はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(7)  野毛 ちぐさ

2010-04-08 01:24:45 | 日記
 前回 野毛の ジャズと演歌の「パパジョン」の事を書いたのだが
野毛と言えば もうひとつ ジャズの喫茶店 戦前からの老舗「ちぐさ」も
ここで書かずにはいられまい
 
この記事は 「横浜銭湯散策」で書いた記事であり
そのまま こちらに載せました
(手を抜いたわけではないぞ~)


横浜は 野毛にあった老舗のジャズ喫茶 「ちぐさ」

マスターというか 主人というか とにかく横浜の戦前戦後からのジャズを
ささえ続けた 凄い人なのである
なにしろ神奈川新聞に毎週「横浜のジャズの話」をえんえんと連載していて
本にもなった歴史的に見ても すごい記録本であり  はげまるもマスターのサイン入りを持っている
店まで行って サインしてもらった思い出がある



吉田 衛 さん  もう何年も前に他界している
はげまるがマダ そんなにハゲていない時代から よく通ったものだ
そう35年ぐらい前からである

今では店も無くなり ビルになって跡形もなにもないのが残念である







看板に 1933年とある
もちろん戦後焼け野原から また一から再建したのであるが
今見ても 渋いな~ と感じる





左側に 「ちぐさ」の看板が見える







元気な頃の 吉田さんが 後ろ姿でレコードを探している
たぶん20年以上前の写真である

そう はげまるがリクエストしたのである (無断撮影)
席に着くと マスターが無表情と言うか ぶっきらぼうに水を持って来て
「なに? コヒー? リクエストは?」とまとめて聞くのである
リクエストを聞くと 少しうなずいて さっさと立ち去る
この間5秒ぐらいであるが  そんな短い一瞬にも なんかいい伝わり方が伝わってくる
スタン ゲッツ が好きみたいで よくレコードジャケットが飾ってあった
はげまるも好きなので リクエストすると ぶっきらぼうな口が少しほほ笑む
あとは いっさい口は聞かない







壁のレコードジャケット

スタン ゲッツ    ビル エバンス  はげまるも大好きである
日野テルマサ  さんのレコードも見える
なにしろ 日本で伝説のジャズ音楽家 秋吉敏子 とか日野さんとか
 戦後まだレコードが無い時代に毎日集まったそうだ

はげまるの素晴らしい記憶の一ページであったな~  ほんと

<カメラ情報>
すべてポジ コダクロームがメインであった頃である
キャノンNewF1 28ミリ   50ミリ


コメント (2)
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