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鶴来のほうらい祭り

2019年10月07日 | インポート
市町村合併で今では地元になった鶴来へほうらい祭りを見に行ってきました、ほうらい祭りは鶴来地区の金剱宮秋季例大祭に
合わせて神輿や獅子舞、それに地元の青年団が作る巨大な造りものが行列になって2日間かけて町内を練り歩きます。

ウィキペディアによると祭りの由来は、
今から800年以上前の白山事件(安元事件)に端を発しているという。
平家物語にも登場する白山事件とは、加賀の国司・近藤師高と白山衆徒の対立が発展し、
師高らの暴挙に対する処罰を求めて大衆(僧徒)が神輿を担いで京へと強訴する(神輿振り)までに至った事件で、
金劔宮の神輿もまたその強訴に加わった神輿のひとつであった。都を警護する武士との騒乱のなかで、衆徒側では死者が出たり、
警護の放った矢が神輿に当たるなどしたが、やがて訴えは訊き入れられ師高は尾張へ配流となり騒動は収束する。

金劔宮では秋の収穫時期に、五穀豊饒を願うとともに、白山事件の神輿のなかで唯一帰還したとされる神輿の凱旋を祝い、
祭りを執り行うようになった

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神輿を担ぐのは白装束に身を包んだその年に初老の厄年を迎える男衆です、その白装束の一団を「白丁衆(しろばしゅう)」と
呼んでいます。
白丁衆が男段と呼ばれる石段を金剱宮に上ってきます、2列になって階段の両端を歩きます、私の考えでは真中は神様の通る道
でしょうか?
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行列が出発する正午の相図の花火も上がりました、白丁衆も神社の中でにお祓いを済ませてこれから神輿を担いで町内を練り歩きます。
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神社の車を先頭に行列は出発します、宮司と神輿と獅子方が続きます。
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行列の後から造り物が続きます、造り物の先頭はマリオの「勇敢なる 冒険家」です、マリオが良くできています。
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「直江兼継」です、兜の「愛」の字がトレードマークです。
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造り物を担ぐ人を「アカバシュウ」と呼んでいました、昔は女性用の赤い肌着を着て造り物を担いでいたそうです、今ではそのような
ことがありませんがアカバシュウの名前が残っています。
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座頭市の造り物です、どの造り物も着物の柄を良く見るとやさいを縫いつけてあります、シシトウや赤トウカラシ、
輪のような丸いものは車麩を使っています。
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15P1250404 posted by (C)gotyan


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「牛魔王」の造り物です、ドラゴンボールに出てくるそうです、
ときどき眼が赤く光りました。
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「衣装怪物 小町」の造り物です。
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造り物の最後は「棒振り太刀」です。
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獅子方(ししかた)は神輿の巡行に随行し、巨大な胴体(かや)を持つ獅子と、小中学生やアカバ衆が「棒振り(ぼうふり)」
と呼ばれる演舞を披露し、主に渡御行列の二番目と最後尾に位置し露払いの役目を担っている。
獅子殺しといわれる勇壮な加賀獅子のなかでも、鶴来の獅子は勇壮を極めており、特にアカバ衆の「棒振り」は舞というよりも、
むしろ殺陣に近い。
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26P1250372 posted by (C)gotyan

獏面(ばくめん)
ほうらい祭りの獏面露払い役の猿田彦だと推察される、奇怪な面と奇抜な衣装で獅子の周りに出没し、子供を驚かしたり、
道化のように「棒振り」に参加したりする者のこと。修験者が持つような錫杖や、
木鋤板(こすきいた・この地方の雪かき道具)などを手にし、縄に繋がった一灯缶などの缶容器を腰から下げて、ガラガラとそれを引き摺って歩く。【ウィキペディア引用】
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28P1250378 posted by (C)gotyan


この後行列は町内を練って歩きます、夜遅くまで町内で威勢よく練り歩き人出も多く、担ぎ手の「アカバ衆」もお酒も入り
クライマックスになるようです、そんな場面を見たいと思いますが夜遅くまでついて歩くのもしんどいので、毎年出発式で
神輿やすべての造り物を見て帰っています。
地元の各青年団による「造り物」が今年はどんなものが出るか楽しみにして毎年来ています。