このたびの西日本の記録的豪雨の為に亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに被害に遭われた方々に心よりのお見舞いを申し上げます。
私が黒部の秘湯の祖母谷温泉小屋(ババダニオンセンコヤ)を訪れるようになったのは数えて40年以上前のことになります、近年は4年ほど前からこの時期に友人と2人で訪れるようになりました。
祖母谷温泉に行くには宇奈月温泉より約1時間20分間トロッコ電車に乗って終点欅平から徒歩で1時間ほどかかります。
今年は7月5日に一泊で行く予定を立てて予約をとっていました、7月5日は朝から金沢でも弱い雨が降っていました、金沢より黒部宇奈月I/Cまで北陸自動車道にのって宇奈月まで約1時間20分ほどかかります、トロッコ電車の駅に行って乗車券を買って次発の電車まで時間があったので休憩室で休んでいました、この時に祖母谷温泉小屋のオーナーより携帯に電話がありトロッコ電車の渓谷鉄道会社より大雨警報が出ていてトロッコ電車が停まるのでこれから向かう客は帰れなくなるので来ないように連絡して下さい、との電話を受けて知らせてきました。
私たちは宇奈月温泉まで行ったのですが仕方なく切符をキャンセルしてその日は家に戻りました。
あれから一週間、12日に行く事に決めて宇奈月のトロッコ電車の駅に来ました、天候は曇りですが雨は降っていません。
1-P1230089 posted by (C)gotyan
平日ですのでトロッコ電車はすいていました、私たちはいつも窓のない普通車両に乗ります、雨が降らないかぎり黒部の谷の風を受けて爽快です、指定された車両に乗りましたが最初は私と友人だけでしたがそのあとに3人連れの2組乗ってきました。
2-P1220914 posted by (C)gotyan
3-P1220916 posted by (C)gotyan
4-P1220974 posted by (C)gotyan
5-P1220932 posted by (C)gotyan
途中の黒薙駅(くろなぎえき)に停車しました、黒薙温泉の看板の後ろの急な階段を登って上の道を約20分ほどで黒薙温泉に着きます。
7-P1220938 posted by (C)gotyan
トロッコ電車は黒薙駅を出てから黒部川の支流の黒薙川を渡ります、その時に上流方向に水路橋が見えます、上流の猫又~下流の柳川原発電所に行く導水管が通っています、大正末期に建設された水路ですが現役で使われています。
8-P1220941 posted by (C)gotyan
9-P1220957 posted by (C)gotyan
10-P1220972 posted by (C)gotyan
トロッコ電車は全線単線なので対向電車とすれ違う時は駅構内でどちらかの車両が待って交差します、機関車1台で7両の客車をけん引する事が出来るようですが、現在運行している列車は13両編成ですので機関車2両でけん引しています。
トロッコ電車の軌間(線路と線路の間隔)は762mmで新幹線の約半分だそうです。
11-P1220979 posted by (C)gotyan
1時間20分ほどの乗車で終点の欅平に着きました。
12-P1220981 posted by (C)gotyan
欅平付近で黒部川と支流の祖母谷川が合流します、黒部川の本流に架かる奥金橋(おくかねばし)を渡って対岸の祖母谷川にそって歩いて行きます。
13-P1220982 posted by (C)gotyan
15分ほど歩いたら名剣温泉に着きました、丁度お昼の時間なのでここで昼食にしました、喉が渇いたので秘湯でしか味わえない「秘湯ビール」で喉をうるおして冷たい山菜蕎麦を食べました。
14-P1200911 posted by (C)gotyan
15-P1220984 posted by (C)gotyan
16-P1220988 posted by (C)gotyan
17-P1220989 posted by (C)gotyan
一休みしてから歩きだしました、昼食を食べた名剣温泉が遠ざかっていきます、目指す祖母谷温泉小屋はここからさらに4~50分歩いた先です、道路は堰堤工事の車が通れるような幅になっていますが礎石がむき出しのガタガタ道で傾斜もきつい道です、祖母谷川と道路との高さが増してかなり下の方に谷川が見えます。
18-P1230081 posted by (C)gotyan
19-P1220996 posted by (C)gotyan
20-P1220993 posted by (C)gotyan
20-P1230077 posted by (C)gotyan
対岸の垂直に近い岩壁から雪崩で落ちた雪が谷を埋め尽くします、下の水の流れで固まった雪のトンネルになって残っています。
21-P1220995 posted by (C)gotyan
22-P1220998 posted by (C)gotyan
最後の長いトンネル(約1k)、トンネル内はかなり強い傾斜になっていて息がはずみます、中央の排水溝に冷たい水が勢いよく流れているのでヒンヤリと涼しい、このトンネル先が見えていてなかなか抜けられない。
23-P1200920 posted by (C)gotyan
トンネルを抜けると祖母谷川の対岸に祖母谷温泉小屋が見える。
23-P1230048 posted by (C)gotyan
祖母谷温泉小屋はここから伸びる登山ルートを使って唐松岳や清水岳(しょうずだけ)経由で白馬岳に登山の中継地点として出来た山小屋です、剣岳に源次郎尾根の名を残す佐伯源次郎さんの4台目が現在のこの小屋の女将さんです。
24-P1230047 posted by (C)gotyan
到着して一休みしていたら雨が降ってきました、霧も掛かって窓の外はすっかり雨模様となりました。
25-P1230004 posted by (C)gotyan
26-P1230009 posted by (C)gotyan
部屋で長くなってウトウトしていると雨が上がって霧もはれました、小屋の前で祖母谷川(ばばたにがわ)と祖父谷川(じじたにがわ)が合流しています、祖母谷川には温泉が流れ込みますので魚は住めません、私たちは祖父谷川で夕飯までの間で釣りをしました。
26-P1230050 posted by (C)gotyan
27-P1200933 posted by (C)gotyan
29-P1230019 posted by (C)gotyan
釣から帰って露天風呂で温泉に浸かってから夕飯です、山小屋の食事はウドの天ぷらや山菜の煮しめ等ですが富山のローカル色を出したサワラの昆布じめもありました、イワナの塩焼きと骨酒は私たちが現地調達した釣果です。
27-P1230016 posted by (C)gotyan
28-P1230015 posted by (C)gotyan
翌朝は3時過ぎに目が覚めましたが川の流れの音で眠れませんでした、あたりが白々と明けてくる4時頃に露天風呂に行きました、温泉は24時間かけ流しになっているので始めは少し熱く感じましたが、独り占めの温泉に浸かって黒部の山の峰々が夜が明けて変化してゆく様子を眺めながらの温泉はとても気持が良かったです。
29-P1230025 posted by (C)gotyan
30-P1230022 posted by (C)gotyan
朝食までの間に小屋の上流の温泉が湧いている「祖母谷地獄」を散歩祖ました。
40年ほど前の初めに来た頃は泉源は対岸にあったのですが現在は対岸には湯が湧いている所はなくて、こちら側の河原のあちらこちらで湯が湧いています。
31-P1230029 posted by (C)gotyan
32-P1230043 posted by (C)gotyan
33-P1230033 posted by (C)gotyan
34-P1230036 posted by (C)gotyan
35-P1230037 posted by (C)gotyan
36-P1230038 posted by (C)gotyan
37-P1230042 posted by (C)gotyan
翌朝は10時に小屋を出て11時には欅平に着きました。
38-P1230086 posted by (C)gotyan
今回の旅で咲いていた山野草です。
39-P1230063 posted by (C)gotyan
40-P1230062 posted by (C)gotyan
41-P1230080 posted by (C)gotyan
42-P1230073 posted by (C)gotyan
43-P1230074 posted by (C)gotyan
44-P1230075 posted by (C)gotyan
45-P1230071 posted by (C)gotyan
46-P1230083 posted by (C)gotyan
最後までご覧いただきまして有難うございます。
私が黒部の秘湯の祖母谷温泉小屋(ババダニオンセンコヤ)を訪れるようになったのは数えて40年以上前のことになります、近年は4年ほど前からこの時期に友人と2人で訪れるようになりました。
祖母谷温泉に行くには宇奈月温泉より約1時間20分間トロッコ電車に乗って終点欅平から徒歩で1時間ほどかかります。
今年は7月5日に一泊で行く予定を立てて予約をとっていました、7月5日は朝から金沢でも弱い雨が降っていました、金沢より黒部宇奈月I/Cまで北陸自動車道にのって宇奈月まで約1時間20分ほどかかります、トロッコ電車の駅に行って乗車券を買って次発の電車まで時間があったので休憩室で休んでいました、この時に祖母谷温泉小屋のオーナーより携帯に電話がありトロッコ電車の渓谷鉄道会社より大雨警報が出ていてトロッコ電車が停まるのでこれから向かう客は帰れなくなるので来ないように連絡して下さい、との電話を受けて知らせてきました。
私たちは宇奈月温泉まで行ったのですが仕方なく切符をキャンセルしてその日は家に戻りました。
あれから一週間、12日に行く事に決めて宇奈月のトロッコ電車の駅に来ました、天候は曇りですが雨は降っていません。
1-P1230089 posted by (C)gotyan
平日ですのでトロッコ電車はすいていました、私たちはいつも窓のない普通車両に乗ります、雨が降らないかぎり黒部の谷の風を受けて爽快です、指定された車両に乗りましたが最初は私と友人だけでしたがそのあとに3人連れの2組乗ってきました。
2-P1220914 posted by (C)gotyan
3-P1220916 posted by (C)gotyan
4-P1220974 posted by (C)gotyan
5-P1220932 posted by (C)gotyan
途中の黒薙駅(くろなぎえき)に停車しました、黒薙温泉の看板の後ろの急な階段を登って上の道を約20分ほどで黒薙温泉に着きます。
7-P1220938 posted by (C)gotyan
トロッコ電車は黒薙駅を出てから黒部川の支流の黒薙川を渡ります、その時に上流方向に水路橋が見えます、上流の猫又~下流の柳川原発電所に行く導水管が通っています、大正末期に建設された水路ですが現役で使われています。
8-P1220941 posted by (C)gotyan
9-P1220957 posted by (C)gotyan
10-P1220972 posted by (C)gotyan
トロッコ電車は全線単線なので対向電車とすれ違う時は駅構内でどちらかの車両が待って交差します、機関車1台で7両の客車をけん引する事が出来るようですが、現在運行している列車は13両編成ですので機関車2両でけん引しています。
トロッコ電車の軌間(線路と線路の間隔)は762mmで新幹線の約半分だそうです。
11-P1220979 posted by (C)gotyan
1時間20分ほどの乗車で終点の欅平に着きました。
12-P1220981 posted by (C)gotyan
欅平付近で黒部川と支流の祖母谷川が合流します、黒部川の本流に架かる奥金橋(おくかねばし)を渡って対岸の祖母谷川にそって歩いて行きます。
13-P1220982 posted by (C)gotyan
15分ほど歩いたら名剣温泉に着きました、丁度お昼の時間なのでここで昼食にしました、喉が渇いたので秘湯でしか味わえない「秘湯ビール」で喉をうるおして冷たい山菜蕎麦を食べました。
14-P1200911 posted by (C)gotyan
15-P1220984 posted by (C)gotyan
16-P1220988 posted by (C)gotyan
17-P1220989 posted by (C)gotyan
一休みしてから歩きだしました、昼食を食べた名剣温泉が遠ざかっていきます、目指す祖母谷温泉小屋はここからさらに4~50分歩いた先です、道路は堰堤工事の車が通れるような幅になっていますが礎石がむき出しのガタガタ道で傾斜もきつい道です、祖母谷川と道路との高さが増してかなり下の方に谷川が見えます。
18-P1230081 posted by (C)gotyan
19-P1220996 posted by (C)gotyan
20-P1220993 posted by (C)gotyan
20-P1230077 posted by (C)gotyan
対岸の垂直に近い岩壁から雪崩で落ちた雪が谷を埋め尽くします、下の水の流れで固まった雪のトンネルになって残っています。
21-P1220995 posted by (C)gotyan
22-P1220998 posted by (C)gotyan
最後の長いトンネル(約1k)、トンネル内はかなり強い傾斜になっていて息がはずみます、中央の排水溝に冷たい水が勢いよく流れているのでヒンヤリと涼しい、このトンネル先が見えていてなかなか抜けられない。
23-P1200920 posted by (C)gotyan
トンネルを抜けると祖母谷川の対岸に祖母谷温泉小屋が見える。
23-P1230048 posted by (C)gotyan
祖母谷温泉小屋はここから伸びる登山ルートを使って唐松岳や清水岳(しょうずだけ)経由で白馬岳に登山の中継地点として出来た山小屋です、剣岳に源次郎尾根の名を残す佐伯源次郎さんの4台目が現在のこの小屋の女将さんです。
24-P1230047 posted by (C)gotyan
到着して一休みしていたら雨が降ってきました、霧も掛かって窓の外はすっかり雨模様となりました。
25-P1230004 posted by (C)gotyan
26-P1230009 posted by (C)gotyan
部屋で長くなってウトウトしていると雨が上がって霧もはれました、小屋の前で祖母谷川(ばばたにがわ)と祖父谷川(じじたにがわ)が合流しています、祖母谷川には温泉が流れ込みますので魚は住めません、私たちは祖父谷川で夕飯までの間で釣りをしました。
26-P1230050 posted by (C)gotyan
27-P1200933 posted by (C)gotyan
29-P1230019 posted by (C)gotyan
釣から帰って露天風呂で温泉に浸かってから夕飯です、山小屋の食事はウドの天ぷらや山菜の煮しめ等ですが富山のローカル色を出したサワラの昆布じめもありました、イワナの塩焼きと骨酒は私たちが現地調達した釣果です。
27-P1230016 posted by (C)gotyan
28-P1230015 posted by (C)gotyan
翌朝は3時過ぎに目が覚めましたが川の流れの音で眠れませんでした、あたりが白々と明けてくる4時頃に露天風呂に行きました、温泉は24時間かけ流しになっているので始めは少し熱く感じましたが、独り占めの温泉に浸かって黒部の山の峰々が夜が明けて変化してゆく様子を眺めながらの温泉はとても気持が良かったです。
29-P1230025 posted by (C)gotyan
30-P1230022 posted by (C)gotyan
朝食までの間に小屋の上流の温泉が湧いている「祖母谷地獄」を散歩祖ました。
40年ほど前の初めに来た頃は泉源は対岸にあったのですが現在は対岸には湯が湧いている所はなくて、こちら側の河原のあちらこちらで湯が湧いています。
31-P1230029 posted by (C)gotyan
32-P1230043 posted by (C)gotyan
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翌朝は10時に小屋を出て11時には欅平に着きました。
38-P1230086 posted by (C)gotyan
今回の旅で咲いていた山野草です。
39-P1230063 posted by (C)gotyan
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43-P1230074 posted by (C)gotyan
44-P1230075 posted by (C)gotyan
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46-P1230083 posted by (C)gotyan
最後までご覧いただきまして有難うございます。