20日の金曜日に白山市尾添(おぞ)のブナオ山観察舎に行って来ました、午前中ウォーキングをしてから11時過ぎに出かけました。
出掛けて2~30分走ると、それまで明るかった空模様があやしくなりポツポツと雨が降ってきました、雨がひどくなったら引き返すつもりで進むと、道の駅瀬女(セナ)に着く頃には雨はやんで空が明るくなってきました。
道の駅瀬女より山手を望む、今では営業していない白山セナスキー場のリフトが見えます。
一里野スキー場に向かう道路はだんだんと雪が多くなってきました。
一里野温泉の道路の雪はきれいに片づけられていますがホテルや旅館の前には雪が沢山ありました。
一里野温泉の浴場の「天領」は屋根から落ちた雪で埋もれています。
一里野温泉の先の中宮温泉や岩間温泉は冬は営業していませんし、白山スーパー林道も冬は通行止めです、冬はこの先の観察舎だけのために除雪されていますが、乗用車がやっとすれ違いできるだけの細い道です。
雪に隠れた案内看板も掘り出して見えるようにしてあります。
目的地に近付くと雪が深くなって道路にも雪が積もっています。
この道路は中宮温泉や白山スーパー林道に続く道ですが、これから先の道路は除雪されていません。
駐車スペースのために道路が広く除雪されていて車がUターン出来るようになっています、ここに車を停めてこれから上の観察舎まで歩きます。
雪道を歩いて100m程ですが、雪が2m以上あるのでゆっくりと歩きます、カンジキを持って来なかったので人の歩いた踏み跡を辿って足が沈まないように慎重に歩きました。
はるか下には渓谷が流れています、滑り落ちたら下まで行ってしまいそうです。
先の杉木立の間に観察舎が見えてきました。
谷を挟んで聳えている山がブナオ山です、急斜面に沢山雪が積もっていて少し気温が上がったら上から一気に雪崩となって崩落しそうです。
観察舎(605m)に着きました、二階建ての建物の一階部分は雪に埋まっていました、三月末の渓流釣りの帰りに寄った事がありますので、今度で二回目になりますが、三月末に来た時はこんなに雪がなかったように思います。
入り口は雪の下になっています、雪をよけて入れる様になっていました。
別棟のトイレもご覧のように雪に埋まっています。
階段を下って玄関に入りました。
一階は展示室になっていて、この山に住む動物のはく製や骨格が展示されていました。
階段を登って二階の観察室に行きます、階段の壁には沢山のカンジキが掛かっていました、時々、カンジキウォークを開催して雪の上の動物の足跡などを観察する催しが開かれているようです。
二階に上がると広いスペースにストーブが焚かれていて、窓際のテーブルには観察用の望遠鏡が幾つも並んでいます、大型の双眼鏡や小形の単眼鏡など幾つもありました。
今日は平日ということもあって、先に来た観察者と係りの人の二人だけでした。
ここから谷を挟んで正面にブナオ山(海抜1365m)が見えます、この季節は広葉樹の葉が落ちて動物を観察するのには最適の季節です、カモシカは毎日見られるようです、以前は猪がよく見られたようですがこの冬は雪が多いので見かけなくなったようです、春になって運がよけらば熊も見られるようです。
ブナオ山のカモシカがNHK総合放送「ダーウインが来た!生き物新伝説」で取り上げられたこともあります。
私の持って行った400ミリの望遠では届きません、係りの人が望遠鏡の照準を合わせて下さった先にはカモシカが近くに見えました、雪をかき分けて歩いていましたが急斜面で雪崩の危険を冒して餌を探していました、この季節は木の皮や細い木の芽を食べているようです、その他に猿の群れも見る事が出来ました。
一台の望遠鏡の画像がディスプレーにつながっていて、カモシカの映像が映っていました、この観察舎の映像が環境省インターネット自然研究所(外部リンク)につながっています。
以前に写したクマタカの写真が飾られていました。
一時間以上も望遠鏡で観察してから帰りました、玄関を出て雪の階段を上って外に出ました。
下りの雪道の踏み跡に沿ってゆっくり下ってきました、少し油断すると長靴がすっぽりとはまってしまう雪道です。
駐車場に戻ってきました。
今日は途中で雨に降られましたがお天気も良い方に向かって、歩く時には雨にも雪にも遭うことなく行って来られました、短い時間でしたが冬の山の景色や、カモシカ、猿などの自然の姿を見る事が出来ました。
いつもご訪問してくださってありがとうございます。
出掛けて2~30分走ると、それまで明るかった空模様があやしくなりポツポツと雨が降ってきました、雨がひどくなったら引き返すつもりで進むと、道の駅瀬女(セナ)に着く頃には雨はやんで空が明るくなってきました。
道の駅瀬女より山手を望む、今では営業していない白山セナスキー場のリフトが見えます。
一里野スキー場に向かう道路はだんだんと雪が多くなってきました。
一里野温泉の道路の雪はきれいに片づけられていますがホテルや旅館の前には雪が沢山ありました。
一里野温泉の浴場の「天領」は屋根から落ちた雪で埋もれています。
一里野温泉の先の中宮温泉や岩間温泉は冬は営業していませんし、白山スーパー林道も冬は通行止めです、冬はこの先の観察舎だけのために除雪されていますが、乗用車がやっとすれ違いできるだけの細い道です。
雪に隠れた案内看板も掘り出して見えるようにしてあります。
目的地に近付くと雪が深くなって道路にも雪が積もっています。
この道路は中宮温泉や白山スーパー林道に続く道ですが、これから先の道路は除雪されていません。
駐車スペースのために道路が広く除雪されていて車がUターン出来るようになっています、ここに車を停めてこれから上の観察舎まで歩きます。
雪道を歩いて100m程ですが、雪が2m以上あるのでゆっくりと歩きます、カンジキを持って来なかったので人の歩いた踏み跡を辿って足が沈まないように慎重に歩きました。
はるか下には渓谷が流れています、滑り落ちたら下まで行ってしまいそうです。
先の杉木立の間に観察舎が見えてきました。
谷を挟んで聳えている山がブナオ山です、急斜面に沢山雪が積もっていて少し気温が上がったら上から一気に雪崩となって崩落しそうです。
観察舎(605m)に着きました、二階建ての建物の一階部分は雪に埋まっていました、三月末の渓流釣りの帰りに寄った事がありますので、今度で二回目になりますが、三月末に来た時はこんなに雪がなかったように思います。
入り口は雪の下になっています、雪をよけて入れる様になっていました。
別棟のトイレもご覧のように雪に埋まっています。
階段を下って玄関に入りました。
一階は展示室になっていて、この山に住む動物のはく製や骨格が展示されていました。
階段を登って二階の観察室に行きます、階段の壁には沢山のカンジキが掛かっていました、時々、カンジキウォークを開催して雪の上の動物の足跡などを観察する催しが開かれているようです。
二階に上がると広いスペースにストーブが焚かれていて、窓際のテーブルには観察用の望遠鏡が幾つも並んでいます、大型の双眼鏡や小形の単眼鏡など幾つもありました。
今日は平日ということもあって、先に来た観察者と係りの人の二人だけでした。
ここから谷を挟んで正面にブナオ山(海抜1365m)が見えます、この季節は広葉樹の葉が落ちて動物を観察するのには最適の季節です、カモシカは毎日見られるようです、以前は猪がよく見られたようですがこの冬は雪が多いので見かけなくなったようです、春になって運がよけらば熊も見られるようです。
ブナオ山のカモシカがNHK総合放送「ダーウインが来た!生き物新伝説」で取り上げられたこともあります。
私の持って行った400ミリの望遠では届きません、係りの人が望遠鏡の照準を合わせて下さった先にはカモシカが近くに見えました、雪をかき分けて歩いていましたが急斜面で雪崩の危険を冒して餌を探していました、この季節は木の皮や細い木の芽を食べているようです、その他に猿の群れも見る事が出来ました。
一台の望遠鏡の画像がディスプレーにつながっていて、カモシカの映像が映っていました、この観察舎の映像が環境省インターネット自然研究所(外部リンク)につながっています。
以前に写したクマタカの写真が飾られていました。
一時間以上も望遠鏡で観察してから帰りました、玄関を出て雪の階段を上って外に出ました。
下りの雪道の踏み跡に沿ってゆっくり下ってきました、少し油断すると長靴がすっぽりとはまってしまう雪道です。
駐車場に戻ってきました。
今日は途中で雨に降られましたがお天気も良い方に向かって、歩く時には雨にも雪にも遭うことなく行って来られました、短い時間でしたが冬の山の景色や、カモシカ、猿などの自然の姿を見る事が出来ました。
いつもご訪問してくださってありがとうございます。