はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(8)  大岡川桜まつり

2010-04-11 00:51:27 | 日記
野毛からほど近い 大岡川桜まつりも 
すでに終わりに近づいて来ている

この大岡川沿いは 下流は京急「日出町駅」(野毛付近)から
上流は「弘明寺駅」あたりまで 駅にして4っほど 川の両側には 
 桜が びっしり 咲き乱れていて とにかく素晴らしい景観が見れる

はげまるも毎年 この時期はカメラを持ち出し よく散策しているのだが
今年は いろいろ忙しかったり 天気が悪かったりで
桜を堪能してなかった

昨年 はじめて「大岡川桜フォトコンテスト」
というのがあるのを友達から聞いて 二枚ほど応募したのだが
なんと上位5点 までのに その応募の二枚が
めでたく入選してしまい
その「大岡川桜フォトコンテスト」のチラシに使われたのである

凄くうれしい  これも日頃の行いがいいのだな
なぁんて にんまりしている次第である
(鼻の穴がかなり広がっている)







このチラシに使われているのが その「会長賞」の作品
題は 「真夜中桜」
 (さらにさらに 鼻の穴 広がる)

夜桜の幻想的なチラシに仕上がっている
まるで霧が出ているような写真で チラシ自体がピンク色である

こんな場面が本当にあったのか  と感じる人も多々いるはずである





はい これが元画像「会長賞」のモノ
深夜  夜桜見物 もちろん酒も入っていて いい気持である
橋の欄干に デジタル一眼シグマSD14を乗せて撮ったもの
(シャッター速度10秒ぐらい  F値8ぐらい)

この写真を レタッチ(写真を加工)して 冒頭のチラシを作成したのだが
  ほんと 見事なレタッチである






この写真も 「優秀賞」を貰った作品である
題は 「夜桜見物」
(シグマDP1)





昼間の大岡川の写真
桜花見見物の 屋形船が走っている
「会長賞」を貰った写真と 同じ場所から撮る

(シグマDP1)







桜の川での散り際は見事である 
特に川面一杯に 散った桜は 散る前の満開の桜より
いっそう妖艶絢爛である
(オリンパス3040 5年前の写真)

尚 今回載せた写真のほとんどは 「はげまるの横浜銭湯散策」でも使われている






外人さんも桜見物
(フジ200EXR)






川沿いに並ぶ屋台では 日曜日にもなると
人が溢れんばかりになり 音楽ライブ演奏なんかあってりして
凄く盛り上がるのだ

当然 飲みつかれ倒れ伏している輩も 多々見かけられる

(フジ200EXR)





今年は桜の写真を一枚も撮らなかったので
桜のカクテルで お茶を濁す事とする

これは昨日深夜行ったバー で撮った写真
桜の花を上手くミキサーにかけたり いろいろやって作ったカクテル
桜の葉っぱがいいな~

はげまるが飲むのは ほとんどスコッチである
カクテルは 連れの女性が飲んだ
この桜の季節でなければ飲めない 季節のカクテル

「おいっし~ぃ~」 と申しておりましたです ハイ

(キャノンS90)
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(7)  野毛 ちぐさ

2010-04-08 01:24:45 | 日記
 前回 野毛の ジャズと演歌の「パパジョン」の事を書いたのだが
野毛と言えば もうひとつ ジャズの喫茶店 戦前からの老舗「ちぐさ」も
ここで書かずにはいられまい
 
この記事は 「横浜銭湯散策」で書いた記事であり
そのまま こちらに載せました
(手を抜いたわけではないぞ~)


横浜は 野毛にあった老舗のジャズ喫茶 「ちぐさ」

マスターというか 主人というか とにかく横浜の戦前戦後からのジャズを
ささえ続けた 凄い人なのである
なにしろ神奈川新聞に毎週「横浜のジャズの話」をえんえんと連載していて
本にもなった歴史的に見ても すごい記録本であり  はげまるもマスターのサイン入りを持っている
店まで行って サインしてもらった思い出がある



吉田 衛 さん  もう何年も前に他界している
はげまるがマダ そんなにハゲていない時代から よく通ったものだ
そう35年ぐらい前からである

今では店も無くなり ビルになって跡形もなにもないのが残念である







看板に 1933年とある
もちろん戦後焼け野原から また一から再建したのであるが
今見ても 渋いな~ と感じる





左側に 「ちぐさ」の看板が見える







元気な頃の 吉田さんが 後ろ姿でレコードを探している
たぶん20年以上前の写真である

そう はげまるがリクエストしたのである (無断撮影)
席に着くと マスターが無表情と言うか ぶっきらぼうに水を持って来て
「なに? コヒー? リクエストは?」とまとめて聞くのである
リクエストを聞くと 少しうなずいて さっさと立ち去る
この間5秒ぐらいであるが  そんな短い一瞬にも なんかいい伝わり方が伝わってくる
スタン ゲッツ が好きみたいで よくレコードジャケットが飾ってあった
はげまるも好きなので リクエストすると ぶっきらぼうな口が少しほほ笑む
あとは いっさい口は聞かない







壁のレコードジャケット

スタン ゲッツ    ビル エバンス  はげまるも大好きである
日野テルマサ  さんのレコードも見える
なにしろ 日本で伝説のジャズ音楽家 秋吉敏子 とか日野さんとか
 戦後まだレコードが無い時代に毎日集まったそうだ

はげまるの素晴らしい記憶の一ページであったな~  ほんと

<カメラ情報>
すべてポジ コダクロームがメインであった頃である
キャノンNewF1 28ミリ   50ミリ


コメント (2)
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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(6)  野毛 パパジョン(3)

2010-04-05 21:53:59 | 日記
さて「パパジョン」の最終回である

今回は 生前 パパジョンこと 島村さんが
元町「アストロ」というディスコで フロアーマネージャー兼バンド関係責任者の時
撮りためたバンド写真を 見せる事にする

はげまるが パパジョンに飲みに行っていたある日 島村さんが
「○○君 おもしろい写真見るかい?」
なんて取り出してきた沢山の写真の中の一部を お見せしますね

ほとんどが 島村さん自身が撮った写真である
お店の宣伝材料として 撮ったそうである

パパジョンの暗い店での コンデジ手持ち撮影である
だから変な光が写りこんだり はげまるの手なんかも写りこんでいる
40年前ぐらいの写真である

 



元町「アストロ」は元町の入り口から少し入った右側のビルの地下にあった

その「アストロ」の看板が懐かしいな~
バンド名は不明である  日本人のバンドである (と思う)






「アストロ」の店内のステージで撮った写真だと思う
この頃外国からのバンドが沢山日本に出稼ぎに来ていた
特にフィリピンバンドの数はずば抜けて多かったのである










ブラスロック系のバンドみたいである
どんな音を出していたんだろうな~
と興味は尽きない





アストロのステージをバックにして撮った写真
店内の客席方面の様子がよく分かる





はげまるの想像なのだが
アストロの裏通り そう真裏あたりに神社があるのだが
深夜 島村さんがバンドを引き連れて撮ったのではないかな~
賽銭箱が写りこんでいる









この写真のバンドはディスコ全盛の時代のモノと思われる

 アフロヘアー全盛であった

誰もが信じない事がある
この はげまるでさえ その昔は ぬぁんと
 アフロヘアーをしていたのだ
びっくりしたなぁ~もぅ

ただ その頃から髪の毛の絶対数が少ない はげまるであったので 
アフロヘアーの隙間から 向こうの景色が見られたくらいであった
(ホントの恐ろしい話である われながら感心している)






その頃では 珍しいカラー写真である






このバンドは 日本人ぽいかな~






島村さんは とにかくバンドには親切で優しかった
「音楽を一生懸命やっている奴に悪いのはいない」
これが 島村さんの口ぐせであった

下手な音を出すと  えらく怒られたものだ
はげまるも よく怒られた思い出がある

この英文は フィリピンバンドのメンバーから島村さんに送ってきた手紙である
感謝の言葉が並んでいる






この写真は 島村さんが撮ったモノではない  そうプロモーション写真
音楽雑誌で見たことがある
フィリピンバンドNO・1 と言われていた
「スゥナーズ」である
左側の人が オルガン担当 その隣のアフロの人がベース 歌担当で
一番歌が巧かった
真ん中がギター  その隣が ドラム (この人のパワフルドラムには驚かされたな~)
そして一番左側が歌のクリスさん

なんでクリスさんと名前を覚えているのかと言うと
その昔 はげまるはここ「アストロ」で「スゥナーズ」とチェンジバンドであって
よく 英語やら曲を 教えてもらっていたからである






ひょうきんで 優しかった島村さん

「人生 楽しくやらなきゃ~意味がねえぞ」
てな感じが伝わってくる

ありがとう  島村さん

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異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(5)  野毛 パパジョン(2)

2010-04-01 16:23:35 | 日記
「パパジョン」は  看板に ジャズから演歌まで書いてある

先日 「浅川マキ」さんが死去した頃 パパジョンに飲みに行ったら
偶然 マキさんのレコードがかかっていた
デビューから二枚目のアルバムであった

マキさんの歌を 久しぶりに耳にした
若い頃聞いた以来であるから 35年は経っている
レコードの ぷちぷち という音と共に流れる「浅川マキ」さんの歌が
すっごく 心に染みた






パパジョンの一番好きな歌手は
「美空ひばり」さんである 
もちろんジャズ大好き ジャズならなんでも知っている ジャズ博士でもあるのだが
こと ひばりさんに関しては 目の色が変わるくらい熱く語るのである

「一番歌が上手いのは 美空ひばりだ」
と常々語っていたのが思い起こされる

10年以上前であろうか 民放テレビで 美空ひばり特集をやった時には
ゲストで テレビの中で熱い思いを語っていたっけな~






とにかく
「へ~ こんなレコードあるの~」
なんていうのが多々あったし  また 気前がいい
一度など かけていたレコードを はげまるに気前よく くれた
「このレコードニ枚あるから あげるよ○○君」
てな感じであった






カゥンターの壁には パパジョンが撮った 店に来た有名人の写真が
ずら~っと飾ってある
面白い所で スタイリティクスの メンバーとか 阪神の掛布さんとか
その他 落語家 ジャズ歌手 囲碁の先生 いろいろである 

載せた写真には 先日亡くなった 玉置宏さんの顔も写っている






パパジョンの二代目  息子さんの 研ちゃんである
お父さんから受け継いだ  歯切れのいい会話は 流石親子だな~
なんて つくづく感じるのである






パパジョンと 研ちゃんがカゥンターに入っている

5年ほど前の写真である
あたたかい二人の会話をツマミに飲む サントリー角は
極上であった


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