということは多くの人によって唱えられているが
本当に
把握できるだけの品物で暮らすということがどんなに気持ちよいかは
実行した人だけがわかる真実だと思う。




 家全体は無理にしても、せめて、家族でよく使うところぐらいは試してみる価値はあると思う。