今回は 「嗚呼宮古島」という 恐れ多い題である
何故 嗚呼なのか
宮古島に行く2カ月ほど前 高齢の母が そっと呟いた
「おと~さんが 死ぬ前に 宮古島に行きたがっていたのよ~」
はげまるは 驚いて
「え~っ どうしてなの」と聞いてみた
先日親父の17回忌をすませたばかりである
親父は生きている時は あまり戦争の話はしなかったが
酒好きの親父が酔うと 「満州は凄く寒かったな~」と話すぐらいであった
母に どうして? と聞いてみた
親父は戦時中 満州から 沖縄に飛ばされ
もっと最前線の宮古島で終戦を向かえたそうだ
多少の交戦はあったそうだが 激しいアメリカ軍上陸 激戦とはならず
終戦そして 無事沖縄に送還され 沖縄で捕虜になったそうだ
親父がもう一度行きたがっていた 宮古島
還暦過ぎのはげまるが 宮古島で
「おやじ! おやじの代わりに来たぞ!嗚呼宮古島」となったのである
親父が宮古島ではなく 激戦地沖縄にいたら 今のはげまるは存在しなかったかもしれない
親父も見たであろう 草ぼうぼうの空を見上げると なんかしんみり
じ~んとこみ上げるものがある
光の彼方に 親父の顔が浮かんでくる
ありがとう 親父
ありがとう おやじ
何故 嗚呼なのか
宮古島に行く2カ月ほど前 高齢の母が そっと呟いた
「おと~さんが 死ぬ前に 宮古島に行きたがっていたのよ~」
はげまるは 驚いて
「え~っ どうしてなの」と聞いてみた
先日親父の17回忌をすませたばかりである
親父は生きている時は あまり戦争の話はしなかったが
酒好きの親父が酔うと 「満州は凄く寒かったな~」と話すぐらいであった
母に どうして? と聞いてみた
親父は戦時中 満州から 沖縄に飛ばされ
もっと最前線の宮古島で終戦を向かえたそうだ
多少の交戦はあったそうだが 激しいアメリカ軍上陸 激戦とはならず
終戦そして 無事沖縄に送還され 沖縄で捕虜になったそうだ
親父がもう一度行きたがっていた 宮古島
還暦過ぎのはげまるが 宮古島で
「おやじ! おやじの代わりに来たぞ!嗚呼宮古島」となったのである
親父が宮古島ではなく 激戦地沖縄にいたら 今のはげまるは存在しなかったかもしれない
親父も見たであろう 草ぼうぼうの空を見上げると なんかしんみり
じ~んとこみ上げるものがある
光の彼方に 親父の顔が浮かんでくる
ありがとう 親父
ありがとう おやじ